>>1ありがとう!
前スレからの流れで
リアルタイムで読んでた頃、私は気性の荒いトジコよりフツ姫が好きだった
フツ姫と毛人の恋愛だけがあの漫画の清涼剤というか息抜きだったから
二人の恋物語もそれなりに良かったと思うし
処天が文庫本になった時、どこかの巻末で氷室冴子とギシさんの対談がのっていて
氷室さんが「トジコはいきいきしている。わたしトジコ大好き!それに比べフツ姫って平凡。
どこがいいのか分からない。つまんない女。毛人との恋愛も何であの二人がそうなるかよく分からない」
というようなことのたまわっていて、はあ〜??となった
一読者の私としては毛人と布都姫が大好きだったからズケズケ言う氷室に腹が立ったんだけど
しかしギシさんは、氷室さんのそんな言葉に対して
「そーかもしれませんね。何せわたしその頃レンアイに興味がなかったんですー」とオトナの流し方だった
この対談を読んで以来、氷室冴子のイメージが変わった。同業者にこんな言い方するってどうよと思った
違うスレで氷室冴子って大人になったらちょっと読めない(バブリーで中二病っぽい?)というレスを読んでちょっと納得
何か長くなってごめん
乙でございます。
山岸さんはおもろい。少女マンガは全く読まない(読めない)けど
唯一読めるのがこの人の。
>2
そのはなし、いかにも氷室っぽい。 すごい納得。
子供は元気なだけでいいけど、
大人になってもアレじゃあ困るってのがドジ子だ。
>>1乙
2さんには悪いけど当時の少女マンガ界の嫌われ女性キャラの代表が
キャンディキャンディのスザナとところてんの布都姫だったから
当時の空気で作家としてではなく単なるマンガファンとして氷室さんは語ってしまったのだろうな
スザナなの?
イライザでなく?
>>2 高校の時、うちのクラスの女子はほぼ刀自古派だったよ。
彼女は良くも悪くも自分から動くタイプだけど、布都姫はずっとウジウジメソメソ、それこそ芥川龍之介の六の宮の姫君みたいな性格だからなぁ。
そういう日本の女っぽい女が毛嫌いされる時代っていうのもあったのかも。
>>5 イライザは好きな男の子の前でも平気でキャンディを虐めてるので
陰湿さが無いからか単なる悪役扱いでそんなに嫌われてなかった
じめっとした感じが嫌だったな
でも王子と話している時の布都は天然っぽくて嫌いじゃない
王子が「あの女!あの女!」とジェラシーいっぱいでも
布都はきょとんとしているような気がするw
まあ念は思いっ切り受けてたけど
当時は王子に感情移入してたから布都嫌いだったなぁ
大人になってからは、王子の事はメンヘラ娘として一歩引いて見守るようになった
うちの周りではアンチフツ姫100%でした。
蝦夷も最終的には嫌われてた。
あの基地外と子供を作るぐらいなら刀自古でいいじゃないかってみんなで話してたな。
懐かしい。
思春期の頃は主人公に感情移入して読んでいるから幸せになる努力をしてないないのに
作中の人物の同情を買って幸せになる布都姫ような人物が世の中の理不尽さを感じさせて嫌われるんだよね
毛人を手に入れた布都姫が全ては私の思い通りと邪悪に微笑んでくれたら許せるのにって泣きながら話す人がクラスにいたな
13 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/04/11(金) 16:26:47.96 ID:DNNdfZpR0
幼時に斎宮として人生を決定された為か布都姫は諦観の人というイメージ。
唯一の能動は白髪に唆された蝦夷との逢瀬未遂。
倉橋宮炎上時も逃げようとせず河上郎を逃がしてやったり優しい人だよね。
>>12 >泣きながら話す人
布都が好きだったと書き込んだ2だけど
そう、そういう奇妙に熱狂的な人がトジコ派にいたから
引いちゃったところもあったんだ、多分。だんだん思い出してきた…
あの頃、普通に漫画として楽しんで読んでいた人もいたが
自分の中二病的な部分をトジコや王子に投影していた人も多かったな
>>13 やさしいし、いつでも穏やかだよね
大人になると布都みたいな人がパート先にいてくれれば…と思うw
神に仕える人ということだね。
若いころはあのように老成した人のよさがわからない。
風とともに去りぬのメラニーとかも良さがわからなかった。
前スレ992だけど、侍女だったね。1000さん指摘してくれてありがとう。
おまけに『刀自子』でなく『刀自古』だった。
刀自古も好きだけど布都姫も好きだよ。
能動的に生きたくても生きられなかった人なんだろう。銀英伝のアンネローゼと同じで。
あっ、1さん乙でした!
>>1さん乙です
つ27円
>>2 好きになるにしろ嫌いになるにしろ、キャラにそこまで感情移入して
読んで貰えるのって、描き手としてはすごく嬉しい事だと思うけどな。
>>14なんてもう、キャラが好きな人まで嫌で仕方ない感出てるもんなぁw
ここの皆様はスペシャルセレクション全部持ってる?
表紙がどれも綺麗だし同じ判型で揃えたいけど
過去に買った文庫やコミックスと重なる話があまりに多くて
どうも手が出せないでいる…
スペセレ買ってかぶってる文庫は捨てた。
スペセレに収録されてないのもあるので、全部入れて欲しい。
五巻だけ買えてない。
完売の上、増版予定がないとのこと。
売れても増刷しないで終わりなのか
長く売ってくれなきゃ意味がないのに
しかも5巻って天人唐草の巻じゃないか
あの名作をさっさと絶版にするとはケシカラン
>>25 あれ?おかしいな。
増税前に書店で13巻一気に注文したら
5巻だけないって連絡きたんだけど…
サイトみてみる
28 :
21@転載禁止:2014/04/16(水) 13:22:47.04 ID:o6qHXAJI0
レスありがとう
そうか、スペセレ中心に集めて
収録作がダブってる本は捨てると
蔵書の整理出来ていいね
それにしても文春文庫の印刷用紙は白すぎw
白泉の紙と足して2で割って欲しい
白泉の紙は茶ばんでくるから文春文庫のがいい。
驚きの白さ!
スペセレだぶりの文庫も中島らも解説のは大事にとっとく。
>>27 逆に考えると「天人唐草」の5巻だけ
買った人が多いって事だよね
少女漫画板はもちろん、既女だけじゃなくて喪女板や
生活板でもこの漫画の話が出る時があるから
やっぱり問題作であり不朽の名作なんだな
近所のブックオフ、天処の初版が揃ってんだよね…
初版だからすっごい汚いんだけどさw
文庫で買ったのが引越しで行方不明だから
通りかかる度に悩むw
文春文庫数冊を手放した事を今更後悔してる。
ブクオフで買い直そうと思ったんだけど、古本屋さんにあるギシ先生の本はなんだか毒が染み込んでるような暗いイメージがして触れるのも怖い…。
天人唐草だけは手放さず残してて良かった。
中島らもは解説も書いてたけど、エッセイでもギシ作品に触れてたよね。
>>32 >ギシ先生の本はなんだか毒が染み込んでる
ハムテル思い出したw
ギシセンセの本は全部ブクオフでそろえた者が通りますがw
>>30 何が恐ろしいって
この作品が描かれたのが30年以上前なのに、21世紀に入ってなお共感する読者の多さ・・・。
病んだ家庭から自立する事の難しさって、その頃と全く変わってないんだろうね。
>>35 確かに。
古さを感じないんだよね。
うちの大学生の娘もギシ様の大ファンだよ
病んだ家庭から自立する、といえばブルーロージス。
恋愛が実らなくても、愛される経験が自分を強くしてくれたと前向きになれる主人公に感動した。
ほんのちょっと勇気をもって足を踏み出したり、自分を認められるきっかけを求める努力をしたり
結構そういう展開の作品に励まされてきた面もあるので、ギシ先生には感謝してるw
自分を苦しめた者への憎しみや恨みに囚われたり、デモデモダッテで頑張らない人物には
ぞっとするほど冷たいけど、実生活での経験も反映されてたりするのかな?
ブルーロージスの姉妹はドロドロ愛憎劇じゃなくて良かった
妹の無神経発言に多少イラついたりコンプレックスはあったみたいだけど
その程度ならどの家庭のきょうだい間にもあることだし
うんうん、だからこそかなりリアルに感じたなぁ。
当たり前のように「貴方は勉強出来ないから」「不器用だから」「我儘だから」って家族に繰り返し繰り返し言われてるうちに、コンプレックスがどんどん降り積もっていくんだよね。
家庭内でのネガティブな発言って怖いと思ったよ。
>>32 少女漫画のギシスレだったかな?
ブックオフで手にした山岸さんの本にモノクロの和装の女の子の写真が挟まってたっていうの
ブルーロージスは文春文庫だけですか?
>>40 これからお風呂入ろうと思ってたのに、怖くて入れなくなったじゃないか
どうしてくれる
>>41 スペシャルセレクションの常世長鳴鳥にも入ってる
>> 43
ありがとう!
>>40 こわっ
タイトルと挟まってたページと写真の女の子の面相が気になるところ
このエピソードで短編一本描けそう
空気読んでブクオフに出す時に
「おっかねよォ おっかねよォ」とか「おまえはわたしだ」等謎のメモを挟む事にするよ!
空気読んでブクオフに出す時に「おっかねよォ おっかねよォ」て謎のメモを挟むよ
あれ書き込めてたのかごめん
>>47-49 大事な事だから2度(ry
老化のせいかギシ作品中のグリーン・フーズと
グリーン・カーネーションとブルー・ロージズの
内容と題がごっちゃになって
実際に読んで確認するまで気になって夜も眠れんw
>>50 グリーン・フーズ=不吉なカーペンターズ物語
グリーン・カーネーション=寂しがり屋のホモ異母兄弟物語
ブルー・ロージズ=喪女が初めての男に自信つけさせてもらったが不倫だった物語
>>39 言われて悔しいから頑張るタイプもいるよ。
結果出し続ければ認めざるを得ないし。
どういう言葉で伸びるかは人それぞれ。
ギシ漫画の不倫男が大嫌いだから、ブルーロージズの主人公がちゃんと別れてホッとしたw
他不倫漫画の星子さん(本名だったらすごい名前)も最後行方くらませてGJ
劣等感を逆手に取って開き直って寄生虫みたいな生き方する人もいる
ブルーロージスの男って主人公にバレなかったらあのままだらだらと関係続けて
いたのかな?あまり憎めないんだけど
憎めない?
喪のときから吐き気が刷るほど嫌なタイプの男だと思ってたわ
今はあの自分だけ可愛い男ってのが許せない域に
ギシのイケメンってどうにも好きになれない
個人的にはアラベスクの先生も、クーフーリンも毛人もあまり好きじゃない
私もブルーロージスの和久はそんなに嫌いじゃなかった。
主人公を受け入れて自信を持たせたのは他ならぬ彼だし、黎子もしっかり彼とケリつけて。
大人の恋愛ってこんなもんだよなって感じが。
でも確かにミロノフ先生はあんまり好きじゃないな。ああいうツンデレのSな男が流行る時代だったんだろうけどね。
神隠しのイケメン兄は割と好き。
>>57 私も好き
ほろ苦いハッピーエンドで話も好き
ギシ先生の漫画、男女ともに華やかだったり上品だったり渋かったりいろんなタイプがいて好き。
あとは眼鏡成分があればなぁ…
>>53 星子さんの住んでた部屋って
ラブホみたいな間取りだったね
お風呂が部屋の真ん中にあったみたいな
メガネイコールガリ勉、ブサイク
みたいな描かれ方だから、メガネ男子はいないね。
メガネっ娘萌えもないね
私もミロノフ先生好きじゃないな。
普段は別にいいけど、苦しみのどん底にいる時までほっとかれたら
私なら百年の恋も冷めるわ。この人と一緒に生きていくのは無理だと思っちゃう。
スペセレ「二日月」の表紙絵は星子だとばかり。
>>60 横レスだけど、私もラブホと思っていたら星子のアパートだったんで
エェー?だった。部屋の作り自体がそんなんだった。
長風呂したら壁紙がシワシワになりそう。
布団も湿気を吸ってカビだらけになりそうだよね。
ドリームハウスであんな家作ってたの思い出したwww
>>63 昔の少女マンガではヒロインが苦しんでいる時
すぐに優しく手を差し伸べるのは自分を良く見せたいだけの駄目男で
本物の男は突き放しヒロインの成長を促すのがお約束だったからな
>>62 メガネっ娘ヒロインといえば、「ミス・メガネはお年頃」。
しかしあのヒロイン、いきなりコンタクトレンズなんかプレゼントされて、よく度数が合ったなあ。
初心者は装着だけで大変なのに…。
ブルーロージスって不倫だったっけ?
二股と思ってた
>>68 男の言い分だと浮気だけど籍はもう入ってたかもね
初めて付き合う男とほぼ初対面でその日のうちにヤっちゃう時点でどうかと思った
そんなにすぐ手を出すなよ
ミスメガネ読んだことないけどコンタクトをプレゼント?すごいw
>>70 しかも仕事相手だよw
主人公は成長できたし結果オーライかもしれないけど、よく考えたらすごいヤリチン
全く男慣れしてない高齢処女を弄んでストーカー化されなくて良かったね
でもあの男は主人公のことちゃんと好きだったように見えたな
元カノが妊娠さえしてなかったらちゃんと別れて主人公と付き合ってた気が
する
>>74 最初は気晴らしみたいだったけど、ちゃんと好きだったと私も思う
向こうと寄りを戻す時にはっきり言わなかったのは残念な部分だけど
不倫といえば金とか銀とかの題名のやつあったよね
不倫男といえば、題名忘れたけど
奥さんと死別して1年で不倫してた女を後妻に貰った旦那も嫌い。
あいつ絶対また不倫するわ。
>>78 思い出した、貴船の道だった。
あの話は後味がいいとかいう意見をネットで見るけど
病気で亡くなった奥さんが可哀想だった。
身近なリアルお局が不倫相手の奥さんが亡くなってすぐ後妻に入ったんだけど
お局も男も本当に嫌なやつだったので、みんなで病気の奥さんが可哀想だよねという話をいつもしてたので
そのイメージと重なる。
貴船の道の後妻は、わりといい人だったし子供と打ち解けようとしてたけどね。
不倫男も愛人も極悪非道人じゃない普通の人ってところが余計腹立つんだよね
蜃気楼の奥さんが言ってたみたいに
本人たちは自分の行動でどれだけ誰かを傷つけてるかわかってないところが
不倫男は基本的に女を女としてしか見てないんだよね
人格とか自我とかがあるということがわかってなくてそのことが悪いことだと気づいてない
こういう男の人と関わると不幸になるね
メッセージは二口女と同じだわ
パイドパイパーの夫にも通じる。
パイドパイパーがオリーブグリーンのリボンがついたこげ茶の帽子だっけ?
床下収納もパイドパイパーであってる?
あれの夫って影が薄いイメージだったけど
女に家の事は任せるよ的なあれだっけ
ギシさんの仕事のスタッフ採用試験受ける夢見た
時事問題とバレエ基礎知識のペーパーテストで全然答えられなくて焦る夢だったw
タイムスリップで母親とタクシーに乗ったお嬢さんっぽいアシさんも出てきた
>>84 床下収納はあってる
主人公が白いふわっとした髪
帽子はタイトル忘れたけど、海の近くの実家に娘つれて帰省する話
主人公が黒髪ショートカット
海の魚鱗宮だね。
パイドパイパーの夫は不倫が原因で出世街道から外れ、
それでも不倫を続ける。
酔っぱらった勢いで出世できないのを妻のせいにしたり。
女に感情や人格があると考えられない人。
あの物語の犯人も、子供を独立した人格を持った人間と
認めてない人だった。
すみません、質問です
スペセレは数冊しか買ってないのですが
「鬼子母神」に挿入のカードにギシ先生の
「またもちょっぴりカーペンターズ兄妹をモデルにしました。」
とのコメントがあったのですけど
他の作品であの兄妹がモデルのって何という題なんでしょうか?
詳しい人、教えて下さい
91 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/04/22(火) 13:50:31.85 ID:kQvVVzT/0
山岸涼子全巻持っていたけれど売ってしまった。後悔している。
>>89 その鬼子母神とグリーンフーズ以外に
兄妹ものが思い出せない…スマヌ
>>92 「パニュキス」も兄弟ものだよね?
カーペンターズがモデルではないと思うけど。
>>91 引越しに乗じてどこかいってしまって
家じゅうの箱探してもなくて凹んでる
数冊だけあったけどどういう分け方したんだと自分に腹が立つ
久々にツタンカーメン3巻から読んだけど読んだ当時よりまた違った感じがして楽しかった!
>>91 同じだ。とても後悔している。しかもブックオフにだなんて、自分バカ。
引越しの時はどうしても荷物減らすために、漫画を手放すのだけど、激しく後悔だ。
時々、無性に読みたくなる。
山岸涼子の作品は、ものすごい感銘を受けるか、全く理解できないかの作品が多い。
でも惹きつけられる、でも怖くて手放すw
怖い怖い話でしばらく眠れなかった作品「幽霊談」を再度購入して読んだら、
それほどでもなかった。
後の山岸作品で慣れたせいかなw
>>81 そうそう、根性が捻じ曲がった極悪非道な人間でない人も不倫をする、という現実を画がいているよね。
でも安易なのよ、不倫してそれによって苦しんでいる人間がいる、ということに気づかない安易な人間。
そういうのが面白い。
私も長い間のトラウマ「私の人形はよい人形」を久しぶりに読んだらそれほどでもなかった
今度は「押し入れ」を読んでみようと思う
押し入れ…私もあれが怖かったなあ。
実家に置いてきちゃったから、GW帰った時に探してみよう。
2014年4月28日(月)ごろ発売
◆待望の初★登★場!! 表紙&巻頭カラー!! 前後編にて掲載!!
「死神」(前編) 山岸凉子
幻冬舎のスピカって雑誌ですって
死神て(;´Д`)
ギシちゃんどんどんストレートに
死神ってタイトルってことは逆にガチホラーではないんだろうな、という気もする
リョーコちゃんが出てくるいつものエッセイ風?
今進撃の巨人はまってるんだけど
主人公がなかなかかっこいいところどころか猿ぐつわおんぶヨダレとかの姿ばかりで
本人は状況に振り回されて「あー気の毒だな主人公なのに」みたいなところが
だんだん楽しくなってきて
この感覚、どっかであったなぁって思ったら毛人だった。
深刻に縦線生やしたり、すさまじくかわいそうな目に遭えば会うほど
なんかだんだんそれが楽しくなってしまった感覚に似てた。
>>104 甘いもの一家の続編が描きおろしで載ってるから、買って損はないよ
>>105 お、おう
だから「リョーコちゃんエッセイといえば」で紹介したんだけどな?w
>>97 私の人形はよい人形
わたしはどうしても怖いページがあるのでいまだにそこは飛ばすが、一度読んだら怖かったから
トラウマになってもう読まず…では確かにもったいない作品だよね
あれは霊感や怨念以外に、わりと人の潜在意識の問題も取り入れているからホラー以外の観点でもなかなか深い作品
たとえば最後に身代わりになってしまった女の子が、霊感少年が「何で無関係の彼女が?」と
不思議がっていたけど、その後「彼女が君のことを考えて波長が合ってしまったんだ」と
結論づけたところなんか特に。
そう言えば自分も、今までトラブルに巻き込まれる前は必ずギスギスしてたなあと考えたり
無関係の、本来なら完全セーフティな立場にいても嫉妬とか執着とか強かったら
不幸を呼び寄せてしまうってことなんだと思う
あとヒロインが「学校へ(逃げよう)」と心で思っていたことが
即人形に伝わって「学校」とリフレインするところとか(←最初は読み落としていた)
そうか、霊はテレパシー能力があるから、いつも逃げ場所に先回りして待ってんのかwそりゃ勝てんわと
恐怖の甘いもの一家を読んだことなくて
スペシャルセレクションに収録さてるの待っても出ないから
収録されてるコミック調べて古本探して買ったばっかりだよ
いつもこうだよ
霊なら処女非処女くらい霊能でわかんないもんかなあと思ってた
>>99 すごいタイトルだわー
前回のも読んでないし早く単行本化してくれないかしら?
>>108 私もあれが好きで、探してるんだけどなかったわ
引越しのときに捨てなければ良かった
食パンに砂糖を乗せるお兄さんがすごく印象的
>>108 新刊スペセレ「メタモルフォシス伝」に載ってるのよね
お気の毒だけど、私も同じようなこと何度もやってるorz
Yちゃんがケサパサの姪っ子さんかしら?それとも赤ちゃんのほうかな?
山岸作品の新装再販が定期的に行われるのは
作品が優れてるのは勿論だけど
手放したあと、でもやっぱり再読したい熱が出るからなのかも。
私は文庫で大方揃えて、角川版の全集で抜け分の補完、
スペセレもだぶりを気にせず補完、て感じ。
初めての山岸作品集めでここまできたから手放さずにいよう。
昔は何かを期に一気に物を捨ててたけど、すっごい後悔するタイプだと
自覚したんでとっとく事にした。
(サンリオ海外作品の文庫とか山止たつひこ名義のこち亀単行本、
キャンディキャンディ単行本全巻とか。ぐはっ)
山岸さんって絵が上手いんだか下手なんだかわからないところがあるよね。
評判の悪い池田理代子の「聖徳太子」も
衣装の書き込み具合や先頭シーンなんか、申し訳ないけど山岸さんの比じゃないよ。
山岸さん下手なところは本当に下手。戦闘シーンとか全く迫力ないしw
迫力のある戦闘シーンが読みたいならそもそも池田理代子を選ばないw
ギシ自身が迫力ある戦闘シーンが描きたいとも思ってないし
必要ともしてないみたいだしねえ。
ギシにはこの人と決めた人の表情やポーズや指のぐねぐねの方が重要なの。
男の小説家が男の漫画家との対談で、ギシさんは主人公とそれ以外を区別する作家なんだと言ってたのを思い出した。
主人公や重要なシーンだけにフォーカス当てて、他をぼかして描くのは目の悪い人の視界に似てるってのはたぶん私の脳内補完。
池田理代子はよくも悪くも基本が漫画絵だからねえ
ギシはアクションシーンとかあまり関心無いんだろうな
黒のヘレネーの一枚絵のトロイ戦争が一番のずっこけだったわ
一方陰影のあるカラー絵は神
確かにどうでもいい人物や背景は真っ白だったりするものね。
>>111 どうでもいいんだけど、あのお兄さん食パンの上にバター塗らないで
直接砂糖をサラサラかけてたよね。
絶対バター塗ってから砂糖をかけた方がんまいよと言いたい。
せっかくの砂糖の味をバターが消すのは勿体ないとか言われそうだけど。
>>115 いや、ギシさんより池田のほうがよほど上手い、と書いてるのよ。
(その池田だって上手いわけじゃない 鄭問なんかと比較すると雲泥)
衣装の書き込みなんかもギシさんよりずっと丁寧だし。
(これはもう池田の真骨頂だけど)
マンガをイラストとしてみるとギシさんはすごく上手いのよね。
映画としてみるとお笑いなんだけど。
すごく惜しいなあ、と思う。
本人が必要とおもっていなかったとしても、
戦闘シーンとか迫力があればもっともっと面白かったと思うのですよ>処天。
122 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/04/24(木) 14:14:29.61 ID:1ZbzGXUg0
戦闘シーンの迫力とかなくても、充分面白かったけどなぁw
マンガをイラストとしてみると、とか映画としてみると、、って
必要ないわw 少なくとも自分にとっては。
マンガは漫画の文脈、読み方、リズム、他あるし。
自身で深層意識で脳内補完しながら読み進めてるし。
それぞれの漫画家には持ち味あるし、比較するだけ意味ないなぁとも思う。
殆どのギシファンは戦闘シーンの迫力なんて一切求めてないと思うw
「だいずらたてん!!」「びるろくしゃてん!!」
「なむしてんのうとうらい!!」
それだけでいいのよ。
厩戸王子の逆さぶら〜ん!がそれまでの淡白な戦闘シーンを全てぶっ飛ばしてたしなあw
漫画の構成としたら成功だよあの流れは
戦闘シーンで面白さが左右される漫画じゃないし。
ジャンプ掲載漫画でも見とけ。
戦闘シーンとかの白っぽい群像はアシさんが描いてるんでしょうね。
迫力がないのは認めるけど、ギシさんの魅力はそこじゃないし。
それよりも映画的なコマの使い方が上手いなぁと思います。
求めてるツボが違いすぎる。
池田理世子の絵が華麗?
名香さんクラスに描けてから言えっつうね
戦闘シーン堪能したけりゃキングダムでも読むわ
たとえば巨人の諌山は絵はどへただけど、そんなのどうでもいいくらい「漫画」が面白いからいいんだよ
池田の聖徳太子なんて笑止千万なのに何瑣末なところでこれは勝ってる、なんて言えるんだどの口が
>>121 だから言ってるのw
戦闘シーンの迫力求めて池田漫画読むか?読まないでしょw
ギシより池田の戦闘シーンがイイ!って言っても池田だってその程度の戦闘シーンかwってなるよ
そこを誇るってちゃんちゃらおかしい
>>114はバカなんだなあ
戦闘・聖徳太子ものとして日出処が描かれたなら
>>114の説にも説得力があるけど
戦闘・聖徳太子ものとして日出処を読んだ人がこの世に
>>114以外、一人でもいるだろうかw
ベルバラしか読んでない口だけど
池田は普通に戦闘シーンを描くと言う意思はあるね
そういう意味でよく書き込んでるっていうのは巧拙置いといて当たってるかも
ギシはそもそも違うベクトルだから正統派なアクションのテクは外してると言える
だいたい
>>114も
>>121も池田の戦闘シーンを誇ってるなんて言ってないと思うけど
処天は、シナリオ構想が神なのよ。
女嫌いで男色の能力者で、母に愛憎を向ける、孤独な天才としての聖徳太子が書ける作家なんて他に居るか?
そして最後は王子がもがき苦しむさまから、愛とは、宗教とは、と読者に問いかけて終わる。
そんな作品に、過剰な戦闘シーンは必要か?ということよ。
王子の周囲に疎まれる能力は、母や毛人への愛情の欲求と、周囲への憎悪の発露なのよ。
言葉の代わりに、どうしようもなく滲み出てくるものなのよ。
それは王子の顔と仕草で顕現されている事が重要で、超能力での戦闘をいくら描いても昇華されるものじゃないのよ。
そしてそんな王子の造形美は、池田が模倣する程優れていたということなのよ。
ギシさんの漫画だと、不安な、もしくは追い詰められたキャラクターの背景で、誰かの恐ろしげな気配が近づいてきたり、モブのざわめきが聞こえてきたりが多いイメージ
そういうシーンの緊迫感は本当にすごい
動きの少ないシーンをスローモーションで描写する方が得意なイメージ
>>130 誇ってるじゃないw
>先頭シーンなんか、申し訳ないけど山岸さんの比じゃないよ。
>ギシさんより池田のほうがよほど上手い、と書いてるのよ。
戦闘漫画と思って池田漫画読んでなさいよ
山岸さんの漫画は物語を、人物の感情を、
注意深く丁寧に読者の心の内に積み上げていくでしょ。
あの、時に神経質・時にホニャホニャ面白和みな絵柄は
山岸さんの物語の話し方にぴったりなんだよね。
表紙絵くらいにキチキチッと隙なく描かれたら、
きついものを突き付けられ過ぎて辛くなる。
人物と感情を通して伝えたい物語を読ませるための絵。
池田のは全コマ、無駄に人物がうねり、感情が沸騰してる感じ。
勘違い女優が演技放り出して「私だけを見て!!!」って騒いでるみたい。
聖徳太子マンガは抜粋だけ見ても、物語より池田の自意識や自己愛を
伝えたいだけって思った。
確かこの後、劇画家w止めて声楽家に行ったんじゃなかったっけ?
>>133 いや〜〜ギシよりはうまいっていうと「誇ってる」に受け取る人もいるんだねえ
芸術志向で数学が不得手な子に中程度の成績の子が「あんたよかは数学出来るわ!」と誇ってる
状態、とこんな感じ?そりゃあ誇らしいねえ
山岸さんの作品にジョジョや北斗の拳や掃天航路や刃牙みたいな戦闘シーン出てきたら
絶対嫌だ。
>>135 あなた読解力なさすぎるよ…
だからそこ誇るとこじゃないだろって自分は言ってるのよ?
>>137 つ【鏡】
だからその最初のレスを「誇ってる」とか曲解してる時点でおかしいんだってば
ギシよりもうまいって言ってるだけじゃないのよ…
無意味な比較を出したね
寿司屋とうどん屋のどっちがうまい煮物を出すかぐらい無意味
池田の聖徳太子漫画は噴飯もの。
進路を変える以前にとっくに漫画家終わってたし。
こんなもんの為に争うな。
>>138 唐突にギシスレでギシより他の方がうまいって言い出すのが誇ってるように感じれないのかw
じゃあなんなんだろうな?ちょっとオカシイ人ってこと?ならわかる
だって普通しないよね
あなたとは感性が合わないってことみたい
平行線だからレスいらないわw
>>139 煮物よりもっと頓珍漢な例えな気がする
山岸漫画はあの画面の淡白さこそが新しかった。ストーリーとも、主人公の繊細な表現ともマッチしてた。
前に夏目房ノ介が「ナニワ金融道が池上遼一上手な絵で描かれたら悲惨すぎてとても読めない」っていってたけど、
それに近いものがあると思う。
>>142 強信者さんだったのか…そりゃあ失礼しました
>>145 みっともないから出てこないほうがいいですよ。
>>118 わー、トロイの戦争見開きは一般的に見てズッコケだったんだ?
絵心ない私はこんな表現もあるんだと大感動してたのに(←ちょっとバカ?)
その頃少年漫画も読んでたけど、少年漫画は戦争っていうと大勢でわーわー叫んで
敵方に向かって走ってゆくみたいなのが主流で、だからよけいにただの「静止画」
しかも2Pだけというのがやたらインパクトあったわ
まあ、今から思えばヘレネーにとって自分が原因で起った戦争さえも
「他人事」「単なる絵画」みたいな感じを表わしたかったのかも、と考えたりもするが
多分この推測も間違ってるような気がする…
>>147 いやあれは凄い表現だよ
全てに他人事のヘレネーを主体にする為に最も凄惨な要素をばっさりスルーしたんだから
ストーリーの主軸を徹底させる為の力技だと思う
だけどギシ以外の作家さんがやったら絶対にそうはならないw
dB0l+57V0さん、トロイの戦争はずっこけたと書いたり凄い表現だと書いてるんだけど
結局どっちなの?
>>149 両方
ヘレネー的にはこの程度の認識なんだろうなえげつない女だわ…
と最初は感じ入っていたけど
読み返すにつれ、この絵の淡白さってやっぱりちょっとありえないわって感想も加わった
今では成立してる事自体が凄いページだと思ってる
あれはかくして大戦争となりました、って資料絵をあげる程度のもんだよね
第一アシ絵だし
「静」の美が際立つ絵柄だよね
厩戸の父の病床で、疫神が四隅から迫ってくるのは
薄い絵なのに物凄い迫力だった
鬼来迎の、街を呑み込む大津波と鬼の見開きページも
クライマックスなのにフッと静寂が訪れたみたいなシーンだね。
あの場に居ても何故だか見惚れてしまいそうだ。
広島の原爆投下時の目撃者が、怖くて凄惨な危機状況なのに
「原爆の雲が色とりどりで扇みたいに拡がっていくのが綺麗だったなあ~」
と、のんびりした口調で語ってるインタビュー記事に通じるもんがある。
鬼来迎で思い出したけど、あのヒロインはコミュ障っぽくなって田舎に来たけど
何か町の人とのふれあいとかイキイキしてて
「おじさん!魚ちょうだい!」とか叫んで元気になるの早いなーと思った
でも漫画だから短いページ数で展開が早くて
実際は来てから津波に遭うまで三ヶ月くらいはたってる設定かな
>>154 見知らぬ人とのほうが気楽に話せる人もいるからのう
あと、あのおじさんは臓腹ないでしょ。
ああいうタイプならこちらも素直に反応できちゃう。
ヒロインは最後、再就職先で「どなる人好きよ」って言うけど
そういう事だと思う。
今更だけどテレプシ購入して一気読み。
第一部いきなりこんな鬱な展開で始まるとは知らんかった。
どの子も痛々しくてたまらん。
空美ちゃんはバレエを続けられてたってことで、ともかく良かった。
ハー、脱力したわ。週末じっくり読み返そう…。
いいなあ、あたしも記憶を消して一気読みしてみたい
「死神」、表紙に噴いたw
スピカの表紙もギシ先生で、こっちはダンス関係だったが
死神の方は痴漢を連想してしまった
>>160 スピカ買ったけど、表紙と漫画の中身は無関係でしたw
>>161 表紙のアレが死神なのかと思ってビックリしたよwww
なんでヒップホップなん
なんだ、ノリの良い死神さんじゃないのか。
華麗に動き回ってないと喋れないみたいな。
もしかするとエンターテイメントな学園モノ?
お年のわりに、頑張るよね、山岸先生
>>164 「エリザベート」の内野トートが頭に浮かんだw
>>165 ベテラン看護師が病院で見た「おむかえ」の漫画
こないだのモーニングのツマラナカッタ。
えんどこいちの死神くんが実写ドラマになったらしい。
山岸さんには死神さんを連載して欲しい。
大き目の本屋さん何件か見たけどスピカとやら見つからなかった。
本屋さんに置いてない雑誌なの?
メタモル〜のスペセレ読んだ
面白かった
恐怖の甘いもの一家の描き下ろしってんで買ったんだけど
同時収録、ネジの叫びかー… 私の人形の文庫に載ってたよねー…
なんて思ってたんだけど通して読んだら
甘いもの一家まで全部含めて「自立しなさい」「やることやってさらに自我を鍛えなさい」
って感じなのかなと思うとこういう編集アリですね
ネジの叫びのあのギリギリギリってのが怖い。
昆布身に着けてたよね
175 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/04/30(水) 19:42:19.17 ID:bxsNy/Kt0
176 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/04/30(水) 22:04:14.99 ID:R6//QpZZ0
メタモルのスペセレ版は
メタモル、ネジ、甘いもの一家(描き下ろし版)、
描き下ろし版じゃない方の甘いもの一家の4本立て、
で合ってる?
>>178 ありがとう。書店開いたら買いにいく。
甘いもの一家初読みなんです。
ネジの叫び。何回も色んな版で読んだ気がする。
ページ足りない時の穴埋め扱いみたいな。気のせい?
(魅力がないという意味じゃなくて)。
でも
>>172を見て、編集によって本全体の意味付けを
出せたり、この作品自体の意味が変わったりするような
便利であり特異でもある作品なのかも?と思った。
>>180 わかるw
ネジの女性とメタモルフォシス伝の久美とキエーの響子さんが
「甘いものを嫌いだとすら思いつかなかった、流されるままのギシ」と繋がるような
メタモルって紅子だけは蘇我君の不思議を体験してないんだよね
紅子のような人が久美と友人やってるのも不思議だけど、その対比なのかな
わたしも紅子と久美が友だちなのがしっくりこなかった
今は紅子みたいに一見大人びた女の子はかえってスレてない気質をもってて
けっこう久美と根元は似ているところがあるのかなーと脳内補充してる
響子の先輩同僚も仲良くはならなかったけど、意地悪ではなかったよね
わたしの人形は…もヒロインと身代わりになった友人も対照的な性格で
霊感少年が現われるまではけっこう気が合ってた
他人の同性はやさしいのに身内の同性はキバをむいてかかってくるのがギシ作品w
メタモルのすごさって
数学駄目でも音楽美術小説が好きならそっちの道を選んで自分らしさを
とかじゃなくて
数学駄目だからって音楽美術への方向転換は結局二流三流の逃避ダメ人間落ちこぼれ
息抜きはいいけど、T大目指すと決めたからにはT大目指せよ
てとこよね
志望を理数から国文にしたりはしてたけど
ラブもないし
よくあれを少女漫画でやってたなあ
でも後味悪くなくてよかった
懐かしいなー。
新連載予告カットの蘇我要が長髪だったんだよね。山岸さん曰く
「郷ひろみの新しい髪型を見るのが遅かった」。
>>184 そうなんだ!時代を感じるね〜w
新田くんも嫌味なガリ勉かと思いきや、最初からなかなか飄々としてていいキャラだったな
蘇我くんと2人で眼鏡のガリ勉の子のお見舞いに行くエピソードが好きだわ
新田くん!すごい好きだった。
クールに見えて実は寂しさを隠してる…みたいなところが。
最後お兄さんとまた仲良くなれたところ、よかったねえ…って思ったよ。
メタモル、台詞の言い回しなんかは昭和っぽいけど
今でもテーマは全然古びてないよね。悩める高校生に読んでほしい。
メタモルは読んだ当時は
新田くんのお母さん→ひたすら可哀想だったけど
大人になっていろいろ社会経験するとお父さんの方が可哀想
新田くんのお父さんは毒親に抑圧された息子みたい
何か飛躍するがテレプシの空美ちゃんのお父さんとちょっとかぶる
ああ新田父も自己主張言えなかった一人なのかね
一人でやってくと言いつつジジに金せびりにきたりジジが言う通り嫁貰ってみたりの
189 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/02(金) 17:55:48.61 ID:GBgN4tZQ0
メタモル最近読んだばっかだけどつまんなかったな
けっこう好きな人多いんだね
メタモルとムフフフと妖精王は駄作だと思うわ
メタモル、前に読んだときはなんとも思わなかったけど
ここ見て買って読んでみたら
本当に「よくこれを少女マンガでやったなあ」だわ。
少年少女たちそれぞれの葛藤、
それも恋愛は絡まず将来のこと、自分の限界、親のことなど
真剣に考えながら成長していくんで、
今見た方が面白かった。
>>190 絵の美しさに免じて妖精王は勘弁してやってつかぁさい
いやメタモルで盛り上がっててうれしいよ
新鮮じゃん
キエー畳の上に首いつ気づいた赤いリボンの意味姉妹だ親子だのループは仕方ないけど
いつもいつもじゃねえ〜
妖精王はニュクスとかレタルカムイとか出番の短いやつらが好き
ハリーハウゼンを思い出す
妖精王は今思い出すとよくわからん話だな。
女性キャラがだいたい不遇。
マブもナメクジおばさんも蛇女も可哀想だったね。
ナメクジおばさん好きだったわ。
妖精王は作者ご本人も
「時間がなくて資料を消化しきれないまま描いた」というようなこと
おっしゃてた気がする。
198 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/03(土) 00:38:03.53 ID:o+1m8ZGF0
妖精王とムフフフは個人的には楽しめたな
メタモルは退屈だった山岸作品でつまんないなぁと
思った作品はこれが初めてだ
ムフフフは髭の大学生のお兄さんがすてき!
ブタン C4H10
メタモルだって色々小ネタがあるよー
まず「そうか、貧血の時はアンパンなんだ!」と刷り込みがされた
いや…くだらないことでごめん
久美は内気キャラのわりに男子の同級生にはわりと対等に話していたな
響子にもこんな友だちがいれば良かったのにね
学園のムフフフ、好きだ。
底抜けに明るいのね。すっごい気がラクになれる。
出て来る人がみんな伸び伸びしてて楽しそうなんだ。
メタモルも
>>191さんと同意。
あと男女の、恋愛以前の友達の感じが懐かしい。
(小学生の時のあれとは違う)
すぐ惚れたハレタじゃない、あの感覚・間柄が
貴重なんだよね。気持ちが丁寧な...上手く言えないけど。
長く保つの難しいから、ってのもある。
恋愛は特別エリアで在って良く、それ以外は私、
男女はこんな感じが良いなぁ。
私の人形は良い人形、時じくの香の木の実(桃のコンポートのやつ)の
男子二人・女子一人の友達感覚も面白い。ブアイソな田原真彦も。
>>202 桃のコンポートは千引きの石だね。
時じくは「すごい、割り込んだのね」の方。
>>196 あと「他人の夢の話はつまらない」な作品、って言ってたね
ジャックの性格悪い子設定の早々の放棄
実世界の血縁と妖精界の登場人物のつながり
(おばあさん=エルスペス、燐兄さん=クーフーリン、グィン=ジャック)
をちゃんと描くことの放棄
妖精の実在や実世界の危機を描くことの放棄
結局ラスボスを倒してすべて夢オチに近い扱い
しまった、これじゃ王じゃなくて勇者だと気づいても時既に遅し
でも冒険過程がおもしろかったからいいけどさ
タルトタタンっていうお菓子を初めて知ったのはどの作品だったかなあ
>>206 ドリーム
暑さすら超越する美貌の丹穂生さんが出てくるやつです。
>>205 個々の冒険エピソードの面白さや絵の美しさはあるのに
メインのストーリーが投げやりだったよね。
個人的にはクイーンマブが好きだった。
>>207 誤算いっぱいあるよね
人間的成長(自分勝手だと大人になれないし友情も手に入らない)を
プックに託してたのはわかって、読者としても待ってたのに
ギリッギリの間に合わせで全然劇的に描けなかった
すぐ三等身に戻って大して変わらなかったのは
子供のプックのまま魅力的なキャラとして成り立ってしまっていたからだろう
あれも誤算w
マブはギシのツリ目美女(後年の厩戸)とタレ目美女(後年の布都)の両面を持つ
ある意味完全体だね
でも本体はやっぱりツリ目の方なのね
妖精王好きだわ
なんか繰り返し読んじゃう
オムニバス風というか適当にぺらっとめくった辺りを読んで、その話終わったら閉じてってしやすいからかな
イヒカとマブとメリジェーヌとナメクジおばさんが好き
ケンタウロスたちもなんか好き(貴腐の方
ペガサスたちはあんまり好かん
プックとジャックも好き
クーフーリンは特に好きでも嫌いでもなく、興味なしって感じでそこは申し訳ないw
>>210 うん。そっちは間違えてないヨ。
完全に仲良し3人組じゃないのもまた良し、と思って。
妖精王は一回読んだきりだけど、この流れで
再読してみようかな。普通に冒険物として読んでたけど
面白かった。
212 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/03(土) 19:07:11.34 ID:o+1m8ZGF0
面白いよね自分は好きだわ駄作っていう人もいるから人それぞれ
評価が分かれる作品なのかもね
妖精王が不評なのは「長い」からじゃないかなあ
知識がある人は前にもレスあったけどどこ開いてもオムニバス感覚で読めるかもしれないけど
山岸さんは長期連載あんまりないね
アラベスクやテレプシはバレエという演目があるから一応所々で区切りつけられるけど
ようは山岸さんは短編の名手で、連載ものは短編ほど得意ではないのではとふと思った
テレプシもバレエ以外のアイテム(民謡の家の女の子のクラブ騒動とか)とか
詳しく描き始めたらダレた印象がある
もっとも当時はこの女の子の美声と六花の踊りが結びつくこともあるのかなと思いながら
読んだりしていたけど、結局出番がなかったあの子のエピはあれほど長くなくてもよかったかな
一応、椿のエピソードは、六花が「いろんな音楽がある」と気づく土台になってるんじゃないかなあ
クラシックやバレエだけ、いわば与えられたものだけ理解するのと違って、普段の生活でいろんなものを吸収する
バレエを外側からみられるというか
>>212 駄作=嫌いってわけでもないのよ。
長年読んでる読者には「ここがアレだよな」と思いつつ
愛着のある作品と思う人も多いと思う。
妖精王は77〜78年だからその頃からギシがだんだん
ただの耽美漫画家じゃなくなっていくけどその種もまかれてるし。
>>213 連載腰くだけはこのスレでもよく指摘される
>>214 年とってから読むと老けてると思うけど子供の頃読んだ時はなんとも思わなかった
子供の時は大学生ってスゲー大人って思ってたからかな
ムフフフもメタモルも妖精王もケサパサ以降の作品に比べれば読みごたえあるよ
椿との一連のエピソードがないと、六花のふつうの中学生としての生活が
バレエに対して全く意味も重さもないものになっちゃうと思う
千花と六花との対比って、周囲からかけられていた期待の大きさや
本人のバレエに賭ける思いの強さの違いも勿論だけど、
バレエ以外の世界を持てたか否かがとても大きいと思うので、
六花の日常パートは結構大事なんじゃないかなあ
六花は坂口もいたし最初は仲悪かったダンス部の部長とも和解したりで
学校でもなんだかんだで楽しそうで千花と正反対というか
千花はバレエありき、六花はあれもこれもおもしろーい!て感じだった
んでふとあの芥川本の話(叔母さんと姪の話)と根底は一緒なのかなとふと思った
六花の学園生活よかったよね
クミともチカとも違ってエンジョイしてた
遊びに行けなくてバレエ漬けになるガッカリ感とか
副部長に惚れられて椿とこじれるとか
バレエ部分だけじゃなくて好き
後半につれ、出番が増えた舞ちゃんがアシさん絵だったのが残念なくらいw
双葉親子は、ギシ絵?
昔、少女漫画板のギシスレで
空美!茜!双葉!妖怪人間♪
ってレスに笑ったっけ
連載ものの傑作は処天
異論はなかろうな
225 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/04(日) 00:21:18.68 ID:MTyiCYtI0
「わたしの人形は良い人形」って映画化の企画があったの?
台本があったらしいけど。
マンガが原作の映画って意外と多いよね
ギシ先生じゃないけど、超マイナーな「ホテルハイビスカス」が映画化された時には驚いた
とにかく手あたり次第作ってレンタルで元を取ればいいと思っているのかな
>>224 ないよー。
時代に関係なく素晴らしくあり続けるだろうナ。
短編集集めてきて、じわじわ処天に辿り着いた。
大事にとっておいて良かった。(好物を後で食べるみたいな)。
今度、アラベスク揃えるんだ。これでスペセレを
読みのがしてる短編を目当てに買えば一区切り。
カポーティ作品のは単行本「黄泉比良坂」辺りかな?
あれも著作権ウンヌンで難しいだろうけど、翻案とすれば
セーフじゃないかな。良い漫画作品になってた。
228 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/04(日) 00:47:35.52 ID:ib6Z5NeD0
山岸さん連載ものは面白い作品多いと思う、大体、何読んでも面白かった
私は短編が好きだなあ
ギシさんは短編の名手だと思う
もちろんアラベスク処天テレプシも面白いんだけどね
椿は大人になって民謡歌手になった彼女の歌で六花が振付けするんだと思ってた。
そう予測した人結構いるんじゃないかな。
当初は大人編を描く予定で始めた物語にしかみえないから。
>>230 ギシスレでは大多数の予想だったけど、
ちょっとそれは話がうまく行き過ぎな気がする
>>214,217
いやいや、ああいう人はヒゲ剃るとビックリするくらい若くなるんだよw
六花が千花の怪我した左足を軸にしない、左足に負担の少ない振り付けをするとも考えてた…
私は逆に大人編なんか最初から想定してなくて、一部ラストにむけて動いてた話に思ってた(連載時)
>>225 15年くらい前の雑誌で見かけたんだけど
「リング」の中田秀夫監督の次回作が「わたしの人形は良い人形」
って書いてあったのは覚えてるわ
同じ名前のキャラがいろんな話に出てくるけど、どういう意味があるんだろうか
>>235 225ですが、そう、監督は中田秀夫さんです!
一年以上??となってたのが解決しました。ありがとー!!
台本は決定稿ではないらしく中を見たわけじゃないんですが、主演は水川あさみさんで、他ベテラン俳優さん達の名前がありました。
霊能者の男の子役は誰か分からなかったです。
ああ、でもなんか惜しいな。なんでぽしゃっちゃたんでしょうね。
由良子とか由布子とかのこと?
本スレでryoukoのアナグラム説を見た。
その対比キャラの若い子が紫(ゆかり)とか紫苑とか葵とかなんだよね。
これは甘いもの一家に出てきた姪のYちゃんだと。
えっ、きもちわる!
>>237 ほんとにねー 自分も「わたしの人形は良い人形」の実写化映画を
楽しみにしてたんですけど、いつの間にか「仄暗い水の底から」が次回作として
制作されたんですよね。(こちらも水川あさみさんが出演されてます)
なにかオトナの事情でもあったんですかね。
自分としては「汐の声」を中田秀夫監督の代表作の「女優霊」のようなカンジで
実写化されたら面白いだろうなーって思っていました。
舞あけみは誰が演るの
評判の高い「汐の声」を昨秋、初読したけど、
ツッコミどころがあり過ぎ。
短編だからか、強引過ぎる。
初読で感想がそれだけなら合わない作家ってことで別の作者読んだ方がいい
100%に合う作品なんかこの世にないから、よそにお行き
もしくはせめてその突っ込みどころを具体的にひとつずつ指摘してごらん
吐き捨てスレじゃないんだから
まあ「もうこねーよ」なら無理に戻ってこなくていいけどw
山岸はよしながふみを見習って欲しい
よしながオタは押しつけがましいから苦手。
246 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/04(日) 17:00:13.81 ID:ib6Z5NeD0
なぜ突然よしながふみがw
ID:OUkkmUwD0は少女漫画板の山岸凉子スレを荒らしまくってる、通称きちもしではないかと。
触っちゃいけなかったのね。
子供の頃「人形師」というホラー少女漫画がクラスで流行ったことがあって
日本人形=呪い=怖い!というイメージを持っていました。
(有閑倶楽部にもそういう話があった)
大人になって山岸さんの「私の人形は〜」を読んで、
もしかして日本人形のオカルト漫画を描いたのは山岸さんが一番最初なのかな?と思いました。
どうなんでしょ?
>>249 それ以前の他のホラーは記憶にないけど
実話系漫画の「生き人形」が先のはず
今日冥を立ち読みしてたら凉子先生のインタビューがあって「わたしの人形」のことにも触れてて、
かなりうろ覚えなんですが、
日本人形と怪奇を結びつける文化を商業的に利用しない手はないとワタニンを描いたと、
作画のために日本人形を買ったけどどこをどう見ても可愛いだで全然怖くない、
あと人形は本来ヒトガタみたいなこともお話してて面白かったよ。
日本人形が怪奇マンガに出てきたのは、タマミちゃんからマンガ読んでる私もちょっと思い浮かばない。
何かあったでしょうかね。
お母さんが大女優で、娘は冴えないおデブちゃん
でも、ダイエットして美しい娘に変身
お母さん、娘の若さに嫉妬メラメラ
30年近く前によんだけど、まだ鮮明に憶えてる
その筋では天皇と呼ばれているそうです
大女優がなんかいかつすぎて女に見えなかった記憶
>>254 美人は美人なんだけど迫力があり過ぎるというかw
萬田久子みたいな感じかなって想像して読んでたw
壮絶なダイエットを経てデビュー、ってアイドル衣装を着た娘のコマが
わ〜かわいい!って絵じゃなくてがっかりした。なんか野暮ったくて。
痩せて初めて学校に行くシーンはけっこう可愛かったのに。
勝手に岩下志麻みたいな容姿を想像していた。
>>256 ああわかる。
あのコマの娘(アイドル)はあんまり可愛くないよね。もっと目を見張るくらい可愛くてもよかったと思う。
ただ、学校に車から降り立って私服で歩く娘はすごく格好よかった。
女優母が中性的だから、美人に変身した娘も中性的美少女になったのかな。
娘の方は悪い男性に騙されたりしなそう。
芸能界の大物に対する感情も、男性に対する恋ではなく父親に対する愛情だし。
あの子には幸せになって欲しいから、半分は願望も入ってるかも知れない。
生涯独身で、母を超える女優になって欲しいわ。
ただ、本人は望まないと思うけど、世間的には「あの女優の娘!」って見られるんだろうね。
大物義父も隠しきれないだろうし。
いやー、あの話は「母を超える女優になり、男に騙されたりはせず
幸せになる」ってハッピーエンドを思わせる結末じゃないと思う……
母にもらえなかった愛情を男に求めてたり、
この先もおそらくは自分の若さと美を武器にするしかなかったりと、
母とよく似た道を辿って、結局はまた、自分の産んだ娘の若さに
嫉妬するようになるという未来を暗示するラストだったと思うわ
連鎖を断ち切って母とは別の幸せ掴むか
呪いのように連鎖に呑み込まれるか
呪いの蛇に巻き付かれてるのにド根性で
大女優になるか.......etc
まだまだあの話のラストには色んな可能性がある。
>>213 坂口は第三部とか、とにかく後でまた出てきそうな気がしてる。
坂口がオペラを歌い、六花の振り付けでローラが舞う…なんて見てみたいぞ。
>>260 坂口にそこまでのレベルは、期待できん…
>>258 自分もそう思う、というかそうとしか思ってなかった
>>257の視点にちょっとびっくりした
優しいね
258的考えの自分からすると「あの女優の娘!」ってのも効果的に自分たちが噂させたり
存在感がなくなりそうになったら週刊誌に書かせたり
若さのなくなった、けれど著名な母の名を借りて「遂に感動のご対面」「今まで母と呼べませんでしたが…」
母だけ悪役で自分は悲劇のヒロインとして売名に利用
次は母子共演でとか話題作りに使いそう
つまり自分が思う白雪姫ちゃんは「したたか」
>>257 鏡よ鏡のパパは、ママも「あの人は若い子が好きなんだもの 私の時もそうだった」
って言ってるし
超嫉妬の鬼になってるし、単なる父親じゃないよ。
後半あまりにも駆け足で「身を寄せました」「変身しました」だけだから
「ほんとに父親がわりだけ?」にも見えるけど
それなら天皇氏が恋人としてのママを振る理由がないもの。
あきらかに恋人としても雪を相手として選んだのでしょう。
でも、この話では主人公はほとんど葛藤がないから
今後彼女が幸福になるのか不幸になるのかわかりにくいのよね。
単にめぐる女性の栄枯の繰り返しと言うことなら、
旧題の「星の運行」のほうが合ってたな。
>>263 >主人公はほとんど葛藤がないから
そここそがヒロインが何となく薄幸そうなイメージあるのかも
何というか感情の起伏がない、不幸せでも幸せでもそれを受け止めて
自分の中でどうこうする感受性がないっていうか
食べ物も美味しいものマズイもの何食べてもおんなじ味しかしないんだろうなあとか
まあ一応若さに対する嫉妬という感情はあるけど、それも薄っぺらく終わる感じ
六の宮の姫君、とまでは言わないけれども
何か夏夜を思い出す>超美人にもかかわらず幸福とは縁遠いイメージ
>>264 私は
>>263の「葛藤がない」は
さくさく物事を進める雪ちゃん冷静って意味で書いたんだけどな。
ページ数の都合かも知れないけどw
結局デブスだったとき自分磨きを怠らなかったのが実を結んでるし
今後の運命はわからないけど雪自身は私も強かな感じがするわ。
ずいぶん読む人によって印象も感想も違うのね。
何気にコミュ力もあるんだよね、雪ちゃん。
あの歳で大人の男性7人に囲まれて談笑とは・・・お主やるなって思った記憶が。
家では母親にネグレクト、学校では子豚といじめられ
響子以上の引っ込み思案な女の子になっても不思議じゃなかったのに、よくこんな積極性を持てたなーって感心した。
>>259 山田五十鈴と嵯峨美智子に還元して読んでたよ。
娘は美しすぎる自分の顔がいやでわざわざブスに整形、
男と薬におぼれ40代にはもう廃人。
晩年は母の世話になり50そこそこで精神病院で死去。
母はその後も大活躍を続け芸能史にのこる大女優に。
>>260 私は一つだけ希望が違ってて、坂口の歌う民謡に六花がコンテンポラリーの斬新な振り付けをしてほしい(*^^*)
それを空美ローラの身体能力で完璧に表現しコンテンポラリー界に新風を巻き起こす、と。
空美ちゃんが主人公だったらギシ漫画じゃなかったんだろうな
>>267 滞在先のタイのバンコクでクモ膜下出血で亡くなった。57歳。
嵯峨美智子さんは屈折や苦労、屈託がありすぎると思うの。
雪ちゃんは冷静で、物事を淡々と理解したり受け止めるから
頭良いんだろうな。精神がニュートラル。
>>270 山田五十鈴が毒親だった?、と思ってくぐったけど
何か二十代に恋人の事故死の方が重大なのかな
芸能界毒親が多いかもしれないけど
そんな生き方になってしまった人ばかりじゃないものね
>>266 雪が自尊感情やコミュ力を失わずに育めたのは
ちゃんと優しく接してくれた取り巻きの人達のおかげもある気がする。
彼らは恋愛対象でも父親役でもないけど
雪を世話して必要な最低限の何かを与えてくれる、まさに「小人たち」役というか。
ユキちゃんは周囲に恵まれているよね。
お姉さんは運がない、雪ちゃんは運が強い。
自分も最近気づいたのだけど、あまりがんばって生きるより
周囲に流されたぐらいのほうが行き易い。
チカちゃんみたいに生きてるとぽっきり折れちゃう。
ユキちゃんはがんばらないことが良い結果に結びついているなあ、と。
(このがんばるがんばらないってのは 人生そのものに逆らうという意味でです)
なんかテレプシと鏡よを混同してる人がいる
鏡よ、の雪ちゃんは例えばパトロンを失い、
アイドルを止めて一般人に戻ったとしても
スンナリ生きていけそう。
明るい善人と所帯持って地道に幸せ。
過去に拘らず、未練なく、良い母に。
この子は自分を大悲劇に持っていく思考がないね。
不幸を手繰り寄せる考え方をしない。
意地悪な人の悪い思考もサラリとかわせてるんじゃないかな。
本人が思う以上に。
芸能界でアイドル→女優になっても淡々とやってけそう。
あの話読むとレモンパイ食べたくなる>鏡
雪ちゃん、よく見るとデブ時代もかわいげある感じに描かれてるし
ママ以外の大人たちにはかわいがられてるし
石田は好きの裏返しだったわけだし
やっぱどうあがいてもダメな不美人キャラたちとは元から全然別物なのね。
ギシがわかりやすい可愛い顔にしなかったのは
美貌よりとにかく若さを強調したかったのかもと思う。
その後もママは「鏡よ鏡・・」と鏡に向かってるはずと思ってるから
母親を距離置いて冷静に見ることができるようになって哀れんでるっぽいね
自分はそんな生き方しないぞと
「鏡よ鏡・・」は最初「星の路行」ってタイトルだと思ったけど
なんで変えたのかしら?
280 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/07(水) 00:48:53.65 ID:fA9ZHat/0
「星の路行」ってタイトルだったんだ「鏡よ鏡・・」の方が
インパクトあるね
「路行」じゃなくて「星の運行(みちゆき)」だよ。
鏡よ、の方がわかりやすくはなったな。
「鏡…」の方がインパクトあって、しかも分かり易いが
「星の運行」の方がギシ先生らしい
編集側から読者がイメージ持ちやすいように変えようって意見が出たんじゃないかってゲスパー
タイトルひとつでヒロインの運命が変わってくる
確かに少し前にも書いた人がいたけど「星の運行」なら
娘も母親と同じ道を行く→運命からは逃れられない?みたいな未来を感じさせるけど
「鏡よ、鏡…」だったら娘はシンデレラで母親の持っているコンプレックスも軽く超えそう
奥様、白雪姫ですわ
うぐw…
>>282 >>263だね
なるほど
「母親は衰え娘は母親と同じことをして世に出る世代交代話」と見るか
「母親への劣等感、母親からの抑圧から解放され強かに生きていく娘の話」と見るかで
感想が分かれるんだねえ。
タイトルのせいだけじゃないだろうけどおもしろい〜
>>268 いいね!新しい世界が開けたって感じ。
坂口の美声設定は後で生きると嬉しいな。
やっと甘いもの一家読めた〜
続のほうも
これは家の特殊な食文化の例だったけど
もっと些細なことならその家だけに通用するルールってのはどこの家にも存在すると思う
内向的な親だと来客もほとんどなくて気づけないままになるよね
それが当たり前になってて疑う余地もなかったりする
>>243 遅レスですみません。
ギシは処天とテレプシ、+天人唐草のみです。
「汐の声」は、出演料を吹っ掛けたと父親のセリフがあったけど、
一般人の霊感少女じゃ、文化人枠でお車代程度のギャラしかもらえない。
故・宜保愛子みたいに個人事務所を設立するか、文化人タレント御用達の
吉本みたいな事務所と契約して、「タレント」にならないと。
それとあんな気の弱い娘を、泊まりがけの仕事なのに一人で行かせるのもおかしい。
ジャンプ力がすごい、記憶力がすごい、みたいな第三者にわかりやすい能力ならともかく。
親がマネージャーとしてそばについて、
「この子はすごいんですよ」と常に持ち上げていないと。
いい例が叶姉妹。
叶美香がその場にいないレディ・ガガを誉めた後のひと言、「まるで姉みたいですね」。
あの親が娘を金の生る木にしたいのか、一時金でも入ってくればラッキー程度なのか、
イマイチわからん。
>>289 気の弱い、自分の意志がない娘にしてしまったのは親なんだけど、その親は「もう◯才なんだから、自分で自分のマネジメントくらいはできるだろう」と、娘の実際を知らず、仕事に送り出した
そういう風になるよう育ててないのに、できるだろうと思われるいる点で、天人唐草の父親と同じだと思う
親の呪縛で育ち切らない子供、がテーマかな(子役は物理的に、主人公は精神的に)
ごめん変だった
×思われるいる
◯思われている
突っ込みどころがありすぎると言い切って
・一般人は出演料を吹っ掛けてもどうせたいしてもらえないのに
・気の弱い娘を泊まりで一人で仕事に行かせはしないでしょう
だけなの?
どっちも
>>242>>289の妄想だし「色んな人がいるからね」で済むことだよ
枝葉末節も結構ですが
そうですか
以上のことは言えんなw
一番ありえないのは、幽霊じゃないの?w
そこが気になってあり得ないってそうですか
で?w
合わない作家だと思って別の作家よみなよw
ひょっとすると「合わない」の意味からして
わしらの考えてるものと違うのかもしれない。...
甘いもの一族の続編なんてあるんですか?
最後、姪の一人が甘党じゃないのでは?のエピでおわるやつですか?
それともそれの続き?
299 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/09(金) 12:45:37.64 ID:45MSVItI0
姪御さんの話とは別です。
ギシ先生の甘いもの嫌いのその後のお話。
並べて読むと、エッセイ漫画も昔の方が面白い展開させてたなあという印象を受けました。
クリミナル・マインドと言う海外ドラマで
純潔リングを贈られるほどお堅い父親から大事にされていたはずなのに
その父が高級コールガールに入れ込んだせいで母共々捨てられた娘の話があって
見てる間ずっと天神唐草が頭に浮かんでいました
その娘の場合は復讐心から歪みに歪んで、憎い存在のはずの高級コールガールに自分が装い
父親と同じ初老で高収入の男を客として次々誘っては殺すシリアルキラーになってしまうんですが
こっちの娘は娘で別の方向に思いきり突き抜けちゃってます
そしてこの手の話にハッピーエンドが待っているはずもないんだけど
最後は父親本人に対して一矢報いる結果に持って行ったから、さすがアメリカ人はタフと言うか日本人には真似出来ないと言うか
でも響子にもこの娘の万分の一でも良いから、父親と闘う強さやしたたかさがあったらなあ…
そしてそんな天神唐草もちょっと読んでみたかったなあ…と思う自分がいましたw
タイトル間違ってるぞい
天神様もびっくり
本当だ失礼しましたw
>>303 響子は死んだ父には直接対峙できないから
せめて自分の中の「父親に刷り込まれた淑女像=自分自身」を殺したのかなと解釈してますが
ここの奥様達に比べたら全然浅い見方ですよね…
浅い深いじゃなくて、はぁ?って感じの見方だね
それこそ響子がコールガールでもすれば自分で殺したとでもいえるだろうけど
響子は通り魔に「殺された」んであって自分で殺したわけではないよ?
空港での格好はブリブリの少女丸出しで父の好きなハスッパさとは対極じゃない?
どっちかというと汚された自分を見ずに理想を突き詰めて自分は悪くないキエー
「父親に刷り込まれた淑女像=自分自身」完璧キエー
て感じだと思ってたよ
色んな解釈があって面白いね
>>305 金髪に染めてフリフリのドレスは淑女なのかなあ
解放されたとあったから父の呪縛からの解放じゃないのかしら
>>306 シーズン4の16話「コールガール」です
>>305 私は響子が殺したいし殺したのはあくまで今迄の響子自身と思っていました
307さんの描かれる様に父の呪縛からの解放と言う意味で
>>304 田村由美の「彼女は誰を殺したか」という短編漫画が、強い父と抑圧されて育った娘、という話なんだよ(パクり云々はスルーしてね。個人的には同テーマの田村版だと思ってます)
以下ネタバレなので改行します
自分が弱く、人づきあいが下手で、そのくせそういう自分を認められず見栄を張るような人間になったのは、父親におびえて育ったせいだ、と父親を殺すんだよ
天人唐草の娘キレバージョンです(個人的解釈ですが)
>>309 漫画だったんですね、ありがとう読んでみます
>>307-308 呪縛から解放されて可愛い系に走るってどういうこと?
響子の本質は可愛い系だったってこと?w
ドレスも金髪も似合ってないし自分を客観視できなくなってしまった象徴だけど
父から解放されてるのにまだ淑女というか少女趣味丸出しのドレスなの?
父がーとかって段階を超えて「私は間違ってない」という思考に凝り固まってしまった、
解放と逆のオチだと思ってたよ
強いて言えばキエーと叫べる辺りは解放かもなと今思った
それも理性があって叫んでるなら解放だけどそうじゃないっぽいけど
響子の少女エッセンス濃密ファッションは
退行であり自己完結でもある。
父親が無意識的に強いてた清楚とも、逆のふしだらとも違うファッションだ。
社会と切り離された、夢みたいなファッションだから。
(こういうファッション好きなんで悪く言ってる訳じゃないよ)。
衆人環視の中での引きこもり、もしくは強烈な自己主張をしてる。
(後者の場合、その主張が何かを読み取れる人が限られてる。
響子のことを最初からつぶさに見て気に掛けてる人がいないから)。
「亡き父親への捻れた反抗」という檻の中に閉じ込められてるのかも。
出たいのか、出たくないのか。
>>311 響子の父親世代だと、細かい区別がつかないうえに派手に見えるものはとにかく駄目!って事ありませんか
よって金髪に染めるのは(響子にはお姫様みたいに思えた?)×
ふりふりレースのドレスも(響子には清楚な純白のウェンディングドレスでも)×じゃないかなと
あとキエーも大きな声で叫ぶのは下品だから駄目だとか
なのでラストの響子はあの様子とファッションになったのかなと思ったのでした
キェー、は単に狂気を表してるだけだと思う
響子ビジョンから見た同僚女性や父の愛人の姿にも見える
派手な姿で言いたいことを言って男に選ばれる女性
ただし何を言いたい言えばいいのか響子にもわからないので、キエー
響子のファッションは「真白き何とかの・・」のイラストレーター姉が異母妹を
引き取る前の少女趣味なイラストに似てる
金髪もドレスも、少女時代に抑圧されてそのままになっていた憧れの
結晶って感じに見えるな
お姫さまの塗り絵とか着せ替えとか、お母さんのネグリジェをこっそり
体に巻き付けてのファッションショーとか、そういうイメージ
響子は結局、そこから殆ど価値観も心も育たないまま大人になってしまった人だから、
父の愛人みたいな水商売系、大人のセクシーさなんかには
そもそも憧れの気持ちが全くないんじゃない?
だから、重なった衝撃で自我がこわれる→「こうあるべき」という抑圧からの解放で、
自分にとっての美しいもの、憧れたものを選ぶとああなった、ということであって、
あの時点になってまだ父への反抗があるとか、そういうことではないと思っている
>>312 ロングドレスにつばひろ帽子に日傘だから少女じゃないよね。
ギシ世代のロマンチック趣味だよ。
だからあの衣装は普通に響子はロマンチックな夢の世界
(=狂気という檻)へ行ったってことだと思う。
>>317 そんな感じ。
青柳や愛人ではない、自己完結の世界だよね。
>>317 そうそう
父も世間もどうでもいい自分だけの世界にいっちゃってるよね
それが父からの解放といえばそうかもしれないけど、そんな細けぇことはいいんだよってくらい
父なんてもう忘却というか突き抜けてるというか
上にあったドラマや他のマンガみたいに
こうなったのはあなたのせいだからあなたを殺す、あなたのような男たちに復讐って方が
物語としては簡単だよね
読者も判りやすく、ある意味悪者をやっつける爽快感(?)もある(女本人も裁かれるのが前提だけど
響子さんは抑圧されるままで被害者だけど、自分で選ぶときに選ばなかったという非があって
でもそれってそんな目に合うほど悪いこと?こういう人いるよね、しかし、うーん
と後を引く感じでもやもやが残るというか
だからこそギシスゲーと思う
自分で自分がいいと思ったものを選ぶようになったんだよね
それが客観的にはおかしな格好だったとしても
金髪フリフリは清楚にも可愛い系にも見えないわ
関係ないけどたまーにああいうオバチャンいるね
年相応じゃない、少女趣味丸出しのぶっ飛んだオバチャン
>>321 若い頃、経済的理由や諸般の事情で着れなかったので、
経済力を得て「今こそ!」と着ている人も少なからずいると思われ。
…ってたまたま読んだブログで、ピンクハウス好きの中年〜熟年女性が
そのように告白していたの。
破れたボロ着てキエーじゃなくて
キメキメでキエーってとこがいいんだよね
基地なのは一目瞭然だけど、ボロキチだとなんというか、なにも見えてない感じで
キメキメキチは何か考えがあってやってる?けどそんな考えわかんない怖いっていう
どっちも恐しいしキモいけど、キメキチの方が、目があったら道きかれたりしそうで怖いというかw
綺麗な服を着るって理性と経済力があっても、それが自分に似合っているかとかって判断力なくしてる怖さというか
すっごく遠い存在じゃなく、明日は我が身…とまでもいかんでも、こういう人いるな…って感じが
324 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/09(金) 23:01:29.10 ID:KOf+uNQc0
響子さんお母さんじゃなく父親が死んでれば良かったのにね。
あのお母さん、夫が死んでもオロオロしてるだけで頼りなさそう
あのお母さんも響子さんと同じタイプだと思う
春になるとキエーとかぎょーとか叫んでたりブツブツ言ってるイっちゃってる人見るよね。
確かに
・黒髪ボサボサでシミだらけのボロボロスウェットとつっかけでキエーーー
・金髪でメイクバッチリで帽子も靴もドレスも小道具も素敵にキメてキエーーー
全然感じ方違うね
オシャレな日傘ももっていたような気がするんだが、記憶に自信がない
330 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/09(金) 23:39:51.38 ID:KOf+uNQc0
つば広帽子に日傘で「これから新婚旅行行くの」だっけ?
とりあえずいつもつまらない「私の見た変な婆」語りの流れにならないのはマジありがたい
>>330 そうです。
あの出で立ちは当時の少女漫画ではデフォな、
読者からしたら憧れファッション。
だからあの響子あのラストは少女漫画と読者の憧れの
両方を、強烈に皮肉ってる挑戦的なものに思えた。
響子が発狂したのって20代半ばぐらい?あの後どうやって生活してたんだろう
両親も兄弟もいないし、親戚に引き取られたのかね。
29歳じゃないっけ
飛行機乗ってどこ行ったのかしら?
外国なら今なら絶対飛行機搭乗拒否されそうだけど
乗ってはいないんじゃない?
「これから新婚旅行」だから空港をうろついているだけで
・職場の憧れの人は他の女性といい仲
・↑の人と新婚旅行と本人は思いこんだまま、とびっきりの格好で空港へ
というとなんか池田理代子先生のパラノイアがかぶる
(パラノイアの主人公は実は既に壊れてたオチだったけど)
池田先生ちょっとパク…
>>335 30歳だよ
作品発表年からすると響子は1949年生まれ
ギシは1947年生まれだからほぼ自分の年代の女性の話として描いたということになる
>>332 その頃以降の作品群では漫画のお約束をあえて破ってどうなるかをみせてるよね
天人唐草の中心主題ではないけど
・70年代少女漫画のかっこ → 現実なら狂ってる
・70年代少女漫画の主人公はそのまま受け入れられ愛される
→ 現実でそういう人は要はかわいいのだ。
主人公を高齢・不人気・不美人・同性などにして
後から従来の主人公タイプが登場したらどうなる?
・70年代少女漫画の主人公は世界的コーチに導かれて職業で大成功する
→ 実際大成功するにはどんなに努力や犠牲が必要なことか。
努力は全く無駄に終わる可能性もある。人生もろとも。
341 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/10(土) 06:11:21.43 ID:E8Pp8fuk0
美智子先生も事故っておかしくなっちゃったしなあ。
>>340 すごい、良い視点。
リアルの生々しさ、苦さの調合・匙加減うまいよね。
あくまでも少女漫画の範疇で、王道~変則をやってるのが
山岸さんの良いとこだね。
精神年齢大人の読む少女漫画だなあ。
(レディコミかな?でもレディコミってお色気過剰場面か、
ぶっちゃけすぎたオバサンなネタが売り物なイメージが。
レディコミとは別の進化って気がする)。
木原敏江さんも少女漫画の範疇守りながら表現の幅を
拡げてる人だ。こちらは浪漫派。
響子ってお母さんが亡くなって20代前半くらいで仕事辞めて引きこもって
それから何回もお見合いしてことごとく振られるなんて、相手も理想高すぎ
なのかも。見合いするくらいだから自力でみつけられなかった男でしょ?
響子だって容姿普通で地味系ファッションで内気な家事手伝いって当時の女性なら
普通じゃないの?むしろそういう従順そうな女の方が奴隷的な嫁にできると喜ぶ男が
多そうだけど。
やっぱり響子の病的な何かを感じ取ってコイツと結婚したら面倒くせえとか思ったんだ
ろうか
どんなに理想的と思える相手と結婚したって面倒事のひとつやふたつやみっつ起きると思う
んだけどな
>>343 響子はお見合いの時、相手に全部お任せだったと思う。
何食べたい?→あなたのと同じで...(オドオド)
みたいに。
従順というより、なんら手応えがなく、しどころない。
あらゆる場面でこれかーと先が思いやられる。
元々は明るい活発な子供でちょいおませさんだったのにねえ
お母さんがもう少しフォローしてたらキエーにはならなかっただろうに
響子はレイプされたのがラスト・ストローになって狂ったけど、あれがレイプで自分は被害者ってのは理解できてるんだよね、あの時点では。
「大丈夫、あの人は許してくれる…」みたいに言ってたし。
でもナレーションが、「あの人とはいったい誰なのか」
やっぱギシ残酷だわ。客観的ともいうけど。
あの父親生きてたら
レイプされた娘を叱りつけると思う
おまえが悪いって絶対言う
348 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/10(土) 12:54:50.74 ID:E8Pp8fuk0
私は処天初回で初めてギシさんを読んだんだけど
あれから30数年。
全然古びないし新たな読み方が出来たり感動があったり
すごい作家さんだと改めて思ってます。
それまで読んでなかったLaLaを書店で購入してしまったのも運命だったのか。
>>347 あー言う絶対言う
道歩いてただけなのに「これだから女は駄目なんだ」って言う
そんで
>>328がガラスの仮面のヘレンケラーオーディションっぽい
テーマ「基地」で自由に演じて下さいって言われて
演劇部の部長さんが
>>328上の黒髪ボサボロで
審査員が「安定してますな」「いやさすが狂気が伝わってきます」で優勝かと思われたら
マヤとあゆみさんは金髪メイクバッチリでキエーで
審査員が顔に縦線入れながら「これは…ゴクリ」「本物だ…」
とかなんかそんな感じっぽいw
>>349 オーディションわかるwww
母親は泣いて「傷ものになって恥ずかしい」とか言うんだろうなあと思う
大抵の作品なら、そこで潜在的な不満が爆発した響子が
包丁を握りしめて両親を…になるけど
結局反論もできず警察にも医者にも行かせて貰えずやがて望まない子がお腹にとなりそう
あの当時は20代半ばで結婚するのが当たり前だったけど、今は結婚しないと言う
選択も普通だから響子も気楽だったろうに。
>>343 私もあの漫画の中で見合いのシーンはちょっと違和感あった
響子がどんなに無口だとしても清楚っぽくてルックスもまあまあ
大人しめでいかにも操縦しやすい女性。ひとりくらい引っかかりそうなのに
だから↓
>響子の病的な何かを感じ取って
の「病的な部分」がよほど出ていたのかなあと
普通の「大人しい女性」とちょっと違ったんだろうね
響子の精神疾患って襲われたことがきっかけでいきなり発症、ではなくて
もしかしたら二十歳くらいからじわじわキテたのかもしれない
自己を主張しようとするたびに無理やり押さえつけられるなんてのを繰り返してたら、それは確かに普通の大人しい娘とは違ってくるかもね
精神を病む根本には必ず親とか養育環境が原因にあるのかな
たとえば同じような目に遭っても乗り越えられる人は
幼少期から自己肯定感をうまく身につけて健康的な発達ができていたから
逃げたり見ない振りをして負の連鎖に飲まれていく生き方をするようになったのは
親の育て方がアレだったから
ってな風にすべて育ち方に原因を求めてしまう
友達(や彼氏?)の存在て大きいと思う
鬼子母神妹は親から解放されたよね
家から一歩も出されずに育ったならわかるけど、学校や親戚や社会に出ていろんな人に
出会ってるんだから、それの影響も受けてるはずなんだけど
響子って父の教え一筋だね
自分なら会社の飲み会で上司に酒すすめられたら断りきれずに飲んじゃうな・・
>同じような目に遭っても乗り越えられる人
は>親の育て方がアレ じゃないの?
それって同じような目じゃなくね?
それとも
>>355が>すべて育ち方に原因を求めてしまう
ようになったのもやはり育ち方か
ってめんどくさくね?
>>357 父の教えら、響子にとって唯一自分を形作ってるものだから、あの時点ではもうそれにしがみつくしかないんだろう
>>358 そうそう、なんでもそういう風に考えようと思えば考えられるなっていう…
でもそれだけじゃないってのはわかるんだよね。
それだけに考え方を固めちゃうのも思考停止かもなと思うし。
>>357 そうなんだよね。
たいていはは「うちのオヤジ固すぎ!」って内心ツッコミながら外ではうまく周囲とバランス取るよね。
響子さんはそこまでの精神年齢にさえ発達できなかったのがものすごく怖い。
なんのために生まれてきたんだろうっていう。
友達や先生と深い話するチャンスって一度や二度はあると思うんだけど、
そのチャンスすら掴めない(逃してしまう?)人間に育ってしまうのか…
キエー子さんみたいに、モラハラ思考にとりつかれたまま逝っちゃう人って
単に外の世界への恐怖心が怖いというより、そういう思考に親和性をもって生まれてきたんだと思う。
そういう生き方しかできない性格というか。
職場のチャラ男がなんかいいアドバイスくれてたのに、結局は父親の価値観を否定→自分で人生を模索する苦労よりは、
現状に身をゆだねることに逃げちゃった。
たくましく自分で人生変えられる人は、学校もろくに通えず字もよめなくても裸一貫、傷だらけで転がり出ようとする。
努力は報われない場合がほとんどだけど、ずっと戦い続けることが自分を活かしてくれる。
そういう気づきは外的要因(友達や彼氏、諸芸術や社会変動)に刺激されて起きるんだけど
結局、気づいても自分で動かなきゃなんにも変らないのに、キエー子は変わる必要性にすら気づかなかった。
小さいころからガサツで不器用だったのも、そういう感性のにぶさの象徴だったのかも。
遅まきながらもあのいいかげんそうでも資格試験受かって転任しちゃった同僚男性がそのチャンスっぽかったよね
それを読者の目にわかるように提示しといて響子がやっぱり一歩も踏み出せなかったって描写がきつい…
逃げを積み重ねて己れに対する責任をやりすごして行った結果のキエー!だもんなあ
響子が物凄く悪行をしたのでもなくてひとつひとつは結構だれにでもありそうな自意識過剰からくる逃げなだけに身に沁みるわ
「親にバレなきゃいいや」ってならないある意味良い子なのにな
(親にとって都合が良い子ってだけかもしれないけど)
親にバレにきゃいいや、ってくらいで程々に羽目をはずせるぐらいが健全なんだろうね
>>347 言うだろうなあ。いい
年して独り身だからこんな目に逢うんだとも言いそう
お前にスキがあったんだとか言いそう
>>340 佐藤さんとどうもならなかったことももそうだね
都合のいい王子様は現れない
甘いもの一家の収録されたベストセレクションでギシさん自身のコメントで
あらゆる事は親が原因だけどいかにそれを修正して生きるかが大事とかなんとか書いてたような(うろ覚えスミマセン)
ギシの創作テーマの一つでもあるのね
>>361 狂信信者みたいなもの?(父親が教祖)
教祖の教えをきっちりまじめに守りすぎる
思考停止でコミュニケーション下手の
小規模新興宗教団体の狂信的信者が
(信者の中にも「そこまでできねえよ」とか内心ツッコミながら
適当に社会の規範や友人とバランス取るライトタイプもいる)
いざ教祖が死んだときor逃げたときorその宗教施設が閉鎖したとき(小規模だけに)
自分の信じてたものは何だったのって
精神崩壊しちゃうのと同じかね
371 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/11(日) 03:19:16.03 ID:dwi/WpJI0
響子は運も悪かったと思う。
小さな不運が重なったというか。
兄弟姉妹もいないし。
いい意味でのズルさ、適当さがあればなあ。
狂うことにも真面目、一生懸命な感じだ。
コノハナサクヤの典子は姉のせいで不幸だったけど、姉がいたことで父の呪縛から抜け出ることができた(そもそも元凶は両親なんだけど)。
だからといって響子さんにきょうだいがいても、救われたように見えない。
あの親父は多分、男兄弟がいるならそっちばかり贔屓(我が家の跡取りとかそんなん)するパターンだ。姉妹ならどんな感じだったろう。
佐藤さんが家まで送ってくれたとき、出迎えたのが母親の方なら結果は全く違ってたと思う。
お母さんは自分のない人だから、佐藤さんを肯定しない代わりに否定もしないだろう。むしろ、危ない夜道に娘を送り届けてくれたという事で感謝もしたろう。
それなら、響子は佐藤さんの言葉を真剣に考えられたと思う。
響子が佐藤さんの言葉で心を動かされながらも、それを受け入れられなかったのは、よりによって直後に父親の否定が入ったからっていうのが大きいと思う。
響子さんは運も悪いよ。
本人だけを責められない。
ごめんなさい、最後のほう
>>371が既に言ってて被ってしまった。
それだけではないけど、響子さんは運が悪いよね。
>>372 真面目で一生懸命、
本来美点であるはずのそれらが、全て悪い方に向かうのが辛くて気の毒で。
ラプンツゥエルは響子さんと被るところもあるけど、王子様が助けに来てくれたのは
外見が違うからかな。瑠璃の爪の妹も、結末はアレだったけど地味にもててたのは
美人だったから?
>>374 >本来美点のそれらが
同感。
テレプシの千花ちゃんとママにも言えるのよね。
目標に向かって一直線、
努力を怠らず完璧主義……
それが千花ちゃんを追い詰めてしまった。
チカと響子は全然違うけどね。
>>362さんも言ってるように。
響子は大人しいからわかりにくいけど、
実は頑固(親や、親に形成された自分の考え方を疑えない)で、
性格悪い(内心で他人を批判)のよ。
チカは五島にもユキにも自分にたりない美点を見つけて教えてくださいと言えるのに
響子は「いやだあんなこと」「あなたなんかにわかるもんですか」だもん。
ギシは「うすうす気づいてたんだけど」とフォローし
人間そうそう自分の考え方を改められないとここでもちょいリアリティを発揮する。
ああ、それだわ
響子は自分を見つめず、他人の批判はするんだよね
自分見つめだしたら大変な闇があると薄々わかってたんだろうけど、そうやって先送りするから問題がどんどん大きくなって取り返しのつかないことになった
自分を見つめ直すきっかけを、確かに不運もあって逃したけど、学校生活やもっと日常の些細な部分にもきっかけは転がっていたはずなんだよね
木花咲耶の典子は気の毒な面もあるけど、
あの程度言われたくらいで勉強の努力やめるのは
甘いと思う。
もし母親ではなく父親が先に亡くなっていたら…
母「…あら? あらら? もしかしてお父さんがいない生活って、もの凄く気楽でストレスレス?」
そんなふうに母が気付いたら、また別の話になってたかも。
男に生活のすべてを頼らない方がいい、あなたは手に職をつけなさいと言いそう
私の言うこと聞いてれば間違いない、と自力は妨げるから、結局キエー
>>328 メイクバッチリ、素敵に決めてないよ…
確認すると(画像検索でもいいよ)髪はばさばさで
頬紅やアイシャドーも過剰で子供の遊びみたいで
逆狙いでない正当な狂いの表現になってる
ごめんちょっと的外れだった
>>328は、響子の認知ではあれはメイクバッチリ素敵に決めた結果だ
って言いたかっただけだと思う
客観的には逆で異様なのはここの奥様みんなわかってるはず。大丈夫
私を批判するのはやめて キエー
響子さんみたいに毎日毎日 何年も怒られ続けて自分を壊されてしまった人は反抗する意志さえなくなってしまうって聞くよね
お見合い相手に断られたのは意思の疎通ができないのも一因かと思う
これから一緒に暮らすのに全部管理しなきゃいけないのは面倒だもの
響子さんがあまり喋らないから感情を読み取って、指示を出して…ってそこからは普通の男性じゃ無理だわ
388 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/11(日) 17:27:18.33 ID:dwi/WpJI0
悪いのは響子さんじゃないよ。
親だよ。
常に察してあげないといけない・・そりゃ疲れるわ
お見合い相手も「疲れるー」とつぶやいてたね
ちょっと内気じゃなくてコミュ障レベルか。友達もいなくなるわけだ
4年間もよく会社勤めできたな
>>388誰が悪いかで考えるといろんな意見があると思う
お父さんに言われた事をそのまま飲み込む響子さんは お父さんに褒めてもらいたかったんかな?と思う
嫌われない様に叱られない様に お父さんの理想の娘になる為に頑張ってきた
もし出来るなら過去の響子さんを迎えに行って抱き締めてやりたい
生まれてきてみんなが当たり前に持ってる親の愛がないんだから 手に入れたくて頑張った響子さん。途中から抜け出せなくなったけど
普通はそこまでしないで親を見切るよね
「着飾りまくって」て意味なんだけどな
「客観的に見て素敵できまってる」って意味じゃないよ
細かく説明しないといけないのか…面倒くさいなぁ
ひとり娘を愛せない父親ってどういう親に育てられたんだろう。
響子の父親の育ちも興味あるな。
旧家の跡取りだから男の子が欲しかったんじゃない?
お母さんは結局響子一人しか産めなかったみたいだから片身狭かっただろうな
あの父親って女は性の対象以外はどうでもいいって感じっぽいな
逆に女は誰でも性の対象って父親も山岸作品ではたびたび出てくるね
>>393 旧家の跡取り息子は大昔は一生通じてオレ様の良き人生、だが時代が変わって必ずしもそうとは言えない
昭和ってすごいスピードで価値観変わっていったし
そういう意味ではなかなか後年は難しかったのかも>響子のお父さん
響子の小学校時代は、学校の先生から挨拶されるような家柄でも
響子が高校生の頃はそこまでの威光もなくなっていたのかも
そのジレンマに本人も悩んでいたとか?
そして、ふとそんな時期に水商売の女性と仲良くなってしまったとか
いや単なる浮気かもしれんが
>>391 大体の人は分かってるwドンマイ
響子・響子母ってメタモルのナントカくんの母ともダブる
早世した人
でも自分は響子父とメタモルのナントカくんの父の方が、やっぱ大っ嫌いだけどねw
>>392響子さんには悪いが「要らない子」だったのかなぁ
条件付きでしか我が子を見つめられない親かもね
娘がどうのではなく「女はこう」と思い込んでるバカ男でしょ
女より偉い男のオレ、と思ってないと死ぬくらい弱いバカ
あの父親は発表当時でも結構古いタイプとして書かれてたよね?
パート先の上司(50後半くらい)と、何かの拍子に私が旦那より酒に強いという話になったんだけど、「男としたら自分より酒に強い妻は嫌だなあ」みたいに言われて、未だにそういう価値観の人もいるのかと驚いたわ
ちなみに私はアラフォーで、初々しい新妻ではないw
旦那はもちろん、別に嫌がってはいないし(多分)、父が私と飲むのを喜んでる家だけど、案外響子さんは今でもいるのかもしれない
響子を擁護する人は男性か響子的な弱さのない女性なのかな。悪いって言ってるんじゃなくて優しいと思って。
私がこれを読んだのは10代半ばで、自分の弱さ≒ずるさがかなりまずいんじゃないかと悶々としていた時期で、
内容を全く知らず読んだからまさに頭の上でガーンという感じだった。
これを読んだから変わったとかじゃないけど、変わらなくちゃいけない時期に読んだ意味はあったな。
自分が元々響子的な問題を持っていた女性だから、響子的な女性のずるさがよく見えるし許し難くも感じるんだと思う。
悪いのは響子ってはっきりそう思う。
10代から20代前半位までの頃、周囲の仲の良い女性でもそういった内面を持っている人は何人かいたけど、
自分のそういうところが良くないという葛藤を持っている人と、
ずるずる自分を許してそこにはまりこんでいく人の違いは大きかった。
後者のタイプの女性は間近で見ていて本当にいやらしいと感じているものがあったよ。
セカンドレイプまんまじゃないっすか
悪いのは響子
いじめられるのは苛められる方が悪い
痴漢されるのはスカート穿いてるから
もう一回転して世界変えた方がいいよ
あと、中には勘違いする人もいるかもしれないので念のためにいうと、
私もだけどその若い頃の友人にしても家庭環境は響子とは全然違う。
別に父親が高圧的だったわけじゃないし。
響子がああなった大きな原因はたまたま父親だったんだろうけど、
ある種の女性が原因の種類は関係なく何等かのきっかけで陥りやすい弱さなんだと思う。
400の人は理解力なさすぎ。そんなことは一言も言ってないよ。
響子ってお父さんに認められたくて頑張ったタイプとも違うよね
迷路の中でこっちへ進もうとしたらそっちはだめだと言われ、
あっちならいいのかなと進もうとしたらそっちもだめと言われ、
そういう繰り返しで頭がパンクしてどこにも行けなくなってしまったという感じ
なぜそっちは行けないの?と問われてもお父さんがそう言ったからとしか答えられない。
ゴールも見えなきゃ居場所もわからない
そりゃ狂うよ
>>402 理解力のある
>>399>>401-402が
>悪いのは響子ってはっきりそう
書いちゃったんですか
女性や弱者、被害者を悪者にしないと精神が保てない人種がいることも判るよ
でもそれは自分の考えだからすっごく気が置けるお友達以外には言わない方がいいよ
元デブがデブに厳しく元喫煙者の禁煙者が喫煙者に厳しいように
アタシは克服しなのに克服できないヤツは甘え、バカ、ってなってるよ
まあ漫画キャラだからそれでもいいけど実生活では「色んな人がいるよね」って思った方がいいよ
デブは楽しそうで羨ましい
響子って良くも悪くも素直だよね
結婚できてたら旦那にいろんなプレイを仕込まれてそう
みんな争いはやめて!実はギシがずるいのよ。
よくみると天人唐草は親がどうのが原因で来たのは
ガックシ座ってる響子、そこまでだからね。打ちひしがれてるだけ。
発狂させるのはそこまでの出来事じゃ無理。
でもギシはプロ漫画家でエンターテイナー。
ビジュアル的にも心理的にもインパクトある結末にしたかったし
物語の最後を逃げた末、の「ある意味、苦悩からの解放」、つまり死か発狂に決めてた。
レイプされたらどんなに健全な人でも精神やられるだろうに、
あたかもそれまでの人生のせいみたいに構成してる。
ギシトリックです。
あれ響子が悪いんじゃなきゃなんの話か分からんわ
響子が悪くないって言う人は自分が側にいたら響子を救えるってことなんでしょ
でなくて言ってるならそれ偽善じゃん
響子しか響子を救えないなら悪いのは響子なのよ
でもぎりぎりのラインで気づきを得る響子と八墓村の人の話読みたいわ
ギシさんでも他の人でも描いてくれないかしら
そういうことでもないでしょうよ
「なぜ『ああいう風に』狂ったか」って話なんだからさ
>>399 「あの時代」に、王子様がやって来るのがお約束の「少女漫画」で
(あれ?掲載誌は少女漫画誌じゃなかったんだっけか)
「女らしさという大義名分の影に隠れて何ら積極的な行動を起こさなかった云々」
という一文は、本当に衝撃だったなあ。
>女性や弱者、被害者を悪者にしないと精神が保てない人種がいることも判るよ
こういうことをドヤ顏でいうのが実際は誰よりもそういうタイプ
412 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/11(日) 23:21:07.36 ID:HrG1/h9g0
>>411 同意
てか被害者を悪者にする話なんか出てないのに意地悪な感情で話の流れを曲げられると迷惑
あれを響子が悪いって解釈も何か違う気がするけど、完全な被害者としても
描かれてないよね
響子みたいな育ち方しても抜け出せる人もいるし
やっぱり響子が悪いのか?
良い悪いで括れる話じゃないように感じるんだけどなー。
ギシ先生は誰が良い悪いと言い切れるような単純な書き方もしてないと思うけど。
両親は響子を自分達なりに愛していたけど、結果的に積極性を奪う育て方をしてしまったし
響子も親の檻の中で縮こめられてしまった身ではあるけど問題から逃げ続けた弱さもあるし
誰にも悪意なんてなかったのにあんな風になってしまう危険性がどんな親子にもないとは言い切れないから
今でもこれだけ話題になるんでないの。
悪者を決める話なんて描いてないな、山岸さんは。
ネジの叫びの男はヒロインに対して加害者だが、
悪者で片付けて終わりじゃないし。
どの人物の立場にも立って考えられるような造りになってる。
単に主人公が元から異常で結局発狂しましたなんて単純な話じゃ怖くも何ともないもんね
悪いのは父親と当然レイプ犯だけど
作品のテーマに沿った意味で悪いのは響子ということなんじゃない
深く少女のための少女マンガだから
あの同僚の男も面倒くさそうなタイプだけどよく青柳さんと気が合って?結婚したね
青柳さんにいろいろ矯正されたのかな
自分的には青柳さんって奥様は魔女のエンドラのイメージだったw
だから、将来的にはモーリスとエンドラみたいな夫婦になると勝手に想像
既出かもだけど、きえーの人は凉子先生が実際に羽田空港で見たままなんだってね
>>399 >悪いのは響子ってはっきりそう思う。
フェミこじらせてるなあ
>>408 >響子が悪くないって言う人は自分が側にいたら響子を救えるってことなんでしょ
誰もそんなことは言わないでしょう
響子が悪人だから響子は狂ったんだ、って話ではない
犯罪者などの悪人ではなくても狂う時は狂うし、抑圧とレイプの被害者であっても端から見たら基地外は恐いし
ぐずぐずしてる響子は変われる瞬間もあったのにお気の毒ねと思うけど
現実って残酷だよね、こんな人いそう、と思ってる
そしてそんな人に、自分は克服できたのに克服できなかった響子が悪いと
押しつけるのはどうかと思うってだけのことだよ
>響子しか響子を救えないなら悪いのは響子なのよ
…頭大丈夫?キエってきてるよ落ち着いて
>>411-412 >自分が元々響子的な問題を持っていた女性だから、響子的な女性のずるさがよく見えるし許し難くも感じるんだと思う。
>悪いのは響子ってはっきりそう思う。
青柳さんってすごいケバくてキッツイ顔に描かれてたよね妖怪みたいに
あれは響子の目から見た青柳さんなんだろうなと思いながら読んでた
実際の青柳さんはもっと健康的な美人なんじゃまないかなと
佐藤さんのヘラヘラ顔も同じ
いつまでも少女みたいでいいわねえみたいなこと青柳さんに言わせてたけど、
あそこはノンナとカリン思い出す
ギシさんはああいうウブで清純ぶった受け身な女の子に批判的なわけだけど自分を投影させてたのかな
イミフの粘着が出没しとるな 一個前の人じゃなくて
ノンナとカリン・響子と青柳・八百比丘尼の江崎と八重子を見てると
上京したての辺りで後者タイプにアイデンティティを大きく揺すぶられる何かがあったのかな?と思う
なによあんな人→あれ、この人すごい…それにいい人?→(ここで親との関係含め自身を振り返る)今の自分ってなんだろう……。的な
響子さんみたいな女の子って結構いるよね。
見ててじれったくなるのだけど、現実には大勢いる。
たいていの場合は親の薦めるお見合いで
あっさり結婚して退職してバイバイって感じ。
響子さんはその意味ですごく不幸だ。
良い悪いの問題じゃなくて、古い価値観では
どうやっても逃れられない不幸を描いているだけだとおもう。
エッセイ漫画はあまりよまないのでうろ覚えなのだけど
ギシさんて、実のお母さんは早くに亡くなって、腹違いの妹さんがいらっしゃるんだっけ?
その辺の事情で、あまり表に出せない家族って概念への悶々とした思いが
作品中の色んな女性に投影されているんですかね。
個人的には、両親が響子をあんなにしたとは思えない。
そら、散々妻や娘に貞淑さを求めといて、お水とよろしくやってるなんてサイテー男だし
いい妻、いい母にみられることばっかりに気を取られて娘に向き合わない母も反吐が出るけど
やっぱり病理は本人の性質のなかに、生まれつきあったのだと思う。
ネガティブなだけのいいかっこしいは、真面目とはいえない。
真面目に真面目に生きて、力尽きてしまった千花ちゃんと一緒にしないでほしい。
今の精神医学だと性格形成は環境と生まれ持った性質の両方に起因する輻輳説がメジャーなんだっけ?
響子最終形態にはうわーしかないけど
そうなる前の響子の経験には誰しも味わうものが入ってると思う
子供だったから親のお客さまに変な真似とか
中学生の男女交際に不機嫌な親登場とか
つき合ってたなくてもいいなとか思ってた人が
知り合いとつき合ってたことを知ったときの気分とかほろ苦いわ
しかし響子みたいに成功体験皆無はひどい
そこはかわいそう
430 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/12(月) 12:13:55.37 ID:iyXkHDgD0
普通の娘は堅苦しい親とかいても友達と適当につるんで
上手くやって大人になって行くんだけど響子さんはね。
鬼子母神の娘と違ってそういう友達をバカにしてたもの。
聞いて聞いてあのね!ってキラキラして話をしようとしているのに
行儀が悪いだのはしたないだのと関係ないことで娘の気持ちをポッキリノックアウトする親父は本当に腹が立つわー
あの親父は共感力が皆無なんだよね
小さな子供にあの接し方はマジで毒親だ
古い人は昔の父親ってあんなもんよと言うかもしれないけどあれじゃ子供はかわいそうだと思う
連投ごめん
あの親父も闇抱えてそうだよね
女がイキイキしてたり男子と対等にやってるのを見ると腹が立つんでしょ?
あの親父も実はありのままで育つことを否定されて大人になり、自分を大きく見せることで自分を保つ、
コンプレックスの固まりの人なんじゃないかと思う
そう考えると波平ってけっこういい親父なんだよなあw スレ違いだけど。
夕食におはぎ作ってたのは実母さんなんだよね?
妹さんも同母と思ったんだけど。
継母とはうまくいってる作品のほうが多くないかな。
(ポルターガイスト、チューリップの球根から指生えたやつ)
実母とうまくいってない作品ばっかりだよね
作品が作者の実体験の投影なら不倫ものはどうなるの…
???
継母と上手くいっていない作品とか描いたら騒動の元だから
そこは、それくらいは忖度するのではないか?
狐女の従姉妹の女の子初恋の思い出が危うくホウキの柄で処女喪失になるところだったね
>>431 響子が父親を好きで考え方を同化させてたからね
なぜ方向転換できなかったかって
なんだかんだ父親を好きで父に愛されようとずっと努力してたせい。
すごい勢いでムダだったけど。
>>427 千花ちゃんの親は響子さんみたいなキチじゃないしなあ。
真面目で他人に相談したりせず悲劇が起こったことは似てる。
>>437 あれ単にホウキでぶつぞと脅して脱がせたのかと思ってた
身体が未成熟だからホウキを代わりにってことか
エグいな
>>399>>410 自分は中三でリアルで読んだけど、マンガや小説でこんな衝撃を受けたことに当時驚いてた。
自分のことが書いてあると肌で感じるものを読んだのが初めてだったんでしょうね。
それだけあの時代に女の子の読む物として革新でしたね。
あれは身につまされて読んだかどうかで感じ方の異なる作品かもしれない。
お父さんが再婚されたのは、山岸さんが親元を離れて随分
経ってからの事だったと思うけど…。
妹さんが異母妹って事はなかったはず。
443 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/12(月) 22:30:49.96 ID:iyXkHDgD0
実母さんは高校生の時に亡くなったと言ってたものね。
そうだったのか
もっと子供の頃に亡くなってて、妹は別腹なのかと思ってた
知り合いの年上女性に勧められて初めて読んだ山岸作品が「天人唐草」だったよ
自分も響子タイプだったから「この主人公みたいになるなよ」と警告されたのかな
いやー、さすがに考え過ぎだと思う。インパクトある漫画は人に勧めたいもんだからw
というか、大抵の女子は多かれ少なかれ「自分は響子タイプ」って思うんじゃないかなー
響子のような特異家庭じゃなく、理解ある両親の元で育っても、学生時代友だちいた人も
このマンガに描かれていることはそれなりに身につまされるというか
ようするに「物事を後回しにすること」を放っておいたらどうなるか一番の最悪ケースを描いているから
逆に「私は余裕で青柳さんだったよ!」と言う人の意見を聞いてみたい気もw
・派手美人
・明るくてサバサバ、コミュ上手
・酒豪
・旦那がやや頑固だがイケメンで出世頭
一つも当てはまらん
あ、あと
・モテモテ
新井さんだけでなく「男性に非常に人気があった」んだよね
すごいな青柳さん
あと「・何気なく気配りする」も
佐藤さんとイケメンエリートが酒席でもめそうになった時
二人の間に入って牽制したりフォローしていた
当時の他の少女漫画なら、こういう気配りって響子キャラがやってたと思うんだが…
青柳は美人とはあんま思わんなあ。
美人ではないが魅力的でモテる女性なんでない?
誰かも上で書いてたけど、あの青柳さんは響子フィルタのかかった絵面で
実は派手(響子的に言えばケバい)ってだけじゃなくてもっとリアルは美人、、なのかも
>>450 確かに文句なしの美人だったら響子が「なんでモテるんだ」とか疑問を持つ余地ないし、
それほどまでの美人ではないんだろうね。
ただ、脇役顔には描いてあるけど部品はギシマンの美人寄りモノを使っているし、
新井さんも見栄っぱりくさいし、
あの事務所レベルではキレイな方なんじゃ?
あと、私があの自信満々オーラに騙されたのかもw
所謂「男受けする美人」ってことで、響子も否定的に見てたんだろうね。
一見チャラ男の佐藤さん、響子と街で偶然会ったとき
ギャルみたいな子と一緒だったナ。
面倒見の良い人なんだろう。頼られがちだけど
必要な事はちゃんと言ってベタ〜っとすがりつかせない感じ。
リアリティーのある理想型かもよ。
それともわりかし何処にでも居てくれる人かしら?
私は父母が当時まだ珍しい先進的な人で、かなりリベラルに育てられたよ。
お陰で響子とは真逆で、枕言葉が「女は…」の日本社会の方に苦しんだ。
表立っては平等教育なのに、裏では誰もそんな事思ってないじゃないかって。
三姉妹とも、今は留学なり国際結婚なりでそれなりの居場所は手に入れたけど、やっぱり今も日本は息がつまる。
最初にギシ作品を読んだ時は、ああ、日本の漫画家にもこんな風に女性の尊厳を描いてくれる人が居るんだと感じて嬉しかった。
響子からしたら青柳さんは不気味で恐ろしい存在だっただろうね
あんなのが何故男の人に人気あるの?おかしいわって
飲み会で頑なにジュースでいいと言いはる響子が痛々しかった
自我のない子ならその時その時目の前にいる人に合わせて流されてしまうものだけど(それも問題だけど)、
響子は本当に父親を信仰してたのね
直前に釘刺されてたのもあるけど
>>423 同じくそう思って読んでました。
特に青柳さんは響子の脳内でデフォルメされた姿かなあと。
で、父親の愛人も似たようなタイプだったから、余計にショック受けたのかな。
好きな人も父親も同じような(青柳さんは脳内修正あり)タイプに奪われたって。
佐藤さんは昔も今も格好いいと思うけど、新井さんは好きになれないわ。いいのは外面だけって気がする。
青柳さんだから勤まるんだと思う。
>>387 学習性無力感だね。
大きな失敗が一度あった人ではなく、小さな失敗を何度も何度も繰り返した人が陥るの。まさに響子。
>>403 ほんとこれ。
迷路の壁を壊したり乗り越えてしまえばどこへでも行けるんだけど「壁を壊す」という発想が浮かばない。父親がそう育てた。
それが響子さんの最大の不幸。
だから響子さんを責めたくはないな。
以前あった流れで、ギシ先生の漫画でハッピーエンドになるかバットエンドになるかの違いってなんだろう?という流れになったとき
「比較対象のきょうだいがいたり、友人がいたりリア充な人は幸せになれる確率が高い」
という話になって、
そういう意味で、パニキュスの主人公はよく幸せになれたなーと思う(パニキュスすごい好きだけど)。
主人公は学校へも行けないくらい人付き合いが苦手で、基本的にはそれは最後まで変わらない。
兄は執着対象ではあるけど、比較対象ではないよね。
兄の親友が偶然素敵な男性でなおかつ主人公を好きになっていたからこそのハッピーエンドは、少女漫画補正がかかってると思う。
その少女漫画補正、響子さんにちょっと分けてあげて欲しい。
彼女は友人はいないけど「兄と共有した物語の世界」で身を立てる術を得たから成長できた、って事なのかな。
連投ごめん。長くて入らなかった。
青柳さんの容姿に響子の脳内補正がかかってたとは思わないな。
シュリンクス・パーンの編集者(主人公の女友達)と同じ系統に思える。
すごい美女じゃないけど、リアルにいそうなそこそこきれいな人、みたいな。
青柳さんて一緒にいたら面白いタイプの女性なんだろうな
口が達者で酒が飲めて頭も良さそうだし
それに加えてスタイルもいいし
なんだかんだで性格もいいしね
彼女を輝かせてるのは「自信」なのかな
自分も青柳さんは現実でもあのままの容姿なんだと思うな
だからこそ響子や読者の中で余計に青柳さんの存在が引っかかるんじゃないかな
(青柳さんが厩戸ばりの超絶美人だったら、彼女がモテるのは人間的魅力ではなく容姿のおかげ。私には関係ない。とハナから割り切れるだろうから)
あと主人公を負かすのは文句のつけようのない美人か超人、という漫画のお約束をギシ先生が壊したかったとか?
青柳さんってよくある「主人公の良き親友役」にも「主人公に意地悪する役」にも当てはまらないキャラで、
従来の少女漫画のつもりで初めて天人唐草読んだときはキャラが掴めず混乱した記憶がある
青柳さんは漫画である以上ストーリーのためには存在してるけど、主人公のために存在してるわけじゃないんだよね
性格的にはいいところも悪いところもあって、
容姿は普通くらいなんだけど自分の努力でおしゃれして垢抜けた美人なんだと思う
青柳さんの容姿レベルの問題じゃなくて、ケバいかケバくないかの話だと思う
世の中もんくなしの美人なんてそうそういないもんな
女優でもない限りみんなどこかに難があってそれでも結婚していくわけで
>>462 えっ、ケバいのは誰が見てもケバいが容姿レベルはどうなんだ?って話かと思った
以前同僚に青柳さんタイプの人がいて
酒豪で酒の席が楽しくて(らしい)スタイルよくて(でも顔はかなりブス)
オシャレ(会社にパンツ見えそうなミニスカはいてくる)
友達が大勢いて会社でも人気者
でも私は苦手で 内心は「なんでーあんな下品ブス」「図々しい 何様よ」と
思っていたのだけど 上司受けもよくて社外取引先ともフランクで・・・
絵に描いたような人だったのだ。
まあ私が転勤してその人と直接関わりがなくなって
そのうちその取り巻きの一人(若い男)が私と同じ部署に転勤してきて
真実を知った。
「あんな性格激悪ブス大嫌いだ みんなも大嫌いだったはずだ」
うげえええええええええ!
みんな私と同じように苦手に思っていたのだが
人気者だし、誘ってくるから断りきれず付き合っていたらしい。
(そういえば他部署の人から「なにあのブス、バカ?」と聞かれたことがあった)
それから私は自分の直感を信じるようになった。
まぶしい存在を嫉妬したから嫌いになったわけじゃなくて、本当に嫌悪感があったから嫌いになっただけなのだ。
本とにみなの人気ものなら私だって好きになるはずだ。
青柳さんが本当にまぶしい存在なら響子さんだって好きになったはずだ。
響子さんは自分を信じられない状態だったのが不幸だったね。
自分が嫌いだと思った人間は本とにいやな奴なんだよ。
466 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/13(火) 10:27:58.47 ID:SgWZHo6/0
<<426
それでも、全員が不幸になるわけではない。また、結婚せずに「個性的な」生き方を
しても全員が不幸になるわけではない。仮に不幸になったとしても、全員が発狂するわけではない。
話がずれるかもしれないけど、「アナと雪の女王」の「ありのまま」の歌詞が
話題になっているが、「ありのままの自分を受け入れる」と「ありのままの自分のままでは駄目だから
自分を変えろ」というのは、作品の世界観や設定によって変わってくる。いろいろ
作品を読んでいると、そんなのに振り回されるのが嫌だな。
あと、フェミニズムと良妻賢母は、思想的には正反対だけど、「婦道」(道徳)
を説く点では共通している。
「フェミニズム」より「良妻賢母」の方が、家庭も社会も幸せになれる気がするのは何故だろう
>>465 あなたの経験はともかく、響子が自分を抑圧しすぎていて青柳さんを冷静に見られなかった、それゆえ良さを見抜けなかったってことはあると思うわ
自分の不安を投影して実際以上に不気味に見えたりとかあると思う
それに響子は彼女が父の価値観と真逆の人だったからドン引きしてただけで、
お茶汲みの件でなぐさめられたりとかもあったし、
あの女、大嫌い!とまではなってないんじゃないのかな
ただただ自分との違いをありありと見せつけられる存在というか
みんなが認める青柳さんの魅力が響子にだけわからない、むしろ疎ましいってのは、お父さんの価値観で青柳さん見てるからなのかな
それなら少し理解できる
自分が好きかどうかよりも、これあの人は嫌いそうだなこれを好きと言ったらあの人に軽蔑されそうだな、って判断基準、私にもある
つまり響子はスナオになるタイミングをことごとく失い続けてたのね。
誤学習の積み重ねを経て彼女が望んだ選択が「支配されること」だった。
どんな環境にあっても根本的な素直さって大切だ。
直木賞作家の姫野カオルコもかつて山岸さんと同じテーマでよく作品書いて他よね
クレイジーなまでに厳格な家に育ったためにうまく社会で振る舞えない高齢処女の話とか
偶然だけど姫野さんも甘いものが全然ダメなんだよね
>>469 >自分が好きかどうかよりも
同意
お父さん(信仰対象)が人生の全ての判断基準
うちのお父さんが言ってたもん! は
教祖様がおっしゃった と同じこと
青柳さんは男性に人気あったということだけど
上司や同性ともうまくやってたし
明るく社交性があってどこにいっても人気なんでしょう
実はめんどくさい二枚目新井さんの方が
最終的には青柳さんゲット〜!って感じだったんだと思う
>>472 青柳さん「が」新井さん「を」ゲットしたんじゃないだろか?w
男のほうにも、白馬にまたがった王妃様、王女さま、お嬢様に
射とめられたい言い寄られたい願望があるみたいだよね。
お互いの需要と供給、利益目的が合致したというか。
青柳さんも響子みたいな家庭で育っていたとか、実はレイプ体験も
あるとかだったら面白いな。兄弟姉妹、友人の有無とか、
その時々の出会いとか、ためになる一言との出会いのタイミングとか
ほんのちょっとの事で違ってくるものね
私は読んでいて青柳さんと新井さんが結婚することよりも
佐藤さんも青柳さんにアプローチしていたことが一読者として地味にショックだった
佐藤、お前もかーって感じwせめてお前は別タイプの女性にいけよと思った
だけど、あれがあの漫画における佐藤さんのポジションなんだろうね
響子のことを理解しているように言ってくれた人でも、この人も王子様ではない
「鬼」が怖くて読み返せない
流れぶった切ってスマソ
>>470 いや、「自分からは何もしない」「思考停止」だよ
父親や母親が変な叱り方ばかりしたせいだけど。
響子さんみたいな子を知ってるよ。
34歳のとき(見た目はフリフリで18歳だった)
4歳年上の男(見た目は50杉のオッサンにみえる)と
お見合い結婚して会社辞めた。
普通は親の言いなりでなんとかなるものだ。
>>475 私も初読のときはそこがショックだったけど
今考えたら、青柳さん(男性を見る目がある)が本当に狙ってたのは佐藤さんで、でも佐藤さんは全くなびかないから、青柳さんは前々から自分に言い寄ってた新井さんで妥協したのでは?と思ってる。
つまり
新井さん→青柳さん→佐藤さん
少女な響子が知らない間に、会社ではそんな恋愛模様が密かに繰り広げられていて
一見、中卒でチャラチャラした佐藤さんより新井さんが優秀に見えるから、周りには佐藤さんが青柳さんにアプローチしているように見えたとか。
佐藤さんは実はとても真面目で中卒で入社して資格取得の為に勉強していたような人だから、女の子とちょっと会うくらいならまだしも、真剣に交際するような余裕はなかったと思う。
佐藤さんが何かに今頃気づいた
何もかも響子の逆なんだね
中卒が珍しくない時代ではあるけど頭いいのに進学できないくらいには貧乏
プライド大嫌い
自分を嫌う人を気にしない
失敗を恐れない
自分に足りないもので必要なものを見極めて手に入れるよう努力を怠らない
なんかもう響子男女とか気にしないで(絶対無理w)弟子入りすればよかったのに
ついでに睦男とも真逆ね
>>479 なるほど〜
確かに職場の恋愛ごとって「実際に起こったこと」と「周りで噂されること」はちがうよね
響子は「実際の出来事」も「周りでの噂」の方も両方知らなかった
つくづく蚊帳の外にいたんだなー
で、青柳さんだけど、彼女も別に響子をバカにするんじゃなく
むしろうっすら自分とは逆の女性性として認めていたところがあったのでは
最初の飲み会で新井が響子の手を引っ張って帰った時、なーんか気になってる風だったし
だけど響子は自分が認めてない人間(=父が認めてない人間)の言葉に対しては素直じゃないから
「いつまでも少女のようでいいわねえ」というセリフも皮肉入ってるけど「若々しく見えていいねー」
って言葉としてもとれないことはない。響子には魔女のドヤ顔にしか見えてなかったけど
>>480 佐藤さんも自分と真逆タイプだからいちはやく響子の欠点に気付いたとか
誰かも前で書いてたけど、あの時出迎えたのがお父さんじゃなくお母さんだったらまだ良かったのに
あんな怖い父親だったら、もう佐藤さんはこれ以上響子に余計なことを言うのはやめようと思っただろうし
響子にとって自分以外の人は何でも完璧にこなせるように見えるみたいだよね。
もっと冷静に観察すれば誰だっていろいろ失敗してるはずなのに。信仰してる父親ですら
本当に自分の事で手一杯で周り見る余裕なかったんだね
父親は「お前はかたくな過ぎる」と言ってたけど、もっと前から娘の異常性に気付くよね普通は。
教科書を見せる見せないのくだり、自分はいまだにあんな風に迷うことがあるし、
自分を逃がしてしまうことがあるわと、今日読み返してショック受けた。
成長できて無くて近くにいるんだな。
>>483 父親は父親で、奥ゆかしくて男性に従順な女は女としての理想の姿であり
必ずいい男性と幸せになれる
そしてそういう風に育った娘に問題なんてないと信じてて
何かあってもうちの娘ちょっと頑なで困るわーぐらいにしか思ってなかったのかも
486 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/13(火) 22:55:44.22 ID:WEro21cb0
貞淑な正妻と奔放な愛人を持ち
愛人と情事の最中に突然死なんて幸せな父親だな。
響子は父親の二面性を知らなかったのが不幸だったのね。
知ってたら親の前では良い子を演じるくらいのことは出来たろうに。
妻子の前では威厳ある強い夫、強い父であろうとつとめていたのかな。
従順で弱い女(妻子)に威厳を誇示することいい気分でいられたのかもしれないし、
妻子に弱い部分を見せてはいけない!って張りつめ続けていた人なのかもしれない。
一家の長たるものこうでなくてはって役割意識に縛られた人だったのかも。
父親もまた不自然なんだよね。生い立ちに問題あったんじゃないかな。
でも本当は女の人に甘えたい願望もあって、それは愛人で満たしてたわけで。
響子は名前と裏腹に何に対しても
全く響かない子だったんだろうなぁ
ただ内気とか気が利かない、以前に
まともに意思のキャッチボールが出来ないというか。
中高生の時に、隣の席になった男子生徒が
教科書を忘れても、隣の響子に見せて貰うのを避けて
別の生徒に頼んだ時に、響子に頼まない理由に
そんな事を言ってたし
勤め始めた時も、上司同士の会話で
「○○(響子)も困ったものだ、ちょっと注意しただけでも
死ぬほど萎縮するし、かといって注意しなければ...」
「そうそう!それに比べたら、
ドライな分、青柳の方がよっぽどマシだよなww」
みたいな会話を、響子は陰で聞いていたのに、
ただ黙って泣くだけ、ってシーンで
あれが響子の全てを物語っている気がする。
上司や青柳さんに対して、逆恨みや逆切れでも何でも
負の感情をぶつける事も、自分を反省して変わる努力も出来ない。
自分しか見てないから、周囲への気働きもない。
男性社員達に相手にされなかった、父親からの価値観の裏切り
レイプ、というトリプルパンチで響子は
辛うじて持っていた社会性を完全に失って、自分の中の
世界に逃げ込んだ結果がアレだと。
489 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/13(火) 23:30:52.62 ID:WEro21cb0
響子ちゃん、軽い発達障害あったかも。
今ならコミュ障とはいわれるね
子供の頃は普通だったのにね。失敗は恥ずかしいことじゃないと教えてくれる人が
いなかった・・と少し同情的なナレーションもあったし
うちの親も後から考えると何であんなことぐらいでキレたんだろう?っていきなり
キレる人達だったから、イヌフグリでいきなり怒鳴る父親にビビる響子の気持ちわかる
イヌフグリの件は、とりあえず説明なしに叱るのは絶対NGとして
どう説明するのが一番当たり障りがなかったんだろうと時々考えはするな
人前で言っちゃいけない恥ずかしい言葉だからだけじゃ、えーどうして恥ずかしいのー?と更に食い下がってくるかもしれないし
タヌキの置物でも家にあったらそれとなく見せて分からせるとか?
鯖復帰待ちつつぐぐって見つけた2001年のギシスレ読んでたら
やっぱり言われてることは今も昔も変わらずだったな
青柳さんはいい人とか、佐藤さんが好きとか
しかしそのスレで話してた人が27歳だったとしたら今40歳になってるんだなあ
しみじみ
ケバいといえばストロベリーナイトナイトの主人公もケバいと思うの
ストロベリーナイトナイトは童顔(実際若そう)なのと
セクシー系じゃない服装や化粧なのでケバいって言葉は似合わない気がする
野草の話をしていたら同僚が
オオイヌフグリもかわいいよねと元気に言った
意味を教えたけどなんだか恥ずかしかったわ
子供の行いを感情的に否定して、なぜそれがダメなのか、どうすればいいのか、どういう行いが好ましいのかを伝えないのって、子育て的には大問題だよね
こういう子はやがて身動き取れなくなって、他人を否定するしか生きる方法がなくなっちゃう
フグリなんて言葉、この花以外では聞かないよなあ。
花は可愛いけど実は目立たないし、由来を聞いてもピンと来なかった。
wiki見たら命名は牧野富太郎なんだね。
もうちょっと上品な名前にしときゃーよかったのに…
本当はちっとも恥ずかしいことじゃないんだけどね
あの可愛い花をみていぬのふぐりを連想するなんてただものじゃないなw
すごい犬好きだったのかもね
この流れで改めて読んだけどあの漫画色々面白いね
短編なのに凝縮されてる
父親が立派なことを褒められて喜ぶシーンとか
その父に否定的なことを言われて傷つくシーンとか
そういうのもの積み重ねで最終的に自分に自信がなく
その癖自分の殻を破れないので
他人を批判することで自己肯定するしかない歪んだ女ができあがってる
その歪んだ女の前に現れたのが
この漫画が描かれた当時としては恐らくあまり肯定的には受け止められない
飲酒喫煙をする女性
でも飲酒喫煙をするだけで、それ以外の部分では人間的に凄くよくできているので
結果として響子より青柳さんのほうが男性には受け入れられてしまう
タイトル忘れたけど、双子で生まれて兄(弟?)は凄く勉強がよくできる子で
妹(姉?)は常に比較され放置されて育って・・・って漫画とか
夫を縛り付けるために子供の喘息を誘導する母親とかあったよね
あれもそうだけど、ギシさんは母子の関係性の歪みを表現するのがうまいな
よく読むと響子のお父さんって酒を一滴も飲むなとは言わなかったよね
ガブ飲みしてみっともなく酔うなってことしか言ってない
多少の付き合いは必要とか、すすめられたら一口は飲むようにしろとか、
そこまで細かく指示してあげればよかったのに
「鬼子母神」だったかな?
天人唐草だけでスレ進むなあw
思わず実家寄って本とってきちゃった
響子は最初の客へのあいさつでいきなり躓いてるけど、
母親は小さいころから、お客が来た時に呼んで一緒に挨拶させる、
っていうしつけを1年生になるまでやらなかったのかなあ。
「いらっしゃいませ」にしても最初の1回目は一緒にやってやりゃよかったのに。
しかし、冒頭で響子は「ぎえー」と何回も言ってるのに、
なぜ一回だけ言った「キエー」が有名になってるんだろう
セリフが手書きだからか
じょうずにいらっしゃいませが言えない恥ずかしがり屋の女の子なんてめちゃくちゃ可愛いのにね
あの響子をぎゅっと抱きしめてあげたいよ
当時の精神年齢は今と違うとはいえ、
響子の一つ上ってことは19か20だろうに、
酒の席でのいさかいをうまくなだめようとする青柳はただものじゃない
未成年ですからって断るのはまずいよね
勧めた人を悪者にする言い方だもの
やっぱり響子は他人の気持ちがわからない点で父親に似てるんだよね
私お酒弱いんでー!とか
死んだおばあちゃんの遺言でー!とかお茶目に断れなかったのか
教科書見せて、も言えない子にはハードル高いなw
小学生くらいまでは明るい普通の子だったのにねえ
ついでに文庫を読み漁ってたら、
「夏の寓話」の枠線の切れ目と女の子の影の書き方で
強い光を表現してあるのに妙に感動した
「ピカー」って文字とか集中線とか一切ないのに何が起こったか一目でわかる
あの愛人さん、待てど暮らせど響子からの連絡がなくて
焦っただろうな
>>504 顧客wの要求の本質や真意を読めてなかったね
難しいことだけど
上司も青柳さんみたいにガブガブ一気飲みしろなんて響子に求めてないよね多分
行動の規範を、自分の外部の人間の判断に置いちゃうと、人間どうしてもどこかで行き詰まるよね
自分への信頼って大事だわ、本当
響子は雅子さまとかを毛嫌いするタイプの
糞喪男にはモテると思う。
できないの注意したら喪男が庇いそう。
ドジっ子萌えーとか言ってさ。
>>515 去年か一昨年あたり、少女漫画板の本スレでは
「リアルだと響子みたいなのはモテるよね〜」の大合唱で、
とても反論できる雰囲気ではなかった。
私は女子高→女子大なので社会人になってからの実感だけど、
女は容姿より、性格が明るいことの方が重要な気がする。
付き合いがいい、ノリがいいことも大事。
>あの可愛い花をみていぬのふぐりを連想するなんてただものじゃないなw
私はネコ好きなんだけど ネコのωキャンタマすっごいかわいいよ
ころころの毛玉みたいな感じでねなでてあげるとよがって喜ぶ。
いぬ好きな人もやっぱツボなんじゃないのかな?
人間のキャンタマとちがって動物のタマタマはかわいいよ。
>>516 モテるっていうか
好き嫌いという恋愛感情以前に
「こいつは自分より下だからヤれそう」とか
「こいつなら俺を拒否しなそう」という
ヤリチンや喪男には需要ありそう
>>517 うちは年寄り犬と年寄り猫しかいなかったので
黒っぽいたるんだキャンタマしか知らないの・・・・
若い犬猫さんは違うのかしらん・・・
ちょっとおしとやか程度ならともかくコミュ障だもんね
リア充男にはモテないでしょ
学研の科学と学習を定期購読してたが、ある時
見開きページに写真と共に2cm角の活字で紹介されてた。>オオイヌノフグリ
左ページにオオイヌ、右ページにノフグリ。
だから普通に「オオイヌ(区切って)ノフグリ」って言ってた。
だいぶ後に由来を知ったが、記号的に覚えたものだから別に恥ずかしくない。
>>516 「響子みたいなの」であって、「響子が」モテるわけではないんだよね。
実家が一戸建てで古風な両親を持ち、おとなしめで初々しいお嬢さん、ていう。
牧野某がイヌノフグリなんて名前付けなかったら、
天人唐草も生まれなかったのか。
しかし天人唐草のほうはどっからの由来なんだ
英名というか学術名のヴェロニカから来てるんだと勝手に思ってたけど
よく考えると関係ない気がしてきたw
525 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/14(水) 14:58:26.16 ID:NG8OesY00
いぬふぐりに比べたらブタマンジュウなんてなんてことない花の名前だね。
たまに「本当によくよく考えてその名前を付けたのか」ってやつあるよね
ハキダメギクとか、ヘクソカズラとか。地元ではヘコキカズラっていう人もいたけど。
植物じゃないけどトゲアリトゲナシトゲトゲとか「ふざけてんのか」って怒られそうなのに。
山岸さん、ひとつ「ママコノシリヌグイ」をテーマに書いてみてください。
青柳さんと新井さんは結婚生活うまくいったのかな
新井さん尻に敷かれて男のプライドとやらを捨て去って器のでかい男になってればいいけど
>>523 いくら恥ずかしいからって「天人唐草」の方を知ってるのはちょっと珍しいよね
私も記号的に覚えたからヘーキだったな「ふぐり」なんて言葉は知らなかったし
でも意味を知るとあの花ほんとにかわいいからかわいそう
「キョーコキエーノハナ」とでも呼べば漫画読みにはたいがい通じそうだが
あれって外来種なんだっけ?
>>517 犬飼ってないから、なんでイヌノフグリじゃなくオオイヌノフグリなんだろう
って思ったことはある。
小さい小さいお花なのに。
チワワの〜ならわからなくもないけど。
響子はコミュ障だから家事手伝いという名前で家に引っ込めたけど
男だったらただのニートだよね。
ググったらイヌノフグリの大きいやつだからオオイヌノフグリみたいだね。
意味は小さいころから知ってたけど、この花のどこがωなんだろうと
ずっと疑問に思ってた
実の方だったとはぬかったぜ
ちょっと話題変えて「夜叉御前」
主人公の子(名前忘れた)はもともと少しおかしい子だったのか
(家事とかはできるけど、お勉強はついていけませんぐらいの)
それとも虐待によって考えることをやめてしまったんだろうか。
>>526 ママコノシリヌグイなんてあんのか?と思ってぐぐったらほんとにあるのね!
てっきりぐれた継子の不始末を、本家の息子が責任とらされるとかなんとかで
できそこない系の毒草を駆逐する植物なのかと思ったら、
尻拭いって、継子いじめるために、とげとげの草でお尻ふくのか。鬼来迎の先生は実子を…ひいっ。
響子さんの件だけど、あれ、父親より母親に問題おおありだったような気がする。
男親は外で頑張ってもらって、家で適当にふんぞり返ってくれればいいようなもんだけど
母親は家で娘見てるんなら、失敗のフォローや父親との仲介くらいしっかりしろよと。
イヌフグリの件だって、後から「あれはコレコレこういう意味だけど、お父さん下ネタだめだからさっ」みたく知恵つけて
特にラブレター事件の時、ちゃんと恋愛感情について教えるべきだった。
あのお母さんは、夫の機嫌とる「よき妻」の顔にばっかりにこだわって
「お母さん」の顔は意識しなかったんじゃなかろうか。
>>532 自分も同じ事想像して検索しちゃった
名前付けた人継母にされた思い出あったのかな
>>533 継子をやった思い出かもだ
今は虐待問題だけど昔はベタネタとしてとらえられていたんだわね
継子=イジメ
>>527 青柳さんは新井を適度に持ち上げて機嫌良くさせて、しっかり稼いでこさせるタイプと見た
もし娘が産まれて新井が響子父のように振舞っても、ちゃんと娘をフォローしてあげそう
>>532 普通は片方の親が理不尽に厳しいと、片方がフォローしたりしてうまくいくよね
>>527 新井さんと青柳さんは
「バンシー、泣き女」に出てくる気難しい小説家とやり手の妻とかぶる
ドロシーってどうしようもない女だと思っていたけど
響子と比べると行動的だよね。変なほめ方だけど
>>535>>537 そうそう、青柳さんにしても小説家の妻にしても
夫がかんしゃく起こしたりすねたらあーはいはいって上手くなだめてあげる頃が出来る
いわゆる年上女房タイプと思う
響子は処女厨にならもてそうとは思う
響子見てると究極の家畜って言葉を思い出すのよね
処女厨にもててもやがてメタモルフォシス伝の母みたいになる
もしくは一連の不倫物の浮気される妻になりそう
浮気男が家に帰ったらキッチンドリンカーでボヤがあって子供が泣いててって話なかったっけ
響子見てると何のために生まれてきたんだろうって考えちゃう
こういう子どもたち(成人してても)が世界中にどのくらいいるんだろ
話変わりますが、グリーン・フーズってカーペンターズをモデルにしてるんだよね?
どこまでが実話のエピソードなのかすごく判断しにくい
お兄ちゃんが子役スターだったというのはカーペンターズにはないよね?
響子さん、えらい言われようだなあ。
どの作品でも話題が煮詰まると
高見からの物言いになるのかしら。
それって俯瞰視とか客観性とは違うよね。
リアル人物でもフィクション人物でも決めつけたり
裁いたりするのは止した方がいいんじゃない?
542 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/14(水) 21:21:11.00 ID:NG8OesY00
天人唐草がエポックメイキングな作品だったってことだね。
30年以上経て女性のライフスタイルも変化した現在も古びないテーマ。
>>541 この連日の流れではそんなに響子を批判したり裁くようなコメントはないと思う
皆さん淡々と響子の身にもなりつつしんみり語ってる印象だったけど
>>542 今の世代の若い女性はどう読むのか気になるわね。
うちの娘なんかは普通に山岸やらなんやら古い漫画に親しんでいるんで
計りかねるのよ。
今、明治男も従順な妻もいないでしょうし
父親や夫の言うがまま、性について関心を持つのもはしたない…なんて
これどこの国の話???かもしれない。
>>544 具体的なエピソードには時代錯誤な感じがあるかもしれないけど、
親に共感してもらったり認めてもらったり出来なくて
自我の未発達なままメンタルを病んでる人は増えてるから
響子の苦しみは通じる人には通じるんじゃないかなと思ってる
響子がラブレター渡した初恋の男子はマザコンでホモ
普通の思春期男子なら相手がブスじゃない限り悪い気しないと思うんだが
ラブレター渡したのって中学だっけ
その年齢でママンに相談、ママンが文句の電話かけてくるってねぇ…
>>545 なるほど。
むしろ現代的なテーマだといえるわね。
だから、時代背景は古いのに
評価が高まる作品なのよね。
549 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/14(水) 22:19:08.05 ID:NG8OesY00
本当に運が悪い。
小さな挫折が重なってそれを修復する心の安定を得られず大人になってしまった。
父親を理想にしてるから異性見る目も歪んでた
というかあのカタブツくんなら私と釣り合うかも、ってのがあったんじゃないかな
類は友を呼ぶっていうか
>>516 でも、隠花植物みたいな色気のある女性もひそかに人気があるよ。
こういうのは男性たちが牽制しながら、水面下でひそかに狙っている。
美人ならなおさら。
>>550 父親から認められたい欲求を満たされてないから、同じようなお堅い感じの男性から、父親のかわりに認めてもらおうとしてるんだと思う
父親以外の男性だから恋愛感情として出てくるけども
それがモノローグで説明されてる「歪んだ男性像」なのかな、と
これ本当に問題あるのは父親じゃなく母親だと思う。
母親も夫の顔色を伺ってばかりの主体性のない女で
幼い娘に挨拶をしつけようとしたのも自分が夫に叱られたからだし
ラブレターの時も娘の傷心も考えず夫にご報告。
ものすごーく表面的なんだよね。中身がないというか「こんなのが母の愛?」て感じ。
お茶一つ上手に入れられないなんて母親からろくにしつけられてなかった証拠、
女としての生き方がわからなかったのも母親の生き方から学んだものが
「自分を持たずただただ従順にしてろ」というものだったから。
子供に影響与えるのは父親だけじゃないよ。
母親のあり方、父と母の夫婦としてのあり方、そこからくる家庭の空気、その他諸々。
響子は見合いがうまくいって嫁に行けたとしても
響子母のように夫に威張り散らされた上に浮気される妻になったろうし
しっかりした考えのない上っ面だけの育児しかできない母親になったろうと思う。
>>540 あれはほぼギシオリジナル話よ。
親は兄の方をかわいがってたらしい、
カレンはブラコン気味で子供っぽいとこがあった、
カレンは拒食症で亡くなった、
そういういろいろからヒントを得ただけで。
リチャードは子役あがりではなく元々ピアニストでコンポーザー。
響子母の生い立ちも気になるけど、あれはただの記号キャラなんだろうね
なんか感受性まるで無しの人形みたいな人だもん
>>553 そのとおりだわ。
むしろあの時代父親なんてあんなもんかもしれない
母親がきちんとフォローしてれば響子ももう少し救われたろうな
>>554 >あれはほぼギシオリジナル話
よーく分かっているんだけどw
リアルカーペンターズの写真を見たりすると
リチャード憎し!になってしまう
ギシ作品には蛭子とかサイコなキャラが多々出てくるけど
自分が一番サイコ的に恐いのがグリーン・フーズの兄だ
あの、じわじわ妹を追い詰める様が恐いよーーー
グリーンフーズの兄が妹を完全に格下扱いして当然のように搾取対象にしたのも親が悪いよね。
親が平凡なさえない娘であっても「あなたも同じように価値がある大切な子」と示さなかったからだ。
そのことが兄に対しても悪い影響を及ぼしたんだわ。
「常世長鳴鳥」の親もひどかった。
親がネグレクトで妹をねじけさせて悲劇作り出したとしか思えない。
奈落タロタロス?の両親も怖い
顔はそっくりなのに髪と目の色が違うだけであそこまで差別するとは
母親は自分に瓜二つの娘、父親は妻に瓜二つのはずの娘を何故あんなに嫌うのか
金髪青目至上主義ってやつ?娘たちを人形と勘違いしてるよね
テレプシコーラのポストカードブックなんて出るのね。
ちょっと気になる。
>>559 普通は婆ちゃんか誰かが下の子のフォローするもんだけどねえ
>>557 せめてトビー憎し!にしてくれまいかw
リチャードは才能あふれるいい人です
ハゲたけど
>>563 んだ
リチャードはカレンの歌の才能を最大に活かせるプロデューサーだったし
でもカレンはドラム叩きながら地味に歌っているのが幸せだったんだけどね
グリーンフーズそういえば読んだことないわ
トビーは妹が父親から買ってもらったフリルのドレスが似合わないのを、物陰からクスッて笑ってたのが一番ムカつく
なんだ、ほとんどがギシのオリジナルなのね。
カーペンターズのお兄さんのこと嫌いになるとこだった。
ヒントを得ただけってことなのかな。
ギシはいつもどういうふうにストーリーを作るのかなー。知りたい。
となると、カレンの拒食症の原因は何なんだろうね 親が上ばっか贔屓したから、それだけかな
今よくある過食嘔吐とは違ってカレンのは一切食べないタイプだよね
過食嘔吐は愛情飢餓な感じがあるけど、一切食べないってまた原因が違う気がする
>>568 ドキュメンタリー番組では
ドラムを叩かずにマイク持って、ステージの全面に立つシンガーにされたことで
恥ずかしがり屋で容姿にもコンプレックスがあったカレンのストレスが増していったそうな
結婚にも失敗して、拒食へと進んだようだった
>>570 そうなんだ〜。
まあ現実は複雑なんだろうねえ
本人にしか(本人にも?)わからないこともあるだろうし
グリーン・フーズは読んだことがないけど、カーペンターズのカレンが拒食症になったきっかけは最愛の兄が結婚した事、と聞いた事がある。
パニキュスのネリーがもう少しメンタル弱かったらカレンのようになってたかも。
というか、リチャードの人となりを書いた一連の書き込みを読んでると、実際のカーペンターズ兄妹はパニキュスの兄妹みたいな感じだったのかもと思う。
内気で兄を大好きな妹と、妹を大切に思っているが、他にも好きな人間達がいるリア充な兄。
パニキュスのネリーも、無理矢理学校に行かされそうになった時に嘔吐したりしてた。
兄妹といえば「お兄ちゃんは夢がない」の事件は何となくギシ先生っぽい。
ああ、
>>569さんによればカレンは嘔吐のないタイプだったんですね。
それは知らなかったなぁ。
ダラダラ連レスしてすみません。
>>573 「夢がない」の妹を殺した兄は発達障害だったんじゃなかったかしら
>>575 そうなんですか?!
それはビックリだわ…。
夢が無い家は妹のことを誰も庇ってないのが怖い。
家族で誰もかばっていないとは
(家族にとって)よほど困った娘だったのではないか?
まあこの家族は全員異常だから
娘だけが正常人だったのかも知れぬが。
家庭内殺人は生きてる方をかばうってのはよくある
夢がないの奴は、もともと素行不良気味の妹は放置で
歯科医師志望の兄と弟だけ可愛がってたっぽい
自分は「鬼子母神」思い出した
双子の妹がデキが悪くて母親は兄ばかり可愛がって
そのうち劇団とかやりだすんだけど
知り合いに劇団とかにいる子って機能不全家族で育って
誰かに注目されたいという気持ちが強いメンヘラ的傾向(失礼)の子が多いと聞いたことがあるので
夢が無いの妹も、家庭で誰にも構ってもらえないから外に自分の世界を探そうとしたのかな、と
>>580はどんな家庭で育ったらそんな偏見で他人を語れるようになるの?
>>581 偏見じゃなく、当時の記事と知り合いから聞いた話が似てたから
そうなのかな、と思ったんだけど
何か気に入らなかった?
>>582 どんな家庭、どんな親、どんな環境で育ったの?
機能不全だった?それとも「普通」と自分が思う感じ?
環境だけで決めつけるって世界狭すぎと思わない?
思わないような家庭で育った?思って反省する家庭で育った?
こうして全部家庭が環境がって考えるの、めんどくさくね?
なんか気に障ったみたいでごめんね。
妹が放置されて兄が可愛がられた鬼子母神と
ゆうくんの事件が重なったのと
知り合いの発言を思い出して
家庭で誰にも構ってもらえないから外に自分の世界を探そうとしたのかなと思っただけなんだけど
なんか本当にごめんね
いいのよ
気に障ったみたいでごめんねっていえばいいという家庭で育ったんだもん仕方ないよね
だるいわw
>>584 気にしなくていいんじゃない
ヘンな人が絡んでるだけのようだから
ぐぐってみたんだけど兄はアスペルガーだったみたいだよ
判決もそのへんが加味されてる
響子も今だったら病名ついて薬でマシになりそうなのにね
昔は全部キチガイで片付けられて可哀想
でも響子の場合、彼女の異常に気付いて精神科に連れてってくれる人が
身の回りに誰もいないんだよ
それに気づいた時、山岸さんはそこまで周到な状況を作って
響子を追いこんでるんだなと思ってぞくっとした
あの当時も精神科はあって、あのレベルまでの状態になれば
家族が病院に連れて行くということは普通にありえたわけだし、
今も、家族友人のいない人が統合症発症して、誰にもフォローされないまま
「地域で有名なおかしな人」としてうろついてる事例はたくさんある
自分の身に異常があった時、気づいてくれる家族や友人がいるかが
最後の命綱になりえるっていうのは、昔も今も変わらないと思う
591 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/16(金) 21:57:07.58 ID:h/zgA8qx0
親戚やご近所はいるでしょう。
父親の法要もあるし人が死んだあとは何かと親族がコンタクトする。
響子さんは特にひとりになってしまうのだから。
>>590 社会的漂流者ってやつだね
福祉もなかなか自分からタスケテって言ってこない人まで手が回らないんだよね
でも、当時の感覚でいえば響子はおとなしすぎる人、で片付けられると思う。
一応高校を出て勤めにも出たし。
あの時代の精神科ってキエーになった後にかかるような感じだった気がする。
今みたいに少し調子が悪くなったからってさらりと行けたような所ではない。
もし今の時代に響子がいても、キエー化の前にカウンセリングとかに行かなかった気がするわ
自分の壁や親のことから目をそらしていたから、もし周囲からカウンセリングを勧められても、「私は違う」と思いそう
昔は精神科の敷居がかなり高かったみたいだし、偏見も凄かったらしいね。
親がそう言ってた。
それに仮に響子は精神科に行くことを勧められても、拒否するような気がする。
理由は佐藤さんが言ってた「見栄」。
596 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/17(土) 10:26:09.42 ID:qfRT1HF70
ただ、特に言動に問題がない、少し悩んでいる程度の人をいきなり
幻聴や幻覚もないのに、精神科、カウンセリングに連れていくのも少し危険な面があると思う。
それなりに財産のある響子は、「社会的漂流者」の定義には入りにくい。
漫画ではストーリーを進めるため、問題を起こすようにするが、
現実には問題を起こさずに時間だけがすぎていく場合がほとんど。
あと、発狂を統失を指すとしたら、昔のドラマでありがちな、急に発狂するのはほとんどないみたい。
ラストは、一時的に錯乱しただけで、しばらくしたら正気に戻ったという解釈もできる。
>>585 人の偏見を指摘しても絶対素直にきかれないから、まして乱暴な口調で意ったらだめ
被害者になっとくとか工夫したほうがいい
「劇団員なんだけど家庭円満だけど気をつけるね」とか
「気に障ったみたいでごめんね」は謝ってない定型文句で腹立つけど
>>596 しばらくして正気に戻って、
「あら私ったらこんな素敵な、いいえ男を誘うような派手な服、いつ買ったのかしら…?お父さんが何とおっしゃるか…」
「何この金髪、お父さんに叱られちゃう!…そうだわ、お父さんはもう…」
ってなるのかしら。
>>598 正気といってもキエーを言わなくなるだけで、普段は美容室で会話してたみたいな「ちょっと変わった人」レベルになると思う
>>596 財産があると逆にセーフティーネットにかかりにくいんだよね
持ち家があるばかりに生保受けられないとかざらにある
響子って父親の死を知らされた当日に強姦されたんだよね。そりゃ狂うわ
痴漢の目には響子は抵抗できなさそうに弱く見えたってあったけど、普通の精神状態の人でも
夜道でいきなり後ろから襲われたら抵抗できないんじゃない?
格闘技習ってたとか修羅場慣れしてる女ならともかく
鬼子母神の妹じゃないけど、芸能人とかお笑いの人って
自称コミュ障だったとか友達いなかったとか暗かったって言う人が多いよね。
キャラ作ってるのかもしれないけど。
>>601 普通の精神状態だったら、
さすがに夜道を一人で歩くという状況なら
周りを気にしたり、明るいところを歩いたりするだろう
たとえ響子でも
つまり響子に隙があったから強姦されたので悪いのは響子と作者も言ってるわけか
「キエー」の響子さんて
短編漫画なのに、山岸スレで一番登場頻度が高いね
606 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/17(土) 20:08:43.90 ID:yQha2bg00
処天と同じ?それ以上の盛り上がり方。
1979年と1980年の作品だよね。
どちらも小説とか活字だけでは表現できない優れた作品というか問題作。
>>604 響子が悪いというより痴漢は相手を見てするかどうか決めるからってことだと思った
美人とか露出が多いとかでなく、抵抗しなさそう、押せば言うこと聞きそうという痴漢センサーにひっかかっちゃったという...
襲われる前からどこか壊れはじめてたってことかなと思ってた
というか、痴漢に遭わずともあそこまで打ちひしがれた態度だったら帰り道に何かありそう
道がわかんなくなるとか、へたしたら警察に保護されるんじゃ
あの痴漢はコトを起こしたけど、こいつヤバイと思って近付かない男もいるんじゃない
レイプって精神異常きたすには安直な方法だなと思ったけど
昨日の流れ(響子みたいな子は実はモテる)を読むと
ヒロインに処女性を失わせるのは一応必要なことだったのかな
「汚れていない」「少女である」ことは水商売系の女性に勝つための響子の最後のカードだからね
(本人がそれに気付いているかいないかは別として)
まあ、あの事件がなかってもどっちみち少しずつ壊れていくラストだろうけど
あの旅館に一泊するなりタクシーで家の前まで送ってもらうなりすれば良かったね
律儀に電車と徒歩で帰る響子
手持ちの金が無かったのかな
信仰レベルで信じてたものが一気に壊れると、精神に直接物理ダメージ食らったみたいな状態になるからねえ
611 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/17(土) 21:39:56.96 ID:vi9p6eI40
あーなるねぇ、そうなるととにかく立ち直るのが大変だよね
失敗は人間なら必ずする、恥ずかしいことではない
失敗で取り返しのつかないことになることもある
どっちも本当
人間だから誰でも失敗はあるんだよね。
取り返しのつかない失敗をしても、健全な心の発達をしてきた人や実績を積み上げてきた人なら、
そのことと向き合って「じゃあどうするか」を踏ん張って考えることができるんだよね
怖くてもショック受けてても結局は「自分の力を信じる」っていう底力が行動する勇気を生み、後押しする
ソチの真央ちゃん見て本当に素晴らしいなと思ったわ
レイプなかったらじっくり考えて価値観を正す事ができたかもしれないし
愛人との出会いがなくてレイプのみだったら傷つくけど発狂にまでは至らなかったかもね
清廉な娘であるべきという建前の男の理想像押し付けられてた事を自覚して価値観を覆されようとしている時に
父親が男として求めていたのと同じ、性対象としての女の在り方を強制的に体でわからされたっていうのがWパンチ
父の死そのもののショックがあるからトリプルパンチだよ
616 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/18(日) 06:36:13.78 ID:kWlUa6xn0
たった一人の肉親を亡くしたのだものね。
響子に限った事じゃなく、ある日突然家族が死んだらたいていの人は取り乱すよね
しかも他に支え合える家族なし。更にその数時間後に通り魔にレイプ
これでさっさと立ち直れるメンタルの持ち主って逆にすごい。
もし父親は死んでなくて、旅行先で倒れただけだったとしても、父親の一言で
ドツボにハマりそうな気もする。
父親が倒れたと愛人から連絡
↓
病院で愛人と対面
↓
帰りに憔悴・強姦される
↓
父親の一言
きついな…。
なんかあのお父さんが生きていたら、強姦されたことも怒りそうだけど、
耐え切れず響子が発狂したら、それも怒って
「こんな奴、俺の娘じゃない」って自分は愛人宅にでも逃避して
狂った響子を放置しそうな気がする。
響子にもいろいろ落ち度があるとはいえ、短期間に立て続きに不運が続き過ぎ
単純なホラーと片付けられないけどホラー要素あるよね
響子がこのままではいけないとうすうす気づいてたっていうのは
真というか普遍的には、誰でもいつまでも子供でも若くもいられないし、
親は必ずいなくなるということを指すんだろうね。
自分はどうやって生きていくのか。
経済的なことでなく、精神的に自立してるか。
社会的に自分の場所が作ってあるか。
20代はそういう時期だよね。
響子は何もできずむしろ退行していってた。
どうしようと思いながらも目を閉じて耳をふさいでいる絵。
>>619 そうそれ
響子はそれをよく判ってたから尚更踏み外せなかったんだとも思うああいうむごい事になるまで
>>619 で、狂った響子に刺される。
ラストは刑務所で「きぇーっ」。
響子が復讐って図は誰でも想像できるけど
特に悪人でもない響子が狂って終わり
救いなし
ってのはなんかすごい
だからここでも延々と語られるんだろうね
あんな人いるよねとか、自分の中に響子っぽさがとか
でももうさすがに他の話がいいなw
といっても特に話題ないんだけど響子さんはもう腹いっぱい
ちょっと響子さん似のティンカーベルの主人公の話は出てこないね。
響子さんタイプの少女は王子様しか救えないというオチ。
父ちゃん生きてたら、「てめー過剰に清楚さ強要してたくせに色気むんむん愛人囲ってるとかクズじゃねーか、もう従わない」と
見下しようがあったけど、死んだばかりの人を責め立てるのは内心ですらやりにくいから、死に逃げされちゃったってのは大きいと思う
ティンカーベルってどんな話だっけと本棚探しに行ったらどこにもないぞ
なんでだ
あの子は赤毛のアンみたいに空想のお友達持ってた子だっけ?
些細なきっかけで覚醒しそうな気はするけどね
>特に悪人でもない響子が狂って終わり
山岸さんはあの手の人が嫌いなんだと思う。
私も嫌いだから狂っても同情しなかった。
嫌いってことは自分の中にもその傾向があるってことじゃないかな
ギシさんは多分そうだと思う
631 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/19(月) 13:20:22.70 ID:S3mvIJXv0
響子は本当に孤独だった。
あの手の人が嫌いといっても性格だからしょうがない部分もあるでしょう。
両親ともおかしいし信頼できる人相談できる他人が周囲にいなかった感じ。
私は本人じゃなく運が悪かった人と認識している。
昔のりぼんのキャッチコピーが
200万人の乙女のバイブルだったっけ?
だったら天人唐草は乙女の裏バイブルって言ってもいいなw
これだけ長く論議にもなってるんだから
「汐の声」久しぶりに読んだら
舞あけみの霊の現れる場所が、浴室に大きな鏡台と
本人の姿が異形に変わっていくのを見て確かめて
絶望していく場所なんだね
それをサワさんにピンポイントで知らせて
段々と追い詰めていく過程が何度読んでもやっぱ怖い
引っ越しが決まったので、実家に漫画を取りにいったら
小さい頃から集めてた山岸凉子、萩尾望都、大島弓子、内田善美全部無くなってた!
母も気づかなかったらしくて驚いてた、やったのは半分だけ血のつながった妹…
このスレ読んで読み返す日を楽しみにしてたのに、怒りが収まらない
んじゃ白眼子。
光子と旦那は容姿的に不釣り合いだったからギシ的に不倫されたりするだろうと思ったがそうじゃなかったな。
個人的にはあの旦那が光子で良かった理由がわからない。普段は暗いけど打ち解けたら明るいいい性格だったから?
>>630 好き嫌いじゃなくて、自分の中、誰の中にもあるものだし
それに気づくのが大事だから、描くんだよね
なんかやらかすと思ったらいいやつだったね>光子旦那
おばあちゃんの遺言だし、嫌いじゃないし?って感じで受け入れたんだろうか。
時代的にもまだ見合いで結婚とか一族で結婚とか珍しくなかっただろうし。
友人にも濃い顔イケメンとあっさり一重顔の夫婦がいるから、
お互いにないものを求め有ったのかもw
637 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/19(月) 14:54:56.18 ID:S3mvIJXv0
ジュリーが田中裕子を選んだような感じか?
>>633 あなたこそギシさんを読むために生まれたような人w
>>633 どれもプレミアものばっか…内田善美とかかなりの値がついてるよ
>>638,639
ほんと、笑えないけど笑っちゃう話よね
チラ裏で吐き捨ててきちゃったわw明日まんだらけの旅に出てくる!
と思ったけど、潮の山岸凉子スペシャルセレクションと
MFコミックスの「日出処の天子完全版」を尼でポチッちゃった
早く届かないかな、読み倒したいよ
友人に試したら速攻で本が返ってきたおまじないを教えてあげよう
・豆絞りの幽霊を写メる
・アプリ等で吹き出しつけて「カ・エ・セ」とセリフ入れてメール送信
・友人がキャーキャー言いながら返しに来る
シャレが通じる相手じゃないとマズいのと、
忘れたころに画像フォルダ眺めてたらいきなり出てきて自分が「ギャーッ」と
なったので万人にはお勧めしない
「返さないと丑寅の方よりまうづぞ!」と言うのもあり。
>>632 それって当時はりぼん発行部数が毎月200万部だったってこと?
200万どころか、その数年後には250万乙女のバイブルにキャッチコピーが変更された
確か最高が255万部
>>626 ティンカーベルの女の子と響子は一見似ているようで大分違う
あの女の子は、自分と自分以外の家族を俯瞰で見つめられる観察力を持っていた
あと「空想する力」も持っていた。空想する能力ってバカにしがちだけど
これ全くない人もいるんだって(発達障害の傾向がある人とか)
響子は「あの人」自体、よく分かってないよね
狂ったから分かってないんじゃなくて、最初からよく分かんないんだと思う
新井さんのことも身を焦がすほど恋いこがれているようではないし
ファザコンだったら仕事辞めて父の世話をするの少しぐらいはやりがい感じてもいいのに
感想が「人と会わなくてすむ。この方が樂だわ」というのだから
まあ、そうは言っても私もティンカーベルのヒロインの変わり様は「早ッ」って思うけどw
>>644 りぼんってそんなに売れてたんだ、びっくり
朱雀門だっけ?六の宮の姫が出てくるやつ
姫と中学生女子とその叔母さん。どれも自分に当てはまる所あって
身につまされたな
最後中学生女子は先輩に告白して上手くいったんだろうか?
たとえ失恋しても今後の人生の糧になったはずだよね。
あの先輩が響子の初恋相手みたいなマザコンじゃなければ・・・
>>647 上手くいくかフラれるか、上手くいったとしてもいつまで続くかはわからないけど、待ってるんじゃなくて自分から行動したことは絶対次につながるよね
あのラストかわいくて好きだ
>634
自分の顔立ちの真逆が好みって人も居ます
主人公がバタ臭い顔立ちが好きだったように
旦那さんは、その逆な主人公顔立ちスキだったのかも
大沢たかお姐さんと広瀬香美…
いや何でもない
うちでは味噌汁とオムスビを出すと
「二口女」と家族が呟く…
>>645 パニュキスも空想好きな女の子が大人になる成長を書いてたよね
ギシマンは現実になかなか目覚めない人がいっぱいいるからね
いつか必ず破滅がくる
そのまま生きていけるのは圧倒的財力と美貌を兼ね備える仁王さんくらい
夫には切られたけど
仁王さんて書くとまったくの別人というか
別仏像思い出しちゃうw
でもニオウさんてリアルにモテるんだろうか
男は最初からあんな完璧美女には行かない感じ
むしろ同性から崇拝されるだろうな
関係ないがニオウさんがブログやFBやっていたらアクセス数すごいだろうなw
色んなお菓子のレシピを知ってそうだし、ドレスもたくさん持っているし
自宅や庭のあちこちを断片的に写してアップしてくれるだけで目の保養になりそう
他人に興味がないだけあって余計な蘊蓄語るとか自分語りもしなさそうだし
656 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/19(月) 21:25:54.17 ID:E8BZeBJ80
>>644 自分がリアルタイムに買って読んでた時期が「250万乙女のバイブル」の頃だ
りぼんが最高に売れてた時期だったんだな
今日ここ見つけてスレ一気読みしてしまった
響子さん話題性ありすぎ
「瑠璃の爪」の典子さんも似たタイプかな
父親の歪んだ女性観を押し付けられるのとは違うけど元の個性を圧殺され母親の「お人形」にされた
典子の方は不倫したりお姉さんを刺し殺したり…と一応自分から行動は起こしてたけど
>>655 やりそうもないキャラだけど確かに見たい丹穂生ブログ
丹穂生オタの薔子のブログでもいいか。
「今日はパーティーです。私のドレスはこちら。
丹穂生ねえさまのは明日アップします」
瑠璃の爪は典子じゃない、絹子だ
ごめん
>>609 あの時代、女のひとの一人旅、一人チェックインも珍しかったかな。
自殺志願と思われたり。マンガ家も不規則な時間にいろんな人が
出入りするので、部屋を借りるのが難しかったとか。
響子は家事手伝いで対人スキルがますます劣化だから、
フロントで宿帳書いたりもできなさそう。
お父さんが生きてたら「お前にスキがある」「殺されても抵抗するのが女」
どのみち狂うかな
お父さん、自分の育て方に問題があったと認めたくないので、響子さん責めちゃうだろうね
バレエ全然詳しく無いんだけど、テレプシ読んで、
スワニルダやブルーバードの動画を見てみた。
…バレエって珍妙だよね。
つま先のがに股でチョコチョコ歩いたり
男性は白いタイツでジャンプして足打ち鳴らしたり。
いや、凄いし綺麗なんだけどさ、馴染みがないからププッってなってしまった。
漫画だとウットリするのに。
>>664 空美ちゃんがブルーバードで足打ち鳴らしてるとこは
やっぱププッってなってしまったよw
親子もだけど姉妹物でも怖いの多いよね
兄弟物はなかった気が
作者にも妹がいるけど妹さんはどう思ってたんだろ
アントルシャ シスを10連続だっけか>青い鳥
「水煙」と「神隠し」は兄弟もの…かな。
両方好き。
「水煙」は蘇我稲目を交えた三人の人間関係があったかくて
読んでいて気持ちいい。
稲目が無表情なんだけど良い味出てたよねw
一緒にバレエ見てると基本ガニマタなんだねとかいうしな
興味のない向きは。
ガニマタで優雅に跳ぶの、ノンナあんなに必死で練習してたのにw
でもポーズや動作の筋肉の力はやっぱり感心されるよ
空中パパパンもすごい筋肉だよ
できねーよ
ローラはあの秘書とできてんのかな。
兄弟モノではないけど(いや、兄弟か?)
月読のお兄さん、ツクヨミ?は可哀想だった
仕事は真面目なのに無愛想で口下手で、無邪気で愛らしい弟にすべてお株を奪われてしまう兄って
現実にいるように思うわー。スサノオがまたジャニーズ顔wで憎たらしかった
まあ一番わるいのはアマテラスなんだけど何故かそれはあまり感じなかったな
>668
「水煙」の弟、実母は身分が低く(地方豪族の姫の侍女)
まともな後ろ盾も持たない、歳も離れてて
自分のライバルにはなり得ない存在だから
可愛がれるんだよね
ライバルになる兄弟達は、みな廃してるし
水煙はええ話でよかった
コチョコチョ
>>672 月読は見るからに陰気くさい顔だからなあw
月読に出てくる豊穣の神様は山芋的なものを口から出してたの?
あと下から出してたのは尿?それとも自分で致した時の水分?
どうもあの描写がギシの動きではよくわからなかった。
口から出てたのは里芋だと思ってた
股間いじくっておしっこするか?
処天→水煙の順で読んだから
稲目の顔で馬子になったんだろう?と思った
隔世遺伝?
水煙はあの子はきっと女の子でお嫁さんになるのね(はあと
と思ってたら違った
コジョカルのコッペリアやローズアダージオ見てたら
ノンナが男性の支えなくポワントで踊ったシーン思い出した
どっちかといえば千花の方に似てる
姉妹の愛憎話とは違って兄弟モノはいい話ばっかだね
「夏の寓話」はすごく上手い話だと思うんだけど、主人公がうなされて目が覚めて
花火の跡を見て空を見上げて「広島!」っていうモノローグがどうにも間抜けに
思えてしまう。
それまででそこが広島であることは伝わってるし、本人が思うにしても「ここは広島だった…」とかではなく
「広島!」っていうのがなんか笑えてしょうがないんだよね。
一応その土地が広島だってのはぼかしてなかった?H市とかいう表現だった気が
>>685 うん、H市と書いてあったけど、その後の夢の中での表現で
ピカとかキノコ雲で、ああ、原爆ね、広島だったのねってわかった後での
「広島!」なんだよね。
アラベスク、最後の方のノンナが表現力の為に先生に抱かれようとして
後部座席に乗り込むの、恐すぎる。しかも後部座席でしゃがんで隠れてるとか
先生、バックミラーでひょいと顔出したノンナ見てあの程度の驚きってないわ
私なら確実に事故ってる
みつかった後のノンナのキョドっぷりも気が狂ったのか?と思えるほどなのに
先生がちゃんと察して「ノンナ、君!」(俺とセックスする気だったのか)とわかるのもすごい
「ノンナ、君!」で先生に思ってる事がばれた!とノンナが気付くのもすごい
「ゆうれい談」「タイムスリップ」「押し入れ」あたりの実話怪談っぽい話、
そのうち潮出版のセレクションで一冊になったりするのかなあ
山岸さんの怖い漫画はたくさんあるけど、結局、簡素な線で描かれた
ああいう話の、最後まではっきりとは説明がつかない感じが一番怖い
地名とか人名にアルファベット使われると話に入り込みにくいからやめて欲しいわ
>>686 それまでは「原爆落ちた街」の「広島」という記号的理解に留まっていたけど
何か女の子のこととかいろいろなことがこみあげてきて
深く実感がこもっての「広島!」という青年の叫び声を表わしているのではないかな
何かそういうことってないかな?周知の事実でもう何度も何度も納得しているはずなのに
ある瞬間、ふと「…そうだったんだ」としみじみ実感してしまうってこと
そういう感じなのでは
夏の寓話好きだよ
いまだと幼女に知らないお兄ちゃんが話しかけるのはもっと問題になるだろうけど
広島!も効果的だった
スミちゃんが隅にいて見開きいっぱい白ってのも、ああ…って実に効果的で
冷静にツッコむとしたら花火どこから、火が怖いのになんで持ってきたんだ、燃えカスもあったぞ、とかだけど
そこは別に漫画だからそんなに気にならない
>>670 ずっと見てるとアンディオールの美しさにウットリするし
高い甲にもウットリしちゃうよね
>>690 それだね
読者にはずっと「どこにでもある町」として描写されてるから、初めて読む時は同時に「あっ!」となる
>>687 なんかワロタw
ノンナは妖精さんだしな
R子ちゃん
>>687 アラベスク読んだことないけどそんなエピがあるのかwwww
>>687 間違った方法でしたけど…とかミロノフ先生の理解力半端ないよね
え…
シリアスなシーンなの?
699 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/21(水) 20:53:45.11 ID:2KWWtx1JO
自分の殻を破るために、男性に向かって自分から踏み出すというのは、山岸漫画の定型の一つだしね
70年代にはありな方法だったんだよあれは
>>698 シリアスだよ
時代感じたり年齢やらでついつっこんでしまうけど、全体の話の中では自然だと私は思う
散々コドモだの何だのと煽られた結果の行動だし
両者ともエスパーなのは否めないがw
ゲスなこと言って悪いけど、前日にあんなことをしたら痛くて足が上げられないとかないんかな
エスパーとまでは行かなくても長年コンビを組んでいた相手同士で
何もかもすぐ阿吽の呼吸で分かってしまう、というところはあるかもしれない
でも未遂で終わってよかった。妖精さんのままで妖精さんの踊りを踊れたよ!
しかも、けしかけた張本人のカリンは「私がそうなりたいんだけど、できないから代償行為で」
とか何とか真珠夫人みたいなふざけたこと言ってたし
結局カリンはミロノフ先生が好きだったの?ノンナが好きだったの?
ローゼの代わりにローゼと真逆のノンナを汚そうとしたんだったっけか?
純粋なノンナとそのノンナに愛されているミロノフ、どっちも羨ましくて憎くて好きだったんじゃない?
自分にないものを持っているから
車にノンナがきた時、セックスしにきたとまでは思わなかったかもだけどw
告白的なことするだろうってのは、ミロノフがエスパーじゃなくても判ると思う
>>687 ごめん。
関係無いけど、一瞬
柱時計絡みの怪談(題名失念)のワンシーン
思い出したよw
私はゆうれいタクシー思い出した。
深夜だし、あの状況はホラーだよねw
>>708 そうそう!それ!
ありがとう。
題名思い出してスッキリしたわw
私も、
ミロノフ先生は解釈に煮詰まったノンナが
なんかしら師弟関係を越えようと思いつめてる
と見抜いただけで
さすがに具体的にセックスしにきたとまでは
気づんかったと解釈してた
でもノンナにしてみたら
ずばりセックス云々まで見透かされた!と
思いこんでしまったのだろうなーと
ミロノフ先生も夜中初対面で挨拶もなしに一緒に踊り出したりして大概だよね
出方が完全にオバケか暴漢
>>712 でも昔、リアルタイムじゃないけどもっと若かった頃に読んだ時はあれがドラマチックだったよw
アラベスク二部の繊細さも好きだけど、一部のスポコンの王道っぷり好きだわ
一番好きなのは「コイツサポートなしでやる気か!?」で実際やっちゃうとこ
それまでのぐずぐず駄目な子扱いのノンナが実はすごいんだぜって認められてスッとする
対談「叙情性と優雅」
オリガ・デミードウ & 草間 布理真
>>688 そこらへんの話、自分も好き
読者の怪奇体験を綴ったお手紙を漫画化したやつ、
エッセイマンガのいつものふにゃふにゃ絵なのに怖すぎた
ミロノフ先生の車もバレエ学校も施錠してなかったんだろうか。
旧ソ連時代は素朴だったんだなあ。
ノンナ「鍵など開けてみせる!」
>>717 そんなノンナは嫌だwww
私の人形はよい人形、自分が親になって見ると
隣家のお母さんの「だから人形を入れたのに!!」
っつー叫びがリアルで泣ける…
ノンナ「むしろソ連時代の国民なら開錠くらいお手の物よ(ハァト」
>>712 パニクったノンナが、とっさにミロノフに回し蹴り喰らわせても不思議ないよねw
721 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/22(木) 17:02:12.02 ID:vWb/bNUe0
メディアのひとみ母が魚になったところで、どうしても笑ってしまう
>>721 厚化粧のシーマンみたいなwあの過干渉の母親もよくいるタイプだけどコワイよね
二口女の紫って何かムカつく。居候の分際で由良子をバカにしててゴーヤジュース飲めるだけでドヤ顔
ちゃんと独立して働いてる由良子が、色々難ありのお見合い相手を断わるのをあきれたり
自分はちゃっかり由良子の仕事関係の男性捕まえちゃってさ。何なんだよ!
由良子さん、朗らかでいい人じゃんよ
由良子=作者
紫=作者の自己批判の具現
みたいにどっかで言われてた気がする
ケサパサの話かと思った
ケサパサは主人公の思考回路や言動が理解できなくて
読み終わってからもモヤモヤしたな
テレプシ2部と同じく自分の中ではなかった事になってるw
726 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/22(木) 18:23:00.53 ID:CcMkrPf+0
>>723 そう言われると何となく納得できる
自立した大人の女性を批判的に描いた作品ってギシマンの中では異色だったから気になってたんだー
行き遅れかけてる年増女が現実の結婚に過剰な夢を見るな期待するな諦めろって言いたいのかな
728 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/22(木) 18:53:41.99 ID:6PkSC5VX0
ギシさん含め女性漫画家って独身が多いね。
×アリだったり。
常に仕事ばっかりで訪れてくる担当編集者と恋愛するくらいが息抜き
になっちゃうのかな?
文月今日子の仕事内容を見ると、独身で書いてくれて感謝だわ>ギシ先生、モト先生、青池先生
結婚そのものをろくなふうに描いてない気がする
夫婦仲がアレだったりそのしわよせで毒親化して子供が犠牲になってたり
テレプシの六花の両親とかいい感じだけどね
あんな旦那さんいいわ〜というレスを見かけたような気がするw
空美との家庭の対比で円満設定は必要としても何かほのぼのしている
あと「私の人形は…」の両親も仲良さそう
私の人形は…で思い出したけど、お祖母ちゃんが原因作ったのに
ひとりだけ寿命で自然に死んで何かズルイよね
あの人形は少女(処女)にしか興味ないからw
…と思ったけど、現代パート主人公の祖父母は家ごと亡くなってるね…
夢で修学旅行から帰ってきた娘とご飯食べてる夢でも見てたのかな
でも隣の家も一緒に消えてたね
あのお祖母さんが欲かいたばっかりに
子々孫々まで狙われるとは恐ろしい
そもそもあの人形をどうするつもりだったのか
妹(初子?)ちゃんに与えるわけにもいかんし、お隣の手前飾ることもできんし
かといって遠方へ行って誰かに売るという現実的な行動もしていない
でも年寄りってそうだよね。何でも高そうなものはとりあえず家に置いておこうっていうw
だけどお祖母ちゃんが死んでから異変が起こり始めたということは
お祖母ちゃんも守護霊が強かったりしたのかな
つまり主人公の母の系統は
祖母→強い、父母→弱い、娘→再び強い、しかしその娘(現代主人公)は
再び弱くなるみたいに交互に強弱がきてる?
だからよく怪談話で「七代たたってやる!」という決め台詞が出てくるが
七代全部祟るというのではなく、大丈夫な代も途中で時々あるんじゃないかとふと思った
途中の代で根絶やしにしちゃうと後が続かないしね
七代まで血筋を繋げてあげるよってことか
>>735 お婆ちゃんも「ネズミがいる」って言ってたらしいから不審なものは見聞きしてたんじゃないかな
あの人形のせいで亡くなってたとしても歳が歳だから家族も不思議に思わないだろうし
>>732 まるであのいちまさんが処女厨みたいではありませんか…!(白目)
>>738 ぎゃー!人形の裏はネズミの卵でいっぱいだー!!
つなげるだけなら子供産んだら殺すでもいいわけだからあんまり優しくもない
言霊
澄ちゃんが華奢な美人で梓ちゃんがいかついえらはりブスってのは設定ミスじゃない?
聖也くんが澄ちゃん選ぶのになんのカタルシスもない
ここは梓ちゃんも華奢で可憐な美少女にすべきだったよ
さらりと呪いの言葉を吐かれても敵はわかりやすいいかついブス
「いや容姿では完全に勝ってるし」ですんでしまう
年頃の女の子はそのアイテムだけで無敵だからね
最低でも澄ちゃんと同レベルの美少女にして
それでも澄ちゃんが勝てたってことにしなきゃ
言霊の妖精としての聖也の立ち位置の意味がすごく薄れるじゃないか
※ただしイケメン美少女に限るっつうネタをギシは知らんのか知らんな
ま、それ以前にギシっていわゆる恋愛からませた好敵手系ライバルが昔から一切描けないような気がする
梓ちゃんが美人ならいいのにってのはそうかもね
今の形でも素直でなんとなく好きなお話だけど<言霊
恋愛絡ませた好敵手系ライバルってのは
アラベスクのラーラとか?
基本的にギシさんは恋愛漫画家と思ってない
恋がどうのってのがメインテーマじゃない話がほとんどだからそこは気にならないな
恋のライバルストーリーが読みたければ別の人の作品読むんじゃないかなあ
>>744 梓ちゃんはあの容姿だからいいんだと思う。
あれは周囲との関係性の物語ではなく、あくまで澄ちゃん個人の内面の物語だと私は感じたので
梓ちゃんが澄ちゃんと同じか、はたまた厩戸並の絶世の美少女だったら存在感が出過ぎて物語の主旨がずれてしまうと私は思った。
本当ならバレエなんてやりそうもないがさつな性格なのに叔母がバレエダンサーである縁でバレエをやっている、という雰囲気込みであの容姿がいい。
書きながら思ったけど、梓ちゃんは意地悪もするし嫉妬もするけど、ごく普通の女の子なんだ。
ギシ先生が今まで描いてきたようなサイコパス的な嫌なキャラではない。
梓ちゃん、見た目はテレプシのひとみちゃんをどうにかしたような感じで、
中身は茜ちゃんっぽいと思った
別に不美人と言う設定でもいいんだけど、もう少し丁寧に描いて欲しいなあ
らくがおなので真剣に読めなかった
「メディア」はアレ+娘の男関係には寛容バージョンなら
最近テレビでもよく見る友達親子なんじゃないか
テレビで見るのはお母さんも小綺麗にしてらっしゃるけど
メディアのお母さんも方向性はともかく着飾ってるし。
絵のせいで真剣に読めないってあるよね
ケサパサも主人公がアップでもらくがおで
性格もアレだったんで読後感サイアクだった
750 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/24(土) 17:04:43.41 ID:uzCdIBOK0
>>735 有吉佐和子の「助左衛門四代記」を思い出した。たまたま家に来た巡礼の連れていた犬を嫁が間違って
殺してしまい、その巡礼から「七代呪ってやる」と言われたことが発端でその後ずっと不幸な運命に襲われる家の話。
その嫁が犬を殺したきっかけというのも、夫から出掛けに昼食の支度が遅いと怒鳴られていらいらしていた
ところ、苦手な犬が現れたので追い払いたい一心でとっさに投げた柄杓が運悪く命中してしまったという
あたりが妙に後味悪くてリアルというか、現代でもこういうことってあるよなあと思った。
その話、山岸漫画と何の関係が?
>>747 劣化版桜子ちゃんみたいなのもいたしねw
>>752 劣化版桜子って、桜子もスゴイ手抜き工事画だけど?ww
「言霊」の中の怪談・快談ってどんな話だっけ
コミックス確かに買って読んだしどこかにある筈なんだけど見つからない
>>755 蛇の夢を見たら宝くじ当たったという話を聞いたとかそんなの
蛇は家に出てきて頭にぶつかったとかじゃなかったっけ
しかも白い蛇
夢に出てきたのは宝船で、何度もぶつかってきては「敷居が高くて入れない」と
愚痴っているので、改築にかこつけて敷居の段差をなくしたら商売繁盛…という話だった記憶
ひとみちゃんてなんでずっとお団子じゃなくて二つ縛りだったんだろう。
>>759 女の子のおしゃれは、母親の影響が強い。
ひとみちゃんのお母さんって、舞台を控えた娘に
体力を付けさせるために焼き肉だかステーキを食べさせた
デブ母だった。さもありなん。
千恵子さんの髪型、パーマなのか天パなのか、
あまりバレエ教師らしくない髪型だと思う。
おしゃれ関係なく、バレエだと髪が邪魔になるからお団子じゃないの?
マンガの場合は単なるキャラのかき分けだと思うけど
描き分けと、真面目キャラだったからかな
低い位置の2つ結びは
>>761-762 そうそう、バレエやっててなんでお団子にしないの?と
確か六花ちゃんは教室に遅刻しそうになって「ひゃーお団子出来てない」とか
言うようなシーンがあったような。
ひとみちゃんガタイいいし顔四角いしお団子でも分かると思うんだけどな。
実際本番ではお団子なんだし。
>>761-762 そうそう、バレエやっててなんでお団子にしないの?と
確か六花ちゃんは教室に遅刻しそうになって「ひゃーお団子出来てない」とか
言うようなシーンがあったような。
ひとみちゃんガタイいいし顔四角いしお団子でも分かると思うんだけどな。
実際本番ではお団子なんだし。
>>763 主人公は特別扱いで、脇キャラは基本髪型固定
ただし舞台の時は別、というルール(というほどのものでもないけど)なんじゃないかな
唐突だけど作者おいくつだっけ
バレエ習ってるからといって全ての子やその母が
おしゃれ上手だったり女子力が高いわけでもないんだよな
中にはもっさりした女子もいるだろう
またバレエレッスンには真面目なのに髪型とかそういうのに
無頓着だったり太ってしまったりする生徒、その管理がよく解らない親もいるだろう
ひとみちゃんはそういうのを象徴したキャラじゃないだろうか
あれはあれでリアリティがあるのでは
それをいうならエミちゃんだな
>>766 1947年9月24日生まれ。
66歳。
うちの近所のバレエ教室の子達みんなお団子で通ってるから
バレエやるならそういうルールなのかと思ってたわ。
でもそういえばSWANとかは髪型自由だったよね。
ラリサなんかショートだったし。
バレエするなら髪はシニヨンにできる長さ必須。
千恵子さんは現役バレリーナでないから、
空美ちゃんは正統なバレエ環境にない特殊な子の設定だから
ああいう髪型なのかと思ってた。
今日のAKB事件みててふと思ったんだけど
ワイドハイパーだっけ、クラスメートの女子を羽根の生えた悪魔みたいに妄想して殺しちゃう男の子
性欲とプライドと色んなものが混ざってそういうことになったんだろうけど
ストーカーって基本的にそういう気質だよね
当時は恐らくストーカーって言葉なかったと思うけど
その気質というか経緯を見事に表してると思う
「ハーピー」?
それだ!
ワイドハイパーってどっから出てきたんだろう・・・・
掃除用品の名前が混ざってるっぽい
パイドパイパーを正しく書けない人は多い
>>773 いろいろ間違えてるけど、言いたいことはよくわかる。
好きな女の子が魔物に見える話はハーピーね。
ギシ先生の作品を読んでたら、狂気って身近にあるんだって思う。
因みにパイドパイパーは、妹を誘拐殺害した犯人に娘をもさらわれた主婦が娘を助けて犯人を捕まえ、ついでに不仲だった夫との関係を清算する話。
なんか長文書いてたら解決してたわ恥ずかしい。
ハーピーの女の子は死んでないよね、それだけが不幸中の幸い。
娘に男みたいな格好をさせてるのってパイドパイパーだっけ?
こった色の帽子がどうのこうのってやつ
狂気って言えば押入れから鬼が出てきて親父の頭を割る話は何だっけ
主人公目線の漫画で主人公の女の子もキチだったってオチが強烈だった
夜叉御前
>>782 それだ
ありがと
山岸さんの短編って話は覚えてるのに題名が出てこないのが多い
>>780はわだつみの何とかじゃなかったっけ
>>780のやつは海の魚鱗宮。
これは珍しく読後感が良い話だった。
あの斧がぶっ刺さった一枚絵が怖くてのう…
>>785 おまえも死ぬのだよ!!! 典子!!!
怖かったよね〜。
夜叉御前で父親にヤられてる娘は頭がちょっと弱いのかな
でも家事はきちんとこなしてるんだよね
考え方もまともだし
最初に父親に犯されたショックで一部の現実認識が狂ってたとか…
それで家族が家族に見えなくなってたのかな
母親=鬼、黒いもや=父親みたいに
一生懸命、まともに解説するから哀れに思うよね
ウマイなぁと思うよ
子供ならお団子つくらなくとも
髪しばって襟足がでているだけで充分じゃないのか、思ったりする。
>>779 あの男の子、成績がいい(でも学年トップじゃない)だけが取り柄って自覚してた所に転校生に順位抜かされてその転校生が美少女だったからおかしくなったのかな。
後をつけたのがばれて、
「○○君…なぜあたしに付きまとうの…やめた方が身のためよ…!」
って言われたのも、本当は
「○○君、付きまとうのやめてくんない?マジ迷惑なんだけど」
かも、と思う。
学校の玄関でスカート持ち上げて脚を見せて誘惑した(ように見えた)シーンも、てタイツがずれたのを誰もいないと思って直したら見られてた、みたいな。
>>792 最初から恋愛感情というか、性欲を感じているけど、それを認めず否定した結果、歪んだ形で出てきたんだと思う
彼から見た転校生って(実際もかなり大人っぽいけど)すごい肉感的だし
とにかく女が全部悪い、って脳内変換する男はいる。幼少時に母親に愛されなかった反動で、ある基準の女を全て憎むんだよね。本当は母親を頃したいだけなのに
ハーピー、どのあたりで男の子の方がアレレなんじゃ?って気付きました?
私は2回目に彼女の後をつけたあたりです
ちょっと遅い?
>>309 亀だけどこの作品は父親が糞なのはわかってるけど逆らえない主人公で
殺そうとしたのも主人公は錯乱してて父親を殺したって言ってるけど
実際には家に来た強盗犯だよ
>>795 ううっw、309だけど、話の最後の壮大なネタバレになってしまうからあえて父親と書いたんです…本人的には父親殺したつもりだったしね
ハーピー、最後まで全然わからなかった。
最後の最後であの女の子が正体をあらわすかと思ってたよ。
>>795 私は最後まで気が付かなかったよ。
つーか話が終わった後も、え?でもあの女は化け物なんでしょ?
ノイローゼで処理されちゃって化け物の思う壺じゃんと思ってた。
今でも本当はそうなんじゃないかと思っているw
>>799 私も同じ
男の子はキチガイ扱いされちゃって気の毒だと思っていた
>>797 こちらこそ、中途半端な書き方でごめんなさい
ハーピー、初めて読んだ時は、主人公が「羽があるんです、ほら!」でわかった
男の子が狂ってくる話と途中で思うのは少数派なの?
カケルさんの話(タイトル出てこない)ほど分り易くなかったけど
そうそう、どっちの読み方もできるんだよね
「未知との遭遇」みたいに単なる狂人の妄想なのか、本当のオカルトの話なのかどちらにも見える書き方
アラベスクのライサがショートヘアでその友達がおかっぱだった気がするんだが
と思ったが別の漫画のラリサと混同してるかもしれない>お団子関連
エッシャーの騙し絵みたいだよね
最初は男の子だけが気付いていてまともで、女の子は妖怪
で事件をきっかけに女の子がまともで男の子は基地に変換するていう
ただ絵柄的に最初の女の子の妖艶さがあるから、清純な女子高生になったあとも
いやもしかして本当に男の子が正しかったら…?とかも考えさせられたりして
なんにしろハーピーのギシ絵は最高に妖しく美しい
なのにラスト清純になった女子高生もちゃんと可愛らしくて素晴らしい
神話のハーピーと主人公の妄想ハーピーがずれだした時点で
少年が化け物に遭遇した話ではなく、
なんだかこの子ひとりの妄想のような気がした。
あんまりにも男の子に都合よすぎるハーピー像だったから。
で、あーちょうど発病する年齢だもんね糖質かで納得しちゃった。
リアルタイムでなく全集で結構年食ってから読んだせいもあるかも。
読んだ当初はハーピーという妖怪が男の子に幻覚をかけて女の子が妖怪に見えるよう誘導した、みたいな第三者説で解釈していた。今手元にないけど読み返したら変わるかも
ライサってラーラの本名じゃなかった?
ショートヘアはマイアでおかっぱはアリサだったと思う。
授業中立って睨んだあたりで「ん?先生が気がつかないっておかしくね?」て思い
(確信まではいかないけど)男子の方がおかしいのか?とほんの少し思った
>>808 ごめん
ご指摘のとおりマイアの間違いです(体操に移った子)失礼しました
受験ノイローゼだよね、ハーピーの男の子
ギシさん狂った人の視点で世界を描くのうまいよなー
悪夢とか、スピンクスとか
本当に危険な妖怪だと思ってたら怖くて近づかないよね
ストーカーしたりシャワー室覗いたり
無意識に痴漢するつもりだったんだよ
なるほど
近づきたいけどプライドが許さない
だから、相手を妖怪だと思うことで近づく理由と弾劾する理由の両方を手に入れるわけか
20代 アラベスク
30代前半 妖精王 天人唐草 ギリシャ神話モチーフ精神病話 処天
30代後半 姉妹確執話 ホラー
40代 不倫話 事件話 スピリチュアル
50代 白眼子 テレプシT
60代 テレプシU ビリ ケサパサ
>>813 好きな子いじめる原理か プライド高いと悲惨
「虹」だっけ?
生まれた時に蛇の鱗があったという和風美少女が出てくる話
アレは本当に人外なのか、ただの魔性の生身の女なのかどっちだろ
>>811 あれはノイローゼじゃなくて糖質よ。
とっつかまって病院送られてもまだ自覚がないもん。
あたし虹子
あそびにいらっしゃいよ
つ生卵
>>816 あれはその間的な存在にあえてしてあると思う
よそから来た者である、なぜか和装、蛇の性質とかで。
完全に妖怪にすると荒唐無稽だし
生身の小学生がエロエロする話にだったら
魔でも美でもなくキモイだけでしょう
虹子が出てくる漫画のタイトルがどうしても思い出せない
辺見之比礼〜へみのひれ〜だったかと
魔性の美少女といえば夏夜
夏夜のキャラが変にリアルで読後感は良くないのに何故かあの話は好き
あの子はクスリでもやってたんかね
>>817 真面目すぎる少年が受験とか成績ばかり気にしてそれ以外のことを抑圧したために狂ってったのかなという風に読んでた
メタモルフォシス伝をよりシリアスにホラーにした感じ
病識がないという点で言えば統合失調症なのかな
そもそもが幻臭の話だったもんね
川堀さんに性的に惹かれてたんだよね
>>808,810
惜しい!
マイアではなくてマイヤ
まいあだと有吉作品w
829 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/27(火) 02:32:43.03 ID:JWARDZuk0
何の気なしに鬼の文庫版@潮読んでたんだけど
出版社が出版社だけに、なんだか後付読めなくてスルーしてたんだけど
さっきよんでみたら、ただのダヴィンチ・インタ追記だった。
1999年の10年前に襲われた、個人的価値観をゆるがす出来事が気になって仕方ない。
その出来事をきっかけに、鬼に示されたような、「救い」を描く気になれたそうだけど
山岸先生本人にまつわるエピソードはちょっとスレの雰囲気からしてずれてるのかな?
作家本人の意識と、作品のテーマの傾向、比べてる方いらっしゃったらおしえてほしい。
>>825 マサカリヘアーのおにいさんの袖口が捲られてるところでどうしても笑ってしまう
久しぶりにメタモルフォシス伝を読んだら、横にひだがある制服のスカートが
ユキちゃんの制服のデザインに似ている。
ギシ先生の好きなデザインなんでしょうね。
私も夏夜のように、ジャンクなもの山ほど食べても
スリム&肌ピッカピカの時代があったのになあ
今はまずジャンクなものが受け付けない
野菜ウマー 素麺ウマー
千花ちゃんが「お母さんのカレー」と聞いて食べようかなと言うシーンは
何度読んでも泣ける
同級生の「ひょっほー!グラマー!」で
どうしても吹いてしまう>ハーピー
ジャージの足に引っ掛ける部分を靴の外に引っ掛ける履き方は
当時は一般的だったの?
>>835 >>793とかも言ってるように、主人公から見た(=ラスト手前まで
読者に提示される)川堀さんは、実際より過剰にセクシーに見えてるから、
あの体操服も実際はごく普通のVネックTシャツなんだと思う
まずジャージに足を引っ掛ける部分のあるやつに時代を感じる
夏夜
もう何十年も漫画描いてるんだから服装の流行りとかアナログな台詞をつっこむのは野暮な気がする
流行りといえばコノハナサクヤの典子がやってた制服に自前のタイというのは
当時の流行りだったのかそれとも彼女のオリジナルおしゃれだったのか
よく分からんがかわいく仕上がったのでまあ良しとしてるw
確かあまり校則にうるさくない高校だったんだよね
あの話は自分の名前をつけられたのも嫌だが、姉が進路を勝手に決めたのがもっと嫌な感じ
お姉ちゃんは自分より可愛い妹を自分の交際エリアに無意識に近づけたくなかったのかな
本人が「女子高だからやだ」母親でさえ「あそこはあんまり…ガラ悪いと聞くし…」と逃げ腰なのに
お姉ちゃんの言うことを結局聞いたっていうのが、また…
やっぱりひどい姉だなー
瑠璃の爪のお姉さん思い出す
>>840 しかも中学から女学校というのがまた徹底的に比較されるのを避けさせてるみたいで
悪い虫がついて勉強の妨げになるとかそういう妹可愛さから出てるふうでもないし
父親の気に入らないタイプになるよう仕向けてるようにも思う
普通はできた姉と父に反発してこういう道を自分から選ぶものなんだけどね
山岸さんって病んだ家ばかり描いてるね。
病んだ家にそだったのかな、と思ったりするけど
私の家も相当病んだ家なのだけど、どこがどうおかしいおか
当事者だからわからない。
とすると山岸さんがすごく自分を客観しする洞察力があるのか、
あるいは健全な家にうまれそだったからこそ病んだ家が見えるのか
どっちだろう。
鏡よ鏡の娘のファッションとか一周回って能年さんとかああいう服装してるよ
>>843 普通の家を描いてもホームコメディじゃないんだからドラマにならないでしょ
普通に見えてもどこかおかしい、をわざと浮き彫りにして見せる手腕が凄いんだと思うよ
宇宙人じゃなくてもSFは描けるし、人殺さなくても人殺しの話は描ける
それを説得力ある形で提示するのは、想像力があるからだとおもうよ
ギシ漫画を愛読している人より、サザエさんを愛読している人の方が
幸せな家庭生活を築いているような気がするのは、なぜだろう。
つっこむというか楽しんでるかと思った>ひょっほー
ハーピーは78年(36年前!)だから川堀さんの発達した肢体(ストーカーフィルタ付)の
美しさのインパクトの変わらなさは逆にすごいよね
どっちかというと
サザエさんを愛読している人の中にも闇は潜んでいる
じゃない?
闇のない人なんているのかなー
皆大なり小なり抱えていると思う
自覚した闇か無自覚な闇かの違いじゃない
夏夜のその後は桐生夏生のグロテスク妹みたいになると勝手に思ってる
昔は夏夜って羨ましかったなあ
ハーフの美少女で長い髪は波打っていて甘いお菓子ばかり食べてるのにほっそりと華奢
炊事とかしみったれたことはしなくていい面倒くさいことは嫌い
同性に気を使ったりしない世の男性はみんな優しくてちやほやしてお金だってツケにできる
だって私は綺麗なんだもの
そういった表面的な憧れを体現しつつ、幸せになれない未来も透けて見えるから
どこか魅かれるものがあるのかな>夏夜
まっとうな努力もせずに男を渡り歩いてお菓子ばかり食べてる生活なんて
10年もしたら病気したりブクブク太ったりして大変なことになりそう
中年になって男に相手にされなくなったらアル中状態で戻ってきたりして
ああいうのに限って綺麗なまま年とるかもよ
美智子姉さんコースか
反省して勉学に精を出し立派に出世した夏夜
しかも美貌で謙虚
夏夜は綺麗なまま老ける前に、刺されて死にそう
でも、フワフワ感覚で「私、これで終わり?」ってカンジがいいな
あの編集の男、女子中学生引き取って同棲とかバカだな
職場には勿論内緒だよね
夏夜はちゃんと家事やれてるんだろうか。二人して毎日ジャンクフードか
外食三昧かな
家事どころか、家の中あっというまに不潔汚部屋だよ
トイレットペーパー切れたりシャンプー切れたりしても
自分で足そうとも思わない
ゴミは食べかすは床に捨て下着も服も洗わない
新しいの買わせるけど限度もあるしね
そして男は疲れ果てて追い出したいけどセックス自体は惜しいので迷ってるうちに次の男にあっさり移っていかれて呆然とし
ゴキブリだらけのもうどうしようもなくなったゴミ家とかさかさになって自分だけが残るんだよ
結論:男が馬鹿
あの姉もいい年してお花畑で幼い感じだね
自分と母親を捨てて出て行った父親が他の女に産ませた異母妹なんか
わざわざ引き取らないよ普通は。関わりたくないもの
写真でも見せられてハーフだかクオーターだと知らされて、イラストのモデルにでも
できるわーとか思ったのかな
着せ替え人形かアクセサリーくらいに思ってたみたいだしね
その後のイラストがマニッシュに180度転換したってのも極端だし
別のことでまた痛い目見そうな人だと思う
あの姉は夏夜のことは全く理解しようとせず見捨てたってことだよね
そう思うと夏夜が少し不憫
>>861 友人にも言われていたね。絵柄といい、ハーフ系美少女に自己投影でもあったんかな?でも夏夜の一件以来目が覚めたかんじ
>>861 夏夜の顔見たのは家に入って来られた時が初めてだと思ってた
>>862 夏夜が不憫はないわw
あの娘は姉に話しかけられてもまったく馴染もうとせずに
好意も養ってもらってる恩も仇で返して後足で砂かけて出てっただけ
姉の家出たのも編集者の男のところに住んだ方が都合よくて居心地いいからだし
夏夜は生まれ育ちが不憫だなぁと思うよ。
自分のことおかしいとか可哀想だとか
思ってないところも。
夏夜の魔性って何となく後天的な要素も大きい気がするから、
真っ当な家庭に生まれて普通に成長してたらもう少しマトモな女の子に育った気がする。
>>664 でも、その裏には実父による性的虐待やネグレクトがあるので。
生まれ育った異様な環境によって作られた異様さだと思うと、
私も夏夜は不憫に感じる部分がある。
あの姉も高齢独身で子供を持ちたい願望があったのでは。最初は勇んで夏夜を引き取ったのに深町さんの件から気持ち悪いものを見る目になって放置してるし、ネグレクト乳の血を断ち切れなかったね
「大人になりきれないイラストレーター」
ってよく出てくる気がする
夏夜はCMに出たもののその後消息知れずだったということから
代理店の接待用売春婦が関の山だったのでは。
装丁作家の男も多分一緒に暮らして「違う…」となってどこかに押し付けたと思うw
あの話は妹の薄気味悪さより、姉の考えなしゆえの行動や臭い押し付けのほうが、たちが悪いと思ってる
いい人ぶってるけど実際には太刀打ちできないものには簡単に負けてしまう
放置子引き受けては困り果てるタイプの
あの姉の場合、もし引き取った子が普通の容姿、普通の子だったとしても、ふとしたことで「思ってたのと違う」となりそうではある
蒸発した父親に育てられた子供だと知っているんだし、もう少し想像力あればこの事態は予測できたでしょ
イラストレーターの給料で夏夜を養えるのかも不明
この姉はアイドルは●しないと思ってるオタクくらいには夢見がち
画風が変わって人気も落ち目になりそう>姉
どういう女性なら夏夜をひきとっても上手くやれるんだろ
ネグレクト親の元にいたときが一番幸せだったかもね
近親相姦続けてれば幸せ?
登場人物の中では良識ある方だと思うけどあの姉を叩く人多くて意外
言われてることは尤もだとは思うけど
あの編集男もあんな話(まだ未成年の妹さんを預かりたい)電話で済ませるとか頭おかしいと思った
ニンフォマニアだと思う
育ちのせいか生まれつきかは不明だけど
デパートでぶつかってきた男に見せた顔、舌なめずりしてたじゃん
アレ見てこの子男なら何でもいいんだなと思ったよ
ネグレクト父の元なら本人達はwin-win
計算して男を選んでるって感じじゃないね
行き当たりばったりでジャンクフードと快楽を与えてくれそうな相手に身を委ねるだけで
先の事や将来の事なんて考えてなさそう
夏夜は長くは生きられない人だと思う
世の中に適応できないように育てられてる
ジルベールみたいな感じというか
できるのは自らの性と引き換えに贔屓・庇護してもらうことだけ
更正させようとした側が苦労して苦労して匙投げる
チヤホヤしてくれる男の元を渡り歩くとしても若いうちだけでしょう
悪い奴らに騙されて働かされるかもね
でも、客が本気になってのトラブルが多そう
姉はバカだけど、まず友人の諫言から始まるように、自分で言ってるからなあ。
自分が大切に思うこと(手作りご飯や健全な経済観念や礼儀)が否定され
なのに他人は夏夜の若さと美しさの方を圧倒的に評価し
嫉妬や偽善(夏夜によせた勝手な期待が裏切られて
ガッカリしてる自分に対してそう思ってはならないと心を偽ってた)
などの自分の醜い心を思い知らされ
とどめに元々クズな実親がもっともっとクズの獣だったことを聞かされた。
さらにそんな醜悪なことにすらどこか憧憬のような気持ちを抱いてしまう
捨てられた子供としての性も自分で悲しかった。
辛すぎてもうあの子とあの日々を思い出させる甘いファッションは描けなくなった。
ああなってやっと母の気持ちが分かったと言ってたもんね
あーそうか。ジルベールの女版ね
姉はセルジュか・・・
個人的には「私にはパパがパパにはお酒が」のセリフ
「パパには私が」じゃないところが不憫に感じたよ
>>887 15歳で姉より達観してるのね
姉はアラサーでもまだ夢見がち
>>887 パパがいく時も、呼ぶのはママの名前だったもんね
不憫不憫ってw
夏夜は女としちゃ最上位にいると思うよー
男に関しちゃめっちゃ要領いいし
一生男を食い物に渡り歩いて生きていけるタイプ
相手が既婚だろうが何だろうが気にしないだろうしね
父親の性欲の捌け口にされて不憫、じゃなくて
父親が欲しがるのは夏夜より酒で不憫とか
いくとき他の人の名前呼ばれて不憫とかいうご意見にはちょっとびっくり
いや性のはけぐちにされて被害者だしそこは大前提で不憫だけど
夏夜自身が「パパが」て思ってるのにそのパパは夏夜のことは全然眼中に無いわけで
夏夜ってあまり要領良くは見えないんだよなー
鏡よ鏡…の娘よりは劣る感じ
あかん。夏夜と虹子がごちゃまぜになってきた。違いってどこ?
>>892 大前提がある限り、娘を思う気持ちを持つ資格はないし、
なくてまだ筋が通ると思えるのよ。
すまんね。
生タマゴを飲むか飲まないか
>>878 私も。姉の叩きは意外。確かにつっこみどころ多すぎる姉だけどw
とにかく引き取らないことには物語が始まらないんだし
アラサーだが(もっとトシはいってるような雰囲気はあるが)あれは姉の遅れた成長物語だよね
画風が変わってイラストレーターとしてはどうなんだという点は
まあ漫画家じゃないんだしwファンがついてるような種類の作家ではなく
職人的な仕事を仕上げてきたタイプじゃないかなあ
だから画風が変わっても大丈夫なんじゃないかと勝手に脳内補充してるw
姉を叩きたい訳じゃないけど夏夜がただだだ憐れだなぁ、可哀想とかじゃなく憐れ。
ただしあんなのが妹だったら叩き出したい、手におえる訳がない。
ちゃんと向き合ってくれる人がいないのが夏夜の憐れさかなと。
フランス人形のように美人だったら自慢げに手元に置いておきたくなるものなのかも
山岸先生の中で奇人=偏食という記号なのかしら
夏夜とイラストレーター姉の話はまだ未読なんだけど、この流れで川原由美子の観用少女を思い出した。
不老で絶世の美少女の姿をしているが周りの人間が身の回りの世話をしなければならず、ジャンクフードを与えつづけると醜い女に成長し、性的対象にすると植物のように枯れて死んでしまう生きたフランス人形の物語。
ギシ先生が観用少女描いたらどんな話になるんだろう。
>>900 あれはまともなご飯作ってもらえなくて、ジャンクフードやスナック菓子を与えられてたからでしょう
903 :
可愛い奥様@転載禁止:2014/05/28(水) 06:22:05.37 ID:ygyMzn6O0
虹子は違うんじゃ?
保健室の先生のはなし、なんだっけ
あれは、理解者が出てきてくれたから救われるかもしれないって話だよね
救われない話の方がショッキングでインパクト強いけど、最近は救われてくれた方が精神的に読むのが楽になってきた
虹子は人外的存在、男を惑わす妖怪みたいな
夏夜とは根本が違う感じ
>>887>>891 あのセリフうまいと思った
父親にすら本当の意味で求められてない、一人の人間として見られないってことでしょ。
所詮母親の代わりで、それだけ。
それに気がついてないようで気付いてる(パパにあたし、とは言ってない)悲しさとか。
どこかで何かが狂ったら、夜叉午前の娘も「お父さんは私にだけあれをしてくれたの」
って言うようになるのかしら。
姉もきっつい。父親は近親相姦のクズで好意を持っていた深町さんも妹に取られる。夏夜の母親代りにもなれず、自分の女性性と家族感を全部否定された感じ
絵柄の変化といいレズに走ってもおかしくはなさそう
経済的に上手くいってるらしいのが救いだわ
好きな仕事してそこそこ裕福な暮らしだなんてその点はうらやましいw
>>890 残念ながら細胞は老化していくんだよ しかもクォーターであの生活なら老化は加速する
夏夜の欲求て父親と性欲と食欲だけだから容姿が劣化して妖怪みたいなたちんぼになっても淡々と生きていけそう
コーヒー出しのときと店でドキュンとぶつかったときの様子を見ると
一応容姿とすべての男の反応は気にして確認してる
今後、あの不精がどう響くかだけど
タバコすおうが生活乱れようが黙ってりゃ美人、な人は結構いるからわからんな
どっちかというときちんとするストレスの方が夏夜を老けさせる気がする
不憫は嫉妬の裏返し
若くて美人で奔放な相手に脅威を覚えてるからそれを認めたくないがために
あえて「不憫」なんて上から目線で言って
自分の立場を上にしたい 平 凡 な BBAの哀しさ憐れさにニヤニヤしてるわ
禁断の関係の果てでもそこに愛があれば二次元だしいいけど
母の代替品として扱われてるだけで先行きは考えてもらえず
死後は投げ出される立場は不憫だわ
あんな女の子に憧れるわけないよ。
夏夜はちっとも幸せじゃないでしょ。
ただ綺麗で若くて奔放なだけなら羨ましいけど、夏夜はそれにくわえて「不健康」「狂気」があるもの。やだよ。
現実の男って容姿が妖怪でも自分に甘えてくる、可愛げのある女に骨抜きになったりする木嶋佳苗とかね。夏夜もBBAになるまでにはそのスキル持ちそう
木嶋は家事が上手くてカーチャンスキルが高くて男を甘やかしてくれる技巧派だから
そういうスキルのない夏夜とは正反対のタイプだと思う
夏夜は醜くなったらそこでもうあっさり逝ってしまうか、老いてもなお退廃さと凄みを増した美貌を維持し続けるかってなりそう
ずっと綺麗で若いままいられるなら憧れるかもしれないけど、穏やかに老後を送る人生とどちらを取るかと言われたら、穏やかに生きる方だなあ
綺麗っていっても一流になれるほどの才能もなかったみたいだし
あのCMの後に中国に渡ってクスリ漬けの廃人コース
他作品の画家と駆け落ちした美人母みたいに
経年劣化なしで美しいままでいる可能性もあるか
でも、特定の男で満足せずに見境なく肉体関係持ちそうだから
嫉妬に狂った男の刃傷沙汰に巻き込まれる可能性も高いよね
美人美人っていっても、場末のケバイ系の美人で幼少時に実父による性的虐待の経験あり
退廃と凄味を併せ持つにはパーすぎる
賢けりゃテレプシのローラや厩戸…まではいかなくても
鏡よ鏡の白雪姫ちゃんくらいにはなれるかもだけど
賢いかどうかもだけど、ローラの場合はそれだけ熱意を持てるものがあったのが大きいよね
夏夜タイプじゃないけど、以前の勤務先に女優かって言われるくらいの美人(22才)がバイトとして入ってきた事がある。
周りの男の反応はまあ想像通りw
先輩バイトそっちのけで社長から正社員にならないかとも言われてたし、
めっちゃ言い寄られて付き合ってたしプロポーズもされたって何度も聞いた。
でも全部蹴って正社員にも主婦にもなりたくないと言ってたんだよね。
だからといって夢があるとも聞かなかったしバイト掛け持ちして一人暮らし。
その子はそこはすぐ辞めたんだけど、数年後上司がその子がどうしてるか知ったらしい。
大会社の重役の愛人に納まってたよw
それ聞いて「なるほどねw」と
「そのポジション狙ってたわけねw」と
主婦とか正社員じゃ働かなきゃいけないもんね。
かなりの美人って自分の使い方よく心得てるよ。
夏夜も上手くやりそうだと思ってたんで全く不憫だとは思わない。
夏夜からはまがまがしさは感じるけどそーいう社長の愛人になってやる的な打算的な感じしないな
それぐらいのたくましさがあるなら天晴れと思えるけど
もっとウマヤコに近いヤバさを感じる
愛人って二号でいいってことでしょ、ある意味大人
夏夜は「あたしが一番だもん」って信じてる感じするんだよね
けっきょく無自覚に愛に飢えてる
「あたしが一番だもん」てのも、本妻がいても平気っぽい気がする
二号でも「あたしが一番だもん」
代議士や社長の妻の仕事なんてムズカシイことは奥さんがすれば?あたしは可愛がって甘やかしてもらう担当
パパ(パトロン)はもう奥さんじゃ立たないんだってw
やっぱりあたしが一番よね
て感じ
愛人が「大人」ってw
価値観違いすぎ
鏡や鏡のユキちゃんの暮らしに憧れる
イケメンがご飯作ってくれて、
母の恋人には親切にされ…
アイドルにはなりたくないし虐めもいやだけど。
家事はイケメンに習えばいいし。
本当に既女?
>>929 え、既女だけどダメ?w
ユキちゃんは学校生活とママとの関係以外は楽しそうだったなと思って。
来る男たちはママの恋人だからこっちに手出しはしてこないし
ご飯は作らなくていいし…
>>928 お母タマの女の嫉妬で、家を出たから
あの人達ともご縁切れになっちゃったかな?
でも、少女時代に家庭内で大切にしてもらったのは
雪ちゃんの、心のインナーマッスルになってると思うね。
環境は特殊だけど、良いことの方が多くて、ちゃんと活かす子だ。
こんな幼稚な母親の子供って可哀想…
>>930 しかしレモンパイは勝手に捨てられてしまうぞw
子どものころは雪ちゃんてそんなに可愛くないのに
アイドルなんて務まるのかと思ったけど
残っていくのは意外にこのタイプかもなと思うようになった
バックは強力なわけだし。
母親と同じ道をたどらなければいいけどね。
ところで鼻にしわを寄せて笑うって
あんまり可愛くない気がする
>>934 昔の、リカコとかの笑い方だよね。鼻にしわ。
私も、それはかわいいのか??って疑問なんだけど
昔の歌詞や小説に「鼻にしわを寄せて笑った」とか何度か見たし
「ここに海老のできる(盛り上がってしわのよる様子を表す)人は美人」
って文句も見たんで
何らかの様式美というか決まった言い回しだったんだろう
ママもあの絵だけそういう顔してるけどなんか無理矢理だし
雪ちゃんてどんな大物の前でも食欲は押さえられずガツガツ食べれるって大物だよね
普通は緊張してノドを通らない・・となりそうだけど
日頃から美人女優のママやイケメンたちに囲まれて生活してたからその辺は慣れてるのかな
>>904 緘黙の底だっけ。
あれは先生も被害者だったからこその話だよね。
あの子を救うことで先生もまた救われる。