インドやブラジルで観光客の外国人女性を狙った事件が相次ぎ発生する中、米誌「アトランティック」(電子版)が2日、世界の危険な場所が一目で分かる世界危険地図を紹介した。
地図によると、韓国はどこを旅しても安全な国で、中国はその次に安全な国。日本は韓国や中国よりも安全ではなく、一部危険な地域がある国だという。
地図はカナダ外務省が自国の海外旅行者に向けて制作したもの。海外の安全状況が分かりやすいよう、各国を危険レベルに応じて5段階に色分けされている。
緑色の「危険ではない国」には、アジア圏では韓国、マレーシア、台湾、ブータン、オーストラリア、欧米圏のほとんど国が入った。青色の「注意が必要な国」は中国、
ベトナム、サウジアラビア、ブラジル、カザフスタンなどの国々。
黄色の「一部旅行に適さない地域がある国」はロシア、トルコ、メキシコ、そして日本もここに分類された。
オレンジ色の「必要以外の観光は避けるべき国」はリビア、パキスタン、赤色の「避けるべき国」は北朝鮮、イラン、イラク、アフガニスタンなどとなった。
日本は「安全な国」というイメージがあるが、2011年に東京電力福島第1原発事故が起きていることから黄色エリアとなったのかもしれない。
同誌は、海外旅行の前には必ず各国の外務省のホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけた。
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