【阿蘇山】熊本の奥様 その28【天草】

このエントリーをはてなブックマークに追加
158可愛い奥様
女性警官働きやすい環境へ

熊本県警は新年度から、女性警察官の採用を増やすため、交番の設備改修や
女性用備品の導入など勤務環境の改善に乗り出す。女性警察官が増えることにより、
ストーカーやDV (ドメスティック・バイオレンス)、性犯罪といった女性の
犯罪被害者への支援や対応強化につながることが期待される。

新年度は、熊本南署幸田交番、宇城署宇土交番、天草署東浜交番に、女性専用の
仮眠室、トイレ、シャワー室を設ける。県警は 「一般の女性も交番でトイレを
借りやすくなるのではないか」 としている。

また、暴漢と対峙 (たいじ) した際に、包丁などの刃物から身を守る耐刃防護衣も
女性用を58着導入する。男性警察官に合わせて作られているため、着心地が
悪かった。警棒をつるすため腰に装着する筒も女性の骨格に合わせてカーブしたものを
全ての女性警察官に配備する。関連費用2200万円を県の新年度一般会計
当初予算案に計上している。

県警の女性警察官は現在、170人で全体の約5.5%。女性の被害者に対し、
様々な面でサポートができることから、県警は2022年4月までに、女性警察官の
割合を8%に増やしたい考えだ。

同課の古賀壮一総合企画室長は 「勤務環境改善には、女性警察官の意見を反映した。
警察もこれまでの男社会を変えていかなければならない」 と話している。

(2014年3月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20140306-OYT8T01429.htm