【消防】消防厨房時代の恥ずかしい思い出【厨房】

恥ずかしい思い出　その２

２年の体育祭前後だったか、学年の男どもの間で突如ブームとなった“ナプキン荒らし”に参戦していた時の事でよろしいでせうか？

【あらすじ】

…元号が昭和から平成に改まった年の９月、体育祭を控えたチバラギ県某市の某中学校では、女子は体育館で捜索ダンスの練習に励み、男子はグラウンドで組体操の練習に励んでいた。
その頃、学年の男子の間で、クラスメイトの女子のバッグを片っ端から開けてナプキン・タンポンを探しあて、物件が発見された場合、該当者を放課後までヲチする事が流行った。
しかも、実行メンバーは１人２人ではなく、学年の男子のほとんどがグルになって組織ぐるみで行っており、ナプキン(タンポン)荒らし・便所荒らしを実行する実行班(笑)が各クラスに存在した。
その他に、各クラスから選抜された足の早い野郎だけで構成された偵察班(笑)，各クラスの保健委員や生理学の知識が豊富な野郎で構成された諜報班(笑)が存在していた。
後者については放課後に会合を持ち、保健室から身体記録を抜き取ったり、攻撃目標の言動を観察したり、生理期間を予測していた。
俺は当時、諜報班と８組の実行班を兼任していて、ナプキン荒らしの中心メンバーであった。

ある日の事、俺が廊下を歩いていたら、このナプキン荒らしの首謀者がすれ違いざまにナプキンを渡して、「これを隠せ！」と言うので、俺のロッカーに隠しておいた。もちろん、そいつにはロッカーに隠しておいた、と報告しておいた。
ところが、数日後の昼休み、俺が外から教室に戻ってきたら、クラスメイトでかつ幼馴染みの子に、顔を真っ赤にしながら「何某君のバカ！」と怒鳴られた。
何事かわからない俺が尋ねると、その子は俺の机の上を指さした。そこには、水に濡れたナプキンが置かれていた。何と、それは、俺が数日前に渡されて隠しておいたソフィサラだった。
何でも、その首謀者が、俺がナプキンの窃盗犯という事でロッカーに隠しておいたナプキンを取り出して、みんなの前で吸水性実験とかをやったらしい。
俺は必死になって弁明したが、その子の怒りようはただ事ではなく、同じクラスの女子からも責め立てられた。
１か月後に疑いが晴れるまで“犯罪者”とされてしまい、クラスの女子からは無視され続けた。

…何だか、恥ずかしい思い出とは違うような気がしてきた。
長文でスマソ