“独島領有権主張やめて小さい日本実現しよう”
日前総理主治医異色主張
“自衛隊も災害救助だけ派遣”
http://www.segye.com/content/image/2012/12/24/20121224022908_0.jpg ‘小さい日本’を主張した石橋湛山(1884〜1973)元総理の主治医だった日野原重明(写真)聖路加
国際病院理事長が、領土葛藤が激しくなって‘国防軍創設’を推進する自民党が再執権した今こそ
‘小さい日本’を実現する時だと主張して世間の注目を集めている。
石橋湛山は日本自由主義を代表する言論人であり、元総理として靖国神社廃止を主張して日帝が
朝鮮と満州、台湾などで勢力を拡散する時、これを批判して‘大日本主義’に反対した。日野原は日
本で最初に民間健康診断を施行して予防医学などで文化勲章を受勲したことがある。
日野原理事長は24日、毎日新聞とのインタビューで「本来、日本領土は北海道と本州、四国、九州
の本土だけだったし、他の領土は日清・露日戦争等を通して得たもので、沖縄も本来琉球王国を接
収したものだ」と指摘した。それと共に「歴史をまず認識して独島(トクト)と尖閣諸島(中国名:釣魚島)、
北方4島問題を再検討すればどうだろうか」と‘小さい日本’を提案した。
彼は「(日本が周辺国と)争うのは海底資源のためだ」として、「(領有権調停に)曖昧さが残るだろうが
韓日および中日境界近くの資源は日本が技術を提供して共同開発し、利益を半々に分ければ良い」
とそれなりの解決法も提示した。だから独島などに領有権を主張するのは止めようという話だ。
日野原は「自衛隊は災害救助のために海外に派遣するなど専守防衛に徹底しなければならない」と
して、「日本が軍備を完全になくせばどこの国が私たちを攻撃するのか」と反問した。排他的民族主
義に対しては「日本も多民族国家になることが必要だ」として、「民族の鎧を脱いで裸にならなければ
ならない」と注文した。
日野原は石橋が総理在職中に脳梗塞で倒れて聖路加病院に入院した時の主治医だった。彼は石
橋が総理復帰まで2ヶ月かかるという自身の言葉に「総理が4週間閣議に出て行くことができないの
なら資格がない」として辞職したと伝えた。
http://www.segye.com/Articles/NEWS/INTERNATIONAL/Article.asp?aid=20121224023611 http://mainichi.jp/select/news/20121224ddm004070025000c.html