473 :
可愛い奥様:
474 :
可愛い奥様:2013/10/11(金) 21:15:46.68 ID:PCcgR5G30
フランス人にとってのビール
日本では、他者とのコミュニケーションを嫌う者は自分だけの時間を大切にするあまりアルコール離れしているが、
フランスでは、ビールが新たなコミュニケーションツールとなっている。
フランスのビールは「ぬるい」。瓶や缶のビールを氷水で冷やすというような習慣はない。
せいぜいワインより少し低い程度の温度(10℃前後)のものが多く、暑い午後にカフェテリアで生ビールを飲むときは氷をもらって入れて飲む。
何故に冷やさないのかと聞くと、「冷たいと身体が冷えるから」という答えが返ってくる。
フランスではビヤホールでも、ホテルでも、駅でも、冷たい生ビールに出会うことは少ない。
しかし、彼はビールを飲みたいからビールを飲むのである。
会食の場が、居酒屋だからとか、中国料理店だからといって、店によって飲み物を選ぶのではないのである。
フランス人たちは一様に気楽な会食の際にはビールを飲むことが多い。
ワインを飲むのは改まった食事やレストランでの食事、打ち解けた少人数での集まりの際ぐらいである。
475 :
可愛い奥様:2013/10/11(金) 21:17:27.38 ID:PCcgR5G30
大勢を家に招いてのパーティーの際にも、シャンパンで乾杯をした後はワインの用意はあるものの、
サイドテーブルに積まれている生ぬるい小さなビール瓶にほとんどの手が伸びる。
「フランス人は食事の時にはワインを飲む」、そんなイメージを抱くものである。でも彼らの多くはビールを少しずつ、ちびちび飲む。
ビールという酒を飲むという感じではなく、食事の合間、会話の合間に口を湿らすように口に含む。
もっとぐいぐい飲むことはないのかと聞くと、帰ってきた答えは「ビヤホールなどへ行ったときは、そういう飲み方もするが、
食事や会話が中心のときはこういう飲み方をするのが普通だ」と言う。
こういう場合のビールは、彼らにとっては酒ではなく会話の潤滑剤なのかも知れない。会話や人との付き合いを楽しむためワインではなくビールを選んでいるのだろうか?
476 :
可愛い奥様:2013/10/11(金) 21:19:25.63 ID:PCcgR5G30
国土の周りをビール大国に囲まれたフランス!
なんと言ってもフランス人たちが愛する酒といえばワイン。
いつでもどこでもワイン片手に議論を交わす彼らの姿が思い浮かんでくるが、ビールの消費はどうなのか。
ワインに比べ影の薄い感があるビールにスポットをあててみた!
フランス人にとってのビールの位置づけ
フランスのビール事情について
頭でもふれた通り、フランスでもっとも飲まれているお酒はワイン。
しかし、嗜む感じでじっくり味わうワインと、スカッとした喉ごしで爽快感を味わう感じのビール、両者まったくタイプが違う。
確かに飲む機会は異なるけれど、それはそれで愛されている酒がビール。
しかもヨーロッパ産のビールといえば世界的人気を誇る銘柄もたくさん!
周りをベルギー、オランダ、イギリス、ドイツなどのビール大国に囲まれている感じのフランスではビールが安く気軽に飲めるので実は愛飲者も多い!
ちなみに、ワインのお供の代表格はフロマージュ。
一方、ビールはオリーブやスナックをお供に楽しむ感じ。