1 :
公民図書館:
ピンポーン
奥さん「は〜い」
ぼく(福山似とよくいわれる)「壊れたテレビの修理に来ました!」
奥さん「どうぞ、あがって」
ぼく「おじゃましま〜す」
ドカスカ、ドカスカ
奥さん「このテレビ、壊れちゃってみれないんです。」
ぼく「どれどれ?ああっこれはアンテナ線が切れてますね。」
奥さん「そうなんですか。直りますかァ?」
ぼく「だいじょうぶですよ。」
ぼくは工具セットを開け、テレビの修理をした。
修理は5分ほどで終わり、テレビは映るようになった。
ぼく「はい、直りましたよ」
奥さん「ありがとうございました」
ぼくは工具セットを片付けた。
居間には長年使われていないようなほこりをかぶったピアノがあり、
その横のテーブルの上にはCDラジカセと
浜崎あゆみのCDが置いてあった。
(奥さん、浜崎あゆみ聴いてるのかー)
ぼくは修理代をもらうと、その日そのまま帰った。
2 :
天然破壊王 ★:2001/04/17(火) 01:29
家に戻り寛いでいるとなんとなくあの奥さんの件が気になりだして・・・。
意味もなくレンタルCD店に行って浜崎を借りてみたりした.
なんかきっかけが欲しくて.
別にどうこうしようなんて野望はない.
ただ、なんとなくだ.
それにもう会えることもないんだから.
借りた浜崎はプレーヤーに乗せる事もなく返却した.
あの家のほこりをかぶったピアノを思い出した.
3 :
天然破壊王 ★:2001/04/17(火) 01:36
頭の片隅にあの奥さんのことを残しながらもどうする事もできずに時は流れていった。
毎日毎日単調なことの繰り返し.
充実してるようなしてないような日々.
フラッシュバックみたいにあの奥さんを思い出す.
特別に美人じゃないけど、なんとなく・・・、僕の胸の中にある何かを掻き立てるような・・・。
その何かが知りたい.知ってどうにかしようなんて気はない.
ただ、この胸のもやもやを晴らしたいだけだ.
狭い1DK暮らしの僕から見るとあのほこりを被ったピアノの置いてある居間は
憧れというか・・・、夢のような空間だった.
うろ覚えであの奥さんの家の間取りを紙に書いてみる。
あの居間にはソファがあったな。
食事した後に家族で一家団欒するのに丁度いいな・・・なんて妄想を繰り返す自分に気づく.
まずい事になってるのかもしれない・・・.、
4 :
可愛い奥様:2001/04/17(火) 01:37
そんなある日1本の電話が鳴った。
あの奥さんからだ。
テレビの調子がまた悪いらしい。
5 :
可愛い奥様:2001/04/17(火) 01:37
あの・・・これって、天然さんの小説なんですかね?
6 :
公民図書館:2001/04/17(火) 01:39
ぼくは、工具セットと楽譜を軽トラにつんだ
7 :
可愛い奥様:2001/04/17(火) 01:42
ピンポーン
「は〜い、どなた?」
8 :
天然破壊王 ★:2001/04/17(火) 01:46
胸のもやもやは収まる気配も見せずにどんどん膨らんでいった.
ついには休日に奥さんの家の近所をうろつきまわるまでになっていた.
何でこんなに固執するのかわからない.
わからないから知りたい.まるで堂々巡りのようだ.
今日も散歩をするような顔して奥さんの家の近所を歩き回った.
何度うろついてもなぜか奥さんにあえない.
今日もあえないのか?と思っていると奥さんが男と玄関から出てきた.
旦那だろうか?ずいぶんそっけない二人だ.
散歩のような感じで二人を追う.二人がついた先は僕の勤め先だった.
外から様子をうかがう.
しばらくすると、店番の連中が奥さんと男を見送った.
入れ替わりに店に入る.
店番の連中と雑談する振りをして奥さんが購入したものを示す伝票を探す.
PC・・・。設置一式・・。
また奥さんの家に上がれるチャンスが転がり込んできた.
9 :
天然破壊王 ★:2001/04/17(火) 01:47
眠いから続きは明日.
おやすみ。
10 :
公民図書館:2001/04/17(火) 01:59
そんなある日1本の電話が鳴った。
あの奥さんからだ。
どうやらテレビの調子がまた悪いらしい。
(そんなにすぐ悪くなるかよ。この前直したのは3日まえだぞ)
(ははァー、あの奥さん、おれに会いたくてしょうがないからわざと…)
ピンポーン
あの奥さん「はあ〜い、どなたですか」
ぼく「テレビの修理にまいりました」
バタ(ドアを開けた)
あの奥さん「いらっしゃい、またあのテレビ壊れちゃったみたいなの」
(奥さんは髪の毛をアップし、ピンクのシャツを着ていた。
口紅がいくらか濃いように見えた)
11 :
公民図書館:2001/04/18(水) 01:54
ぼく「また、あのテレビですか?」
奥さん「そうなの、見てくれる」
ぼく「はい」
ドタスカ、ドカスタ、テレビのある居間へとおされた。
奥さん「このテレビ、また映らなくなったの。」
ぼく「見てみましょう。」
ガチャガチャ
ぼく「またアンテナ線がきれてますね。」
(この切れ方は不自然だ。さては奥さん、わざときったのかな)
ぼくは5分ほどで修理をおえた。修理してる間、無言だったが
なんとなく奥さんの視線を自分の背中に感じた。
ぼく「終わりました。ほらまた映りますよ。」
奥さん「ありがとうございます」
ぼく「いえいえ、ところで奥さん浜崎あゆみとか好きなんですか?」
奥さん「えっ、えー。主婦友達でカラオケとか行って歌ったりするの。」
「まだ、私、結構若いのよ。」(笑)
ぼく「ぼくもあゆを聴いたりすますよ」
奥さん「そうなの」
ぼくは近くのピアノの方へむかった。
そして、ほこりをかぶったカバーをはずし、
そっとアップライトピアノのふたを宝箱を開けるように開いた。
そして工具セットとともに持ってきた楽譜を開いた。
【浜崎あゆみ SEASUNS】
稚拙
13 :
可愛い奥様:2001/04/18(水) 02:44
あゆを弾き語り。
ドキュソなピアノひきだこと。
14 :
公民図書館:2001/04/18(水) 02:57
ピアノ・ソロ
15 :
可愛い奥様:2001/04/18(水) 03:03
批評する気にもならんシロモノ
中学生か ? >公民図書館
久々にわらかしてもらいました。
17 :
公民図書館:2001/04/18(水) 23:52
ぼくは近くのピアノの方へむかった。
そして、ほこりをかぶったカバーをはずし、
そっとアップライトピアノのふたを宝箱を開けるように開いた。
そして工具セットとともに持ってきた楽譜を開いた。
【浜崎あゆみ SEASUNS】
作詞:浜崎あゆみ
作曲:D・A・I
編曲:鈴木直人
ピアノアレンジ:内田美雪
参考「月刊Pianoスペシャル ピアノで弾こう!
2000年のヒット・コレクション」
{♪綺麗でやさしい奥様方なら教えてくれるよね。
{♪ぼくのデジダルピアノとパソコンはもう繋がってるよ
{♪あとはぼくの心と奥さんの心を繋ぐだけだよ。
{♪その後のストーリーは無限に広がってるんだけど…
{♪MIDIファイルの直リンクのいい方法は?おしえてください
18 :
可愛い奥様:2001/04/18(水) 23:55
SEASUNS→SEASONS
スペルが違う時点で読む気力が失せた
わざとか?
19 :
公民図書館:2001/04/19(木) 00:01
>18
「わざとにきまってるだろ。」
とは言えないほどぼくのこころは素直だよ。
間違いだよー(バカバカバカバカ)
とおいらは自分の頭をぽこぽこ叩いて自分を責めた。
ここにいるのは大半が、大人の女性だよ。
大人の鑑賞に堪えると思っているのか ? 、その作文。
21 :
公民図書館:2001/04/19(木) 01:14
ぼくの右手が浜崎の声になろうとしている…
22 :
可愛い奥様:2001/04/19(木) 01:30
森高の手
ぼくわ、いきなり奥さんのスカ−トの中に
頭お、突っ込んだ。
奥さんわ、何すんのよアンタ、と言いつつ
自分からパンツお、脱いだ。
不意に、悪臭がぼくの鼻お、ついた。
奥さんが屁お、こいたのだ。
ぼくわ、息お止めてこらえた。
涙が止まらなかった。目がしみる。
ぼくわ、苦しくなった。
おそるおそる息お、吸ってみると悪臭わ、消えていた。
よかった、助かった、と思った次の瞬間、
「ぶわっふぉ〜ん!!」
という轟音がぼくの頭の上でした。奥さんの二発目だった。
28 :
可愛い奥様:2001/04/19(木) 02:21
ぼくわ、気絶した。
29 :
可愛い奥様:2001/04/19(木) 02:41
そこで,ぼくわ,目が醒めた。
30 :
可愛い奥様:2001/04/19(木) 03:51
でもすぐに気絶したふりお、した。
奥さんがぼくのチンコお、丸出しにさせていじっていたからだ。
31 :
可愛い奥様:2001/04/19(木) 03:54
玉袋お、おもいっきりひっぱってのばしたり、
包茎のチンコお、ずるっと剥いたりして嬉しそうだった。
おまえは・・・・あほか
電気工事士じゃないだろ・・・家電の修理屋のボケ
33 :
公民図書館:2001/04/20(金) 00:22
ぼくの右手の5本指が
今、浜崎あゆみの歌声になろうとしている。
早く早く
はやくMIDIファイルを直リンクする方法をおしえてくれ。
34 :
公民図書館:2001/04/24(火) 02:39
クソっー MIDIファイルのアップのしかたがわからない
しかたないがストーリを進めるか
35 :
公民図書館:2001/04/24(火) 03:03
ぼくは近くのピアノの方へむかった。
そして、ほこりをかぶったカバーをはずし、
そっとアップライトピアノのふたを宝箱を開けるように開いた。
そして工具セットとともに持ってきた楽譜を開いた。
【浜崎あゆみ SEASONS】
そしてゆっくりとピアノのイスに座った。
♪タリラリ、タリラリ、タリラリ、タリラリ
♪※くりかえり
♪ジャララーン
(1秒しーん)
♪ラッ ラッラー ラッ ラー
♪ラッ ラッラー ラッ ラー
♪ことしーもひとつー きせ―ツがめぐうって
♪おもいーではまた とおーくなあった
♪あいまーいだあったー 境界線は
♪とおーくなあった
♪それでーもいつか きみーにであった
♪ゆめにうそーはひとつもなかったあーーー
♪ララーイ
(以下省略)
奥さんはぼくの横に曲の途中でひざまつき
ぼくのやさしい音色に耳を傾けていた
ぼくは弾き終えると、潤んだ奥さんの目をじっと見つめた
奥さんもぼくの目をじっとみつめた
そして無言のままイスから立ち上がると
帰る支度をした。
そしてぼくは一言、奥さんに言った
「お金はいいよ」
奥さんは無言だったが、目が「ありがとう」といっていたような
気がした。
帰り際、居間のテーブルには、やはりCDラジカセとCDがさりげなく
置いてあった。
ぼくはそのテーブルの横を通るとき、はっきりとそのCDタイトルを
記憶した。
倉木麻衣「Stund Up」
倉木麻衣「Stund Up」
倉木麻衣「Stund Up」
(あれか、CMで倉木麻衣が踊ってるやつか)
忘れないように頭の中でなんかいも唱え、
奥さんの家を出た
そしてぼくは軽トラに乗り込み、そのままCD屋へ直行した。
36 :
可愛い奥様:2001/04/24(火) 10:14
Stand Up
ダロ!!!
>公民図書館
英語がんばれ!!
37 :
公民図書館:2001/04/25(水) 21:20
ぼくが帰り、奥さんの家にはいつもの静けさが戻った。
奥さんは、そっとピアノの前に立った。
彼は修理のあと、そのままの手で鍵盤に触れたため、
彼が押した白い鍵盤は、かすかに黒く汚れていた。
奥さんは、もちろん汚いとは思わなかった。
白いハンカチでやさしくその汚れを拭き取った。
拭き取るたびに、その鍵盤の音が静かな部屋に鳴った。
そして、拭き終わると、そっとピアノのふたをそっと閉め、
彼が開ける前の状態に戻した。
そして奥さんは、寝室にもどると鏡の前で
アップした髪をいつも状態に下げ、
彼が来るまえに着替えたピンクのシャツを脱ぎ
普段着にエプロンのいつもの姿になった。
「女」から「主婦」へと、自分を戻した。
もちろん、口紅もティッシュで落とした。
いいぞ公民図書館。もしかして、自己陶酔してる ?
39 :
公民図書館:2001/04/26(木) 18:58
奥さんは着替えると、夕食の支度をして、夫と子供(小学1年、女の子)
の帰宅を待った。
午後7:30分頃、3人そろっての夕食を食べ始めた。
今日は花金の金曜日だ。
テレビは「ミュージックステ―ション、春の生放送3時間スペシャル」
を見ながら、3人は夕食を食べていた。
これは歌好きの奥さんのお気に入りの番組だった。
午後8時ごろ、視聴率稼ぎのように、浜崎あゆみが登場した。
タモリとちょっとしゃべった後、
浜崎は歌うために席を立った。
曲は新曲「NEVER EVER」とリクエストの多かった
「SEASONS」の2曲を歌うそうだ。
浜崎あゆみは「NEVER EVER」を唄うと次に
「SEASONS]を唄い始めた。
♪タリラリ、タリラリ、タリラリ、タリラリ
♪今年も一つ 季節がめぐって
♪想いではまた 遠くなった…
奥さんは、「SEASONS」が始まると
箸を止めたまま、テレビに夢中になった。
そして、昼間の彼のピアノの音色がよみがえってきた。
奥さんは浜崎よりも、テレビ画面の下に出される歌詞を見ていた。
♪今年も1つ 季節がめぐって 想い出はまた 遠くなった
♪曖昧だった 夢と現実の 境界線は濃くなった
♪それでもいつか君に話した 夢にうそは1つもなかった ララーイ
♪いくど巡り 巡り行く時の中で…
奥さんは歌詞の意味を深く考えながら、昼間の彼のことを思い出し
テレビを夢中で見ていた、かなしばりにあったように…
奥さんの夫「よう子(奥さんの名前)、よう子! どうした!!!」
奥さん「ハッ、エ、何!」
夫「なんか、お前、変だぞ」
奥さん「そう」
奥さんはまた箸を動かし、ピアノの方をそっと見た。
40 :
可愛い奥様:2001/04/26(木) 19:31
>>32 名前:電気工事士投稿日:2001/04/19(木) 08:13
>おまえは・・・・あほか
>電気工事士じゃないだろ・・・家電の修理屋のボケ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
大笑ろた!!!!
最初に1の時点で「おやっ?」とおもった。
歯医者で『看護婦さん』に一目惚れっと言う文ににてる。
歯医者にゃ看護婦いねえよ。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
41 :
可愛い奥様:2001/04/26(木) 19:38
>>公民図書館
お前、「田中麗奈」のFANだろ?
過去に芸能板賑やかしただろ?
42 :
可愛い奥様:2001/04/26(木) 19:43
>>41 ファンってFANじゃやなくてFUNじゃないの?
オーバーヒート気味じゃぁ?
>公民図書館
へこたれるな、わが道を逝け。皆、本当は君を応援しているのだ。
くれぐれも、自己陶酔にご用心。
44 :
可愛い奥様:2001/04/27(金) 03:55
家に戻り寛いでいるとなんとなくあの奥さんの件が気になりだして・・・。
意味もなくレンタルCD店に行って浜崎を借りてみたりした.
なんかきっかけが欲しくて.
別にどうこうしようなんて野望はない.
ただ、なんとなくだ.
それにもう会えることもないんだから.
借りた浜崎はプレーヤーに乗せる事もなく返却した.
あの家のほこりをかぶったピアノを思い出した.
45 :
公民図書館:2001/04/28(土) 02:54
奥さんは次の日、美容院へ行った。
ロングヘアーを肩までバッサリと切り、軽くウエーブをかけた。
美容室の鏡に映る今までと違う自分を見て
(なんか…チョーイイ感じ!わたしこの髪型も似合ってる!)
鏡に映る自分は、同時に彼の視線から見た自分の姿でもあった。
こんなにも男の人の視線を意識したことは今までなかった。
(もちろん、旦那の視線ではない、あの電気工事士の視線…)
奥さんは自分が変わったような気がして、うれしくてうれしくて
ウキウキしてきた。
美容院を出ると、春の風、新緑の木々、まわりの景色すべてが
新鮮に見えた。思えた。
(誰か、私を見て!)
(変わった私を!)
(綺麗になった私を!)
(誰よりもあの人にまず自分を見てもらいたい…)
そう思いながら、奥さんは愛車のピンクのウ”ィッツに乗ると
エンジンをかけた。
46 :
公民図書館:
age