90年代後半こそ日本の劣化の第一楽章

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295日本昔名無し
「失われた18年」から失われた20年に突入しようとしている日本。
実は、この経済状況は、「不況から脱却できない」のではなく、
今の時代が「降りる時代」なだけ。

戦後、高度成長期からバブル崩壊まで日本は上がり続けた。怒涛の経済成長。途中いくつか不景気も挟んだが。
そして、バブル崩壊を軸にして、今は「降りていく」時代。

感覚で言うと、60年代・70年代前半ごろの感覚。
ジュース・アイス・肉・洋食・ファーストフードなどが、「ご馳走」だった時代感覚に戻る。これから。いや既に戻ってきている。
80年代以降、「デブになる素」「コレステロール」「ジャンクフード」とマイナス面ばかりクローズアップされてきた
甘味食品飲料やファーストフードが、ご馳走だった時代に戻る。なぜなら人々が貧しくなって、それらを頻繁には
購入できなくなるから。既に今なりつつある。

皆、昔のように、一生懸命働けば良いだけ。50年代・60年代・70年代のように。小さな贅沢をたまの楽しみにしていた
あの時代のように。
一本のコカ・コーラが、本当に美味しくて、有難みがあった、あの時代のように。

これから、洋服も「古着」や「お古」が増えてくる。ある意味それはそれでいいことだと私は思う。

80年代中頃から90年初頭の時期がはっきり言って、「異常」なまでの好景気であったと言うだけで、
そこに「戻ろう」としてはいけない。「バブルの幻影」を基準に物を考える癖がある人は、意外と沢山居る。
あんな時代はおそらくもう、2度と来ないし、別にこなくても良い。
60・70年代の、日本人が貧しくも、まだ、懸命に働き、妙な株投資や投機などに狂う人間が
それほど一般には多くなかった、あの時代のように。

とにかく働けばいい。毎日。