早稲田大学の筋トレ筋電図論文について語る

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1無記無記名
博士(人間科学)学位論文
代表的な筋力トレーニング種目における主働筋の筋電図学的分析
Electromyographic Analysis of the Agonist Muscles During Commonly Prescribed Resistance Training Exercises
早稲田大学大学院 人間科学研究科 半田 徹
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/34671/3/Honbun-4934.pdf

第1章 序論
第2章 プレス系5種目における三角筋(前部,中部,後部),上腕三頭筋(長頭)
第3章 ベンチプレス系3種目における大胸筋,前鋸筋および三角筋
第4章 プル系5種目における上腕二頭筋,広背筋および僧帽筋
第5章 腹部トレーニング7種目における腹直筋上部,腹直筋下部,外腹斜筋および大腿直筋
第6章 スクワット系とデッドリフト系種目における固有背筋,大殿筋,大腿直筋大腿二頭筋および内側広筋
第7章 カーフレイズ系種目における腓腹筋,ヒラメ筋
第8章 総合討論
第9章 結論

このスレのルール:

一,理系論文を読んだことのない輩に,書き込む資格はない
一,>>1のソースを読んでない輩に,書き込む資格はない
一,感情的な罵詈雑言ばかりで冷静に論理的な議論のできない輩に,書き込む資格はない
2無記無記名:2013/03/14(木) 21:45:01.97 ID:wDSLWJvM
第2章 プレス系5種目における三角筋(前部,中部,後部),上腕三頭筋(長頭)

・種目はワイドベンチプレス,ナローベンチプレス,インクラインベンチプレス,シーテッドフロントプレス,シーテッドバックプレスの5種
・計測した筋は三角筋(前部,中部,後部)および上腕三頭筋(長頭)の4箇所
・手幅は体格計測から算出した被験者個人ごと
・5%有意水準

前部三角筋 バック ≒ フロント > インクラインベンチ > ナローベンチ ≒ ワイドベンチ
中部三角筋 バック ≒ フロント > インクラインベンチ ≒ ナローベンチ ≒ ワイドベンチ
後部三角筋 種目間で有意差を認めない
上腕三頭筋 種目間で有意差を認めない

・つまり前部三角筋や中部三角筋では,より垂直姿勢で行うプレス種目が効果的で,後部三角筋と上腕三頭筋ではどの種目でも構わない
・バーベルを完全伸展させると,最終局面で前部三角筋の筋収縮が低下するのに対して,中部三角筋と上腕三頭筋は最終局面まで筋収縮が続く
3無記無記名:2013/03/14(木) 21:46:47.61 ID:wDSLWJvM
第3章 ベンチプレス系3種目における大胸筋,前鋸筋および三角

・種目はフラットベンチプレス,デクラインベンチプレス,インクラインベンチプレスの3種
・いずれも,臀部がベンチから離れる拳上姿勢は禁止
・デクラインベンチプレスは -30度
・インクラインベンチプレスは +60度 ※これに関しては非常に議論があると思う
・すべてスミスマシンによる負荷
・計測した筋は大胸筋(鎖骨部,胸肋部),前鋸筋(下部)および三角筋(前部)の4箇所
・手幅は体格計測から算出した被験者個人ごと
・5%有意水準

大胸筋鎖骨部 デクラインベンチ ≒ フラットベンチ > インクラインベンチ
大胸筋胸肋部 デクラインベンチ ≒ フラットベンチ > インクラインベンチ
前鋸筋下部 フラットベンチ ≒ インクラインベンチ > デクラインベンチ
前部三角筋 インクラインベンチ > フラットベンチ > デクラインベンチ

・大胸筋全般にフラットベンチとデクラインベンチが効果的
・実はインクラインベンチは大胸筋鎖骨部(いわゆる上部)にはさほど効果的でないし,他の海外論文でも同様の報告
・つまりフラットベンチだけでも十分に目的にかなう
・どの種目も,肘関節の屈曲局面よりも伸展局面で強い筋収縮がある
4無記無記名:2013/03/14(木) 21:47:32.98 ID:wDSLWJvM
第4章 プル系5種目における上腕二頭筋,広背筋および僧帽筋

・種目はアップライトローイング,ベントオーバーローイング,シーテッドローイング,フロントネックラットプルダウン,ビハインドネックラットプルダウンの5種
・フロントネックラットプルダウンの握りは肩幅 ※これに関しては非常に議論があると思う
・計測した筋は上腕二頭筋,広背筋,僧帽筋(上部,中部,下部)の5箇所
・手幅は体格計測から算出した被験者個人ごと
・5%有意水準

上腕二頭筋 アップライトロー ≒ フロントラットプル > ベントオーバーロー ≒ シーテッドロー ≒ ビハインドラットプル
広背筋 シーテッドロー ≒ フロントラットプル ≒ ビハインドラットプル > ベントオーバーロー > アップライトロー
上部僧帽筋 アップライトロー ≒ ベントオーバーロー > シーテッドロー ≒ フロントラットプル ≒ ビハインドラットプル
中部僧帽筋 ベントオーバーロー ≒ シーテッドロー > アップライトロー ≒ フロントラットプル ≒ ビハインドラットプル
下部僧帽筋 ベントオーバーロー アップライトロー ≒ シーテッドロー ≒ フロントラットプル ≒ ビハインドラットプル

・アップライトローは上腕二頭筋と上部僧帽筋に効果的
・ベントオーバーローは僧帽筋(上部・中部・下部)に効果的
・シーテッドローは広背筋と中部僧帽筋に効果的
・フロントラットプルは上腕二頭筋と広背筋に効果的
・ビハインドラットプルは広背筋に効果的
・どの種目も,肘関節の伸展局面よりも屈曲局面で強い筋収縮がある
5無記無記名:2013/03/14(木) 21:48:22.97 ID:wDSLWJvM
第5章 腹部トレーニング7種目における腹直筋上部,腹直筋下部,外腹斜筋および大腿直筋

・種目はロングライイングシットアップ,ベントニーシットアップ,ツイスティングシットアップ,トランクカール,ローマンベンチシットアップ,レッグレイズ,サポートレッグレイズの7種
・ロングライイングシットアップは,ベンチ上に足首を固定し膝を伸展したまま,上体を90度まで起こす
・ベントニーシットアップは,ベンチ上に足首を固定し膝を90度屈曲させた状態から,上体を90度まで起こす
・ツイスティングシットアップは,ベンチ上に足首を固定し膝を90度屈曲させた状態から,対角線上の肘と膝が接触するまで上体を起こす
・トランクカールは,ベンチ上に足首を固定し膝を90度屈曲させた状態から,肩甲骨がベンチから離れるまで起こす
・ローマンベンチシットアップは,ローマンベンチ上で仰臥位で足首を固定し,水平から45度上体を下げた姿勢から膝を覗き込みながら上体を水平より20度起こす
・レッグレイズは,ベンチ上で膝を伸展したまま下半身を90度まで持ち上げる
・サポートレッグレイズは,レッグレイズマシーン上で膝を伸展したまま下半身を水平まで持ち上げる
・計測した筋は腹直筋(上部,下部),外腹斜筋および大腿直筋の5箇所
・5%有意水準

上部腹直筋 ローマンベンチ ≒ サポートレッグレイズ ≫ トランクカール > ロングライイング ≒ ベントニー ≒ ツイスト ≒ レッグレイズ
下部腹直筋 ローマンベンチ > サポートレッグレイズ > トランクカール > ロングライイング > ベントニー ≒ ツイスト ≒ レッグレイズ
外腹斜筋 サポートレッグレイズ > ローマンベンチ > ツイスト > ロングライイング > ベントニー ≒ レッグレイズ > トランクカール
大腿直筋 サポートレッグレイズ ≒ ローマンベンチ ≫ ロングライイング ≒ ベントニー ≒ ツイスト ≒ レッグレイズ > トランクカール

・ローマンベンチシットアップとサポートレッグレイズは,明らかに他よりも非常に有益なエクササイズ
・ただし腰椎への過度のストレスがあり,決して万人には勧められない
・その点トランクカール(いわゆるクランチ)とツイスティングシットアップは,大腿直筋の作用が少なく初心者に勧めやすい
・仰臥位のレッグレイズはみるべきものがない
・ほとんどの種目において,股関節の伸展局面よりも屈曲局面で強い筋収縮がある
6無記無記名:2013/03/14(木) 21:48:32.78 ID:qV4JCCfB
ホモセックスで筋力が300%増大した、まで読んだ
7無記無記名:2013/03/14(木) 21:49:09.45 ID:wDSLWJvM
第6章 スクワット系とデッドリフト系種目における固有背筋,大殿筋,大腿直筋大腿二頭筋および内側広筋

・種目はパラレルスクワット,ベントオーバースクワット,コンベンショナルデッドリフト,スティフレッグドデッドリフトの4種
・パラレルスクワットは,大腿が水平になるまでしゃがみそのあと立ち上がる
・ベントオーバースクワットは,膝を30度曲げ上体を床と30度になるまで倒しそのあと上体を起こす
・コンベンショナルデッドリフトは,肩幅に立ちバーベルを肩幅よりも一握り広い手幅で握って床から引き上げる
・スティフレッグドデッドリフトは,肩幅よりも足ひとつ狭いスタンスで立ちバーベルを肩幅で握って床から引き上げる
・計測した筋は大臀筋,大腿直筋,大腿二頭筋,内側広筋および固有背筋の5箇所
・5%有意水準

大臀筋 種目間で有意差を認めない
大腿直筋 パラレル > ベントオーバー ≒ コンベンショナル ≒ スティフレッグド
大腿二頭筋 スティフレッグド > パラレル ≒ ベントオーバー ≒ コンベンショナル
内側広筋 パラレル > ベントオーバー ≒ コンベンショナル ≒ スティフレッグド
固有背筋 種目間で有意差を認めない

・大臀筋,固有背筋はどの種目でも鍛えられる
・ただし被験者の平均が170cm,68kg,パラレルスクワットの1RMが108kgであるのに対し,コンベンショナルデッドリフトの1RMが123kgとやや低く,被験者がデッドリフトに習熟していない可能性がある
・パラレルスクワットは大腿直筋と内側広筋に効果的
・スティフレッグドデッドリフトは大腿二頭筋に効果的
・どの種目も,股関節の屈曲局面よりも伸展局面で強い筋収縮がある
8無記無記名:2013/03/14(木) 21:49:58.18 ID:wDSLWJvM
第7章 カーフレイズ系種目における腓腹筋,ヒラメ筋

・種目はスタンディングカーフレイズ,シーテッドカーフレイズ,ドンキーカーフレイズ,カーフプレスの4種
・すべての種目で下腿に体重の120%の負荷重量で設定
・すべての種目でつま先の向きを平行,内向き,外向きの3種で試行
・計測した筋は腓腹筋(内側頭,外側頭)およびヒラメ筋の3箇所
・5%有意水準

腓腹筋内側頭 つま先の向きに関係なく スタンディング ≒ ドンキー ≒ カーフプレス > シーテッド
腓腹筋外側頭 つま先の向きに関係な,種目間で有意差を認めない
ヒラメ筋 つま先の向きに関係な,種目間で有意差を認めない

・ドンキーカーフレイズにおいてのみ,腓腹筋内側頭でつま先の向きが 平行 ≒ 外向き > 内向き
・それ以外の種目では,つま先の向きは腓腹筋の内側外側に有意な影響を与えない.意味がない
・より高負荷での試験は今後の課題
・どの種目も,背屈局面よりも底屈局面で強い筋収縮がある
9無記無記名:2013/03/14(木) 21:51:41.72 ID:wDSLWJvM
第8章と第9章は総括なので略

では,具体的な筋電図による効果を鑑みての議論をどうぞ
10無記無記名:2013/03/14(木) 21:54:26.04 ID:aY3rvuBq
第10章 ほら吹き馬場オワタ

bb
オワタ

競馬狂い

ギャンブル狂の馬場

オワタ

ボディビルは実質引退、なんの生産性もないボディビルゆえ
競馬に生産性を見い出した
ゆえに
ドつぼに嵌ったbb

転落の末路はマダマダこれからだwwwwwwwww
馬場孝司
自画自賛の陶酔オジサン
目立ちたがり屋
脳内は常に「俺はすげぇんだ!イケメン!優れた人間!てめえらはカス!
俺は天才ヒーロー!セレブ!超人馬場孝司さ!エッヘン!どうでぇ〜〜〜い!」

ま、こんな感じで悦に浸るのが日課の
ただのチビコロオジサン
冴えないチビジジイさ!

417:02/24(日) 12:58 ZcEpzq1Z
体を見せるだけのトレーニングってお笑いだな
そんなに見せたいのならホモ専門のストリップでもやってろよwwwww
418:馬場孝司 02/24(日) 13:02 0oiAQOt8
ちょっとだけよ(´Д`)

bb
オワタ

競馬狂い

ギャンブル狂の馬場

オワタ

ボディビルは実質引退、なんの生産性もないボディビルゆえ
競馬に生産性を見い出した
ゆえに
ドつぼに嵌ったbb

転落の末路はマダマダこれからだwwwwwwwww
11無記無記名:2013/03/14(木) 22:11:05.78 ID:ZFSlIcKp
よくわかったよ(大腸の仕組みが)
12無記無記名:2013/03/14(木) 22:18:17.80 ID:zS4aZ7Xd
東工大生だけどこんなんで学位取れるなんて
私立は本当に動物園だと思った
13無記無記名:2013/03/14(木) 22:59:48.03 ID:mAoeQEgF
またエラいヘビーなスレだな

ソース読むのにちょっと時間がかかる

まあ有益な情報な感じはする
14無記無記名:2013/03/14(木) 23:27:46.36 ID:mAoeQEgF
ベンチプレスのとこまで読んだ

これ、デクラインのほうが大胸筋に刺激が入るのなら
ケツ上げベンチやシャチホコベンチやった方が良くないか?
15無記無記名:2013/03/14(木) 23:52:58.93 ID:JtwGAoDq
早稲田って時点でw
16無記無記名:2013/03/14(木) 23:54:42.12 ID:JWSlnfqc
山本さんがとっくにブログで紹介している。
17無記無記名:2013/03/16(土) 10:48:26.25 ID:1TTBiNHo
これってどのくらい信憑性あるの?

早稲田だからあまり意味がないの?
18無記無記名:2013/03/16(土) 11:17:33.38 ID:xQU2Um8S
ふつう博士論文は査読されるから外部の査定員が信憑性あると認められないとacceptされない
けど私立だし早稲田だし違うかも
19無記無記名:2013/03/17(日) 00:26:49.36 ID:Mz9uFP+e
審査委員は
主任審査員 早稲田大学 教授 工学博士・医学博士(大阪大学) 彼末 一之
審 査 員 早稲田大学 教授 医学博士(東邦大学) 山崎 勝男
審 査 員 早稲田大学 教授 医学博士(東京医科歯科大学) 加藤 清忠

だって。
20無記無記名:2013/03/17(日) 01:36:21.23 ID:1VDkzchV
日本人しかいない・・・
21無記無記名:2013/03/22(金) 15:03:49.70 ID:v0dk7JKz
肘の開き加減とかフォームによると思うんだよなぁ・・・
22無記無記名:2013/03/22(金) 18:06:17.89 ID:lFwR/32a
ざっと読んだけど結局どこかで見たことあるようなことしか書いてないな。
文章が下手で読むのが疲れた。
23無記無記名:2013/03/23(土) 08:31:06.07 ID:VpERI7lK
インナーマッスルだけで動作してやってこの人たちのデータ収集無茶苦茶にしてやりたいw
24無記無記名
ローマンシットアップがサポートレッグレイズに匹敵するのは良い情報だな
サポート器具もってないからローマンやりまくるわ