テクニカル・ダイビングについて語ろう

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14540=43 ◆zQ/.zgEo
>>143

海神さん、知りたいから漏れが142で聞いたことの答えを教えて&説明してください。
お願いします。せめてSRTが何の略であるかぐらいはすぐに答えられるでしょ?
「その違いから、沈船ではケーブにない知識が必要になってくるのさ。その知識が
あるかないかで、トラブルマネージメントが全然違うのさ。」というのも気になる。
ぁ、そっかって、漏れがちょっと思い出せないことだったらいいのだけど。

漏れがいくつかした質問の答えを出していないのがフェアじゃないかも知れないので、
(それも、生半可な知識を広めないようにって思ってのことだったのだけど)さわり
だけ書くから。

>>133
[ボトルを変えるときの手順]
まずは、ステージボトルへのマーキング(表示)をします。そこにはそのタンクの
ガスのMODだけを大きく書きます。場所はタンクをつけたときの内側(自分に見え
るよう)と外側(バディーに見えるよう)に2カ所。MOD以外はのガスの濃度など
は書かない>混乱を避けるため

実際にタンクを変えるときが来たら
1.深度を確認し中性浮力をとる。
2.マーキングを確認しそのタンクを手に取る。
3.バディーに合図して、そのタンクを手に取りそれに切り替えることを知らせる。
4.バディーが深度とそのタンクが正しいことを確認してOKを出す。
5.マーカーの上から手でなぞってバルブへ移動し、バルブを開ける。
6.そのまま手を離さずにホースを伝ってレギュレーターを取り出す。
7.もう一度深度を確認。(作業中に深度が変わっていることがあるから。)
8.それを口に差し替えてガスを吸い始める。
9.バディーに合図して、深度や切り替えたタンク、取り替えたレギュレータの処理
など諸々が間違っていないか確認してもらいOKをもらう。

とまあ、シンプルなことです。でも、こうやることで間違ったタンクのガスを吸う
可能性がだいぶ減るでしょ?

[AirテーブルでEAN32%や36%でダイブするやり方]
ナイトロックスのEADを出すやり方や、諸処の数式はわかるでしょ? それから
計算すればEAN32や36で潜るときのairに対するEADが何%浅くなるのかがわかる
でしょ? ここでは具体的に10%だ15%だって数字はあげないけど(自分で計算
するように→ALL)それを覚えておけばいい。あるガスを使えば10%浅くなるのが
わかっていれば、ダイビング中の深度に9掛けしてEADを算出して、airテーブルを
見ればいい。あり得ない例だが、深度計が100mならばEADは90mってこと。

もちろんEAN32や36で潜るときに割り切れるキッチリとした%や深度が得られる
訳じゃないけど、普通にテーブルを使うときの要領で値を保守的な方へ丸め込めば
大丈夫。だいたいテーブル自体が理論値に基づき、airテーブルでもどれを使うかで
差があるのだから、この程度の誤差は実用上問題ない。このやり方を知っている利点
として、間違ったテーブルを持っていったときに対処出来る。もっともいつもどんな
ガスを吸うときでもそのガス以外にairテーブルを持ってゆくと言う習慣づけは必要だ
が。漏れなんかは持ってゆく間違えるのが嫌=シンプルにしたいというので、air
テーブルしか持っていないよ。もちろんその潜水計画に沿った自分で切ったテーブルは
持ってゆくし、記憶するけど。