>>25 有名人がブチ殺された事件を扱った本を読んだことがあるのですが、
それには、だいたい以下のようないきさつが記されていました。
結構前のことなので、記憶違いがあったらスマソ。
マービン・ゲイは「Let's Get It On」以後にスランプに陥ったうえ、
クスリに深入りしすぎてしまいました。
そこからはもちろん、
→クスリのせいで創作もおぼつかない
→収入が心細くなった上、クスリ代でよけいにサイフも苦しくなる
→ストレスでますますクスリをブチこむ
の無限ループです。
おまけに、収入もガタ落ちだというのに、彼の周りには
金を無心に来る他人同然の親類縁者が群がっており、
自らの虚栄心を満たすために無理をして金をバラまいていました。
そうした鬱憤から、いっしょに住んでいた家族を虐げ、暴力をふるうことも
珍しくなくなっていきました。
そうして、辛抱たまらなくなったおやじにあぼーんされました。
ところで、マービン・ゲイのおやじは牧師ですが、ものすごく厳しかった、
というかようするに暴力的な因業おやじでした。
マービンは若いころは好青年でとおっていたけれど、反面おやじのせいで
性格の根底はかなり屈折していたようです。
マービン・ゲイ、なんだかかなり気の毒です。
鬱ですな。