■■矢張りXJAPANだよね？パ〜ト�A■■

>>521
やめるきっかけになった直接の原因は「金」なのだと思う。常日頃から「印税は平等に5等分すべきだ」と主張してきた俺の存在がうっとうしくなっていたのかもしれない。
ある日、YOSHIKIから「辞めてくれ」とクビを宣告されたのだ。
今思えば、それまでのさまざまな俺の言動や、これからのＸにとっての俺の存在などについては、すでにYOSHIKIとhideの間では話し合われていたのだと思う。その結論を下すきっかけとして、印税に対する考え方の違いを利用しただけなのかもしれない。
しかも本当は、YOSHIKIたちが決定したのではなく、別の何か、とても強い力が陰で密かに動いていたようにも思う。いや、そう思いたい。
確かに俺はトラブルメーカーだった。でも、決して不必要な人間ではなっかたと思う。
Xの曲はほとんどは俺がアレンジしてきたし、自分で言うのも何だが、ベーシストとしての才能はかなりあったと思う。でも、それがトラブルを巻き起こす原因にもなっていた。
俺は要するに妥協できなっかたのだ。
例えばYOSHIKIに関していえば、首の怪我をおしてまで頑張っていることを承知のうえで、あえて俺は彼の不出来な部分を指摘した。俺にとってのＸは、完璧でなくてはならなかったのだ。誰かが指摘しなければ、より上へは上がっていけないと思った。そして、それが俺の役目だった。
俺とYOSHIKIは頻繁に衝突したし、他のメンバーに対しても容赦はなっかた。
だから俺は、メンバーからは嫌がられ、スタッフからは”人間爆弾”として怖がられていた。それでも俺自身は、周りからどう思われようと平気だった。
そのすべてが、Xを愛するがゆえの行動だったからだ。
（「Ｘの生と死」TAIJIより）