【激論】山下達郎VS小田和正

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このスレッドもそろそろネタ切れになってきたので、
昨年末のTBSの特番「クリスマスの約束」での、
小田と山下の手紙のやりとりを載せてスレッドを締めくくることにする。(w

小田「突然、勝手な手紙を出す無礼を許してください。
TBSから、現在あるものとは違う音楽番組をやれないか、
という打診があって、考えました。
この国で、僕らのような音楽をやってきた者にとって、
今大切なことは一体なんだろう、って思ったのです。
それは、同じ時代を生きて、音楽を創ってきた人達を認め、
愛し、尊敬することなのではないだろうかと。
偏見を承知で、非難を覚悟の上で、
無数にある名曲から、一方的に7曲を選びました。
で、あなたの曲を、その1曲に選ばせてもらいました。
ここからが本題です。この曲を、一緒に演奏してもらえないだろうか、
というお願いの手紙だったのです。
もし、残念ながらあなたの不参加が決まったら、
自分ひとりで演奏するつもりで臨んでいます。
もちろん出演を断られたとしても、貴方に対する尊敬の気持ちは
いささかも変わることはありません。」
山下「ご丁寧な直筆のお便りをいただき、ありがとうございました。
番組に対するご趣旨は、十二分に理解致しておりますが、
いかんせん、私はこれまでテレビの番組というものに
一度も出演したことがありません。もともとご縁が無かった上に、
キャリアが加わって、今更どうにもなりません。
小田さんはじめ、諸先輩が今なお堂々たる現役としてご活躍されていることは、
私のようなものにとりましては、大きな励みであり、また、目標でもあります。
もともとこの曲はオフコースに触発されて作った曲です。
青山のアパートの一階がオフコースカンパニーで、
二階に私の所属事務所があった時代でした。
バンドで挫折した私にとって、オフコースはかなり重要なライバルで、
敵がバンドのコーラスなら、こっちは一人で、とか、
そういったしょうもないことを、若気の至りで色々と考えたものでした。
長い時を経て、小田さんにこの曲(クリスマス・イブ)を
歌っていただける時代になったとは、
本当に、感無量です。心より、お礼申し上げます。」