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【発生が想定されている】東海地震:
<浜岡原発>高さ12メートル超の防波壁、新設へ
毎日新聞 3月15日(火)19時31分配信
東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型原発3基を持つ静岡県御前崎市の中部電力浜岡原発で、
高さ12メートルを超す防波壁を新設することを中電が15日、地元への説明で明らかにした。東日本大震災の大津波を踏まえ、
発生が想定されている東海地震に備えるための措置だとしている。
中電によると、防波壁は遠州灘海岸に沿って立地する同原発敷地の海側に長さ約1.5キロ、高さ「12メートル以上」にわたって建設。
「12メートル」の根拠を中電は明確に説明していないが、
水谷良亮・浜岡原子力総合事務所長は「最低それくらいあれば(住民が安心できる)と考える」と述べた。
設計段階でさらに高くする可能性があり、壁の幅や材質などは検討を進めるという。【舟津進】