(待つわ)
難民のクセしてあの民 わりと殺るもんだねと
言われ続けたあの頃 生きるのがつらかった
撃たれ燃やされ殺される 非武装民間人
いつか平和にくらせるってことが 永久の夢
乾きひろがるこの大地 私たちものだわ
砂漠にいくつもの弾丸 行き交い殺されて
NAKBA これまではNAKBA
たとえ今日は血でこの手がぬれていても
NAKBA NAKBA これからはNAKBA
もう二度とNAKBAを繰り返さぬように
(Believe)
最後の言葉を爆音でかき消され
これでもまだまだ終わらない この虐殺
あふれる思いを 紡ぐ事もできずに
生死のわからない家族に 別れを告げた
はじめは宗教がちがっても 仲良くできると思ってた
NAKBAで汚され侮られ 貶められた
さよなら 私のこの血の跡あれば
世界にこの地の現状を伝えられる
(サイレント・イブ)
真っ黒な爆煙 辺りに立ちこめ
逃げ場を求めて 人は走り出すの
何度も撃たれ 傷を負い 血を流しても
何故この虐殺は 見て見ぬふりなの
戦いを決めた事は 宗教のちがいからじゃない
NAKBAで生じたこの罪 償わせたかったから
外交っていうゲームは とても一方的なルールね
もう二度と私の国を 渡したりしない