放送事故〔虐待・その他〕 2

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643名も無き音楽論客
要約してみた。:2005/08/21(日) 19:37:08 ID:7kIr5iOk
 大阪府東大阪市に住む陽子(仮名)は、日常的にラジオやテレビの番組に接するうち、
1999年9月頃から精神に変調をきたし、大阪のFM局の番組が、自分に無断で自分のこと
を取り上げていると考えるようになった。
 最初は、単なる放送事故で偶発的に自分のことが出てしまったのかと考えていたが、同
じことが数回繰り返されるうち、放送局が意図的に自分を題材としているという発想に憑り
つかれた。警察にも相談したが、まともに取り合ってもらえない。被害者としてすべきこと
は、どのような被害にあったのか正確に記録しておくことであると考えた陽子は、殆ど眠ら
ずにラジオやテレビの番組を日夜記録し続け、その偏執的な行為そのものが、陽子自身
の妄想を一層深めていってしまう。

 2002年2月、陽子の言動のおかしさに耐え兼ねた家族(両親と伯父)は、嫌がる陽子を強
制的に病院の精神科に連れて行く。医師は、とりあえず陽子をラジオ・テレビに触れること
の無い環境におくことが先決であると考え、3週間入院させる措置をとった。しかし、症状は
改善しないばかりか、陽子は、入院させられた経験そのものが家族と医師の無知・無理解
によるものであると考えるようになり、放送界を相手に1人で戦う決意を新たにした。
 その後も陽子は、各放送局に抗議文を送ったり、警察に訴えたりなどの活動を続けていく。

 2004年、ニュースステーションでこの問題を取り上げてもらおうと、朝日放送にメールを
送ったところ、返信があった(※このこと自体が妄想であり、実際には返信など無かったこ
とも考えられる)。内容は、返信者が単なる感想を述べたものでしかなかったが、それまで
放送局側から何らかの返信を得られたことは無かったため、陽子はここが突破口であると
考え、もともと好印象を抱いていた久米宏が、自分を助けてくれるかもしれないという気持
ちになった。しかし、同年3月末をもって、ニュースステーションは終了してしまった。
644名も無き音楽論客:2005/11/24(木) 00:46:07 ID:???
続き。:2005/08/21(日) 19:38:17 ID:7kIr5iOk
 この頃から、ラジオ・テレビの番組だけでなく、ポピュラー音楽の歌詞も自分に対する悪
意のメッセージであると、陽子は考えるようになる。更に、夏のロックフェスティバルとその
中継番組は、何らかの陰謀を企てるためのものであるとか、自分の替え玉がどこかで用
意されて番組作りに使われているなど、妄想の対象は様々なメディアに広がっていく。

 インターネット上には2chという掲示板があり、過去にいくつもの事件が2chから明るみ
に出されていると知った陽子は、自分も2chの助けを借りようと、2005年8月16日に初めて
スレ立てをした。そして、これまでに自分が受けた被害を、数回に分けてスレッドに書き込
んでみたが、残念ながら他の住民の反応は乏しい。
 やがて陽子は、インターネットも自分を助けてはくれないのだと感じ、2chを敵視するよう
になると同時に、新たな表現手段を模索するようになるだろう。そしてそれは、陽子の行動
力を一層高めることになる。
 いつの日か、陽子が本当にテレビで取り上げられ、奈良の騒音オバハンに次ぐ新たなヒ
ロインとなる日が来るかもしれない。

そして、スレッドは、2に・・・・