尖閣諸島をめぐって中国内では反日世論が高まった。一方で、反日デモや公用車襲撃事件について「愛国ではなく『害国』だ」
という論評も現れており、中国ネット世論はそう単純ではない。現地からのリポート。
8月、再び尖閣諸島問題や日本大使公用車襲撃事件で、中国の反日世論が高まった。19日には中国全土で比較的規模の
大きな反日デモが起き、翌週26日にも小規模な反日デモが発生。27日には丹羽駐中国大使が乗った車が襲われ、日の丸が
盗まれるという事件が起きた。
反日デモの参加者による現地写真を見る限り、今回の参加者はネット世代である若者が多いようだ。「微博」(weibo)と呼ばれる
マイクロブログがデモ開催情報の主な拡散手段となったのだろう。ただ、「尖閣は中国のもの、蒼井そらは世界のもの」なる横断幕が
各地で掲げられていたというから、反日に憤り立ち上がってはいるが、ややお祭り感覚も混じるデモではないかとも解釈できる。
微博上でのデモ開催の情報は書き込まれては消されている形跡が確認できるが、消すスピード以上で拡散していったのだろう、
結果としては現地発の写真の通り、多くの人が参加した。
参加者の一部は暴徒と化し、同胞である中国人が所有する中国企業との合弁の日本車を破壊し、中国(香港)資本の日本と
関係がありそうな店を破壊していった。日本の「2ちゃんねる」などの掲示板上では、反日デモを「自国民同士が傷つけ合う行動」として
見守る意見が多く見られたが、中国においても、この破壊活動を良くないとする意見がよく見られた。
ソース(ITMedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/03/news089.html 前スレ
中国でもネトウヨバッシング「愛国でなく害国」
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1354764716/