941 :
無記無記名:2008/05/20(火) 16:10:01 ID:83xDwo6k
福島の本の件はホモ的内容も含む私信を無断公開された著作権侵害という
「ホモ封じ」寸前の理由だが、そんなことにまで遺族がケチつけてたら文学研究はできなくなるよ。
942 :
無記無記名:2008/05/20(火) 17:35:35 ID:vJn3vTrL
文芸評論家や研究家とっては、福島の売名本なんかに何一つ目新しいことなんかないわ。
943 :
無記無記名:2008/05/20(火) 17:48:47 ID:vJn3vTrL
三島が福島に出した手紙自体は、別にふつうの内容で福島と関係があったことを示す内容でもない、たいしたものでもないけど、
福島の話、三島の父母の会話や全体が事実と違う捏造をもとにした誇張や、家族まで馬鹿にした内容だから遺族に訴えられただけ。
944 :
無記無記名:2008/05/21(水) 17:45:33 ID:itjrfgPe
ベンチ100前後まで到達した人を並べて
その中で最も日本で知名度が高いのは三島由紀夫
シュワちゃんもいい勝負しそうだけど、他に誰かいるかな?
945 :
無記無記名:2008/05/22(木) 18:06:34 ID:UA2RnzRZ
ボディビルが三島を破滅させた。
貧弱な身体になまじ少々筋肉がついたため自分は男性的に強くなったと過信した結末が市ケ谷だ。
また三島によってボディビルは貧相な肉体コンプレックスの男がやるものだ
(事実誤りではないが)というイメージが定着させられた。
946 :
無記無記名:2008/05/22(木) 18:17:30 ID:BTD4k18u
関係ねえだろ
前から腹は切りたかったんじゃねえの
947 :
無記無記名:2008/05/23(金) 16:06:25 ID:Gda1jTF3
948 :
無記無記名:2008/05/24(土) 11:27:03 ID:+v4U53X8
普通の人間はことさら腹を切りたいなどと思わないものだ
949 :
無記無記名:2008/05/24(土) 11:32:09 ID:FqG13QxT
>>945 慎太郎ってことあるごとにその台詞で三島を
馬鹿にしてるよね
醜いデブのくせに
950 :
無記無記名:2008/05/24(土) 11:34:23 ID:sULxtzF6
まあ趣味でちんぽ切る連中もいるしさ
ボディビルもボディモディフィケーションもそう変わらんかね
腹切って死ぬのは違うかなあ
951 :
無記無記名:2008/05/27(火) 15:26:42 ID:Pcax6DYz
952 :
無記無記名:2008/05/27(火) 17:42:32 ID:4aJ3rxUQ
三島は実際は左翼に憧れていた。あるいは左翼的右翼革命家。左翼は三島の美学に反するから右翼になった。
しかし右翼などはいくら力もうが国家からはしょせんお遊び・体制の忠犬
としか見られず、三島が憧れた危険な革命思想(家)などとは扱われなかった。
その絶望感が『奔馬』に描かれ、その主人公のように自決を選んだのもそれが理由だろう。
953 :
無記無記名:2008/05/27(火) 23:30:45 ID:Pcax6DYz
>>952 ぜんぜん違う。
そもそも、左翼だ右翼だ言ってる時点で、まともに三島を読んで理解してないのが解る。
954 :
無記無記名:2008/05/27(火) 23:43:00 ID:Pcax6DYz
>>952 三島由紀夫は「反革命宣言」という文を書いてます。
955 :
無記無記名:2008/05/28(水) 01:42:12 ID:MoY6bpiM
『奔馬』の右翼少年テロリストが警察で取り調べを受けたとき
温情主義的だったのを「何故私を(左翼に対するように)拷問してくれないのですか」
「私を拷問してください」と叫び、拷問(肉体的弾圧まで)受けることが本物の思想なら、
己の右翼思想など国家にとっていかほどのものでもないと分かり絶望する。
これは三島の真実の声だ。
晩年の三島は楯の会の活動について社会に「お前ら俺を否定できるか、できないじゃないか」
ということを世に訴えていると語った。これは一見肯定されたがってるようでも
実は否定されて死ぬ、そういうプランが既にでき上がっていたのだ。
956 :
無記無記名:2008/05/28(水) 12:47:42 ID:fQByAwnx
>>955 もうちょっとちゃんと「奔馬」読もうよ。
> ということを世に訴えていると語った。これは一見肯定されたがってるようでも
> 実は否定されて死ぬ、そういうプランが既にでき上がっていたのだ。
↑論理もめちゃくちゃだし。肯定されたがっていることと、後半への結論に何の論理性もみえない。
957 :
無記無記名:2008/05/28(水) 13:32:52 ID:l0JAAwEX
俺は福島を読んで三島は絶対ホモだと確信した。
それはまだいいんだが、密会ホテルでロレックス腕時計を失くしてウロタエル三島には心底失望した。
『たかが時計ひとつ失くしたくらいで……』という福島の言葉が実に効果的に追い討ちをかけ、俺の失望感を助長させた。
貴族趣味の小説のくせに貧乏ったらしい奴だなとか、
まるで「宝物」をなくした子供だと思った。
正直、幻滅だった。
子供ごころに「ばかに立派な人だ」と思ってたので。
もっとも小説は今でも尊敬する。
考えれば、失ロレックス時の性格は「訃音」の主人公のパイプをなくした行動に近い。
ちらちらと本音というか本性を正直に語っている。
に対する愛着
958 :
無記無記名:2008/05/28(水) 15:14:39 ID:MoY6bpiM
「楯の会」がまともな思想団体として肯定されることなぞ絶対あり得ない、
道化としか見られ得ないということを冷徹な三島は知っていた。
否定されることこそが死に花だった。
「檄」でも自らを否定するものを待つわけには行かないと言っている。
逆に言えばあそこで自衛隊員が呼応して起ってしまったら困るのである。
959 :
無記無記名:2008/05/28(水) 15:50:20 ID:fQByAwnx
>>957 私は福島の書いた時計の話は、悪意のこもった作り話だと思った。
960 :
無記無記名:2008/05/28(水) 15:58:06 ID:fQByAwnx
>>958 その書き込み自体に、何にも解ってないのが表層しか知らないのが露呈してます。
もっとちゃんと三島由紀夫のことを調べて下さい。
その前に様々な自衛隊との過程があった末の行動だから。
961 :
無記無記名:2008/05/28(水) 16:06:09 ID:fQByAwnx
まあ、反天皇主義者や共産主義者の方には、三島由紀夫の存在が疎ましいから、揶揄って、なきものにして闇に葬りたいんでしょうがね。
962 :
無記無記名:2008/05/28(水) 16:09:33 ID:MoY6bpiM
死にたい死にたい死にたい・・・多くの唯美主義的文学者のように三島にとっても死は究極のエロスそのものだった。
理屈っぽい三島にとってなすべきことは己の死を飾る華麗な論理の構築だ。
それがなされた、大城郭のような死の論理が完成された(と三島が思った)ときそれ(死)はなされた。
963 :
無記無記名:2008/05/28(水) 16:11:56 ID:MoY6bpiM
共産主義時代の東欧で一番人気があった日本の文学者は三島だったという話もある。
ちっぽけな党派性としての右左なんて言うのは超越しているのが三島の偉大さだろう。
964 :
無記無記名:2008/05/29(木) 11:33:38 ID:PN0lg+m9
>>962 もっと多角的に三島由紀夫を見たら?
三島文学=嘆美というのも見方が浅いし単純だと思う。
三島文学に影響を与えたニーチェやハイデッカー、バタイユ、大塩平八郎なども読まれたらいいと思います。
それから私個人的な考えとしては、三島は人一倍「死」が怖かった人だと思う。だからこそ「死」にこだわり、自分で納得する死に方をしたかったんだと思います。
矛盾するかもしれないけれど、三島の本を読んでいると、三島は、“死ぬのが怖かったから自分で死ぬことを選んだ”という一面があるように感じます。
965 :
無記無記名:2008/05/29(木) 14:25:18 ID:A0z2nti8
↑
「三島由紀夫―思想と肉体」という本でも書いたら?
966 :
無記無記名:2008/05/30(金) 16:52:45 ID:rUhTUs7R
稲垣足穂の方がずっと上だな。
もちろん筋肉の話じゃない。
でも老いた身体に越中褌一つの稲垣足穂の裸体の方が
六尺褌に日の丸鉢巻を締め日本刀をもって力み返ってる三島の肉体にはない
仙興があって好きだ。
967 :
無記無記名:2008/05/30(金) 17:09:48 ID:qPfE9L2E
三島の小説にでてくる思想にまったく興味が湧かない。
ニーチェがでようがバタイユがでようが、美学を語ろうが仏教を語ろうが、
すべてアクビを禁じえない。
何言ってるかさっぱり分からん。
三島自身
「小説を読んでて何言ってるか分からないときは、大抵作者も分かってないから心配いらないw」
そう言ってたが、自分の作風を語ってたのだろうw
とくに暁の寺はひどいな。
語られてる仏教思想、何かの書き写しと思う。
三島自身バタイユの訳者を「こんな悪文を世間に公表するとは、厚顔な人もいたものだ」と怒ってたが、自分もいっしょじゃないかよwwwwwwww
968 :
無記無記名:2008/06/09(月) 05:54:21 ID:GmFM+GdZ
身長162センチ(公称)。
あの年代では少し低めだが普通の範囲内だろう。
しかしお見合いで結婚相手を探す時、自分より背の低い女性という
条件を付けたのはいただけない。
その話を聞いた時興醒めした。
969 :
無記無記名:2008/06/09(月) 11:25:45 ID:9tCWUVbL
>>967 何言ってるかさっぱり分からん、三島文学に興味もないあんたに三島文学をうんぬん言う資格はないし、何の説得力もない。
> 三島自身
> 「小説を読んでて何言ってるか分からないときは、大抵作者も分かってないから心配いらないw」
> そう言ってたが、自分の作風を語ってたのだろうw
↑出典は?
970 :
無記無記名:2008/06/09(月) 11:32:39 ID:9tCWUVbL
>>968 解剖所見では身長は163センチ。
> その話を聞いた時興醒めした。
へ〜、そんなことくらいで興醒めするんだ。
なんとも思わないけどね別に。
971 :
無記無記名:2008/06/09(月) 15:04:01 ID:65GkgFUu
だから、こんなところでうだついてないで本書きなよ。>ID: 9tCWUVbL
『僕だけの三島由紀夫〜文学・思想・肉体』ってさ。
972 :
無記無記名:2008/06/10(火) 16:42:13 ID:N5JL0/DW
腹を切って首を切断した人間の生前の身長なんて正確には分からないと思うけどなあ。
法医学の知識はないから推測だけど。
2センチくらいは誤差が出るんじゃないか。
その検死結果を公式値とみなすのも馬鹿らしい。
本人は170幾つとか自称していたそうだからそれが公式値でいいじゃないか。
973 :
無記無記名:2008/06/12(木) 14:45:27 ID:KUlGR2zU
要するにチビだったわけだ
974 :
無記無記名:2008/06/12(木) 16:48:39 ID:KVoH7K8+
福島の話だと、写真を撮るときは絶対に背の高い奴の隣に来なかったと。
そういうところまで三島らしい”計算”があって微笑ましい。
> 「小説を読んでて何言ってるか分からないときは、大抵作者も分かってないから心配いらないw」
>↑出典は?
俺も見たことあんぞ。
対談かエッセーだった。
975 :
無記無記名:2008/06/12(木) 16:50:58 ID:+C/oFO0T
ゆとり世代なので三島を知らない。
どこのジムに行ったら会えるの?
976 :
無記無記名:2008/06/12(木) 16:53:08 ID:KVoH7K8+
まあ大した身体じゃねえよな。
きょーび身長162なら、最低、胸囲120の上腕40の腿60なきゃ「ウエイトトレーニング遣ってます!」は恥ずかしい。
胸囲100の、ベンチ70でセットは、まだまだ初級者だ。
977 :
無記無記名:2008/06/12(木) 16:54:22 ID:lik7WxMB
金閣寺ム
978 :
無記無記名:2008/06/12(木) 16:56:29 ID:KVoH7K8+
979 :
無記無記名:2008/06/12(木) 17:18:08 ID:LJD2faYa
三島由紀夫+江田島平八
TEKKEN
980 :
無記無記名:2008/06/13(金) 11:18:38 ID:Xxiqha5G
> 「小説を読んでて何言ってるか分からないときは、大抵作者も分かってないから心配いらないw」
出典も分からないようなうろ覚えの言葉だと、三島が意図した意味合いと誤差がある気がする。
前後の流れもあるだろうしね。
981 :
無記無記名:2008/06/13(金) 11:57:51 ID:MYapy/HM
三島だとその発言の真の意図は
他の作家はそうだけど俺の場合は違うぜ、俺は全て分かって書いているぜ
だろうな。
982 :
無記無記名:2008/06/13(金) 15:08:38 ID:MmfPadUv
>>981 そうかなあ。
意外と正直だぞ。
豊饒の海についても
「第3巻は解からなくてもいいんです。3巻が解からないまま4巻の最後に行って全て解かる、そういう仕掛けになってるんですから」
と言っていた。
仏教思想の大筋が頭にあるから最後まで書けたわけだけど、書中の仏教議論は???だ。
取材段階の文献も?だったと三島自身言ってるしな。
983 :
無記無記名:2008/06/13(金) 15:21:03 ID:MYapy/HM
じゃあ3巻を書く必要はなかったわけだが何のために書いたんだろう?
分かる人だけ読めばいいってこと?
984 :
無記無記名:2008/06/13(金) 15:30:10 ID:50AvCS3E
暁の寺は連載当時からとても読者の評判が悪いことを三島は知っており、
第三巻の執筆動機にはむしろ技術的な点にあったことを明らかにしている。
すなわち、クロニクルな小説は古い、と。
梅原猛あたりは確か三島の生半可な仏教理解を痛烈に批判していたような気がする。
985 :
無記無記名:2008/06/13(金) 23:55:21 ID:ACdPEH9g
字刷れ規制でたてられんかった
986 :
無記無記名:2008/06/14(土) 12:26:44 ID:E723uSoh
三島由紀夫の仏教理解が、いかに徹底したものか。
三島は決して、そこらへんの日本人がやりたがるように、「般若心経」の解説なんぞしはしない。
宗教音痴の日本人に仏教の神髄を理解せしむるために、「ミリンダ王の問い」を(暁の寺で)引用し解説する。
…三島の仏教理解の深さ、はるかに日本人を越えていると評せずんばなるまい。
小室直樹
987 :
無記無記名:2008/06/14(土) 12:27:53 ID:E723uSoh
三島由紀夫氏の最後の四巻本の小説は、小説の歴史あってこの方、何人もしなかったことを、小説の歴史に立脚した上でなしあげようとしたのであろう。
そういう思いが、十分に理解されるような大作品である。
三島氏も、人のせぬおそるべきことを考え、ほとほとなしとげた。
そこには人間の歴史あってこの方の小説の歴史を、大網一つにつつみ込むような振る舞いが見える。
保田與重郎
988 :
無記無記名:2008/06/14(土) 12:29:18 ID:E723uSoh
ハラキリにおいて死は消滅する。
死という人間的諸条件を、ある人間の意志が、自由に否定する行為であるからだ。
ハラキリにおいては、より高き倫理価値が自己に対する超越のかたちによって、死に対する克服のかたちによって肯定されているからである。
三島にとっては死は行動として一つの強烈な現実性を持っていた。日本の偉大な伝統と、儀式とによる死。
それでも異常なことだが、西欧ではローマ人的なこの死とロマンティックな自殺とを、混同するに至っている。
西欧のロマン主義者は、決してこのような方法では自殺しなかった。どのような文明も、死を祭儀的行為として提議してはいないのである。
ある意味では日本の武士道精神がそれを提議した。
アンドレ・マルロオ
989 :
無記無記名:2008/06/14(土) 16:02:32 ID:OT9VEI6+
三島は「切腹勝ち」って面はあるね。
なかなか真似できることじゃないし、
それを実際にやってしまった者に対しては、もう何とも言い難く
朝日新聞社の本多記者のように「ハラキリ作家」のようなつまらん
罵倒しか浴びせられないもん。
三島に触発されて自殺した川端康成も切腹まではできなかった。
990 :
無記無記名:
南伝仏教に唯識思想を持ち込む自体、三島の仏教理解がメチャクチャ。
もちろん分からないはずはなかったろうが破綻招致で書くのも愚かしい。