大人になって感想が変わった小説漫画アニメetc.★58

昭和スレで虎の穴って出てきたので思い出したんだけど、昔は
「虎の穴ひど！裏切ったくらいでリングに刺客放つなんて！」って思ったけど
あれって入学（？）当初からの約束なんだよね？
ファイトマネーの何割か虎の穴に返すって。
で、伊達直人はチビッ子ハウスにいっぱいお金寄付したいから裏切ったと。
これって今思えば奨学金返さないクズ学生じゃん！
ってかその前にオープンカー売れ！

ラスカルへの「バイバイ」は、子供時代への「バイバイ」なんだよね。
単なる動物との友情物語ではない。
大人になって再放送を見かえして気付いた。

今はこういう深いアニメってないなあ。
それとも自分が大人になったから気付かないだけで、
子供は子供で、今の子供向けアニメから
深い感銘を受けたりしてるのかな。

しかし、高速のSAとか山行って「ラスカルにバイバイ」する人たちのせいで
生態系が狂ったり農場が荒らされたりしている話を聞くと
別の意味であのアニメは罪作りだったと見方が変わったかも

感想が変わったのは「ペリーヌ物語」だなあ。
子供の頃は「顔が可愛くない」って理由で見てなかったけど
大人になってからＣＳで始まったので見始めたらえらく面白くて凄くハマった！
前半の旅はちょっと物足りない回もあったんだけど
後半のお母さんとの別れから工場編の為の前振りだと思うと
本当に素晴らしい出来だと思う。なにしろお母さんの最後の言葉が凄すぎる。

子供のうちにちゃんと見ておけば良かったと思った…。

アンパンマンの著作権的に、これはOKなんだろうか
http://livedoor.blogimg.jp/kinisoku/imgs/b/6/b6260db9.jpg

弾き飛ばされた古いアンパンマンの顔のその後、
って話なかったっけ

ラスカルは原作者の実話なんだよね。

ラスカルを手放す理由も理解できたけど、
当時もあれだけ人間にかまわれたラスカルを、森に置いてくるなんて野生にきちんと戻れる保証ないのにとかおもったな

確かに。昔は森やサバンナに放して野生に戻ってめでたしめでたし、みたいな作品はあるが
追跡調査したのか？その動物は餌とったり巣作りできたのか？ってすごく気になる。
数年後訪ねてみたら、ちゃんと動物界に溶け込んでいて（なぜかボス的立場におさまっていて）
主人公を大歓迎、みたいな話も「ないない」と思える。

手話を教えて人間の子供みたいに可愛がった猿を「群れへお帰りー」とばかりに捨てて
しばらくしてまた調査調査隊が行ったら当然群れへ受け入れてもらえずやせ衰えたその猿が
必死に隊員（飼ってた人じゃない、ただ「人間」って共通項なだけ）へ手話で I love you___ I love you___
と繰り返した
まだ覚えてたんだ、感動的だと隊員は記録し、調査を終えてそのまま立ち去った

という話を20年近く前に聞いてもうとてつもなく嫌な気持ちになったことを思い出した…
幼少からずっと自然に帰す訓練も考えず可愛がった野生生物は、放すべきじゃないよね

>>955
原作はパリに入るところからで、前半はアニオリだからかも

>>955
あっ
まんま私がいる
音楽も演出もすごいよねペリーヌ
作画がちょっとあれな回があるのが残念だけど

>>960
ひどい。かわいそうなぞうみたい。

>>955
ペリーヌ出来すぎだよね

ペリーヌはイメージが少公女とかぶるんだけど
あっちのお嬢様と違うのはただ自分の置かれた立場に甘んじていないところ
自分の持てる能力をフル動員してどんな状況も切り抜ける賢さとたくましさは
今見ても惚れ惚れする
それでいて心も美しく清楚で愛され性格とか本当に超人

物語ではお金持ちの偏屈なお爺様の心も溶かして絵に描いたようなハッピーエンドだけど
あの子だったら例え出自が不明のままでもそれなりにのし上がって幸せに生きていけたと思うわ

さようならいつだって生きることは戦いさ〜
子供の頃何気に歌ってたアニメのOPだが…重い…重すぎるよ家なき子

>>965
セーラの頭の良さはいわゆる勉強が出来る頭の良さで、
コミュニケーション力はばか正直過ぎて、あの年齢相応の中でもちょっと低くて、無駄に敵を作っていた感もあるわね
ペリーヌは苦労した旅の日々のせいか精神的に大人なのかな

ペリーヌの薄い本、持ってるよw
でもかなり真面目な本で、元々住んでたボスニアからパリまでのルートを追って、
当時の風俗や貨幣価値を調べたり、時代背景から見たペリーヌ両親の馴れ初めを推測したりと
とても面白い。

小公女と言えば、昔はいじめられるセーラ可哀想だったけど、
今は、私怨でやりすぎとは言え、ミンチンの対応もわからなくもないに変わったな。

だって、父がいなけりゃ天涯孤独（遠い親戚とかですら誰も引き取り手無し）で、
贅沢した分の未払い金を多額の借金として背負ってる子供だよ？
そのまま往来に放り出されても仕方ない、ベッキー以下の立場で、
役に立つからガンガン酷使して、少しでも借金分回収しようと思われなかったら、
甘パン恵んであげた女乞食と並んで座るしかないレベル。

一貫して公女様然として超然と振舞ってたら、そりゃ反感かうよなぁ。

セーラは上流階級でもないのに
自分をプリンセスと呼んでいるところが痛いし
先生がいるのにわざわざ完璧なフランス語使ってドヤ顔するタイプ
召使身分に堕ちても屋根裏の一人部屋とベッドもらってる
そしてベッキー（台所横の物置でボロ布が寝床）を使ってる
私がラビニアやミンチン先生でも「おい」と思うわ

ペリーヌは自給自足できるところがすごい
靴まで作ってかっこいい
身分はインドでは母がクシャトリア階級だから貴族みたいなものなのにえらそうにしない

>>960
NHKで小鹿物語やっていて、はたしてNHKがあのラストを放送するのか？改変しないのか？と思っていたらちゃんと最後撃ち殺してたね。
やっぱり半端に人間に慣れてしまったら人間社会でも動物社会でも暮らせなくなるよなあ…。

「バンビ」の原作でも、親からはぐれて人間に保護された小鹿が人間社会に慣れ（バンビの従弟かなにか）が野生にかえされるけど、人間は怖くないって思い込み
狩人の前に「えさちょーだい」と出て行って撃ち殺されるエピソードがあった。でもその小鹿は「人間は僕だってわからなかったみたい…」って
最後まで人間を警戒しない、野生の心を忘れたままなんだよね。

野生動物を保護してもは赤ん坊のうちに野生にかえすか、動物園に入れるしかないのかねえ。

>>958
同じく世界名作劇場で放送されていた「ブッシュベイビー」では、
主人公が、飼っていたサルを野性で生活出来る様にしつけてから森に帰した辺り、
もしかしてラスカルの時にクレームが来たからか？と考えてしまう。

「不思議の島のフローネ」で、メルクルを一家と共にオーストラリアへ連れていったのは
ある意味正しかったのかもね。
赤ん坊のうちから人間に飼われていたから、今更野生には戻れない。
島はこれから火山活動で大変なことになるだろうが、あそこに住んでいる動植物が全滅するとも
思えない。でも残しておいたらメルクルは間違いなく死んでしまう。
だったら、飼育した人間が最後まで責任もって手元に置くしかない。

>>971
きちんと生態を理解している人が、群れに馴化する訓練をして帰すことはそれなりに行われてる
特に鳥類のそれはかなり研究が進んでる
ただ難しいのは毛皮だの漢方薬の材料だのにされる希少動物や害獣カテゴリの哺乳動物
哺乳動物の絶対本能として、どうしたって「これはお母さん、お母さんは危険じゃない」と
学習してしまうから、人のいる方いる方に出没しては狩られてしまう…
心を鬼にして保護しない（肉食獣の食事と思うことにする）か、最後まで本当に飼っちゃうかしかないよね

スレタイに添うと、ジャングル大帝レオはア〜ハン？と思うようになってしまったｗ

>>971
子鹿物語、良かったよね　あれまた観たいな〜
最終回のラストでうろ覚えだけど
それから僕は二度とフラッグ（鹿）のことを口にしなかった…
というような主人公のモノローグと共に
少年から大人の顔になった主人公が
せっせと畑を耕す朝のラストシーンはいまも心に残ってる

新造人間キャシャーン
子供の頃はハードすぎて観られなかったので大人になって改めて観ると
隠れてる人間に向ける火炎放射や原爆に遭ったような遺体の描写
「この島国は完全に包囲した！」という台詞
そもそも「キャシャーンがやらねば誰がやる」というのがもう…
敗戦を乗り越えた世代の人達が作った作品は重くて深くて切ない

>>967
ペリーヌは、おとうさまが、おじいさまも認めるボンクラだったんだよね
インドからの旅の途中、スエズで怪しい投資話に乗らなければ、
妻子があんなに苦労することもなかった

>>971
キャシャーンそんな話だったのか！

自分の、大人になって感想が変わったのは
「七つの黄金郷」

島国の小国の中に
大国や巨大勢力からのスパイや暗殺者が
うじゃうじゃ紛れ込んでいて
女王の命を絶えず狙う

国を愛する若者達よ、立ち上がれ！なんて話
切迫感無しでは読めないよ…


今の日本に海賊の長やアーサーはいるのだろうか

ごめん間違い

>>977は>>975さんへ、でした

>>949
企業が自社の知的財産を守るのは当たり前のこととしても
米鼠はその後の対応がまずすぎる
小学校の卒業記念制作を消させたことが広まって非難されると
そこの小学生をお詫びに鼠園に招待したっていう捏造記事を新聞に載せて
火消ししようとしたり、件の小学校には口止め的な感じで自分とこの出版物を
寄贈してみたり……後に鼠園招待は検証本で嘘だってバレたけど
間違った対応してないなら堂々としてりゃいいのにね

ペリーヌは好きなエピソードがいっぱいだ。
川辺の小屋で自分の靴やシミーズ作る話や
ビルフランの通訳になり洋服をオーダーするよう高級店に連れて行かれた時も
オーダーじゃなく既製服の中から紺に白襟の清楚なワンピースを選ぶ所とか
ほんとに出来のいい子で、でもちっとも鼻につかない感じの良さがすごい。
しかも声がドキンちゃん

工場の女子寮の環境の悪さをを訴えるために夜中にビルフランを連れて行き
女子部屋のドアをあけたとたん「うっなんだこの臭いは」とうろたえる場面があった記憶
思春期の女子がつめこまれた部屋がよほどくさかったのだろうか

>>980
次スレお願いします

換気とか衛生環境よくなかったろうしね
成長期＆肉体労働だと女子でも汗とか分泌するものは濃そう

トイレも室内のおまるなのでは？
入浴だってあまりしないだろうし。

>>971
海外の短編アニメーションで似たような話あったわ

猟犬連れた人間が何の戯れか怪我した小鹿を保護して飼うんだけど
犬と同じ庭で放し飼い状態にしておくもんだから
犬からしたら獲物なんで何度も襲いかける→人間が止める→慣らしていって遂に鹿と犬なかよしに
その結果警戒心が無くなった鹿はある日庭の戸が開いてたんでちょっと外出たら
あっという間に野犬に食べられましたとさってオチ

可愛がりたいなら半端な事はしちゃいけないし
責務を全うできないなら最初から割り切って接触しないのが一番なんだよね…

>>981
>>980がいないようなので代わりにスレ立て行ってみます

立ちました

大人になって感想が変わった小説漫画アニメetc.★59
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1361534657/

>>970
セーラは母が確かフランス人なんでフランス語OKだったんだよ
上流というよりは成金かなとおもうけど
父親大尉だったんだから、貴族がジェントリーの次男とかそのあたりだったのかなとおもったり、でも当時なら下働きのメイドの扱いあんなものだから、いじめじゃないよね。
追い出されたら売春婦になっていでおかしくないとおもうけど、なんで他の親族いなかったんだろうという疑問があるんだよね。

>>985
乙です

>>985
乙です。

>>986
まあ作者は米国人だしw

ここか蘊蓄スレでいろいろ意見が出ていたけど、
女学校って家庭教師が雇えない家とか、成金でいい家庭教師が雇えない家の子女が行くところ。
上流階級でお金のある家は各教科ごとに必要なだけ雇って、家で娘は育てるよ。
セーラパパには娘を預けられるような親戚はいなかったんだろうね。
いれば「秘密の花園」になると思うな。

>>892

> あっちはとにかく夫婦・カップルで行動するのがデフォだから
> そういう文化なんだと思うしかないよね。

流れでアシュラ男爵のことかと

セーラﾊﾟﾊﾟﾝは言わば山師だっけ。
お姫様のように育てられた成金の娘達の鼻っぱしらを折って、
自分の正しい立ち居地を教える場所が女学校。

時代背景考えると、追い出さずに面倒みてやった
ミンチン先生は親切なお方やでぇ〜

昔、犬HKの朝ドラでサザエさんの原作者が主人公のドラマやってて、その時思ったことは著作権って大事だなあ、と。
漫画家さんや、キャラクターのデザイナーさんにも生活があるものね。
アメリカ鼠の件は後味が悪いけど、小学校の先生も「パクりはやめて、オリジナルキャラで勝負せい!」みたいな指導は
できなかったのかねえ。

キャシャーンはあの変身する犬に萌えた。
実写映画では登場しなかったので悲しかったが、アニメの通りにしたら、動物虐待になりかねないしなあ。

>>990
>昔、犬HKの朝ドラでサザエさんの原作者が主人公のドラマやってて、

『マー姉ちゃん』かな？
そのドラマの主人公は原作者の長谷川町子さんではなく、長谷川さんの姉の毬子さんだよ。

>>989
普通だったら孤児院行きだったのかな
金出させてチヤホヤさせやがっていうのがあったから学校でこき使ったんだよね
まあ孤児院行っても環境的にはどっちもどっちだったろうけど

長谷川さんちは、結局残った姉妹でもめてるのがなぁ

>>974
飼い猫が獲ってきたスズメの雛を助けた漫画家さんが
近所の動物園に電話して育て方を聞いたら
「鳥かごの床に撒いた粟を自力で食べるようになったら連れてきてください
自然に返す専用の場所で育てます」と言われたのを思い出した

子供の頃、何故か大草原の小さな家シリーズが苦手で(読まず嫌い)ドラマも原作も手を付けなかった。
で、去年なんでだか読んでみようという気になって、図書館で借りて読んだんだけど、
「長い冬」で、乏しい食料をやりくりしたり、燃料を節約したり…っていう部分が
何故か311の震災直後の、スーパーの品薄状態とダブってものすごく感情移入してしまった。
震災での被害なんて、ちょっと物が落ちたレベルの地域で、食料だってパンやカップ麺は品薄だったけど、
野菜や肉なんかは手に入ったし、ガスも水道も電気も使えて苦労したなんて言ったら怒られそうだけど。
「自分が食料を工面しなきゃいけない。子供に食べさせなきゃならない。でも食べ物がない」
という絶望的な状況にありながら、明るく気丈に振舞ったローラの両親すごいなと、大人(親)になって読んでの感想。

>>985
乙です

JAのサザエさんは受け入れられるけどクリクラの水のしんちゃんは微妙…

小公女の作者ってアメリカ人だったのか！
知らなかった！

カトリックの国なら、セーラのような立場の子は
修道院で教育を受けるんだよね？たしか。
プロテスタントだから、寄宿制の女学校に入ったのかな。
あしながおじさんのジュディみたく。（あれは大学か）

小公女の舞台はロンドンだよね？
カトリックは少なくて主流はイギリス国教会。

>>992
イギリスだと救貧院かな
働きながらという施設だけど一日13時間働いて満足の食事ももらえないという施設

>>997
正確に言うと生まれはイギリス。
幼少のころは裕福だったけど父親が死んで一家は貧窮、
親戚を頼ってアメリカに渡ったけど
そこでの暮らしも楽ではなかった。
裕福だった頃の思い出と一緒にかつての母国である英国にも思い入れがあったんじゃないかな。

大人になって「小公子」のモデルが作者の息子と知ってずっこけた。
天使のようなセドリックのモデルが息子って作者どれだけ親バカ。

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