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可愛い奥様:
あるこーあるこー わたしは元気♪
歩くの大好き どんどん行こう♪
続 山田みつ子 出来ちゃった婚 ものがたり
そろそろみっちゃんも娑婆というかもう出て歩いてるw
スローペースで再開します。とりあえずスレ立て有難うございます。
201○年7月30日
暑い暑い、こう毎日暑いと頭がおかしくなりそうだ。
家にはクーラーもないので扇風機を回すしかない。
昨日の夜、母からひどい事を言われた。
「死んでやる!」と私のとっておきを出したら
「そういう道もあるね」等というふざけた言葉が返ってきたのだ。
しかもその後にもっともっとひどい言葉が続いた。
「誰にも迷惑をかけないで確実にするのがいいよ
いつものように中途半端が一番いけない」
これは親が娘に言う言葉だろうか。
人間として言ってはいけない言葉だ。
自分のおなかをいためた娘にこんな事を言えるなんて
いつの間に母は人間の道を踏み外してしまったのだろうか。悲しい。
でも私は器の大きい人間だ。母を許そうと思う。
201○年7月31日
今日は嫌な女に会った。上の階に住むババアだ。
人の顔をじろじろ見てわざとらしく目をそらした。
フン、こんな安アパートに住むような人には
ロクなのがいない。
でもちょっと考えた。もしかしてばれたのか?
いやいや、私は35歳の頃よりかなり痩せたし
髪型だって化粧だってちゃんとしているし
分かるわけがない。しかもあんな頭の悪そうなババアに。
それより私はちゃんと罪を償ったのだ。
何を恥じる事があろう。何年もあんな所に閉じ込められたのだ。
あの奴隷のような生活、償ってお釣りがくるというものだ。
私は何も悪い事はしていないのだから
堂々としているのが当然なのだ。
今度あのババアにあったら挨拶して微笑んでやろう。
【A】今日ね下のあの娘の方ににらまれちゃった。
【B】あ、あの薄気味悪い女か、あんたより上だよな。
【A】毎晩大声出して迷惑だしつい見ちゃったのよ。
今日はパツパツのスパッツはいて
ものすごく高いヒールはいてお出かけよ。
昨日死んでやるーと叫んでたのにね。
【B】そういえばこの前階段降りた所で
馬鹿丁寧に挨拶されたよ、お世話さまでございますとかなんとか。
【A】私のことはいつも無視なのにね、、あんた気味悪いから
関わっちゃだめだよ。女と見りゃ…
【B】あんなドブスババアしらねーよ。
【A】みつ子のすぐ上の階の住人、女性、53歳。
【B】Aの夫、49歳。
201○年8月1日
昨日もまた母と喧嘩してしまった。
お盆が近いせいだ。もっともっと反省して拝めという。
私とて鬼でも蛇でもない。
二歳の子が大人の心と心のぶつかり合いに巻き込まれ
命を落としてしまった事は本当に残念に思う。遺憾だ。
でも私だって沢山のものを失ったのだ。
クソ男だったとはいえ夫を失い、子供を失い
家庭を失い、信用を失い、看護師免許も取り上げられた。
特に愛するわが子と会えないこの悲しみ誰が癒してくれるのだろう。
夜は思い出して眠れず、悲しくて泣いてしまう。
母も分かっているはずなのに、可哀そうだと思わないのだろうか。
HママはHちゃんのかわりの子供を産んだという。
信じられない、とても人間とは思えない。
あの人はそういう人なのだ。繊細な私とは違うのだ。
人間としてとても気の毒な人だ、哀れに思う。
でも、やっぱり腹が立つ。
私がすべて失って夜も眠れないというのに
あの人は夫や子供に囲まれていると思うと
悔しくて悔しくて、思わず母を蹴ってしまう。
こんなに反省して罪を償ったのに
神様は不公平すぎる。
201○年8月2日
道で上の男とばったり会ってしまった。
嫌らしい目で見てにっと笑った。
私より2〜3歳上だろうか、男前と言うほどではないが
あの女にはもったいない。フン年下たらしこみやがって。
でも今日はきちんとしていたので卑屈にならずにすんだ。
目は二重のりで大きくしてあるし、化粧もばっちり。
母さんの年金日に買った上質なスーツを着て
靴はヒールのあるブランド物だ。
母さんに申し訳ないのでデパートでは買わなかった。
思いやりは人間として当たり前の事だ。
男が笑ったけれど、私は尻軽ではないので
礼儀を失わない程度に近づいて軽く会釈した。
不思議そうな顔をしたのはなぜだろう。
あの男が私に気があるとは思っていない。
私は謙虚な人間だ。
明日はあの男何時に出かけるのだろう。
【B】あのバアア、ヤッベ〜
三丁目で会っちゃったよ。
【A】あのバアア?あ、下のみつ子ね。
昨日母親がそう呼んでたよ。何がやばいの?
【B】なんかへんなんだよ、顔が。
瞼がまくれてるっつうか、、、化粧はいつも濃いけどさ。
【A】へ〜、あのほっそい目がねえ。
【B】どこ行くのか知らないけどスーツ着て変な靴はいて
あんまりおかしいから笑っちゃったのさ
そしたら目の前まで近づいてきて笑うんだよ。
【A】あんた、まさか、、、
【B】やめてくれよ、いくらなんでも怒るぞ。
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「窒息する母親たち」を書かれた矢幡洋先生へ
みつ子が分裂気質者であるとしての事件へのアプローチは見事だと思いました。
夫があのような人間だというのは専門家でなくても分かります。
犯行の日「バッグの中にあった黒いバッグ」への考察が足りません。世間一般の感覚では「周到な準備」です。
「プロ被告」と呼ばれたみつ子、分裂気質者はあのように能弁で演技的なのでしょうか。アプローチが容易だからと言って
やはり安易すぎるのではないでしょうか。
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遺体を入れたバッグ持ちながら被害児母に問われても平静
子供たちを寺に預け東京駅、新幹線、在来線、タクシーと乗り継いで実家へ
留守の実家で一人で穴を掘り埋め、またきた道をもどる
犯行を察した実母が夫に電話、そこから自首へ
これらは衝動的に出来るものではない。ましてやみつ子である。
何度も何度も妄想して楽しみ、予習を重ねた結果初めてできた事。
さらに実母が突き放さなければ隠ぺいも妄想通りに行われたはず。
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矢幡先生の分析に沢山の「テレビ報道」と「週刊誌報道」が
あたかも事実であるかのごとく入り込んでいることも問題である。
臨床心理士はその名のごとく「臨床」つまり現場でこそ分析すべき。
真偽のほども定かでない報道を根拠に、患者を見る事も
患者と話す事もなく、過剰すぎる自己投影のもとに書かれた本書は
完全にフィクションであり、素人の駄文と同じである。
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可愛い奥様:2013/08/06(火) 09:57:26.52 ID:gVKg37T70
あげ
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可愛い奥様:
被害者層化だっけ。
これも婦人部があってたの?
北村さんはお気の毒にまだ出てこれないの?
八日目の蝉までやってキャンペーンしたのにねw