ROOTS REGGAE Part 2

LORNA / LEROY SMART

ウチから少し歩いた所に爬虫類専門店があって
夜になると窓際に楕円形の扁平な蛙がライトアップして飾られる。
それを眺めにたまに出掛けるのだけれど、その時頭の中で鳴るBGMは、いつもコレ。
蛙が見たくなる曲。理由はわかりません。アルバム「IMPRESSIONS OF LEROY SMART」の１曲目。

RAIN FROM THE SKY / DELROY WILSON

蛙といえば、昔勤めていた飯田橋の会社の近くに
雨が降ると蛙が出没する路地があった。
雨の日に覗くと必ず居た。じっと雨に打たれて。
デルロイ・ウィルソンのこの代表曲、何か感動的なタイトル、
が、よく考えたら当たり前だ。蛙が雨に打たれて平気な様に。
歌詞がわからんので何を歌っているのか分からないが。
で、カバーなんだよね、誰かの。

DUB GHECKO / LOVE TO THE POWER OF EACH

以前、どこかのスレでタピオカフロッグやトッケーの話を書き込んだ。
爬虫類や両生類が好きな人もけっこういるものだ。
トッケーは南国に行くとピンク色で明かりに群れていてカワイイ。
前に住んでいた部屋にヤモリがよく姿を現して、とても和んだ。
目が黒くてカワイイ。窓際で干涸らびているのを見つけ哀しかった。
DUB GHECKOは、ヤモリのくせに今ひとつ愛嬌がない。
トッケーの鳴き声を見習ってもらいたい。

HORACE ANDY / IN THE LIGHT

蛙でもアマガエル系は万人受けする可愛らしさを持つ。
が毒性が強いのは実はこやつらであったりもする。
イチゴヤドクガエルなんてのは名前からして
可愛らしさと危険を顕わしているといえよう。
ホレス・アンディのこのアルバムタイトル曲は、
彼の持ち歌でも一際チャーミング。でも徐々に痺れてくる。

PRINCE JAZZBO / MR.FUNNY

Teenie Beanie Babiesのぬいぐるみキャラでもカエルの可愛らしさは別格だ。手触りもイイ。
ウチの３歳になる姪ッ子もお気に入りだ。
タイだったかの、サイケデリックな彩色のカエルのお手玉みたいなのも可愛かった。
所詮は作り物なんだけどね。「可愛い」という物を分かってる感じがする。
ところで何でレゲエの人って、このジャズボもそうだけど
後、プリンス・ファーライもそうだけど、いかついオッサン顔が王子を名乗るのだろう。

FIREHOUSE REVOLUTION ・ KING TUBBYS PRODUCTION IN THE DIGITAL ERA 1985-89

可愛いという気持ちを生き物に抱くのは、それが人間に近い行動をとるから
という説があって、だから足が６本あったり、無い生き物には可愛いと感じないらしい。
ましてや足がウジャウジャあったりするような生き物なんかは嫌悪しか感じませんね、大抵は。
でも最近部屋の隅をピョンピョンしてるトビ蜘蛛が何かカワイらしく感じられ…。
ANTHONY RED ROSEのTEMPOって、こんなカッコイイ曲だっけ、と改めて思った。

DENNIS BROWN / NO MAN IS AN ISLAND

でもやっぱり虫はあんまり好きじゃないな。
鱗翅目のものは特に。あいつら毛虫だった連中だぜ。
大人になった今も毛虫は苦手だ。鳥肌が立つ。
デニス・ブラウンは、この頃子供のはずなんだけど
歌唱力は大人だ。すでに完成されてる。極上のロックステディ。
でも子供らしいミュージカル・ユースも隙があってスキ。
レゲエは10代どころか、7〜8歳でデビューする例も多い。

RELAXIN' WITH LOVERS VOL.1 - DEB LOVERS ROCK COLLECTIONS

一昨年くらいの夏、犬の散歩に裸足でサンダル、短パン姿で出掛けたら
道中が街路樹からこぼれ落ちた毛虫でいっぱいだった。
風が吹くと上からも降ってきそうで…。
でも犬は平気な顔。ノンキに小便してる。犬に負けたひとときだった。
ALTON ELLIS / I DIG YOUに似た曲をどこかで聴いた気がして
一生懸命思い出したら元NY DOLLS、デビッド・ヨハンセンが
変名バスター・ポインデクスターで出したアルバムの１曲
ARE YOU LONELY FOR ME BABY?だった。偶然の一致だな。

THE MIGHTY MASSA SOUND SYSTEM / THE MIGHTY MASSA SOUND SYSTEM

犬はかわいいが、どうして愛犬雑誌や動物番組はラブラドールとかゴールデンなんかの
血統書付きっぽい犬ばかりなんだ？雑種の方が可愛いのに。
あんなの他の同種に紛れたらわかんなくなっちゃうじゃないか。
俺の犬は世界に一匹。他にこんな犬はいない。
オレンジストリートのオッサンは、レコード買ったら少しは愛想良くしてくれよ、
と、あんまりなれなれしく出来ないシャイな俺は思う。

MISHIKA / MISHIKA

ウチの犬には、実は名前をつけていない。
家族がめいめいにその前に飼っていた犬の名前や
勝手につけた名前、その他「ワン公」「イヌ」等呼ばわっていた為
どれも定着せず、結果名無しとなってしまった。
役所には便宜上「ノラ」と届けてあり、これが一応名前というわけだが
誰もこう呼んでいない。ちなみに俺は「イヌ」と呼んでいる。

MISHIKA / IN DUB

これを「可哀そう」と言う人が居るが、何がというのだ。
名前をつけてないだけじゃないか。
撫で回しもするし、暇な時は一日中散歩に付き合う。
大体もう12年以上生きてまだまだ元気だ。
ウチの近くで開催される花火大会の時は、小屋から１週間近く出てこなくなる。
毎年恒例なのに慣れろよ、イヌ！
MISHIKAのこのアルバムはダブ盤ばかり聴いてしまうので
オリジナルとダブを交互にしたショーケーススタイルに編集し
両方聴くようにしようとしたが、両方聴かなくなってしまった。

＞チャー某氏
さっきから面白すぎ。なんかやってるでしょ？素面じゃないな。
今、徹夜で仕事中なんだけど、さっきちょろっとみたら、
目が離せなくなっちゃったよ。どうしてくれるんだ（ｗ

もう１本逝っとく？

ERNEST RANGLIN / MODERN ANSWERS TO OLD PROBLEMS

ウチの犬（といっても実家で飼っているので顔を合わせるのは年に数回のみ）
は、俺の事を「散歩に連れていく」とだけ認識しているようで
実家に帰省中は吠える。散歩連れてけ！と。
普段はほとんど吠えないそうなのに。
前にやけに吠えるので見てみたら小屋に入り込んだカナブンに吠えていたそうだ。
臆病で猫にさえ負ける。喧嘩相手がカナブンとは情けない、と俺の姉が言っていた。
でも俺には結構強気だ。カナブン以下か？俺は。
アーネスト・ラングリンはすっかりジャズの人になってしまった。
レゲエっぽいんじゃなくアフリカっぽい曲も演ったりして、音楽に対する手つきが違う。
でもそのうち「BELOW THE BASSLINE」のパート2を作るんじゃないか、
と思ってる。

10 FT. GANJA PLANT / HILLSIDE AIRSTRIP

イヌは水が好きで川を見ると飛び込んでいく。
一度土手で離してやったら、川にむかって堤防の急勾配の斜面を駆け下りていった。
最初はバチャバチャやってたけど、戻ろうとして、とても駆け上がれるような
勾配でない事に気づきあせった顔をしていた。
散歩中は一心不乱で俺の方など見る事はないのだが、この時だけはじっと見つめてきたよ。
何とか助けあげたけど、その後は何ごともなかったかのようだった。
ただ、坂を下りる時は勾配の具合に気を付けるようになったようだ。
中庸ルーツ・レゲエのJOHN BROWN'S BODYが絡んでいる模様(?)
ダブとかじゃなく、真っ向からレゲエを演りたがる人たちもいるけど
正直、あんま売れないだろうな。なので判官贔屓的に応援。

GANJA BEATS / INTERNATIONAL HERB IN DUB

水中の生き物は重力の制限を受けないせいか思い切り奇妙な生き物が多い。
魚のように水の抵抗を考慮したフォルムの生き物も居るが、
一カ所に定住し、ふわふわと奇妙に漂うような生き物。腔腸動物に凄いのが居る。
ウミエラなんて植物みたいな形しているのに、夜になるとピョンピョンと跳ねて歩き出す。
ある意味、悪夢の中の生き物だ。ナイトダイビングに繰り出すと、
奇妙に穏やかで「静かだなぁ海の底〜」ってな歌を思い浮かべて危険。
GANJA BEATSを名乗りREAL LIVEを唱える連中と同じくらいに。
でもコイツらは似非っぽい。ベッドルームの匂いがする。

涙出てきたよ・・・・

DX1 / MOODS OF DUB

奇妙な生き物といえばメジャーで代表はクラゲだな。
タコクラゲなんてポックンポックンした動きで飽きない。
観賞用としても人気のようで東急ハンズなんかでも飼育セットが売っている。
あれ、ついつい長時間眺めてしまうね。
最近、無重力系とかフワフワとか色々な呼び方の音響が喜ばれていて
ダブからの影響が強いものも多いのだけど、レゲエ系のダブというと
どうしても低音重視、重力が強すぎてフワフワにならない。
がっしり根を張ったイソギンチャクだな。

MAPUKA / METIS

生きる知恵に長けた者が長らえられる。
ヤドカリが一番危険にさらされるのは巣を脱ぎ換える時だそうで
長らえ大きいヤドカリほど無防備になる時間は短いそうだ。
ダイビング中、ヤドカリの殻を無理矢理脱がせ、水中に放り出すのが好き
という悪趣味な人がいたが、大抵のヤドカリはハサミで虚勢を張っているうちに
魚にパクッとやられる。
大きなヤドカリを捕まえた時、そのヤドカリはハサミで無防備な下半身を
しっかりガードしていたそうで流石に感心した、と言っていた。
音響とかスタジオテクニックとは別のアプローチでレゲエやダブに接近する者もいる。
無垢な人たちなんだろう。きっと売れない。でもたまらく愛着を覚える。

RUFF STUFF / DUB! 1

海中の生物でもヒトデは何か嫌だな。
アイツら切ったらそこでまた増えるんだぜ。
鬼ヒトデなんか最悪だ。梅図かずおの漂流教室に出てくるような気がする。
NY産のダブは飾り気がない。ラフでタフなのが受けるんだろう。

CIDADE NEGRA / DUB

マグロってすげえな。メタリックな銀色でさぁ。でかいし。
泳いでて、あれの大群に巻き込まれたらどうなっちゃうかな。
食べるとうまい。マグロの骨からナイフで残った肉削りとりながら食べたいな。
骨の周りが一番旨いというしな。
AUGUSTUS PABLOやLEE PERRY、U-ROYにSLY & ROBBIE、ASWAD、
STEEL PULSEなんかが参加した豪華盤。
が、プロダクションの手が込みすぎてて、というか変にダンスミュージックで
レゲエ感が薄い。
SONYが金を遣ったブラジル産レゲエ。

900げっと！！（号泣
ごめん、ガマン出来なかった・・・

TWILIGHT CIRCUS DUB SOUND SYSTEM / DUB VOYAGE

まぁ、マグロは海の海洋魚だから一緒に泳ぐ事はありえまいが
じゃぶんと水の中に飛び込んだらアロワナがいたりしたら
ちょっと怖いが楽しいな。なんかノンキそうな顔してるし。
TWILIGHT CIRCUS DUB SOUND SYSTEMの公演はもう明日なのか。
行きたいな。行こうかな。
900逝ってよし！何をやっているのかと不安に思ったみなさん、
とりあえずこれで打ち止めにします。すいませんでした。