韓国に嫁ぐ日本女性増加「日本の糞男なんて嫌。」

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1可愛い奥様
日本の女性が海を渡り、韓国の男性と結婚する事例が増えている。2000年代に入り、
ビザなしで90日間滞在できるようになったり、韓流ブームなどの影響で交流が活発化
していることが背景にあるようだ。韓国釜山市で取材した。

「タイちゃん、サランヘヨ(愛してる)」
3月末、釜山の結婚式場で、金〓首(キムミンス)さん(29)と、今井泰子(たいこ)さん(30)
=山口県下関市出身=の婚礼の祝宴が催された。

伝統の儀式を取り入れ、民族衣装の韓服を身にまとった2人は、互いの両親にあいさつをしたり、
酒を酌み交わしたり。金さんは「新婦を一生食べさせる」との意味合いで、今井さんを背負って
詰めかけた親族や友人の間を練り歩いた。

式を終え「韓国に嫁いだという実感が湧きました」と今井さん。金さんは「韓国に来てくれた
彼女を幸せにしたい。頑張ります」と誓った。

出会いは2010年夏、今井さんの地元下関だった。今井さんが、江戸時代に日本と朝鮮半島を
結んだ朝鮮通信使の行列再現イベントに参加すると、そこに、韓国側の参加者として来日した
金さんがいた。帰国後もメールなどで頻繁に連絡を取るうちに交際に発展。今井さんは結婚を
決意し昨年10月に渡韓した。

近年、今井さんのような女性は増えている。韓国統計庁の調査によると、在韓の韓国人男性と
結婚した日本人女性は02年に690人だったが06年には千人を突破。12年は1309人にまで増加した。

この状況に、終戦前の日本で朝鮮の男性と結婚し、戦後半島に渡った国田房子さん(97)は
「私は純情だけで海を渡ったけれど、今は情報があり国も豊か。最近の人は恵まれていると思いますよ」と語る。

それでも国際結婚にはさまざまな心配事や戸惑いが付きまとう。
今井さんの父親、均さん(63)は「ミサイルなどで挑発する北朝鮮の動きが気になる。
韓国でも反日的な機運が高まった時は嫌な思いをするのでは」と話す。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/360985