■■矢張りXJAPANだよね?パ〜トA■■

このエントリーをはてなブックマークに追加
214雷]
某Xサイトで、オレがメタル伝導のために書いたレヴューを載せておこう。長くてスマソ・・
そのサイトで一時評判になっていた、クレイドル・オブ・フィルスだ!!
丁度前スレッドでも話題になっていたしな。

Cradle Of Filth(クレイドル・オブ・フィルス)「Cluelity And The Beast」
英国のブラック・メタル・バンドの4作目です。
彼らは、BURRN!誌で、2回、X-JAPANに似ていると評されました。
それが、僕が彼らのアルバムを買ったきっかけです。
少し前に、「Midian」というアルバムがリリースされましたが、これはあまりお勧めできません。
なぜなら、ドラム、ギター、キーボードがメンバーチェンジしたからです。
メロディや、楽曲の構成が、結構変わっていたので、(僕の好みから外れてしまった)
僕は、メインのソングライターが抜けたのではないかと推測しています。
しかし、新作をよいと言う人もいるので、買ってみてもよいかもしれません。
さて、お勧めの「Cluelity And The Beast」は、
新作とは比べ物にならないほど速く、ドラマティックでもあります。
その音楽性は、疾走するビートの上に、表現力豊かな狂気のボーカルと
シンフォニックなアレンジが組み合わさっています。
スピードは軒並みbpm200(毎分)以上の2ビートです。
(つまり、Stub Me In The Backよりも速い曲が多いということ)
本作のドラマーは、新作のドラマーに比べて劣る、と言う評論を2度見ましたが、
僕はこのドラマーのプレイ、フレーズが好きです。
メロディのキャッチ−さもずば抜けていて、構成も完璧。
8分の6拍子を多用したスタイルも見事にはまっています。
圧巻は、「Bathory Aria」という曲で、10分にもわたる究極のドラマが見事に表現されています。
Yoshikiは、「Rose Of Pain」を書くときに
エリザベート・バートリーの話からインスピレーションを受けたとききますが、
このアルバムも、この話をテーマにしたコンセプト・アルバムです。
ジャケットには、血の風呂に入った女性が描かれています。
ボーカルメロディは殆ど無いけれど、ホラー映画的な表現力は素晴らしいと思います。