紛争下の性暴力に関する調査を行っているザイナブ・ハワ・バングーラ国連事務総長特別代表は17日、
安全保障理事会で報告し、被害者には生後6カ月の乳児も含まれており、性暴力を「戦争において最も
非難されない犯罪」だとし、措置を講じるべきだと訴えた。
バングーラ氏は7カ月前に紛争下の性暴力に関する国連事務総長特別代表に就任以来、被害が深刻
なアフリカ諸国を訪問。コンゴ民主共和国では、昨年に生後6―12カ月の赤ちゃん11人が武装グルー
プによってレイプされたコミュニティーを訪れたとし、「このような残虐行為は想像に絶する」と述べた。
同コミュニティーではまた、同じく昨年に1―3歳児59人と5―15歳の182人がレイプ被害に遭ったこと
も明らかにした。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93H03620130418