「力の限りゴーゴゴー」の「ハモネプ」

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アカペラって元々イタリア語で礼拝堂風に とか、無伴奏の、とか言う意味なので、
そう言う意味では無伴奏は全部アカペラになるけど(昔石井竜也か何かが
仰げばとお年を一人で歌ってた、あれもアカペラだな。)
合唱経験者と、いわゆるコンテンポラリーアカペラをやろうとすると
強烈な違和感を感じる。

とくに女性コーラスなど、合唱経験者は独特な発生で裏声を鍛え上げてきて
いて地声が弱い、という特徴を、殆ど例外無く持っている。殆ど頭声しか
やってきていなかったりするし。
すると、確かに音楽の知識はあるけど、各パート一人しかいなくて全員で
声を溶かすことを目標のひとつとするアカペラの発声になれるのにとても苦労する。
大体、経験者より非経験者の方が早くアカペラのための発声になれる。

もちろん、アカペラの定義をきちんとしているわけではないので、広義に含め
てしまえば合唱も無伴奏のゴスペルも独唱も全部アカペラになる。でも最近では
普通アカペラと言うとコンテンポラリーアカペラを指すわけで、合唱とは全然
毛色の違うものになる。

と、言うのが今の学生アカペラ界での大体共通の認識だと思ってるんだけどな。
合唱は合唱、アカペラはアカペラ。両立できないもんではないと思うけど、
同じものだとして取り組まれると非情に困惑してしまう。

結局、「全部アカペラで良いけど、いわゆる合唱とコンテンポラリーアカペラ
はまるっきり違うものだ」と言うのが妥当な線だと。

イメージとしては
4〜6人で多用な曲を、各パートほぼ一人で担当して歌うタイプの
無伴奏の音楽をアカペラだと認識しているので、認識が違うと誤解が
生じる。それぞれの意見がどれもそんなに間違いとも思わないので、
議論にするんだったら一度定義するところから始めた方が良いかも。

そもそもアカペラ=コンテンポラリーアカペラと決め付けた漏れが
悪いのかも。

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あなたは取り合えずreal groupを聴いてください。