握力総合スレ その6

このエントリーをはてなブックマークに追加
142無記無記名
>>104
ソリアがトンズラしたから代理で答えます。
民事訴訟においては、主張と立証という手続きがあり、それぞれはっきりと分けられています。
たとえば口頭弁論期日において事実上、法律上の主張を行うことはあくまで主張である。
弁論主義からその主張に対して裁判所の裁判が行われます。
なお当事者が主張を繰り返した結果、主張にずれがあるなど争点と認められた事実にについては主張とは別にその主張する事実が事実存在したことを証拠によって立証しなければなりません。
これが立証で多くの場合、書証や証人、当事者の尋問によって行われます。
当事者尋問に答えた事項はあくまで立証のためであり事実上、法律上の主張とは違います。
裁判所は、その事実をもって事実上、法律上の主張があったと判断して裁判することはできず、あくまで、主張する事実があったかどうかを認定するための証拠としてしか使えないということを言っています。
主張と立証の峻別ということがわかるとすごく勉強が前に進むと思います。