「慰安婦問題は日本が誤りとわからない人が多い」

http://image.chosun.com/sitedata/image/201304/16/2013041690386_0.jpg
▲保坂祐二世宗大独島総合研究所所長
「慰安婦問題、20代を始め若者たちはよく知らず40〜50代は知っていても日本の誤りということが
分からない人が多い」

12日、時事トーク版(?)に日本から帰化した独島（ドクト、日本名：竹島）専門家、保坂祐二・世宗
（セジョン）大独島総合研究所所長が出演した。

最近、ある番組で日本の俳優が「侮辱発言」したことをめぐり日本国内の反韓雰囲気の深刻性を
めぐり甲論乙駁が増えている。保坂教授はこれについて「韓国から見ると、そんな部分だけ報道し
て日本全体をそんなふうに感じるだろう」と診断した。

保坂教授は「インターネット上で反韓感情をそのまま示すケースはだいぶ増えたと見られるが、東
京ではニュースを除いて芸能人が出るトークショーなどでは独島問題言及や‘竹島’という単語を
禁止している」と伝えた。

安倍政権後、日本社会全体の右傾化については「2年前からだいぶ右傾化し政権自体がだいぶ
右翼的なのでそうなった」と伝えた。しかし「12月の総選挙では露骨に多くの過激発言をしたが、
政権をとってからは、かえって経済政策優先とし、言葉を慎んでいる状況」と話した。

いわゆるアベノミクスで円安が深刻になった昨今、韓国の国内産業が泣き面になっている状況だ。
保坂教授は「日本の新聞でも事実上LGやサムスンなどを狙ってアベノミクス政策を始めたと発表
した」と明らかにした。北朝鮮の脅威が日に日に激しくなるほど日本の右傾化が激しくなっていると
いう印象については「現在の安倍総理が思ったとおりに周辺が動いている状況だ。このままなら、
7月の参院選挙で大勝し、憲法を改正できる力を持つようになり、その時‘再武装’部分を改正しよ
うとするだろう」と話した。

日本の議員の中には北朝鮮を先制攻撃すべしという発言まで出て論議になっているが、保坂教
授は「韓国で北朝鮮の脅威を感じるより、日本が十倍百倍も感じるのは北朝鮮が韓国より日本国
内にある米軍基地を先に攻撃するという恐怖心があるから」と明らかにした。

http://news.tv.chosun.com/site/data/html_dir/2013/04/16/2013041690386.html