つづき
当初長男の妻も福知山市内の別の病院に入院し、男性と妻で手分けして見舞いに追われた。
「とにかく助かってほしい、の一心だったが、不安が募って疲れ果ててしまった」
22日に長男が集中治療室(ICU)を出て、「やっと家族が対面できたが、孫は父親の
顔のやけどを見てショックを受けていた。心配だ」と思いやった。
今も3人の入院先と自宅を往復する日が続き、経営する会社の仕事も十分にできない。
「実行委に治療費の相談もしたが、何も決まっていないとの返事ばかりだった」。20日に
対策本部が設置されたが「遅すぎて、怒りよりも不安がいっぱいだった。実行委は被害者を
親身に思い、誰もが納得する迅速な対応をしてほしい」と訴えた。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130825000014 京都新聞 8月25日 09時10分