#065
-教職教養-
*1 -ラングランの提出論文- 「教育は、児童期、青年期で停止するものではない。それは、人間が生きて
いるかぎり続けられるべきである。教育は、こういうやり方によって、個人ならびに社会の永続的な
要求にこたえなければならないのである。以上のような考え方が、近年だんだんと着実に人々の心に
浸透してくるようになった。そして『(生涯学習)(永続学習)』という新しい用語で、教育専門家たちの
術語として、とり入れられるようになった。」
*2 (憲法十七条) 一に曰く、(和)を以て貴しとなし、忤ふることなきを宗とせよ。
二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝とは(仏法僧)なり。
四に曰く、群卿百寮、礼を以て本とせよ。
六に曰く、悪を懲し善を勧むるは、古の良き典なり。是を以て人の善を匿すことなく、
悪を見ては必ず匡せ。
*3 (学校教育法第2条)(@)学校は、国、地方公共団体及び私立学校法第3条に規定する(学校法人)のみが
これを設置することができる。 (A)この法律で、国立学校とは、(国)の設置する学校を、公立学校
とは、(地方公共団体)の設置する学校を、私立学校とは、(学校法人)の設置する学校をいう。
-一般教養-
*1 (世界史) インダス川流域では、紀元前2300年頃からモエンジョ=ダーロやハラッパーなどの都市を中心に
文明が開けた。これらの遺跡には公衆浴場があり、国王を中心に祭司を行っていたとされる。この文明は
ゼロの記号を発明したり、未解読のインダス文字を使用した。紀元前1500年頃から紀元前1000年頃にかけて
(アーリヤ人)が侵入し、先住民を従えバラモンを頂点とする厳しい(カースト制)が生まれ、人間は前世の行いに
よって生まれ変わるとされた。これはのちに土着の宗教と結び付き(ヒンドゥー教)と呼ばれるようになった。
紀元前6世紀に(シャカ)があらわれ「仏の前に人はみな平等である」と説いてその教えを広めた。仏教は、
紀元前3世紀にはアショーカ王により、2世紀にはカニシカ王により各地に広まった。またアレクサンドロス大王の
遠征により(ガンダーラ)美術が栄えた。