1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2000/11/09(木) 03:31 以前、ミュージック・マガジン別冊でNUUって 本が刊行されてました。 日本のオルタナティブ・ロックの歴史的名盤を紹介するもので なかなか読みごたえのある内容だったんですが、 ここは一つ2ちゃん版でやってみません? なおオルタナティブは「メインストリームから外れている (当時外れていた)」程度の意味合いでNUUでも用いられてたし、 その程度の意味認識で、あんまこだわらずいきましょう。 「ロック」も然り。
あ、あと、これは邦楽板で立てるのが常道とも思いますが、 現在の住人層からして、こっちの方がレスがつきそうなんで・・ 邦楽板に逝け、と言わないでね。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/09(木) 04:08
いいスレたったね! 何がいいか考えとくよー
>3 >何がいいか考えとくよー どーも!お願いします♪ とりあえず、もう人もいないし僕も眠いんで明日ageますね。 とくに70、80年代のアングラ・インディーズシーンに 精通した方、僕も含めた厨房に「これは聞いとけ!」ての お願いします(もちろん90年代もありですが)。
1が寝てる間に下げようかな… だってわざわざスレ立てる必要無いじゃん。 先が見えてる。 全然聴いた事ない名前やCDタイトルとか出まくって 1が収拾つかなくなるだろう。 そんで盛り上がりに欠けるって。 下げます。
3=5だとしたらなにか残酷なものを見た気分だ(藁
おもろい!
>>5 あー、別に収拾つける気もないです(笑
範囲ほとんど無限定みたいなもんだしね。
もともとの発想が「最近聴くもんねーな」って気持ちからだから、
厨房の質問箱でも良いし。
(OOOてどうです?レベルのスレが乱立するよりましでは?)
ただ、単に名前とCDタイトルだけ書かれても多数で共有できないんで、
軽く客観的なコメント&後にどのへんのシーン・アーティストに影響与えたか、
を書いて欲しいですね。
ま、いっぺんアゲときましょう。
書き方だけこんなかんじ↓ アーティスト名:OOO アルバム名:OOOOO コメント&その後の影響:OOOOOO‥(誰かがパクってるも可) このレスはsageときます。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/09(木) 21:58
だれ:かまやつひろし なに:ムッシュー ムッシュの1st。 そもそもロックであるのならオルタナティブかそうじゃないかを 分ける必要がないわけで、そういう阿呆な分類をぎゃふんと言わせる パワーをたんまりもっているロックの中のロック。 パクリなんか気にするな。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/09(木) 22:35
アーティスト名:えなりかずき アルバム名:コケシの肉団子 コメント&その後の影響:俺は今震えているぜ・・・
12 :
3(=5じゃないよー) :2000/11/10(金) 01:33
こーゆー方向性でいいの?>1 なんか期待ハズレー
jjj
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/10(金) 14:29
全然オルタナじゃないけどまー今現在はインディーズだしってことで、 The Sherbetsのニューシングル、38Special、聴いとけ。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/10(金) 14:32
バービーボーイズ
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/10(金) 19:06
おるたなってなに?
>>1 ここで聞いてくれ。
//920ch.conte.ne.jp/music/index.html#pagetop
18 :
七誌 :2000/11/25(土) 23:28
あぶらだこ。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/25(土) 23:59
アーティスト名:ルースターズ アルバム名:ザ・ルースターズ コメント&その後の影響:ミッシェルガンエレファントというバンドが 影響をうけている様子です。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/26(日) 00:02
リリ・ヘイデンの「リリ」
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/26(日) 00:27
「当時オルタナ」だったものって、 ロックってみんなそうなんじゃないの? 「今聴いてもオルタナ」っていうかんじのものってこと?
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/26(日) 01:26
森田浩司「饒舌のゆくえ」
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/26(日) 02:46
死んでるね
HIGH RISE 「DISPERSION」 日本を代表するサイケデリックバンド といっても日本のアンダーグラウンドの強力なバンドの 多くは日本よりも海外で売れてしまうことが少なくない ようでこのバンドも最近、日本ではほとんどライブをやらない。 とにかく成田の高速&ヘヴィーなギターは 死ぬ前に1度ぐらいは聴いておけ
三上寛 「jazz、その他」 日本を代表するフォークシンガーなのだが 90年代にはいってからのアルバムはどれも面白い。 アコギではなくエレキギターによる弾き語りなのだが このギターがなんといえばいいのかカッコイイのである。
ホワイトヘブン 「OUT」 最近はゆらゆら帝国のプロデュースもやってる 石原洋がリーダーだったバンド。何枚かアルバムだして るみたいだけど現在1stしか手にはいらないようだ。 ヘヴィーなサイケデリックバンド。
不失者 「live」 言わずと知れた最強ロックバンド。 なぜなのか分からないが日本の優れたアーティストは 日本より先に海外で有名になるパターンが多い。 このバンドも海外の有名ミュージシャンの口からでなかったら 日本の雑誌で扱われることはなかったのでは・・・ 昔の「フールズメイト」を除いて・・・と思えてくる。
高柳昌行 「call in question」 いまでこそノイジーなギターを弾くミュージシャンは多いが 元祖&本家ノイズギターの高柳や灰野敬二を超えるギタリスト は出ていない。 まだフリージャズをやってた頃の高柳のニューディレクションの ライブ音源だがとにかく凄まじい。どこがジャズなのか わからないぐらいのが凄い。
なんかこの板は三上寛好きが多いな。
浅川マキ「BLACK」 浅川のアルバムはどれも素晴らしいが一番ロック色の強いのが 多分このアルバム。 池畑潤二、下山淳、奈良敏博の80年代JAPロックファンには たまらない連中との共演。下山もこのアルバムでの 演奏がいままでの自身のベストと言ってた。
LIZARD 「LIZARD」 添野義三の士道館空手の使い手でありストラングラーズの ベーシストでもあるジャン・ジャック・バーネルが プロデュースしたアルバム。キーボードを加えたパンクロック サウンドが特徴。
FRICTION 「軋轢」 いわずと知れた最強ロックバンド。 どこを斬ってもフリクションな唯一無比の演奏。
Phew 「秘密のナイフ」 なぜか評論家の行川和彦がコーラスかなんかで参加 してる4thアルバム。 デビュー曲の「うらはら」だったか「終曲」だったか忘れたが 最近、戸川純がカバーしたようだ。オリジナルは 坂本龍一の「B−2ユニット」っぽい音。といっても プロデュースが坂本だからしょうがない。
近藤等則IMA 「TOKYO ROSE」 フリージャズの大御所、近藤は80年代にロック、ポップス に転向。そして最強のメンバーを集めて(レック、富樫春生、 酒井泰三、山木秀夫)作った最強の名作がこれ。 ヒップホップサウンドに乗せて近藤の人をバカにしたような トランペット、ヴォーカルが炸裂する。この頃の近藤は とにかく曲が良かった。 ライブアルバム「カミカゼブロウ」もレックのgと 近藤のtpがやたらカッコイイ。
YBO2 「alienation」 最近復活したみたいなのでとりあえず。 とにかく雑誌でたとえれば80年代の「フールズメイト」 な音楽。最狂プログレロック。
GHOST 「SECOND TIME AROUND」 各種民族楽器をあやつり不思議な音響を奏でるバンド。
友川かずき 「一人盆踊り」 石塚俊彦のパーカッションと今は亡き吉澤元治のベース が美しいにもほどがあるアルバム
黒百合姉妹 「月の蝕」 聖歌っぽい歌がなかなかいい味を出してる。感動できる。
赤痢 「Three」 最初の頃は普通のパンクバンドって感じだったが、 このアルバムでかなり化けた。 やる気のない系ハードロックの頂点。
エンジェリン・ヘヴィ・シロップ 「W」 サイケ&プログレって感じのバンド。 幻想的なヴォーカルとスペイシー&ノイジーなギターが からみあう。 Vo&BのミネコとJOJO広重らのユニット「スラップ・ハッピー・ ハンフリー」も名作。全曲、森田童子のカバー。泣ける。
岸根光 「異形の哀しみ」 JASTY NASTYのベーシストのソロアルバム。 デビッド・シルヴィアンの音楽を谷底に蹴落としたかのような 暗くて静かな曲のオンパレード。 ピアノとベースに胡弓などが加わった沈んだ音がかなり激渋。 下手なアングラ・アーティストよりカッコイイから始末におえない。 しかし今、彼は何をしているのだろうか。 この板でもヴィジュアル系アーティストは嫌われているようだが 確かに彼らのチャラいルックスを見れば馬鹿にしたくなる 気持ちもわからないわけではない。 だがヴィジュアル系アーティストのなかにはこの岸根光のような とんでもない男もいるのである。 このアルバムを聴けばいかに彼がバンド(JASTY NASTY)で 無理をしていたかがわかる。
非常階段 「KING OF NOISE」 「ファン・ハウス」の頃のストゥージスがフリー演奏をしたら こうなるのだろうか。ノイズ王、非常階段の代表作。
頭脳警察 「2nd」 日本語のロックの元祖ははっぴいえんどではなく、 頭脳警察であることはこのアルバム聴きゃわかる。
小泉今日子 「ファンタァジェン」 土屋昌巳プロデュース。「水のルージュ」における 筒美京平メロディー&松本隆の詩&土屋のギター、ベース &小泉の共演はあまりに素晴らしすぎる。
高柳昌行・阿部薫 「解体的交感」 去年CD化された、名作中の名作。 最も狂暴だった頃の高柳と阿部が延々と狂った音を 放ち続ける。たいていのノイズのアルバムは30分ぐらい 聴いてるとダルくなってくるが、この「解体的交感」は 最後まで異常にテンションが高い。凄すぎ。
割礼 「ゆれつづける」 最近、久々に新作を出した、のろのろっとした感じの音が 心地よいバンド。トロくて美しいという点ではこのバンドの 右にでる者はいないだろう。
V.A 「殺害サドンデス」 殺害レーベルからのデビューを目指し、世界中のクズバンド が集結。バンドの名前を見てるだけでも頭が痛くなってくる。 大日本意識革命軍狂暴やタイのハードコアバンドなんかが とくに素晴らしい。 他のバンドも笑えるが当時の時事ネタが多いため(「きくぜ!」、 維新力、オウム、板尾など)今、聴くとわけがわからん曲が 多数有り。
ガスタンク 「デッド・ソング」 メタル!ハードコア!パンク! 森田じみい(DOLL元編集長の妻、漫画家)! 文句のつけようがない名作。
オート・モッド 「デストピア」 アサイラムの「クリスタル・デイズ」と並ぶ、ビジュアル系ロック の教科書的アルバム。
ZOA 「BURMMA」 ドゥームの藤田タカシがプロデュース。 ゲストはPAZZで全曲でドラム叩いてる。 キング・クリムゾン魂全開。
DOOM 「ヒューマン・ノイズ」 諸田コウは偉大だった。
叫ぶ詩人の会 「虹食い」 アルバム出すごとにテンションが下がっていった彼らだが この1stはヘビィロック&詩の朗読が見事に融合した名作。
ZENI GEVA 「内破」 実に暑苦しいヘヴィ&ノイジーなギター、ドラムと 絶叫ダミ声ヴォーカル。 「AUTO BODY」「SHIRUSHI」など名曲多し。
V.A 「N・O・S」 特に名作というわけではないが、元リップクリームのPILL のオーガニッシュ・オーガニズムの 「オマエらいつもわかりやすい言葉で生きていやがって 自分の言葉を持ってないんだったら持ってないと言ってみろ クソッタレ・ロック野郎に吸わせる空気なんか何処にも ありゃあしねえ」 というクソ長いタイトルの曲はハードコアファン必聴の名曲。 デスサイドのチェルシーのプログレ・ロックや元アサイラムの GAZELLEのアカペラ、横山SAKEVIの怪しげな 民族音楽?のサンプリング攻撃が聴けるかなりマニアック なオムニバス。
西川 恭 「Maximum/Paradox」 耽美系フォーク?の名作。マジ名作。
巻上 公一 「殺しのブルース」 超歌謡シリーズの2作目。プロデュースはジョン・ゾーン。 ゲストが豪華でロバート・クワイン、大友良英、マーク・リボー、 マシュー・スイート、ナナ・ヴァスコンセロスなど。 極めつけはミック・ハリス、ビル・ラズウェル、ジョン・ゾーンの ペイン・キラー&灰野敬二が参加の ジャックスの「マリアンヌ」のカバーは圧巻。
>ALL 邦楽板逝け
Table 「Gap」 日本語で歌うグランジ系オルタナ。 ギターボーカルの中村修一(元ビヨンズ〜バッジ714)が作る 音と詞の独特な世界観が秀逸。 これを作ったあとに活動停止、そのまま自然消滅?してしまったのが 非常に惜しまれる1枚。
マッド・モンゴルズ 「CRIPPLE SATAN SCREAM」 日本を代表するサイコビリー・バンド。 ちょっとB級ビジュアル系バンドっぽいが、それがイイのだ。
ヤマジ・カズヒデ 「CRAWL」 ヤマジのソロの2作目。実験的な要素が強いが 後のdip(初期の頃)につながる超重要作品。
思い出波止場 「水中JOE」 様々なジャンルの音楽を食い漁りなんだかよくわからない 謎の音楽となってしまった。でも基本はポップス。 能天気なノリがいい。 最近の山本精一関係では羅針盤が面白い。こちらは さらにポップス色が強い。
くじら 「たまご」 後に「くじらドラゴンオーケストラ」と名前を変えたが現在は 消滅したものと思われる。 杉林の詩、歌を聴いてるだけで力が抜ける。 不思議度指数では80年代のバンドの中でも屈指。
ロマンポルシェ 「暴力大将」 アントニオ猪木&梶原一騎&真樹日佐夫&大山倍達を 否定する&理解できない者はロマンポルシェを語る資格なし。 特に某腐れヒップ・ホップグループの批評で梶原の名を だしたJ−POP誌なんとかという本はクソとしかいいようが ない。
りりィ 「ラヴ・レター」 この頃からりりィはバンド・サウンドにこだわり始める。 強力なバックに支えられて歌う「しあわせさがし」は 名曲ダーッ。
ナーヴ・カッツェ 「うわのそら」 ガレージ&エレ・ポップ&ギター・バンド。 楠均、INORAN、アンディ・マッケイ、フィル・マンザネラ 遠藤遼一、Asa−changといった超豪華ゲストを迎えた 力作。
小川美潮 「ウレシイノモト」 近藤達郎、青山純、成田忍が参加の強力アルバム。 まあ音は上のメンバー見れば想像つくだろう。
ビブラストーン 「ナショナル」 近田春夫のヒップ・ホップ・グループの傑作。
原田真二&クライシス 「モダン・ヴィジョン」 原田の代表作といったらコレ。 特徴あるキーボード・サウンド&歌謡曲。カッコイイ。
ルインズ 「BURNING STONE」 ご存知、吉田達也のグループ。ドラム&ベースの2人による、 屈折ロック大会。
カルメン・マキ&OZ 「カルメン・マキ&OZ」 ハードロック&プログレ歌謡の超名作。 カルメン・マキのヴォーカルはマジでスゴイ。 「私は風」は説明不要の名曲。 深町純、成瀬喜博がゲスト。
マゾンナ 「SUPER COMPACT DISC」 様々な雑音の破片を切り貼りして作られた超絶ノイズ。 めまぐるしく変化するノイズを聴いてると私、飛んじゃう。 最近はエンジェリンの戸田とのサイケ・ユニット、 クリスティーヌ23ONNAが超注目。
坂田明 「サイレント・プランクトン」 ビル・ラズウェル、アイーブ・ディエン参加のやたら ドラマチックなアルバム。
土屋昌巳 「HORIZON」 清水靖晃との共同プロデュースによる、至高のアルバム。 緻密なサウンド&変拍子&リズムチェンジ連発 &くじらの杉林の詩&土屋のギター全開の危険なポップス。 仙波清彦、ミック・カーン、デヴィッド・パーマー、清水一登、 松武秀樹らが参加。
突然ダンボール 「成り立つかな?」 ギター&ドラムによるお気楽人力テクノというかなんというか・・な 平らなノリのニューウェイブ・サウンド。
SOB階段 「NOISE、VIOLENCE&DESTROY」 名前を見てのとうりSOBと非常階段の合体ライブアルバム。 ゲストは林直人、山塚アイ。 内容はアルバムタイトル見ればわかる。
マリア観音 「背徳の扉」 町田康(町蔵)みたいに、やたら聞き取りやすい日本語で 歌うヴォーカルが笑える。
ヤン富田 「MUSIC FOR ASTRO AGE」 なんとジョン・ケージの「4’33”」のカヴァーも聴ける なかなかのクレイジーぶりが嬉しい、トランシーなアルバム
RUBY 「黒い地球儀」 柴山俊之、藤沼伸一、野島健太郎、奈良敏博、池畑潤二に よる男臭漂うロックバンド。男、男、男。暑苦しい。
E・D・P・S 「EDGE OF DREAM」 恒松正敏の騒音ギターが冴えまくる。
遠藤ミチロウ 「空は銀鼠」 アコースティック・ソロ・アルバム。 「お母さんいい加減あなたの顔は忘れてしまいました」の アコースティック・ヴァージョンはジンジンくる。
アレルギー 「アレルギー作用」 宙也の耽美派パンクバンドの傑作。
酒井泰三 「EAT JUNK」 当時、近藤・IMAにいた頃に出したソロアルバム。 ジミヘンのつもりがほとんどデスメタルと化したヴォーカルが 唸る。ギターのカッコ良さに関しては言うまでもない。
鈴木賢司 「PURE ELECTRIC」 これも個性派ハードロックギタリストのギター大会。 高木完、藤原ヒロシ参加のヘヴィ・ロック曲や高中正義チックな ギター・インスト曲などがイイ。
山木秀夫 「シャドウ・ラン」 清水靖晃、ビル・ラズウェル、ジンジャー・ベイカー、 近藤等則、バーニー・ウォーレル、アイーブ・ディエン、 リュウ・ホウジュン、フォディ・スサ・ムソ参加の アルバム。 なにかと評判よくないビル・ラズウェルだが日本人アーティスト との共同プロデュースでは確実に名作を残している。 山木とベイカーのドラム・バトルも聴ける
全力オナニーズ 「クリスタル・キングの宮殿」 あーマジでくだらねーって感じのアルバム。 原爆オナニーズとは一切関係ナシ。アルケミーから 出てるのが唯一の共通点か。これはこれで迷作。
YBO2 「大蜩琳」 今年復活したYBO2の最新ライブアルバム。 ひょっとしてYBO2の最高作では、と思える大アングラロック バトル。元ホワイトヘブン、最近はスターズで活躍の 超絶サイケギタリスト栗原道夫、ディフェランスのキシザワ、 ZOAの森川誠一郎、そしておなじみ北村昌士がメイン。 暴走サイケデリックのオンパレード。 吉田達也、K・K・NULLが参加した「ドグラ・マグラ」 は超爆裂ノイズと化してなにがなんだか分からない。 もう最高。
メルト・バナナ 「CACTUSES COME IN FLOCKS」 個人的にハードコアの作品は録音がぐしゃぐしゃしてる方が 好きなのでコレ。初期作品集。
コーパス・グラインダーズ 「録音鬼」 コーパスの初期ライブ音源集。ギターがうねる、叫ぶ、走る。
オルタナティブ板へ逝け。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 18:05
>89 お前死ね
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 18:54
>89 アドレス教えろ
メンボウズ 最高に普通。 JON 犬。 ところでここって自作自演?
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 21:13
HAL FROM APOLLO '69 [hal from heaven] 最近のはちょっとデジロックとかいって聞きずらい感じだけども、これはけっこう 名曲ぞろいで聞きやすいと思う。 age
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 21:17
高柳昌行・阿部薫「解体的交感」と 非常階段「KING OF NOISE」買った。 マジよかった。実にためになるスレだ。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 21:21
globe「globe」
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 21:25
ランスオブスリル
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 21:33
羅針盤 「らご」 山本精一の作品ではベスト1。邦楽で5枚選ぶならば、間違いなく これを入れる。gyuune cassetteからでたやつで。
マヘル・シャラル・ハシュ・バズ 「from a summer to another summer」 少し軽いサイケ・ロックに現代音楽っぽい要素が入ってる。 そんな感じ。工藤冬里についての情報求む。
V・A
「the best of ProWrestling」
全日本プロレスの入場テーマ大全集。
これは俺たち昭和プロレスファンにとっても昭和音楽ファンに
とっても重要な1枚である。
天龍源一郎のテーマの「サンダーストーム」は高中正義の曲で
プロレステーマ史では猪木のテーマに次いで「男」が注入された
名曲となっている。元ネタは「レインボウ・ゴブリンズ」に収録。
ザ・ファンクスの「スピニング・トーホールド」はクリエイションで
「ピュア・エレクトリック・ソウル」収録曲。
ブルーザー・ブロディの「移民の歌」はレッド・ツェッペリンだが
全日時代は日本のスタジオ・ミュージシャンによるインスト・
バージョンを使用していた。歌メロの部分をサックスが担当して
いてイントロのドラムソロがかっこ良い名演奏。プロレスファン的には
こちらのバージョンがブロディにあっていたと思う。
NWA世界ヘビー級チャンピオン(リック・フレアー、ハーリー・レイス)
のテーマであり最近は小川直也も使用している「ギャラクシー・
エクスプレス」は
>>64 のアルバムにも参加した国吉良一による演奏。
元ネタは子門真人による日本語版「スター・ウォーズ」に収録。
あとスタン・ハンセンとザ・グレート・カブキのテーマ曲は複数の
曲の合体バージョンだが、特にカブキの外国映画のサントラに
歌舞伎囃子のレコードの収録曲を重ねるというマニアックな
技にはビックリだ。
(「悶絶!プロレス秘宝館」を参考)
VA 「インスピレーション&パワー14」 日本現代音楽最重要作品のひとつ。 評論家の副島輝人らの企画によるフリージャズ大祭。 吉澤元治、沖至、富樫雅彦、佐藤允彦、高柳昌行、山下洋輔 その他大勢が参加のライブアルバム。 沖至のレコードは入手困難なのでこのCDで演奏を聴くしかない。 といってもこのCDも簡単には入手できないが。
VA 「弁天弁当」 ガールズバンドのCDを売ってる弁天レーベルのオムニバス。 ロリータ18号、The Framenco a Go Go、ヌードルスらが登場。 その他のバンドは当時流行の腐れグランジロックバンドのモロパクリ で少しウンザリさせられる。アルバムの最後は山塚アイにも 衝撃を与えたSUPER BALLのわけのわからない演奏で幕を閉じる。
ノイズでは ソルマニア「psycledelic」「evil bed」 マゾンナ「ejaculation generator」「vestal spacy ritual」 も傑作だ。 メルツバウ、インキャパシタンツ@`オウブの名作情報求む。
>>30 「black」は2枚組でもう一枚のほうには渋谷毅、本多俊之参加の
30分を超える曲「無題」が収録されている。
浅川マキのベスト「DARKNESST〜V」はお薦めだ。
猛毒 「松ぼっくり」 過去の名曲の再録音だが、よりパワフル&ノイジーでバカさ加減が 増幅されている。「福留デストロイ」や「サイババ」がいい。
四人囃子 「一触即発」 これも日本ロック名盤で知られているが、今聴いても衝撃だ。 このアルバムにおける詩や森園勝敏のギター、ヴォーカルなんかは もっと評価されていいのでは。 ゲストに石塚俊明。CDには佐久間正英加入後のシングル曲を追加 収録。
>>36 ゴーストは最近デーモン&ナオミと組んでアルバム出したみたい。
花代 「真っ赤なしずく」 ロリータ歌謡の傑作。三宅純プロデュース。 富樫春生、窪田晴男、村上秀一らが参加したアルバム・タイトル曲は 歌謡史に残る名曲だと私は勝手にそう思ってる。 しかしロリ系ポップは今まで結構あったがこのアルバムも含めて ロリコン連中をロリロリ気分にさせてくれる作品はあまり無いのは なぜだろうか。 今年はテクノなアルバム「献上」を出した。
>>31 J・J・バーネルはイギリスで空手の経験があり、来日時に
極真空手の道場に殴りこんでボコボコにされたらしい。
マッド・カプセル・マーケットのドラマーなんかも空手経験が
あるらしいから一回パンク格闘技世界一決定戦をやって
もらいたいものだ。
原田知世 「I could be free」 かつての角川映画に出てた頃に比べ格段に歌唱力がアップした。 「時を駆ける少女」と比較するとめちゃ笑える。
>>38 juli et lisa
「all things are quite silent」
も美しい名作だ。
111 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2000/12/13(水) 10:34
五島良子 『シアンの羽根』 全編、唯物論で語られていて清清しい。サウンドも楽曲の構成力も、 なにより歌唱力が素晴らしい。6オクターブは軽く超える驚異の 声域を誇示する事もなく、さり気ないスキャットで泣かせてしまう。 彼女のライブでは、たくさんのシンガーやミュージシャンを見かける けど、普通のお客さんが少ないのはナンデ? 天才肌で実力も兼ね備えた女性なんて、日本では彼女以外に確認でき ない。 も一つ、スゲーいい女なのにジャケットに顔をださないのは何故?
112 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2000/12/15(金) 09:23
age
113 :
コーネリアスオタ(23歳) :2000/12/15(金) 11:23
OOIOO 『Fether Float』『gold & green』 部屋の中でずーっと流しっぱなしでもいいし、 寝る前にちっちゃくかけながら聴いてもいいし、個人的にノイより好き
114 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2000/12/15(金) 14:02
スタジオボイスに載ってたやつが多いね
116 :
絶喜絶楽 :2000/12/16(土) 22:22
頭脳警察 「誕生」 頭脳警察の歴史の中では比較的地味な印象を受ける アルバム.だがこのアルバムにはPANTAのニヒリズム, 男の美学が感じられる.ロックとは?男とは?と感たい奴に 聞かせてやりたい.
>>111 http://www.polystar.co.jp/more/goshima/index.html 影響を受けたアーティスト
エリック・ドルフィー、マイルス・デイビス
ジミ・ヘンドリックス、ミニー・リパートン
スティービー・ワンダー、ジャネット・ジャクソン
・ホリプロ主催タレント・スカウト・キャラバンに応募(不合格)
・都はるみプロデュース演歌新人歌手オーディションに応募(不合格)
・ヤマハ・ポピュラーソング・コンテストに応募(不合格)
・CBS/SONYレディース・ロック・コンテストに応募(不合格)
なんとも節操の無い女だ。面白そうだから許すが。
サボテン 「目覚める」 Vo&G、B、Drの女3人組バンドであること以外、詳しいことは知らない。 なんとなく突然ダンボールっぽい、スカスカした感じの演奏が実に 心地いい。PHEWみたいな曲も有り。
吉沢元治 「割れた鏡または化石の鳥」 間章プロデュースのファースト・ソロ・アルバム。 当時の他の日本人インプロヴァイザーがかなり発狂しまくった演奏を していた中で吉沢の演奏には優しさが感じられる。 吉沢のアルバムの中では分かりやすい内容、というか。
VA 「BLANK TAPES」 当時のSSEオールスターが入り乱れるオムニバス。 ノイズアーティスト古館徹夫と黒百合姉妹のJURIとか JURIとヤマジカズヒデ、北村昌士なんて組み合わせを 見ただけでクラクラくる。他に吉田達也、箕輪政博、 ナガタヤスシ、POCOPEN、ハウスサイドその他が参加。 かなり屈折してます。
オートモッド・ルナティック・アンサンブル 「トリビュート・トゥ・オート・モッド」 ビジュアル系ファン総立ち!のカヴァー・アルバム。 SUGIZOや清春、人時、室姫深、KIYOSHI、EBYそして 大将ジュネといった面々がオートモッドの曲をカヴァーを披露する。 ジュネと五分にわたりあう清春の存在感が目立つ。 清春、SUGIZO、KIYOSHI、人時、EBYが一緒に演奏するなんて よく考えてみたらすごいことだー(注:ビジュアル系ファンにとっては)
「ガレージ4」 ちょっと前やってた某テレビ局の某音楽番組のオープニングソング集の 第4弾。 60年代GSの名曲(ジャガーズ、ダイナマイツ、ブルー・コメッツ)を モーニング娘。、メロン記念日そして今は亡き太陽とシスコムーン& 三佳千夏がカヴァーするあまりにも素晴らしい企画物。 個人的にはダイナマイツの曲に山口富士夫がゲスト参加してくれれば 文句無しだったが、まあいいだろ。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/21(木) 21:49
>122 ダイナマイツやってるのか・・・。 詳細希望。
124 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2000/12/21(木) 23:11
スクールジャケッツ 「BackToTheDanceFloor」 40曲25分簡単に言うと狂ったジャクソン5って感じ!
>>123 「ガレージ4」の内容
「君に会いたい」(ジャガース)
vocal&cho:安倍なつみ、中澤裕子、その他大勢
「トンネル天国」(ダイナマイツ)
vocal&cho:矢口真里、飯田圭織、その他大勢
「ブルーシャトー」(ブルーコメッツ)
vocal&cho:市井紗耶香、保田圭、後藤真希、その他大勢
「ガレージ」のオープニングでは60年代のGSの名曲を流してたが
途中からオリジナルではなくモー娘&その他が歌うカバーヴァージョンを
使うようになった。
アイドルオタで、且つ、GS好きの人間にはたまらないアイテムといえる。
ただそれだけだ。
深町純 「ある若者の肖像」 今年再発された71年発売のスケールのどでかい歌謡ロック。 井上陽水、カルメン・マキ&OZ、大橋純子等のレコーディングに参加した キーボード・プレイヤーのデビューアルバム。寺川正興、日野元彦等が ゲスト。深町が歌、作詞、作曲、編曲、指揮、ピアノの演奏を行っている。 とにかく曲とピアノの弾き語り、が素晴らしい。 それだけだ。
以前BOOKOFFでホワイトヘブンの3rd「NEXT TO NOTHING」 を見つけ、買ったらケースの中には工藤某とかいう、わけのわからん 歌謡曲もののCDが入っていてかなりショックを受けた。 このCDを売った野郎は相当のワルとしか言いようがない。 そいつのケツ穴に手ぶちこんで奥歯ガタガタいわせてやりたい気分だ。 それはいいとして、とにかくセカンド以降のCD再発、CD化を強く望む。 石原洋、栗原ミチオ等によるスターズは来年の1月に発売予定だ。
K・K・NULL WITH FRED FRITH GUY LOHNES ICHIRO AGATA JIM O’ROURKE 「GUITAR ORGANISM」 K・K・NULLが上の4人とギターバトルを繰り広げる、 マニアだったら聴いてて燃える(多分)アルバム。 メルトバナナのAGATAとの演奏もいいが、やはり極めつけは フレッド・フリスとの30分にわたるギター即興対決だろう。 リズムボックスのチャカポコ音に煽られて ジャキーン、チュイーン、ギュギュギュ、キーン、ピヨーン, ギャーン、ブーンといった重金属音が延々と流れる。 これこそ本当のヘビーメタルと言える。
デフ・マスター 「DESTROYER HAS GODMIND」 いかにもインディーらしい安っぽくて攻撃的な打ち込みビートに 藤田タカシのハードなギターが襲い掛かる インダストリアル系サウンドの名盤。 ZOAの黒木やココバットのメンバーも参加。
VA 「ライフ・イン・トーキョー/JAPAN・トリビュートアルバム」 日本のビジュアル系アーティストがJAPANの曲をカヴァーする アルバム。 KYOやSUGIZO、RYUICHI、藤井麻輝、森岡賢、ISSAY、土屋昌巳 が登場。 土屋&ミック・カーンの「ビジョンズ・オブ・チャイナ」は文句無しだが他の 平成ビジュアル系の連中の演奏はいまいち盛り上がらない。しかし、 そのなかでやたら目立ったのが河村隆一。 多分、JAPANに全く興味がないのに無理矢理出させられた感じのする彼氏、 JAPANの名曲に自分の日本語詞を乗せ、強引に河村流ラブソングに仕立て 上げる手腕は見事。 河村のキャラの濃さの前では他の参加者はただの音楽ヲタクにしか見えない。 音楽の技術が云々よりもキャラクターが大事であることを思い知らされる一枚。
フェダイン 「LIVE」 ドイツ・メールス・ニュージャズ・フェステバルに参加したときのライブ録音。 川下直広のサックスが叫び、不破大輔の高速&ぶっといベースがうなり、 大沼志郎のドラムが暴れる。狂ってはいるけど、バンドの一体感もある、 いかにも日本のバンドらしい演奏。後半ゲストで泉邦宏、全力オナニーズの カズ中原も参加。
133 :
名無しさんって優香 :2000/12/29(金) 20:13
静香 「天界のペルソナ」 三浦静香と三浦真樹による暗ーいサイケ。 このアルバムを聴いたあとにUKサイケバンドの TELSTAR PONIESの 「VOICE FROM THE NEW MUSIC」 を聴いてみろ。もろ静香というか日本のアンダーグラウンド のパクリ。ドラマチックな曲構成はもろ静香だし、 ギターなんかもろ三浦真樹か灰野敬二か栗原ミチオ。 すげーぞ。なんてったって「SHIZUKA」っていうタイトルの曲が あるくらいだからな。おまけにライナーノーツの曲解説には 灰野敬二の言葉の引用まであるときたもんだ。 静香のアルバムよりこちらのアルバムをお薦めしたい。 持ってない奴は今すぐ輸入盤店に直行しろ。 今は海外のバンドが日本のロックをパクる時代なのである(嘘)。
>>133 RAM聴いたら、ボーカルがめちゃイケのオカピーを彷彿させる。
135 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/12(金) 18:20
あげます
久々に小泉今日子ネタ 80年代中期、後期のKYON2のアルバムにはかなり興味深い アーティストが関わっていた。 元PINKの福岡ユタカ、ホッピー神山 元一風堂の見岳章、土屋昌巳 ヤン富田、佐久間正英、近田春夫、細野晴臣、戸田誠司、 井上鑑、窪田晴男、水谷公生といった結構マニアックな連中が 作曲、編曲、演奏を担当していて下手なロックアーティストよりも カッコイイ音のアルバムを残している。 とりあえず「ファンタアジェン」「ビートポップ」「Koizumi in The House」 「Ballad Classics2」はGetするべきだ。
なぜか2ちゃんねるでは土屋昌巳の名前がでてこないのだが、 彼はゴリゴリのロックンロール系とビジュアル系の両方に関わってきた 数少ない大物である。 彼がプロデュースしてきたアーティスト ザ・モッズ、プライベーツ、ウイラード、ブランキージェットシティ スパークスゴーゴー、マルコシアスパンプ キム・ワイルド、杏里、小泉今日子、小比類巻かをる、三上博史 彼が参加したライブ JAPAN、矢野顕子、高橋幸宏、ミック・カーン、布袋寅泰 ・・特にブランキーや小泉の「水のルージュ(アルバムヴァージョン)」 「Smile Again」のプロデュース、JAPANのライブ(「OIL ON CANVAS」) が最高の仕事といえる。 彼の特徴である唯一無二のアヴァンギャルドなギター、 変拍子のやたら多いアレンジ、生々しい録音テク、 ピーターや研ナオコを彷彿させる日本人離れしたルックスは ごく一部の音楽マニアに衝撃を与えた。 一風堂時代にはノイ!やクラフトワークのジャーマンロックに 歌謡曲を混ぜたようなサウンド、中期にはテクノとロックンロールを 融合させた荒技を披露、80年代の後期には国内外の濃い面々が 参加したアルバムを3連発、このサウンドはビジュアル系にも 影響を与えたのであった。
猛毒は日本を代表するイロモノバンドとして一部のキワモノ好きに 熱狂的支持を受けている。が、ゆえに未だ音楽的に評価されたことが ないのも確か。 猛毒といったら、芸能人ネタの歌詞、ハードコアでノイジーな サウンドで有名だが「アイアンシーク2」ではブルーチアーも ブライアンイーノも山本精一もビックリのサイケで前衛な アルバムを発表。芸能人ネタと爆発力に欠けるため猛毒ファンからの 受けはよくないが私はこのアルバムは日本でもベスト50に入るサイケ、 プログレの名盤だと思っている。特に本多マグマの挑発的かつ歪み まくったギターはクールなカッコマン気取りのスカした音楽マニアどもに 評価されてもいいはずである。でもそういう連中に支持されようともせず あくまでイロモノであり続ける猛毒に男気を感じずにはいられない。
>>133 と似たネタを洋楽板のスレに書き込んだが当然のことながら
お利口ちゃんな住人によって無視された。私が紙のプロレスの
読者であることがバレただけである。
テレスターポニーズも静香もグレイトなバンドなのだが・・・。
まあ無理に薦めるほどでもないが。
ミュージシャン同士の交流というとどうしてもパンクはパンク、ジャズはジャズ 前衛は前衛アーティスト同士でくっついてしまう。これはこれでカッコイイ音楽 は生まれることもあるが、意外性がないため凄いと思わせる音楽は できにくいように思える。 しかし90年にでた三上寛、吉沢元治、灰野敬二によるライブアルバム 「平成元年ライブ 上・下」のように他ジャンルのアーティストが組むことにより 衝撃的な音楽が生まれることもある。 個人的には日本のアンダーグラウンドのミュージシャンにアイドル歌手の プロデュースをしてほしいものである。例えば上原多香子をJOJO広重が プロデュースするとか。想像するだけでいやなものだ。
日本人が海外のアーティストのアルバムに参加したアルバム DEREK BAILEY「DUO&TRIO IMPROVISATION」 フリー音楽の神様デレクベイリーと日本のフリー・ジャズの大御所が 共演。近藤等則、高木元輝、阿部薫、土取利之、吉沢元治という 大変なメンバーが参加。全員ダラダラとした演奏を続けるが これが非常に心地よかったりする。 DAMON&NAOMI WITH GHOST タイトルの通り、ゴーストの馬頭将器、荻野和夫、栗原道夫が全曲に参加 みずみずしさのなかに微かなネットリ感がなかなかだ。 長めの曲での栗原のギターソロは必聴。 PAIN KILLER「EXECUTION GROUND」 ジョンゾーン、ビルラズウェル、ミックハリスによるトリオによる 3枚組アルバムだがミックハリスの天才的なドラム以外、 聴き所はない。最後に山塚アイとジョンゾーンとのデュオが 収録されていてこれが結構いい。
外人が日本のアーティストのアルバムに参加したアルバム MORRIE 「IGNORANCE」 デッドエンドのヴォーカルの初ソロアルバム。 ロリ・モシマンがプロデュース。ということだけでミュージック・ マガジンではなぜか高い評価を得ていた。が、しかし内容は 脂っこくなったラルクアンシエルといった感じ。 このアルバムにもジョンゾーンがでているが存在感なし。 これを聞けばロリモシマンもジョンゾーンも実は大したこと ないことがよくわかる。 小野誠彦「COMME des GARCON」 多分、コムデギャルソンのショー用のBGM。 アート・リンゼイ、ビル・フリゼール、ジョン・ルーリー、ジョン・ゾーン 近藤達郎、山木秀夫らが参加。 ジョンゾーンはやたらと日本のアーティストのアルバムにでてくるが、 アンダーグラウンドの連中と組むよりも、このアルバムみたいな おしゃれなノリの音楽のほうが似合うと思う。
VA「GALAX2」 SSEからでたオムニバス。黒百合姉妹やdip the flagの代表曲が 収録されている点で貴重なアルバム。ファンハウスのキリングジョークと クリムゾンを足して2で割ったような演奏もかっこいい。 アルバムの最後で北村昌士、ヤマジカズヒデ、箕輪政博による ヴァンダーグラフジェネレーターのカヴァーが感動もの。 しかしこの名作オムニバスは当時ミュージックマガジンで行川和彦に なぜか酷評されたのであった。
痛朗、ゆらゆら帝国、DIP THE FLAG「OVERDRIVE CLOUDY SKYES」 90年頃録音の未発表ライブ音源。 UKプログレっぽい痛朗と今のストレートなロック路線とかけ離れた 粘着質ロックのゆらゆら帝国、ヴェルベッツとテレヴィジョンを足したような DIP THE FLAGという感じの内容。 今聴いてもいいアルバムなのだが当時ミュージックマガジンで行川和彦は 彼らをガキ向けバンド呼ばわりし、自分の辛口ぶりをアピールしていた。 その行川は去年、まさにガキ向けバンドのNAHTのアルバムを ベストアルバムに選んでやがる。ロックはガキに受けてなんぼであることに ようやく気がついたのか。10年たてば人も変わるものだ。
洋楽板からの転載 >まず、Neurosis / Times of Grace >重く・狂気に満ちていて、何故か美しいと感じる・・そんな音。 >次に、ゼニゲバのKazuyuki K.NullとScornのギタリスト >James Plotkinのコラボレーション作『Aurora』も効く。 >最後に、既出だけどCorrupted『Llenandose de Gusanos』は >鬱状態の方には危険です。 ジェームス・プロトキンはスコーンのギタリストではない。OLDのギタリスト でありスコーンはゲスト参加。 OLDのアルバムの日本盤のライナーノーツをK・K・NULLが担当したことが ある。 K・K・NULLを知るにはまずはYBO2の「ドグラ・マグラ」から。 この曲は現在「GREATEST HIT VOL.1」で聴くことができる。 吉田達也、K・K・NULL、北村昌士のトリオはレック、チコ・ヒゲ、 ツネマツ・マサトシのフリクションに匹敵する強烈な個性を持っていた。
147 :
ないしょのエンペラーマジック :2001/01/19(金) 01:08
たこ「TACO」 町田町蔵や遠藤みちろう、坂本隆一等の有名な人たちがなぜか山崎春美の 呼びかけのもと集まった作品。 詩の内容はめくら、つんぼ、かたわ、非人など放送禁止用語のオンパレード、 音楽面も、テクノあり、パンクあり、ピアノによるインストゥルメンタル等なんでも ありで、80年代初期のドロドロしたアンダーグラウンドシーンの空気をリアルに 感じる事が出来る。
まじめに書かなくちゃだめ? あぶらだこ「あぶらだこ」青盤 当時高校1年生。あぶらだこはこれから入りました。 アナログで、RPMが書いてなかったので33RPMだと思ってそれを半年聴く。 しかも、ちゃっかり感動しちゃってたりして。 木盤の再発CDを聴いて初めてRPMが間違ってた事に気付きました…。 当然だが、更に感動しました。青盤。2回分感動したお得盤です。
149 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/27(土) 02:38
age
150 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/27(土) 02:46
おい、おやじ氏ねや!
151 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/27(土) 05:53
ニューエスト・モデル 「クロスブリード・パーク」「ユニバーサル・インベーダー」 俺、普段はハードコアとかメタルばっかり聴いてるから、 彼らについてウンチク書けないけど、すごいいいよ。 中川敬(字あってるかな?)は後にソウルフラワーユニオンで活動。 (これぐらいしか知らん) 前者収録の「雑種天国」のビデオ見て俺はめざめた。
152 :
名盤さん :2001/01/27(土) 12:48
ニューエスト・モデルはメジャーデビューの一枚目がよかった。
153 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/27(土) 17:09
ボアはだめかな? 「チョコレートシンセサイザー」がすごく好き。 なんつうかボアはお笑いっぽいとこがいいと思う。 まじめにジトーッと聴いてもあんまり楽しくないと思う。
154 :
吉田監督 :2001/01/27(土) 17:58
おまえらオルタナロックとか言わないで もっと熱いロックを聴けよ! 社会に目を向けなきゃ!
155 :
名無しの歌が聞こえてくるよ♪ :2001/01/27(土) 18:30
監督、もっと熱いロックって例えばなんですか? ちなみに監督はあの「牛若丸」の吉田監督ですか?
V.A.「アウトサイダー」 日本の初期のハードコア、パンクが聴ける、まさに「発狂寸前」で「大爆裂核融合」で 高速に「ハードドライブ」する、あまりに素晴らしいライブ音源。 登場バンドはGISM、COMES、LAUGHIN NOSE、GAUZE、MASTERVATION、FULLX、ROUTE 66、 MADAME EDWARDAで、いずれも昭和57年ごろに収録されたもの。どのバンドもかなりの 狂いっぷりで、彼らのスタジオ録音作品の数十倍の迫力の内容。初期のラフィンノーズは かなり喧しくてカッコよかったことも確認できる。それだけでも貴重な一枚。 V.A「ハードコア不法集会」 日本のハードコアは海外のハードコアバンドにも多大な衝撃を与えていた。とくに GISMの横山SAKEVIのダミ声ヴォーカルはナパームデスなどのグラインドコア勢にも影響を 与え、その他にもハードコアの枠を超えた個性的なバンドが日本から次々登場して世界的 (といっても一部マニア、ミュージシャン相手だが)に知られるようになった。 「ハードコア不法集会」は「アウトサイダー」と同じく初期の日本のハードコアを代表する バンドによるオムニバス。LAUGHIN NOSE、MOBS、COBRA、LIP CREAM、GISM、 NERVOUS CORPS、OUTO、BAWS、ZOUOが登場。 リップクリームはまだ3人組でしかもドラムはPILLではなくてMARUIが叩いてる。が、それでも 他の追随を許さぬ圧倒的な説得力。GISMはこのアルバムが出た頃にはもうハードコアから 離れつつあることがわかる。 録音が悪くておとなしい、が、やはり貴重なアルバム。