それからの僕の優先基準は、海に戻るための準備が最優先となった。
毎日夜になればだらだらと飲んでいた酒をやめ、禁煙を始めた。
酒は意外にもすんなりやめられたが、煙草だけはなかなかやめることができず
割り切って本数をできるだけ減らすことにシフトした。
必要なことはわかっていたので、スポーツクラブに入り徹底的に走る込むことと
自重筋トレ、水泳をメインにトレーニングをこなした。
怠惰な生活をおくっていた僕だったが、サーフィンをやめてからも体重は変わらず
特に太ることはなかったが、トレーニングを始めてわかったのは
いかに筋力と持久力が落ちていたかを痛感させられたことだった。
そのせいか最初は海に行こうという考えはまったく起こらず
毎日、黙々と自分で決めたメニューを消化することに専念した。
はじめの1カ月は地獄のような負荷が肉体を襲ったが、
僕は数年ぶりに深い眠りを得ることができた。
それまでは昼夜を問わず仕事をするスタイルだったので
細切れの睡眠があたり前になっていた。
いつも不快な疲労感を抱えながらドリンク剤などでそれを飼いならす生活に麻痺していたのだ。
しかしトレーニングを始めて、体を動かした疲労で得られる快適な睡眠を
僕はようやく取り戻すことができたのだった。
それから2カ月目、3カ月目と体が次第に運動の負荷に慣れてくるとメニューを増やしながら、
4カ月目も半ばを過ぎた頃、ようやく僕は海に行くことを考え始めた。
以前は海に行こうが行くまいが毎日必ず天気図をチェックするのが習慣だった。
波情報などはまだ存在せず、自分の経験と勘だけが頼りだった。
しかし海から離れてしまえばそんな習慣も自然と消えてなくなる。
その時の僕は自分がこれから行こうとしている海のことを何も知らなかったので
情報を集めることから始めることにした。
そうは言っても一人でサーフィンを始め、当時通っていたショップはすでになくなり
仲間といえばあいつくらいしかいなかった僕には誰かに聞くこともできず
情報収集はなかなかはかどらなかった。
そしてふとした思いつきでネットにキーワードを打ち込んで
膨大なヒット数があったときの驚きは、自分が浦島太郎になったような気分だった。
そうして僕は5年ぶりに刺すような冷たい風が吹きすさぶ夜明けの前の海岸に佇んでいた。
トレーニングを始めて5カ月近くが過ぎようとしていた。
季節は移り変わりじきに夏が訪れようとしていた。
体はサーフィンができるところまで戻ったと思ったが
実際に海に入らなければどこまで乗れるかはわからなかった。
僕はネットで波情報と気象サイトをいくつか見つけ
毎日そのサイトをチェックして波の周期を読んでいた。
今夜低気圧がその沿岸を通過する。
明日の朝は復帰戦に相応しい適度なうねりが入るかもしれない。
幸い仕事は入っておらず、体調も万全だった。
「とにかく行くしかないな。行かないことには何も始まらない」
僕はそう自分に言い聞かせると、以前乗っていた
オールラウンド用のショートにワックスを塗り始めた。
時計を見ると午前4:00を少し回ったところだった。
東の空が薄らと明るくなり始めている。
まだ夜と言ってもいい程暗い海でも沖からやってくるうねりの筋と
ある一定の地点でブレイクしている真っ白なスープが見えた。
「腰胸というところか・・」
まだ暗く一人のサーファーいない海ではサイズを計るのは難しかったが
僕は過去の経験に照らし合わせてそう判断した。
はやる気持ちを抑えて着替えが終わるとゆっくり深呼吸しながらストレッチを始める。
ボード抱え浜に出るときには空がだいぶ明るくなっていた。
海にはまだ誰もいない。僕は波打ち際でワックスを水に馴染ませると
沖を目指してパドルを始めた。
909 :
名無SEA:2008/08/20(水) 03:09:13
泣ける
910 :
名無SEA:2008/08/20(水) 03:52:29
つづけて
911 :
名無SEA:2008/08/20(水) 21:29:30
いやなこった
腰胸という設定に少しテンション落ちた.......orz
いきなりダブルとかのほうがテンション落ちるわ
またこの場所に戻ってきた。僕はパドルをしながら昔の感覚が徐々に甦るのを感じていた。
通り過ぎた熱い季節。友との別れ。遠く離れてしまった海とサーフィン。
一度は失った大切なものを再び手にするように、僕はバドルの腕をできるだけ前に出し
輝いていたあの頃の残滓を探すようにパドリングを続けた。
体の動きは悪くなかった。感覚的には以前サーフィンしていたときと何ら変わりがなかったが、
セットが入りスープを抜けるときにドルフィンのタイミングがずれていることに気がついた。
ドルフィンのタイミングを調整しながら数回波をくぐるとようやくアウトまで到達した。
軽く息が上がっている。僕は数回深呼吸をすると波待ちをしながら空を見上げた。
せめて月イチで頼む
は〜い
917 :
名無SEA:2008/12/14(日) 16:47:20
まだ
918 :
名無SEA:2008/12/14(日) 23:20:42
ガラムの広告にも使えねーなw
僕は…まででもうナンチャン片岡
あ?
920 :
名無SEA:2009/01/31(土) 17:25:31
孤男はどうやってサーフィンを教わるんだろう
921 :
名無SEA:2009/02/11(水) 21:20:12
あー寒い
922 :
名無SEA:2009/02/11(水) 21:28:10
パンダヌキ
923 :
名無SEA:2009/02/12(木) 23:31:06
一緒に行ける人もいないのでしばらくお休みしてたが
また行きたくなってきた。フルスーツは穴だらけなので
とりあえずシーガルで入れるようになったら行こう。
それまでは筋トレランニングだなー。
924 :
名無SEA:2009/02/13(金) 12:29:57
一生筋トレランニングしてろ
おまえみたいのは海にくんな
925 :
名無SEA:2009/02/13(金) 12:34:15
一緒に行ける人がいないので(笑)
インザピンクピンク
927 :
名無SEA:2009/04/03(金) 20:06:37
このスレ見てびっくりした。おれとおなじ気持ちの人がいるんだなぁって。
928 :
名無SEA:2009/04/03(金) 22:43:41
酔った勢いで入ったサロピンだった。
最後に風俗に行ってからもう何年経つだろう…
最初に来たお決まりのデブをチェンジして煙草を一本取り出し 奥深く吸い込む。店に流れるユーロビートのBGMが気だるい。
煙草を吸い終えようかというその時
チェンジで着く女の子が隣に腰をおろした。
若作りしているが歳は30前後だろうか…細身だか乳がデカい。髪はロングをボニーテール風に束ねている。少し疲れた愛想笑いが色っぽい。
929 :
名無SEA:2009/04/03(金) 23:03:56
「飲んできたの?」
カゴから取り出したおしぼりをテーブルの上に山積みにしながら彼女が聞いてくる。
「うん、少しね」とオレ。
「仕事の帰り?」
「そう、飲み会あってさぁ」
そう言いながら彼女の乳を薄いキャミソールの上から鷲掴みにする。
「んんっ…」腕で少し拒んだ振りをするが頭をオレの肩に乗せ体を預けて来た。「おっぱい大きいね」オレはキャミをたくしあげ、お椀型の形良いおっぱいをこれでもかと揉みし抱く…と、その時…
ピュッ ピュッと彼女の乳から液体が勢い良く飛び散った。「あっ!?」
「あん…ごめんなさい…」
乳首からなおも垂れ落ちるその滴をゆっくりと舐めてみる。生臭さような甘いような…
「あんた、子供いるの?」
「…うん」
「何歳?…てか、何ヶ月とか?」
「うん…半年」
オレのちんぽは一気にエレクトしまくっていた。彼女の乳にむしゃぶりついた。
930 :
名無SEA:2009/04/03(金) 23:22:40
>>928 それじゃあガラムの片岡だな…なわけない。
>>920 俺は本買って読んで、海では上手い奴見て参考にした
後は場数こなすしかない
保守保守
933 :
名無SEA:2009/06/27(土) 16:12:00
あげ
保守
935 :
名無SEA:2009/09/20(日) 19:37:26
おちそう
936 :
名無SEA:2009/10/01(木) 19:18:04
初心者だけど、仲間と行ってもひとりだけ手本になる人がいないスープに残されるから、いまだにテイクオフ出来ない。折れそうだよ…
いっそのことひとりで行った方が気楽だよ
>>936板走ってますか?。足の届くようなインサイド小波でも板が走り出せば、とりあえずテイクオフは出来ます。板が走ってないのにテイクオフしようとしても絶対無理です
>>936です
パドリングするとその場でもがいているみたいになって、滑る感覚がなくて…、だけどもう少し頑張ると滑るみたいになるけどタイミングが合わなくて波に乗り遅れるか腕立て姿勢のまま滑るかなんです
>>939の「テイクオフ道場」のトコ見て下さい。かなり参考になると思いますよ
>>939-940 本当に素晴らしい講座紹介してくださってありがとうございます!すっごくためになります。頑張って乗り越えてみせます(*´∇`*)
あっしはこの講座の「段階別練習方」と「テイクオフ道場」で、テイクオフから直進まで出来るようになりました
まだまだ先は長いですけど、お互い頑張りましょう
>>942 仲間についていけないから悔しくて、ひとりで海に行ってやってちょっと出来るようになって、また仲間と行くとダメで、気持ちの問題も大きいな〜って思います!
ここにきてホントよかった!一緒に頑張らせてくださいね☆
テイクオフ出来るまでは、何も楽しくないです。キツいだけです。あっしもそうでしたし、何回も辞めようと思いました。ただ、テイクオフ出来た時の感動は凄かったです。その辺りから楽しくなってきましたね。
ストイックに取り組みます!
ひとつの波をもっと丁寧に…、波とひとつになることだけを思って、明日!
やってて何か実感したい。そこからやり直してみます。
946 :
名無SEA:2009/10/05(月) 20:40:49
お前ら初心者スレ池よ
おまえら、ってw
1人しかいないだろw
それとも改行できない人が集うスレか?
ビギナーでも一生懸命練習して上手くなろうとしてる人を笑うサーファーにだけはなりたくないわ!
949 :
名無SEA:2009/11/19(木) 18:45:48
だれも来ないのでageてみた
950 :
名無SEA:2009/11/22(日) 15:06:19
釣り
951 :
名無SEA:2009/11/22(日) 23:26:56
>>914 あんまり言いたくないけどさ...
君ってサーフィンへたでしょ。
952 :
名無SEA:
ワシもデビュー当時
周りの先輩方が一人で来て1Rやってサラっと帰る姿がカッコイイと‥今も殆ど一人の自分に酔ってる。