読書好きの奥様　62冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など
自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

前スレ
読書好きの奥様　61冊目
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1350954701/

>>1
乙でござる

前スレ1000が好きだw

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　　　■■■■■■■■■■■■■■＜ｺﾚｶﾞﾏﾀｵｲｼｲﾝﾃﾞｽ＾＾

黒玉子焼きが、こんがり香ばしく２ゲッツ＾＾

ブックオフの外国人作家の棚にモブ・ノリオの介護入門入ってた。
一応芥川賞受賞作品なのに・・・もうそんなことを覚えてる人のほうが
奇特なのかと思ってしまった。

>>1乙です。

文庫の上部だけギザギザなのは栞があるため裁断できないから、らしいよ。
ソースは久世番子のコミックエッセイｗ

いつも図書館で借りてるんだけど、なにかスマホやリーダーで読みたいなと思って
探してるんだけど、いざ「欲しい本」「買って読みたい本」ってないなー、と・・・
今まで借りておもしろかった本もたくさんあるんだけど、「買って手元に置いておきたい」のがない・・・
内容もスポっと忘れてるし。
何回も読み返す本に出会いたいな。

だけど　が多かった・・・ごめんね

>>1乙です。

キンドルきたので「６４」DL。楽しみだ。

何度も読み返すから、買って手元に置いておきたい……
いくつかあるなあ。
内容もわかっているのに、むしろわかっているからこそ
時々無性に読み返したくなる場面がある小説。

図書館戦争読破終了。
食わず嫌いは勿体なかった。もっと早く読めば良かった。
栄倉奈々とＶ６岡田で映画化は残念だけど、見に行ってしまうかも。

此処では今更なのだろうけど、中島京子の　小さなお家　面白かった。
映画化されるらしいけど、奥様は壇れいで女中さんは仲間由紀恵が浮かんだ。

前スレで出てたけど、新潮クレストブックスの劣化度合いの甚だしさは私も気になってた。
レーベルとして信頼してるしだから文庫派でも好きな作家は買うようにしてるんだけど、
綺麗に読んでも経年だけでみすぼらしーくなっちゃうのがどうにも…けっこう高いのにさ。

>>11
クレストブック、なぜかインクのにおいもよくないんだよね。
「その名にちなんで」を買おうとしたけど
どうにもにおいが苦手であきらめた。
大抵の本のにおいは好きなんだけどな。

>>10
「小さいおうち」、いいよね〜
私も大好き。
あの中の短歌が奥様の心情にすごく合っていてぐっときた。
配役は特に浮かばなかったけど、女中さんはもっと庶民的な感じ。

本の紙質よりも表紙デザインや装丁の方が気になる
低レベルな画力と内容とあまりにもかけ離れたイラストで
本の内容までもが陳腐に見える時って海外小説でよくあるけど、
著者は納得しているのだろうか？と思ってしまう

どこの文庫だったか忘れたけど
ひらがなの「と」が全然「と」に見えないフォントを裏表紙のあらすじに使ってるのが嫌

赤川次郎は朝日新聞の「声」欄にひっそりと載ってたけど
村上春樹だと「寄稿」の形になってたんだよね。
春樹の文章もさりげなく「声」欄にあったら、面白かったのに。

>>8
自分はそれ貴志の「天使の囀り」だw
保養所のシーンはまさにクライマックス。

冬になんだか虚しくなったときに、札幌のいるかホテルに時々行きたくなるわ〜
それでゴトゴト動くエレベーターに乗って羊男に逢いに行くの

>>15
どこの文庫だろう…？
フォントマニアの血が騒ぐ。

恩田陸「ユージニア」の単行本が、句読点が独特で
なんのフォントなんだかわからなかった。
文庫になって変わったのかどうかもわからないけど、
あのフォントは未だに気になる。

>>19
文庫は何も工夫されてないよ。
ユージニアの単行本装丁した人のインタビューを何処かで読んだ。
すごいこだわって、字を斜めにしたとかなんとか。
あ。文庫の後書きかも。そのはなし。急に思い出したよ。

ユージニアは読後周囲の人を巻き込みたくなったw
私のこの気持ちを共有してぇ！って感じ。
くぁーー！ってなるw

>>20
文庫はそっけないんだー…。
単行本は祖父江さんですね。
こだわって字を斜めにしたの、読んだ記憶があります。
私はDTPオペだったので、このこだわり、凄いと思う反面、
クラだったらめんどくさって思った記憶あります。

21つながりで。

このデザイン、いいなっていうのがことごとく祖父江さんデザインだった。
私は正直デザインには疎い、本はかさばらない文庫がいいって主義なんだけど
単行本とか本屋で見て（いまではほとんどないけど）これは凄いって
デザインがことごとく祖父江さんデザインだった経験がある。

私は、自分で買うなら文庫、って主義。かさばらないし、外で読めるし。
でも、デザイン面では単行本がいいんだよなー。
なんで、単行本のデザインを文庫で踏襲してくれないかなー。
まあ、契約がどうこうって、わかるんですけど。

>>19
双葉文庫でしたー
確かにぶっとくて毛筆みたいな明朝？ぽくて目を引くんだけど
あの「と」だけはどうにも許せんw

ああ、今では田舎暮らしなので双葉文庫の実物を見ることも叶わないよ…。

いくら書体として美しくても、視認性が悪い書体は認められん。
双葉文庫、見れないけどさ…。

津村記久子の「ウェストウィング」を今読んでる。
面白いかどうかはまだ保留だけど、作中でさらっとアガサ・クリスティーの「鏡は横にひび割れて」
のネタバレがあるので未読の皆さんは気をつけて。
幸い自分は既読だから良かったけど。

以下ネタバレ↓

ところでアガサ・クリスティーのあの小説をまさに妊娠中に読んでしまったって人はいらっしゃいます？

アマゾンで探してみたw
湊かなえ「少女」のなか見のラストページで見れました
目立つけど美しくはないな…なんであんなのにしたんだかw

>>26
見てみたｗ
確かに「と」だけおかしいねｗ

私も、子どものころに買ってもらった若草物語のフォントが好きで手放せないｗ
よく見るフォントではあるけれど、あの文字で「塩漬けのライム」とか書いてあるのが
もうおいしそうで・・・
フォント名はわからないのだけど。
あと教科書体も、すーっとしてて好きだな。

え、表4の丸べたの中の仮名文字？
これは書体分からんけど、ちょっと癖がある書体だね…。

追記。
この書体はモリサワ（出版で一般的に本文とかに使われてる）じゃないね。
Letsなのかな？
書体帳、引っ越しで捨てちゃったから特定はできないな。

姉がデザイナーで装丁の仕事した時、その変な「と」のフォント使ってたわｗ
新しいファントじゃないかな？

奥田英郎の「我が家の問題」読了、宇宙人に扮する奥様がほのぼのしたわ〜
しかしやはり彼の「すいません」連発は気になるな・・・

>>25
ああ…今まさに「ウエストウイング」読んでる途中なので
ネタバレ改行してほしかったわ
それは中学生くらいで既読だけど、出てきた時にニヤッとしたかった

ああ、「ニヤッとしたい」は「ネタ元わかるよ！」の意味でね

妊娠中にうっかり読んでキツかったのは
京極夏彦の「続巷説百物語」

王様ゲーム出してる人の　別の1冊完結のものが図書館で
　目について借りてきた。

前評判からわかっていたような気もするけど
何この山田悠介。あと、このミス？の紅蓮女の人も思い出した。

こういう着想というか発想は抜きん出ている人って
　原作者か原案者にはなってくれないものなの？

文章がザラザラしていて読むこと自体が苦痛。

装丁、外注すると装丁料だけじゃなくてレンタル写真代とかイラスト発注代とか
いろいろお金かかるんだよね。祖父江さんや鈴木誠一さんなんてトップクラスの
装丁家に頼めるのはそれなりに売れると見込んだ単行本じゃないと今結構きつい。
プラス帯に芸能人や作家の推薦文もらうとその料金もかかる。

だから書店員や一般人の帯文（薄謝、あるいは単行本出る前にゲラやプルーフで
送る引き換えにコメント貰う）が増えたし、より予算の少ない文庫だと自社装丁
で解説（５万〜10万円ほどかかる）なしってケースも増えた。

私の好きな米国ＳＦ作家の単行本、表紙イラストがまるでクリスチャン・ラッセンが描いた
スターウォーズみたいなチープな絵で、内容は凄くいいのに可哀そうだったわ
作家を知らないであれを書店で見たら絶対に買わないなぁｗ
基本的に凝った装丁や挿絵・イラストっていらないと思うわ、
読みやすいフォントを使った大きめの活字ｗだったらそれでいい

印象深い、というか装丁に目を惹かれて購入したのは、「黒い家」と「疾走」だ。
密室殺人ゲームシリーズの表紙も、中身のごった煮さ加減がよく出ていて何気に好き。
図書館、年末28日から新年11日まで休館だから、11月ごろから予約計画立てて順調に沢山借りられたので嬉しい。
長期休館はゲと思ったけど、1週間取り置きを入れると一ヶ月弱借りられる。
とりあえずソロモン最終と冷血上下が楽しみだ。

そろそろ年末年始に向けて読む本を準備
今決まっているのは「特捜部Q」の二作目と三作目

最近遅ればせながら読んだ第一作目が予想以上に面白かったので
文庫化を待たずに買うことにしました

■
通名の方々：


NHK・TBS(JNN、ニュースバード、NewsBird)・テレビ朝日(ANN)・日本テレビ(NEWS24、NNN24)・フジテレビ(FNN)
共同通信(Kyodo・47News)・時事通信
新聞(朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞・日本経済新聞・東京新聞・・・)
ラジオ・出版社

芸能人・作詞家・作曲家・演奏家(ミュージシャン)・指揮者・作家・漫画家(アニメ)・ゲーム・映画監督・歌舞伎・美術、建築系・宇宙飛行士・
文化人、知識人・アナウンサー・記者(ジャーナリスト)・気象予報士・テレビに出てる人・
アダルトビデオ(女優、男優、AV)・性風俗・
スポーツ選手(プロ野球、サッカー、テニス、ゴルフ、バレー、水泳、体操、柔道、相撲、ボクシング、プロレス、・・・)
ヤクザ・暴力団・暴走族・同和
■

■
通名の方々：


教師(教員、学校の先生)・大学教授・医師(医者)、看護師・法曹界(弁護士、検察官、裁判官)・内閣総理大臣・閣僚・事務次官、官僚・
地方自治体の長(知事、市長、町長、村長、区長)・地方議員・公務員(国家、地方)・警察・消防・自衛隊・親方日の丸会社

焼き肉屋・定食屋・そば屋・うどん屋・お好み焼き屋・寿司屋・ラーメン屋・レストラン(フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、和食・・)・
スーパー・コンビニ・デパート・八百屋・肉屋・魚屋・花屋・酒屋・靴屋・服屋・薬局・寺・喫茶店・パン屋・ケーキ屋・文房具屋・本屋・自転車屋・
眼鏡屋・時計屋・スポーツ品店・楽器屋・床屋・美容室・不動産屋(大家)・消費者金融・映画館・パチンコ屋・カラオケ・競馬・囲碁・将棋・
歌舞伎(古典芸能)・飲食店・性風俗・ホテル・塾・教室(スポーツ、音楽、ピアノ、バレエ、・・・)・予備校・ペットショップ
■

乃南アサの「風紋」面白かったわ

>>37
三作目が一番おもしろかったよ
年末年始楽しんで

>>35
ヴォネガット作品が軒並み和田誠のイラストなのもやめて欲しいｗ

>>36
疾走は単行本も文庫も表1は同じデザインなんだよね。
ああいうの増えてほしい。

>>36
疾走は内容と装丁も合ってるしね
桜木紫乃のラブレスはありえない装丁だった

『殺人鬼フジコの衝動』を読んだ。
壁本だと感じてものすごい悪口なので好きな人は閲覧を注意して下さい。




桐野夏生のグロテスクとoutを下手な人が要約あらすじにしただけという印象だった。
サイコパスっていうには内面描写がしょぼすぎるし。ただの性格悪い馬鹿って感じで凄みがまるでない。
スクールカーストや思春期女子のあれこれや被虐待児や喪女・貧乏の卑屈さをテーマにとれば
女同士のドロドロで女特有の陰湿さで女の残酷さで深い、みたいな風潮を私が苦手なのもあって、
個人的な地雷の幕の内弁当のようだった。
というか、上に挙げたようなテーマは、誰でも実体験としてリアルな思い出があるからこそ
筆力がなければありふれて陳腐になってしまう題材だと思うんだけど、
この作品では何が印象に残るわけでもなかった。
描写とか文章が下手なのに生理的不快感を催しやすい題材ばっか詰め込んであって、
それなのにまた詰め込みすぎて書き飛ばしすぎのように思う。矛盾してるけど、盛りだくさんなのに欲求不満。
衝撃的（なんだろうなという）シーンも、こういうのああいうの
あの作品で読んだなってのばっかでつぎはぎみたい。
前書き後書きもなんかとってつけたようで、だから？としか思えなかった。
絵がド下手なのに妙に細かく描いてあるエログロ漫画読んじゃったみたいな不快感だけが残ったよ。

ログ検索して感想読んだら結構評判良かったみたいで驚いた。
こうまで自分が選ばれないとはまさか思ってなくて。悪の教典とかグロテスクは大好きだからいけると思ってた。
一時間くらいで読めたのだけはよかった。読みやすくはあった。

>>45
壁本を読んでしまった失望が伝わりましたww
ひたすら浅くてつまらなかった
たとえば、OUTを読む前の20代前半で読めたらまだ楽しめたかな、と思った

>>46
勢いだけで書き込んで今読み返したら長文すぎ怒りすぎて自分に引いたんだけど
共感してもらえて嬉しいですｗ
私はギリギリ二十代前半なんだけど駄目だった…五年くらい前にout読んでたのもあるけど。

（以下フジコネタバレ＆グロ注意）
うろ覚えだけどoutがそこそこディティール細かかっただけに、死体処理の描写のあまりの杜撰さが気になったよ。
フープロ絶対途中で駄目になるだろとか、主人公アホそうなのによく要領良く死体を解体処理出来たなとか
解体道具とか途中で絶対足りなくなりそうだけど随分簡単そうに進むなあとか。
他にも山のように言いたいことはあるけどきりがない。

真梨幸子とまほかるはねとねとした雰囲気を楽しむに読むには丁度いい、
と割り切って読めばそんなに気にならない
箸休め的な感じ
でも２人とも初期の作品は壁本だったので45さんの気持ちが痛いほどわかるｗ

ここまで書いて思い出したので愚痴。
近所の図書館から「猫鳴り」をパクった奴が
一生面白い本に出会わないように呪いをかけた。
マナーを知らない人が近所に住んでいるって最悪だわ。

それは腹立つね

猫つながりで、谷村志保「海猫」

この人のは初めて読んだんだけど、誰も悪くないのにどうしてこうなった…
美人過ぎるのもいろいろ生き難いのかしらん、と平凡な女は安堵した

なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか

>>9
図書館戦争面白いのかぁ。
本屋で最初のページ立ち読みしてやめちゃったんだけど読んでみようかな。
三匹のおっさんはテンポ良し、勧善懲悪現代版時代劇のようで凄く面白かった。
続は文庫待ち。

武田ランダムハウスが倒産らしいね・・。
続きが気になるコージーが幾つかあるだけにショック大きい。
どこかが引き継いでくれたらいいんだけどなぁ。

前スレで「飛ぶタイヤ」がどの程度真実を含んでいるのか、という質問があって、
私も知りたいなって思ったんだけど、
今朝、リコールのニュースを見てびっくらこいたわ。

>>52
そのニュース聞いて東京創元社が逝ったらどうしようと怖くなったw
創元推理文庫はフロスト最終巻出すまで絶対生き残って欲しい。

>>54
ヘニング・マンケルのヴァランダー・シリーズもあと数作で終幕だそう
ぜひそのまま踏ん張ってほしい……

海堂尊の桜宮サーガシリーズ、
モノによってはｳﾍｱで投げ出したものもあったけど、
「ブレイズメス1990」面白かった！
結果は分かってるから続きを〜！！と思ってたら
10月に創刊されてるんだね。

>>53
私も「三菱、またか、懲りないこっちゃ」と思った。
「空飛ぶタイヤ」ね。

武田ランダムハウスと同列に語られたらさすがに東京創元社が気の毒なような…

>>58
たしかにw
文庫の値段がどんどん高くなるので儲かってないのかと思って。
55さん、そうそうヴァランダーもあと２作だったかな。
さみしいね・・・
アン・クリーヴスのシェットランド四重奏も待ち遠しいわ。

スリーパインズ村、どうなるんだ・・

ヤバいヤバいと言われながら、意外と丈夫な東京創元社
今年のP・クェンティンのパズルシリーズ復刊は嬉しかった

オコンネルの未邦訳作品、早く出して〜

ほんと三菱はダメダメだね。
「空飛ぶタイヤ」小説は面白かったけど、ドラマはなんかキャストが
全然イメージと違う。
仲村トオルじゃないよなあ。

>>62
気持ちはわかるが、原作通りだと画にならないような。
油ギッシュな薄毛のオッサンだっけ？
ドラマは見てないけれど、最初にそんなのが電車に揺られていたら見る気失せるｗ

ロズウェルなんか知らない読んだけど面白かった。
UFOやオカルトで村おこしをして観光客を呼ぼうってお話

書店員さんがいたら聞きたいんだけど、今ってミステリー関係のハードカバーがソフトカバーに変わってきてるの？
本屋に行ったら、ソフトが多くて驚いたんだけど。

>>65
書店員じゃないけど、ハードカバーとソフトカバーはソフトの方がコストが安い
ので、ミステリーに限らずソフトカバーは増えてる。
ミステリーは硬質な感じが好まれるからハードが多かったけど、
最近は内容的にもライトなものが人気なので、ここぞとばかりにソフトになってる。

池井戸潤「七つの会議」
サクサク読めて、面白かったです。
空飛ぶタイヤもそうだったけど、途中で、あ、この小説絶対面白いわ、って感じさせてくれる
ポイントがいくつもあって、どんどん読み進めたくなる。

亀だけど、上辺がぎざぎざなのはフランス綴じって言うんじゃなかったかな?
ﾌﾞｺﾌではつるつるにされちゃうんだろうか…
フォントはワープロの東芝ルポのタイポスが好きだった。PC用だと今はアップルのしかない。
文章を書くならワープロが一番だったと今更ながら思う。

フランス綴じっていうのは、上辺だけじゃなくて、
下辺も小口も全部裁断されてなくて袋とじ状態になってるやつのことだよ

横溝正史賞の『さあ、地獄に堕ちよう』読んだ
以下バレ










途中まではまあまあ面白かったが、ヒロインが動き出す後半から「……はあ？」という感じ
あまりにも頭悪すぎる、考えなさすぎる、残酷すぎる
サイトの真相もかなり早い段階から見当がつく
文章がくどい＆蘊蓄が唐突でうざい
グロは平山夢明、いや桐野夏生が大丈夫な人なら焼き肉食べながら読めるレベル
散々言ったがつまらなくはないので、暇つぶしにはなると思う
しかし潰しのきかなそうな作者だなあ

グロといえば平山夢明も全然平気だし友成純一も問題なく読めるんだけど
なぜか綾辻の「殺人鬼」だけはダメだったなあ。

>>68
タイポスは結構古い書体だよね。
winで出てるかは知らないけど。
私、Macだから。

>>71
あら？殺人鬼駄目だった？
平山は文章から臓物の臭いが漂ってきそうな
ヤバさだったけど、綾辻は品の良い坊っちゃんが
一生懸命残酷なこと考えて書きました、みたいで
全然物足りなかったわ。

夫が「悪夢ちゃんの原作ってどの程度原作なの？」と訊くので
「夢違」を読んでみた
恩田陸の持病(オチ投げっぱなし症候群)はますます悪化の一途だねえ、
っていうか、つかみの握力とか謎の魅力も落ちてきてるねえ、と思いつつ、
いちおう微妙にネタバレだから改行
↓
↓
↓
恩田さんの中で、八咫烏というモチーフはそんなに意味深いものなんだろうか
集団無意識と八咫烏って結びつき、他の作品でも何回か見たような気がする

>>74
悪夢ちゃんって原作有りで、恩田だったんだー。
と思って、Amazon見てみたら、まだ文庫化されてなかったー。

まあ、悪夢ちゃんも見てないから、いいんだけど。

>>73
なんかダメだった。
覚えてるのが、以下グロ





自分の幼い娘の目玉を喰え喰らえと口に入れられ食べさせられる
母親のシーンとか。
もうそこで断念した。

>>73>>76
「『殺人鬼』二作を書いた頃は、読者からの反響もすごかったし
スプラッタホラーの金字塔だ！くらいに思ってたけど、
去年文庫で出すにあたって読み直したら、
全然たいしたことないな、こんなの優しい小説だなと思った。
平山夢明が出た今となっては」って綾辻本人がラジオで言ってたわ

それを受けて京極夏彦が、平山夢明本人に
「手口はひどいけど、書きぶりは綾辻さんですからねぇ。
あなた、軽い作品でひどいこと書くからね。一般的な手口でもひどく書くでしょ」とｗ
なんか納得した

柚木麻子の「早稲女、女、男」読んだ。
主人公には共感できないしイライラしたけど面白かった。
サブタイトルの付け方とか含めて少女漫画っぽいのかな。

柚木麻子、作品全部マンガっぽいよね。
セリフのせい？
でも全作読んでしまった・・・。

水嶋ヒロが嫌いなのはよくわかった。

亀だけど>>51さん
図書館戦争、面白かったので是非読んでみて。正月の楽しみにとっておきたかったのに、止まらず読みきってしまった。
シアター！もお薦め。

太田の文明の子を読んだけど
太田がかく子供がかわいかった。

いつの間にか年末の恒例行事のように中野翠のエッセイ集を買ってしまうのだけれど
本の薄さに驚いて今年は買わずに帰ってきちゃった。
内容も？？だし、もうそろそろ買わずに図書館で借りることにしようかな・・・

殺しあう家族
図書館予約してあったのが、到着。
いつ予約したかも記憶にない位に待った。

全然 気分ではないが、せっかくだから読みはじめたものの進まない。
「消された一家」を先に読んでいたので、内容が分かってるから、何で現実の凄惨な事件をなぞって小説化するのか…と思ってしまう。
本も映画も、ホラー、グロ大丈夫なのにな。
悔しい？けど、もう返すことにする
。

あ、それ私は壁本よ、つまんない
ノンフィクションが好きなら「静波の家」←作者忘れたけど。がいい
底辺のDQNと女子高生が出遭ってしまったことで、引き起こされる悲劇
ストーカー殺人よ
いろいろ考えさせられる

>>67さんのレスを読んで、七つの会議を年末年始用に購入。
のつもりが、面白くて一日で読み終えてしまった。
NHKドラマ化待ったなし、だね。

今はキャストを検討しながらの二回目w

「猫間地獄のわらべ歌」幡大介。
密室あり、わらべ歌の見立て殺人あり、みょーなトリックありの
時代劇ミステリー。バカミス系なのかもしれないけど面白かった。
特にラストの数ページ。全然気が付かなかったわー。

>>84
ありがとう。
挫折前にググったいくつかのレビューでは、わりと評価高かったようだったのですが、見間違いかも？

教えて頂いた本探してみます。

>>64
一昔前の（トンデモ本とかはやった時代の）面白さって感じだけど
私も面白く読んだ。今読むとほのかにノスタルジック。

>>79
柚木麻子ってペンネームから推察するにヅカオタなんだろけど
ヅカより少女漫画臭強い。
そしていつも登場人物を使いこなせてないのが気になる。

レ・ミゼラブルを年末年始用に購入しようかと
思ってるけど、難しい用語とか出てきてわけわかんなかったら
どうしよう・・と躊躇。

>>88
「坂道のぼれ」っていう少女漫画の主人公と同じ名前だよ
字が違うかな？柚木朝子だったような

柚木麻子はﾂｲｯﾀ-がなんか凄い２ちゃんやってそう
でも今、気になる作家の一人だな

>>91
縦読みネタもあったし、やってるだろなー
まだ二冊しか読んで無いけど、私にはハマる

新しい大河ドラマが始まったら藤本ひとみの本も脚光をあびるのか。
ドラマそのものはオリジナルみたいだけど。

柚木麻子は嘆きの美女をここで教えてもらって読んでみて
　一気に読めたけど　展開がご都合主義だとは思った。
別マで魔法使い物の原作やっていて　またそれが微妙。

砂の王国と仮想儀礼。
７０歳死亡法案可決！と百年法。
こういう読みくらべが今マイブーム。

有栖川有栖の江神シリーズが好きで読んでるんだけど、
久しぶりに新刊（江神二郎の洞察）が出てたので買ったら、収録作品の殆どが既読の短編だった。
前以て調べれば分かることだったんだろうけど、
好きなシリーズに関しては前評判とか余計な情報が入るのが嫌で、
そういうの見ないことにしてるから、それが仇となったのかも。
でもさ･･･2000円近くもするのにそりゃないよ〜orz

え？短編集ってことも知らずに買ったの？
アンソロにしか入ってない短編も既読のファンなら、見当つきそうだけど。

やっと読み終わった
天童荒太「歓喜の仔」

上下巻で買っちゃったから、放棄したら勿体ないと読み続けたけど時間を無駄にした。
「永遠の仔」の大ヒットをもう一度という思いもあるのかな。
登場人物を不幸にすれば読者は泣くはずと、これでもかと不幸を作っているのが
あざと過ぎてダメだった。

>>64>>91は同じ人？
句読点や改行の感じが読みにくいんだぜ
新聞で紹介されてた「僕は猟師になった」
京都大学在学中に免許を取って猟師になった著者の話
どうして京都大学に入る事になったか、なぜハンターになったか
あとは鹿や猪の解体方法（写真付き）やレシピ、皮のなめし方（写真付き）も出ていて興味深かった

前評判はシャットダウンしても本屋でちょっと目次見たり
目次見て「あれっ？」と思ったら後ろの方の雑誌掲載の記載見たりするけど
書き下ろしは書き下ろしって書いてあるよね？

クリスマスプレゼントに貰ったkoboでちょっと舞い上がってます。
ipadとかはもっとすごいのかしらと思いつつ現状満足。

映画を見た友人に奨められてカラスの親指を読書中。
道尾秀介面白いなあ。
出来ればkoboで、道尾秀介だけじゃなくても
お奨め作品があったら教えてください。

元々は
貴志祐介、小林泰三など角川ホラー文庫系が好き。
キングやクーンツ、V.C.アンドリュースも好きです。

よろしくお願いします。

初めて来ましたが、ここいいですね。
次代みたいリストが増えていく…。

>>98
私もそれ読んだ。
夫にこういう人がいてね、と本の説明をしたら、
「狩ったものを売っていないなら、それは職業でなく趣味なのでは

>>98
それ面白そう

途中で送信しちゃった。続き。

というツッコミが入った。
漫画だからスレ違いだけど、山賊ダイアリーも面白いよ。
この漫画家も猟師だけで生活してるのではないようだけど。
あとこの本で興味を持ってマタギの本も図書館で借りた。

篠田節子のコミュニティを読んだけど面白かったよ
短編集だけどホラーっぽいやつが多くてクオリティーが高い

銀の朝、金の午後 面白かった。藤堂志津子さんは面白い。

レミゼラブル、私も読みたい。ハッピーエンドなのか怖いけど。

今新刊待ちなのはシアター３とみをつくし料理帳なんだけど、出版予定日をご存知の奥様いらっしゃいますか？

>>100
私は、青空文庫のレミゼラブル読んでるよ。
これが無料なんてうれしいよ！

ミュージカルの大ヒット以降、原題の「レ・ミゼラブル」で定着したけれど
世代のせいか「ああ無情」の方がしっくりくる

高村薫「冷血」面白かった。
上巻の前半はかなり苦労したけど、事件以降は一気に読めた。
頭のネジが数本すっ飛んだ犯人と警察の捜査を書くのが
相変わらず上手だなあ（実際のところは知らないけど、読んでいて楽しい）。
晴子情歌で挫折したっきりだったけど、太陽を曳く馬も行けるかしら。

>>110
自分も「冷血」読んでいるんだけど、ちょうど上巻の60ページ前後の
犯人の独白あたりで難渋している
そうなんだ、下巻にたどり着いたら読みやすいんだね？
がんばろう

「太陽を曳く馬」は面白く読めたよ
自分が、かねてから仏教に興味を持っていたせいだと思う
ある程度の基礎知識（禅、特に曹洞宗の禅）があったので、スリリングで面白かった
現代美術や宗教用語、哲学のテクニカルタームが頻出するので、どうしても
拒否反応出る人は多いと思うけど…

マタギといえば、ここで教えてもらった羆撃ち。
この本のおかげでマタギ小説に目覚めた。
僕は猟師になった、読んでみる。

>>111
上巻前半は私もパチスロとGT-Rとボルタレンばかりでかなり辛かったｗ
正確には上巻の真ん中らへん、第二章から警察が動き出すので俄然読みやすくなり、
下巻は少々ペースダウンするも最後まで疲れずに読み終えました。

太陽を曳く馬情報もどうもありがとう
＞現代美術や宗教用語、哲学のテクニカルタームが頻出する
ううむ…ちょっと心配になってきたｗ
ネット書評チェックして、図書館で雰囲気確認してみます…

電子書籍端末、やっぱり便利なのかな。
スマホもないのに使いこなせるかわからないけど、来年から青空文庫も増えるみたいで気になるな

>>95
私も江神シリーズ好き。書下ろしを読んで、京都で年越ししてみたくなったな。
けっこう加筆・修正部分があるから、初出誌やアンソロもお手元にあれば
読み比べてみるのをおススメするよ。

>>114
いろいろ叩かれてるけどkobo買った。
私は結構好み。安いしね。
文章読むのにカラーである必要を感じなかったってのもある。
楽天は買い物するからポイント使えたってのも大きいかな。

今は栗本薫のグインサーガ一気読み中。
一冊200円の内に全部欲しい。(今セール中。)
シリーズ153冊は買ったら邪魔だし
こういう時、電気書籍はいいなと思うよ。
すでに30冊くらい入ってるけどkobo一個だけだしね。

漫画もいくつか読んでみたけど画面が小さい以外は
私はそんなに苦じゃないかな。
漫画は大きい画面で見たいかも。

青空文庫もあるし、無料のハーレクィン(暇潰しにはモッテコイ) や
お試しでかなり読ませてくれる本(面白ければ本編を買える)、
平日半額セールみたいなメールも楽しみだし
別に回し者じゃないけどいい感じ。なんか誉めすぎ？(笑)

迷ったのはバックライトが必要かどうか。
真っ暗なところじゃ読まないし不要かなって思って結局無しタイプにした。
こういうのは好みだよね。

>>116
私もkoboでグインサーガ読み中
っていうか、グインサーガのための端末かしら？？とさえ思うw
ほんと、家に置けない長編連作もののまとめ読みには超便利。
図書館も遠くて不便なところに住んでるので助かる。

私は寝る前の布団の中が読書タイムなので
ライト付きにした。字が拡大できるのはありがたい。
最近マンガも文庫サイズは字が読みづらいんだorz

私もkobo気に入ってる。
時々フリーズする位で、巷で言われているようなトラブルもなく、普通に使えてる。
外出時にあれこれ迷わずに、これだけ持てばいいのも楽だし、目が疲れたら文字サイズを大きくできるのも良い。
いざ外で読もうとしたら、充電切れていた時は泣いたけどw
後は、本を買う時に、書名や著者名でまともに検索出来るようになってくれれば嬉しい。

「レ・ミゼラブル」
映画鑑賞後気になって
自宅で埃かぶってる69年発行の全40巻文学全集の中から探り出した。
二段組で1500ページ程あるので読み終えれるか自信が無い・・・

今年はこの全集から「ファウスト」と「ジェーン・エア」を映画鑑賞後に読んだので
正直邪魔な時もあるが未だ処分出来ない。

あげ

「聖の青春」
名著と知って、最近読んでみた。
非常識とも思えるマイペースさも、天才肌の所以なのか…。
でもタイトル通りに楽しい日々が彼にもあって救われた。
やっぱり羽生って本当にすごかったんだなぁ。
聖が生きてたら、羽生と双璧を成す存在だったらしいから、本当に惜しい。

>>121
懐かしい、昔読んだよ
病気と戦いながらも一途に将棋に打ち込むんだよね
泣いた…

ヨコだけど、電子書籍って検索とかもできるの？
読み進めてから、「あれ？　これなんだっけ？」って
思うことあるので。

レ・ミゼラブル読破。知人に勧めてもらった「レ・ミゼラブル」百六景という本と
並行して読んだらすごくわかりやすかった。
当時のフランスの背景が説明されていて、物語の挿絵も入っているので
場が想像し易くて良かった。わけなかんなかったらどうしようと思ったが
楽しめた。今日は映画観て来る！

>>123
koboは出来るよ。他のは持ってないけど出来るはず。
検索機能は辞書機能がついてて、解らない単語をタッチしてると
意味が出てくるって機能もある。

楽天三木谷が大嫌いだから、とても買う気にはなれない。

>>124
そういう解説本、もっと色々出て欲しい
「断腸亭日乗」百六景とか

>>126
無理して買わなくてもいいんじゃない？

>>127
つーか自分で調べて、自分で写真とか集めて、大学ノートとかにまとめたら楽しいかも、と思った
ここはあえて大学ノート

>>125
ありがとう。
買う方向に気持ちが傾いてる。
どれにするかな。

>>127
江川卓の「謎解き『罪と罰』」「謎解き『カラマーゾフの兄弟』」とかあるよ。

『罪と罰』の主人公ロジオン・ロマーヌィチ・ラスコーリニコフの頭文字はロシア文字
だとＰＰＰで裏側からみると６６６（「オーメン」で有名な悪魔のしるし）になるとか、
いろいろ検証されてて興味深かった。

坂木司の新刊買った！読みごたえありそうで楽しみ。

今年面白かった作品でおすすめあります？

雫井しゅうすけの火の粉を読んだけど面白かったよ

「火の粉」はときどきこのスレで挙がるよね。
まあ色んな意味で面白いけどｗ

そして「虚貌」でダメ押しwwww

火の粉はきつかったなあ
上手いだけに本当に気分悪くてあれで雫井読む気しなくなった

有栖川有栖「論理爆弾」
読むのに気合がいるシリーズだけど、良い人たちに出会えて良かった…と
つい主人公を応援したくなってしまうのはおばちゃん目線なのかもしれない
タイトルと事件の真相、今までの有栖川＋このシリーズだから意味がある気がする

殺人事件とか誘拐、監禁などの
実際の事件をもとにした小説が、微妙に嫌な気持ちになる。

身内の人とか嫌にならないかな。
文句を言おうにも｢フィクションですから」とか言われそうだし。
忘れたいと思っているのに、小説でいつまでも取り上げられるのは
つらそうだ。

書いている方は｢事件がらみ」で、人目を惹くのに苦労しないんだろうな
と思ってしまう。
最近の猟奇的な事件も、虎視眈々と狙っている先生達がいるんだろうね。

>>138
同感
割と最近もそんな感じの小説ヒットして映画化もされて
事件もまた注目されて嫌な気持ちになった

>>138
「森に眠る魚」や「グロテスク」は良かったけど
「残虐記」や「砂漠の薔薇」はだめだったなぁ
どう違うんだろ

ちょっと違うけど風紋読了。
主人公の女の子に感情移入しまくってしまい疲れた。
乃南アサは読んだことなかったからこれから全部読んでみよう。

>>141
では次は「晩鐘」をお薦めします。
風紋の続編（視点が加害者側の内容）

>>141
続編の「晩鐘」は読むの辛いところもあるけど、姉妹のその後があるよ
アサさんは「北の大地から」が冗長すぎて駄目だったけど
心理描写が上手いよね
音道刑事ものと出所した女囚2人のは好き
短編は怖すぎるww

>>143
もしかして「地の果てから」のこと？
新作かと思ってググったｗ

「海賊と呼ばれた男」読み始めたけど、全然おもしろくない。
ダンナ大絶賛オススメはあてにならない。

今年のベスト１はエデンの東でした。
みんな読んでね。

貴志祐介の新世界より読んだ
クリムゾンの迷宮と天使の囀り以来の名作だわ
悪の教典とダークゾーンは期待してたんだけど微妙すぎた…

ダークゾーンはね…文庫化の際に書き直してくれたらとひそかに思ってる

今年ぜんぜん本読まなかった・・
いまやっと火焔の鎖っていう創元ミステリ読んでるけど、当りっぽい！

屍者の帝国と147ヘルツの警鐘、地の底のヤマが面白かったな。
かなり前に読んだのに、ずっと心に人物と物語風景が残ってる。
海賊と呼ばれた男は、あまりに冗長すぎて私もダメだったわw
主人公が間抜けで萎えたし。

七つの会議って、単行本になって1話加筆されたんだってね。
連載中に、チマチマ読むと面白さが半減するわーと思いながら読んでたんだけど、
もう1つ話があるのなら改めて読むことにしたわ！

私は「地のはてから」面白かったよ
同時期に桜木紫乃の「ラブレス」も読んだので
ちょっとごっちゃになってる部分もあるけど

乃南さんは、「涙」もおすすめです！

年末年始に読む予定の本

吉永南央「名もなき花の」（紅雲町珈琲屋こよみシリーズ新刊）
佐々木譲「人質」（「笑う警官」から始まった北海道県警シリーズ新刊）
伊坂幸太郎「残り全部バケーション」
西加奈子「ふる」
篠田節子「ブラックボックス」（１月４日発売予定）
楽しみ！

11月12月は皆川博子と笠井潔（矢吹駆シリーズ）どっぷりだった。
合間に佐藤優の「同志社大学神学部」を入れたりもしたけど。
笠井の「哲学者の密室」は、出版された当時にちゃんと読んだのに、すっかり内容を忘れてた。
二回読んでも楽しめたという点では良かったかも。

どちらも舞台は海外なんだよね。

年末はここで大絶賛されてた
空飛ぶタイヤを読むよ。

この正月休みに読む本

「鯉浄土」村田喜代子
「妖櫻記」皆川博子
「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」ジョン・ル・カレ
「禅寺モノ語り」玄侑宗久
「修道院の食卓」ペーター・ゼーヴァルト

ゆっくりのんびり、コタツで読みます〜

私は前スレで感想が秀逸だった百田尚樹の「風の中のマリア」を読むよ。
ずっと探してたのに「百田」を「ももた」って読んでたから
見つけられなかったｗ
でも、薄いし字が大きいから時間が余るかもしれないから
もう少し用意しなければ。

宮部みゆきの「レベル7」が家にあったのでそれも読むとして、あと２,３冊は欲しいな。

私は黒川博行の疫病神シリーズを読むよー！ホクホク

黒川博行の繚乱を読むよ。

>>158
繚乱、面白そうですね。
悪果のコンビが再登場という事で、読みたいと思ってます。
ぜひ読み終えたら感想教えて下さい。

正月本は

「凍」沢木耕太郎
「仮想儀礼　上下」篠田節子
「りかさん」梨木香歩
「ぼくは猟師になった」千松信也
「別海からきた女」佐野眞一
「海賊と呼ばれた男」ｗ百田尚樹

こちらで教えてもらったもの多数です。
楽しみ！！

>>160
おー、仮想儀礼は私も図書館より借りてきました。楽しみ。

悪の教典下巻を読み終わった日の夜は何やら寝言を言いまくっていたらしいw

>>152
>篠田節子「ブラックボックス」
Amazonで見てみたけど面白そう…。
でも、単行本はかさばるから文庫がいいんだよなー。

>>155
「修道院の食卓」アマゾンで見かけていいなと思っていたのです。
気が向いたら、感想をおきかせ下さいませ。

年越し本が思いつかなくて、積んでた『青い眼が欲しい』を読むことにした。
タイトルからして既に切ないから、年越しにこんなもん読んでいいのかまだ迷ってる。読むけど。

「奇跡も語る者がいなければ」と「私はフーイー」、
「タラチネ・ドリーム・マイン」、「完全なる首長竜の日」、
それとずっと我慢して読まずにおいた「なんらかの事情」の五冊が正月本。
それと、合間合間に現実に戻るため、暮しの手帖社の「すてきなあなたに」を挟む。

「奇跡も〜」は、いつか読んでみたい、でも決心がつかない…と思ってたら、
ここで褒められてたので決意した。
海外小説って、読み慣れてない者にはハードルが高いんだよねー。

ここの奥様方は本当に読書好きで凄い。ラノベとかもっと低レベルの本の話も聞きたい。そんなの読むのは２０代まで？

BBAだけど半身浴のお供に今万能鑑定士Qを読んでるよ。
その前は図書館戦争シリーズ読んでた。
その前は似鳥鶏の葉山くんシリーズ。
気楽に読めていい。

正月＆図書館が休みだからフィーバーで、読む本用意しすぎた
やらなければならないことをやらずに読書に費やしたいｗ
仮想儀礼などここお勧めもののほか
西尾維新の物語シリーズ、もうすぐ終わりと思うと寂しいけど読む

>>168
お盆前と年末って図書館に意外と在庫があるよね
予約しないでこれが借りられるってウハウハするけど
旦那がいると落ち着いて読書できないので結局読めずに返す羽目になる

新世界より上下巻
それでなくても読むのが遅い私にはハードル高すぎたが頑張るｗ

>>169
新政会よりは頑張って読むだけの価値はあるよ！
長いし途中だれる所あるけどおもしろくてお薦め

×新政会より
○新世界より
書き込む時確認する癖付けないといけないな…

>>170
ありがとう頑張るよ！

書き間違いって書き込みボタンを押した瞬間に気付くよね…

>>166
私はラノベの定義がわからないのよね。
藤木凛のバチカン奇跡調査官シリーズや三上延のビブリア古書堂シリーズを読むんだけど、
あれもラノベなのかしら。
表紙イラストは軽めだと思うけど、内容はしっかりしてる。

ドラマ化された東川の本はラノベっぽい気がするのだけど、ちゃんと読んでないので何ともいえない。

>>165
「私はフーイー」面白かったよ
安心と信頼の恒川クオリティ

私の正月本は「なんらかの事情」「佐渡の三人」「うたう百物語」「恋紅」
最初の３冊が割と薄いから間に合うか心配になってきた

心霊的な意味でのホラー小説でおすすめありますか？
小池真理子の「墓地を見下ろす家」みたいな
恐いのを久々に読みたくなって。

と言いつつ、昨日は真逆の本を買ってしまった。
「夢をかなえるゾウ２」が出てたので
お正月はこれを読むつもり。

>>174
「恋紅」って、皆川博子さんのですか？
たしか、直木賞受賞作ですよね
一度、読んでみたかったのです
もしよかったら、また感想聞かせてください

新世界よりは上中下巻じゃなかったっけ

>>177
ハードカバーは上下巻だったような。
私の持っているノベルス版は一冊で京極並に分厚いｗ

>>175
小説じゃないけど実話怪談物はいかがでしょう？
夜中に読むと怖いよ。

>>166
ラノベというのも定義がはっきりしないみたいね。
2chで、あれこれ読んでいくと、萌え＝ラノベになったのは、
ここ数年のことらしい。


「ビブリア古書堂の事件手帖」は読んだけど、>>173の感想と同じで、
内容はしっかりしている。300万部売れているというのもわかる。
イラストも表紙だけだし、メディアワークス文庫もラノベのレーベルと
いうわけではないみたいね。

おなじジャンルの「喫茶店タレーランの事件簿」も読んだけど、
こっちは「このミス」の隠し玉。
デビュー作だから、ブビリアに比べるとウンチクの入れ方が、やや過剰。

でもまあどっちも「安楽椅子探偵」「日常の不思議・小事件」「ウンチク」「ヒロインは20代」と
いう作品。

>>175
思わず小野不由美を、と言いたくなるけど芸がないので
今邑 彩「よもつひらさか」とか。
短編集なので合う作品があるか試し読みにいいかも。

新世界、わたしもハードカバーは買えず(スペース的な意味で)
ノベルズ版が出た時に嬉々として買ったら失敗だったw
厚くて重くて読み辛かったから一気読みのペースに拍車がかかった。

新世界よりは文庫で買った。
いろいろと言われているけど、久々におもしろいSFだった。


ところでスカーペッタの新作が出てますが、ここの奥様で読んだ方いますか？

>>182
「新世界」買おうかどうしようか迷ってる。
SFはあまり好きじゃないんだけど、そういう人でも楽しめるかな。

>182さんに便乗して「検死官」シリーズ最新刊読んだ方に質問

マリーノは元気ですか？それだけが知りたい

恒川光太郎さんの新刊出てたんか！！全然気づいてなかったー

新刊が出たとか賞を取ったとか疎いので
このスレでおススメされてた本を片っ端から読んでいます。
今年も楽しいバラエティあふれる読書生活でした。
感謝してます。ありがとうありがとうありがとう

>>183
SF嫌いなのに迷ってると？
今まで読んだことのないジャンルのものもたくさん教えてもらって
幅が広がったのがうれしいので読まず嫌いなら読んでみたらどうでしょう。

検死官シリーズはほんとにマリーノしか気にならない…
超時空不老ヒロインの世界中の犯罪者にストーキングされる不思議フェロモンも
たいして魅力のない恋人もレズ姪の厨二病的な悩みも
犯罪者達がヒロインへの愛とグロさを競うかの如く手を変え品を変え趣向を凝らして殺し続ける善男善女達も気にならない

逆にマリーノだけがどうしてこんなに気になるんだろう自分

>>183
そういう人でも楽しめるように工夫した、みたいな事を作者が言ってたし
実際成功してると思う

>>187
マリーノだけがちゃんと生きてる感じがするわｗ
後の主要人物は自分たちだけの高みの世界でごちゃごちゃやってる雰囲気。
しかしこのシリーズもどんどん続くね〜。

>>187
SFといっても社会科学のほうのサイエンスだから。

>>187
ワロタ。
検死官シリーズをたった三行でここまで見事に要約した例を私は知らないw


>超時空不老ヒロインの世界中の犯罪者にストーキングされる不思議フェロモンも
>たいして魅力のない恋人もレズ姪の厨二病的な悩みも
>犯罪者達がヒロインへの愛とグロさを競うかの如く手を変え品を変え趣向を凝らして殺し続ける善男善女達も気にならない

>>164

自分は、トニ・モリスンを読むと当分他の作家の小説が読めなくなるよ。
目を開いたままで小説の内容を反芻して、フリーズしたりしちゃう。

新世界より
私は、気持ち悪くて途中で、読むのやめた。
生物も気持ち悪いし、子供の行動も気持ち悪い。
そんな人もいるって事で。

>>192
新世界よりにでてきた生物は気持ち悪いのが結構いて、
あんまり形状を想像ないようにしながら読んだ。

私も「新世界より」がダメだったクチ。
もともとSFを受け付けない上に、192さん同様気持ち悪かった。
うっかり全巻買っちゃったんで頑張って読み切ったけどね。
迷っている方は最初の１冊だけ買って様子を見る事をおすすめします。

筒井康隆好きな私は新世界より面白かった
それでも終盤の描写は厳しかった
生理的嫌悪感を誘うシーンが多いから辛いんだけど話の面白さで乗り切った
無理な人がいるのも当然だよあれ

「新世界より」は意味がない同性愛描写が
気持ち悪い。それより何より
内容が全く面白くなかった。
私の中では、ダークゾーンと並ぶハズレ貴志。

桐生典子新刊書いてくれないかな。

新世界、まあエロ描写はなくてもいいなあとは思うけど、
作者が好きらしいので仕方がない。
内容は面白かったので、図書館で繰り返しかりた後、結局買った。
貴志作品の中で購買に至ったのは初。
次は天使の囁き買う。

貴志好きだが、自分も「新世界より」はダメだった。
下手なエロゲ描写のような子供の行動が気持ち悪かった。
我慢してなんとか最後まで読むには読んだが、
これと「ダークゾーン」は時間のムダだったように思えてしょうがない。

あ、囀りか。間違えた。

新世界よりのエロ描写は気にならなかったけど、その後に
貴志の顔とスレでの呼ばれ方を知ってから読んだ「悪の教典」の
エロ描写はいらんことを想像したがためにダメだった。

ダークゾーンは将棋がまったく分からない自分には
読まなくてもよかった、と思うような話だった。

先日再放送された鍵のかかった部屋の貴志がでるというので見たが
貴志は一言もしゃべらなくてがっかりだった。声が聞いてみたかった。

高田都の新刊が1/7に出るんだね「あい 永遠に在り」ってやつ（みをつくしシリーズではない）
文庫まで待つか迷うところだ

角田光代の週刊朝日連載小説が終了したね。
いつ頃、新刊になるのかな？　早く読みたい。

空飛ぶタイヤ読んでるけど
劇中、鳥肌が立つシーンがたくさんあって
すごい小説だ。

天使の囀りはまぎれもなくホラーの名作だと思う…
でも、読んだ後の気持ち悪さにかなり長い間へこんだ

腰痛肩こりで読書がつらい。どんなかっこうで読んでますか？

水道水飲めなくなるよね

>>206
骨盤クッションに座って、壁にもたれて読んでます。

今年一冊目は池永陽さんの「珈琲屋の人々」です。
池永さんはこれまで読んだことがないけど、コーヒー好きなのでタイトル買いしました。

近所の駅前の本屋さんは1日から開いてるので「なんらかの事情」を買ってきた。

大学の先生の名前、高校生時代のあだ名の話とかおかしかった。
最初はエッセイなのに段々幻想小説っぽくなってるのはあまり好きじゃない。

本屋は家族連れやグループの中学生とか意外と客はいた。

腰痛はよく知らんけど、肩こりは腕を回してどんどん血行を良くしよう
ラジオ体操するとええよ

「冷血」がシリーズものと知り、正月用に「マークスの山」借りてみたが、何で今まで読まなかったのかと…
「冷血」が図書館200人待ちwだから回ってくるまで順番に読んでいく。
シリーズの先が長いと嬉しいね。

ネットをするようになって掘り出し物に巡り合う確率も高くなったけど、
知りたくもない作家の思想情報が入ってくるようになってがっかりすることも多くなった。

本屋さんと言えば、うちの近所で一番大きな本屋さんは
わざわざ店内各所にベンチを置いて、立ち読みならぬ座り読みＯＫにしてある。
おかげでいつ行っても繁盛してるんだけど、傷んだ本があちこちに目についてすごく嫌。

>>212
うちの近所の本屋は、カフェが併設されていて
会計前の本を持ち込んでコーヒー飲みながら読書可だよ
私は飲食しながら人様の本を読めないたちなので
先にコーヒー飲んでから、テーブルに置かないように
あんまりページを開かないように気を使いながら読んだけど
なんだか申し訳なくて（カフェには）一回しか行ってない
読んだ本はカフェ内の書棚に返すことになっているけど
結構傷んだ本が乱雑に返してあって悲しくなる…

>>213
最近あるみたいだね、そういうスタイル。
個人的には生理的にとても無理。
「ひと様の本」ってよりその前にまだ商品だし。
飲食しながら商品に触るのも、そんな商品を買うのも多分できないかな。
まあ人それぞれか。

>>213
見本として試し読みさせてくれて
買う段になって新しいのを出してくれるんだったらいいのに
雑誌なんかだと傷んでると最後の一冊でも買うのを躊躇するわ

でもそれ完全にサービスだよね
長居されてもそう￥来るわけじゃないし…

立ち読みでも唾つけてページをめくったりとひどい扱いしてる人がいるから
最近は棚さしの本もあんまり買いたくない。もうすべての本は漫画のように
全部個包装してくれないかなと思うときがある。
何店か回ってやっと見つけた本が傷んでいたときの辛さといったら。
町の書店がなくなるのは困るのでネット書店は使いたくないんだけど、
本の値段の割りに店内での扱いのひどさとかを考えると、ネット書店で
買ったほうがましなのかとか考えててしまう。

あまりに人がさわった本はやだよね。
本屋でみつけてネットで買うことを助長しそう

でも、本の売り上げより、ドリンクの方が利益がある思うとどうかな？
利用したくなる不思議！
まあそれって本屋か？ｗ

一冊だけ捨て本でサンプルにして
後は全部個包装でもいいね
ゴミとコストが半端ないけど

>>218
もう本が読めるBARのほうが儲かりそうだなあ…

ネットで情報集めてAmazonで買ってるな
送料無料だし

>>219
漫画だと立ち読み用サンプル（1話分だけとか）を置いてたりするよね。

シュリンクは店に届いた本を店員さんが1冊1冊やって、
売れなくて返品するときははずさなきゃいけない、と聞いたので
一般書籍にもやると書店員さんの負担が重そう。

本屋でちょっと立ち読みはすることあっても、飲食スペースで
売り物の本を読むのは抵抗があるなあ、店がおｋですよと言ったとしても。

>>220
ブックカフェとか行ったことあるけど、いかにも落ち着いて本が読めそうな
雰囲気なのに私は意外と本が読めなかった、という経験がある。
私の読書が一番進むのは電車の中……

デパートの中にブックカフェがあるけれど
テーブルの間隔がほとんどないくらいキチキチの作りだし
大声でおしゃべりに興じているオバちゃんの溜まり場になっているから
落ち着いて本を読むどころじゃないｗ

ここで知った「ラブレス」を年末に読んだ
おせち仕込みながらだったけど、仕上がってから一気読み
すごく良かったです
話題にしてくれた奥様たちありがとう

しかしこの装丁とタイトルはないわーｗ
「他人からみたら愛に恵まれなかったけれど」という反語的な意味合いにしても
もうちょっとなんとかならなかったのかな

>>163
『修道院の食卓』読みました

ひとりの女性編集者がドイツの修道院を訪れて、修道院の成り立ちや
その歴史、修道院の食について知識を深めていく、という作りになっています
チョコレートやワイン、ビールについての魅力的なエピソード（すべて
修道院生まれ）なんかは面白かったです
「節度と中庸」の大切さに多くの紙面が割かれていました

私はとりわけ、「心と体においしい秘伝レシピ52」という副題に
ひかれて読みはじめたのですが、
残念ながら、メモ書き程度の簡素なレシピでした
四人分で計量されています
あまり一般的ではない食材、都会でないと手に入らないような
食材が含まれています（各種ハーブ、ポロネギやスイバなど）

シュリンクは本が曲がったりするので、あんまり好きではないけど、
見本1冊、他シュリンクでもいいかもしれん。

と、本屋が壊滅的な離島から呟く。

あー、本を店頭で選びたいよー。
Amazon、月に何回くるっつーの！
宅配の人にすっかり覚えられて、夕方だから（品物が昼フェリーで入ってから仕分け）
ここにいるだろうって、住所と違う実家にくるようになっちゃったよ！

>>225
＞住所と違う実家にくるようになっちゃったよ！

わろたｗ
離島憧れるけど実際に住むとそういう不便もあるんだね。

＞私の読書が一番進むのは電車の中……
私も結局はそうなるかな。

幸田文さんとか青木玉さん、青木菜緒さん、松尾登美子さん、三浦綾子さんなんかのエッセイが大好き…
トットちゃんも何年に一回かは読み返す

>>224
163じゃないけど、修道院の食卓面白そう。

レシピだったら、『修道院のレシピ』という本があるよ。
ただし、元はフランスの本ですが。フランスでは定番のレシピ本らしい。

レシピ本好きなので出版されてすぐ買ったけど、
当時独身で実家にいたのであまり料理をせず、
結婚後も結局フランス料理を作るような料理の腕前や
食生活ではなかったので売ってしまった。

上でも話題に出てるけど、ラノベの定義が未だにピンと来ない。
「ゴシップガール」「バトルロワイヤル」「GO」「漂流街」「ウェストゲートパーク」
2000年代に読んだものなんだけどこれらもラノベ？

>>229
違うよ

山田悠介、東野圭吾あたり。

>>229
あなたがラノベと思う物がラノベです

レビュー読んだだけで笑える

＞http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4776205661/ref=cm_cr_dp_see_all_top?ie=UTF8&showViewpoints=1
＞
＞チノパンの育児本のレビューワラタ
＞どんだけ自慢話てんこもりだったんだろうか

ミレニアム１ドラゴンタトゥーの女を読んだ。
とっつきにくそうで手を出してなかったんだけど、読んだら止まらない面白さだった。
リスベットのあの卑劣な弁護士への復讐はもっとやれ、と思ってしまった。

部ごとに書かれてることを読むと、失踪する直前に態度が変わったのかが
推察できてしまうので、それがもったいないなぁと思った。

>>229
ラノベでも純文学でも、自分にとって
面白いかどうかが唯一の判断基準だなぁ
定義なんて必要？

ラノベっていうと説明しすぎというか、行動の理由を全部書いちゃう印象
うまく例が出せないんだけど、行間を全部書いちゃう感じ
まあ話がおもしろくて全然ＯＫ！　な作品もあるし、私もラノベだからどうとかは思ったことないけど

ラノベのレーベルから出てるというのが定義かと考えてた。

私もラノベはどうでもいい

上から目線とか自分が下から見てるのを相手が上から見てるのに勝手に置き換えだすあたり
読解力とかが落ちてるのでは…と心配にはなるけど

図書館戦争読んでるけど主人公がかわいくて面白いね
ただ図書館員のしくみがよくわからないままだからその分
面白さが半減してしまう。

携帯小説みたいのはラノベ、
ホラーだろうがなんだろうが真剣な謎解きだろうが、
きゃぴきゃぴ女子高生や萌え系のキャラが出てきて
主役っぽくなったりしたらラノベ、
アニメ化されたり、ジャニーズやチャラいいい男俳優起用の
ドラマや映画になったらラノベ。

後はなんかある？

堂場瞬一の「チーム」を読んだから
今年の駅伝は学連選抜に注目してみてた。
廃止の話も出てるのか・・・存続して欲しいな

ラノベの話はどうでもいい
今日からﾓｰﾍｲﾀﾞｰの喪失読みます

出版社が「自分達はラノベだと思っている」というレーベルで出したものは出版業界的にラノベ
読者が「これってラノベだなあ」と思ったものは読者的にラノベ
ライトノベルを軽視するも尊崇するも当事者の主観
このミステリがすごい！系のラインナップ見れば、カテゴライズは無意味とわかるよ…

年末年始用にと古本屋で何げなく手にとった倉橋由美子の「ポポイ」を読み終わった
なんだかものすごいものを読んでしまった……

>>235
＞自分にとって〜
大体みんなそうだと思う。

定義の必要性の是非ではなく、定義が知りたいけど
調べてもいまいちピンと来ないから聞いたの。

wikiの定義はこうだった

ライトノベルの定義に関しては様々な考え方があり（後述）、
現在においても出版業界で完全に明確な基準が確立されているという
ものではない。ただし、日経BP社『ライトノベル完全読本』においては
「表紙や挿絵にアニメ調のイラストを多用している若年層向けの小説」
とするものがあり[1]、また榎本秋は自身の著書における定義として
「中学生?高校生という主なターゲットにおいて読みやすく書かれた
娯楽小説」としている[2]。

>>244
ラノベ板では
「ライトノベルの定義」。あなたがそうだと思うものがライトノベルです。
　　ただし、他人の同意を得られるとは限りません。
ってなってるからそれでいいと思うんだけど
それじゃ嫌なんだよね、きっとｗ

萌え絵が書いてあったらラノベ

>>240
確かに（少女マンガとはまた違う）ｱﾆﾒｷｬﾗの表紙あるね。
わかりやすい説明ありがとう。納得。

>>246
それはお互いの主観でいいよｗ

>>233
うわーwレビュー面白い
逆に読みたくなるねこれ

>>233
今ならいろんな意味で読みたい。

今新潮文庫から出版され直してる十二国記だって、もとはラノベだ。

でも、近年のラノベは読んでないから、自信ない…。

友人が小野不由美の「ゴーストハント」全７巻貸してくれた
分厚い上に表紙が少女漫画、友人に初めて殺意を抱いたが２巻あたりから
ハマって５巻の恐ろしさに震えた。
ラノベのシリーズ物だけど「墓地を見下ろす家」より怖かったので
>>175さんにお勧めしたい

ゴーストハントいいよね


　　　わるい　こには　ばつを　あたえる


がトラウマ

クラッシャージョウの新刊が出るらしい。うれしい。
もう３０年ぐらい読んでる。

明らかにラノベ、の境界線上のホライゾン、読み出したらなんとなく離れがたくて読み続けてます。
なんかもう何もかもがお約束なんだけど、そこが心地よいというか。
珍しくアニメも乖離してなくて楽しく観ていた。

ラノベの金字塔「イリヤの空、UFOの夏」は、
最初「あーはいはい、謎の不器用美少女が、運命的出会いのせいで
特にとりえのない僕を慕ってくれるわけね」と鼻で笑って読んでたけど、
２巻のラストシーンが良すぎて震えが走った。
そのまま最後まで一気読み。
ラノベじゃなきゃ書けない要素いっぱいの、普遍的名作だと思う。

「誰も知らない小さな国」
「豆つぶほどの小さな犬」
「星からおちた小さな人」
「ふしぎな目をした男の子」

佐藤さとるさんのコロボックル物語シリーズを読んだ
日本が世界に誇るファンタジーだと思う
子どもが読んでももちろん面白いけれど、大人になった今読んでも
面白くて、一読巻を置くをあたわず
浮世の憂さを忘れて、しばし遊ぶ別世界
小さい頃、山のなかに作った秘密基地で遊んでいた記憶がよみがえる

一番上は私も大好きで、秘蔵本の本棚入りしてるけど
豆粒〜は社会運動っぽくてあまり好きではなく、シリーズ全部読んでいないわ
今度挑戦してみよう♪

ここで教えて貰った桜庭一樹、超面白かった赤朽葉〜に続いて「荒野」
少女漫画みたいで、普通に面白かったよ
「私の男」は教えて貰った通り”絶対”読まないからねw

>>257
私も大好き！子どもの頃買ったので、ずいぶん色褪せたけど
いまだに本棚にあるわ
続きを有川浩が書くと聞いたけど、少々不安

>>258
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」もいいよ
でも「ばらばら死体の夜」は読んではなりませぬ
あれは「私の男」のさらに劣化版です

>>259
ありがとう
次「少女七竈と七人の可愛そうな大人」読みます！

>>224
うーん、面白そう

桜庭一樹はファミリーポートレイトもオススメ！
ばらばら死体は私もオススメしないw

>>255
自分が唯一読み続けてるラノベです
アニメは作者が完全監修してる状態なので正に「映像化」でしたね
３巻以降もお願いしたいけどスタッフに死人が出かねないらしいので…ｗ

>>259
「ばらばら死体の夜」の口直しに「無花果とムーン」読んだ
文体の癖が好み分かれそうだけど雰囲気は好きだった
相変わらず片親（しかももらわれっ子）だけど母親不在は珍しい
そういえば「赤朽葉〜」「ファミリー〜」「少女七竈〜」と桜庭作品で良いのは母娘の物語だね

>>251
ラノベ作家がどんどん一般書籍の方に進出して、
ラノベレーベルで出した作品も一般書籍で再版されて…ってことも増えてるから
近年どんどん境界は曖昧になってるね

自分も境界線上のホライゾンは読んでるｗ
あとラノベで読んでるのはバッカーノとコバルトの須賀しのぶぐらいだな
自分の中では漫画を読んでる感覚に近い

>>265
それだ、ラノベ＝漫画。文字情報の多い漫画。そういえば、ラノベをよく読むようになって
漫画を読まなくなったな

この所の流れで、久しぶりに十二国記を読みたくなって、新潮社版を買ってしまった
やっぱり面白いな

真正ラノベなら、冲方丁のシュピーゲルシリーズが好き
作者は時代小説に色気出してるが、そんなもんはあと20歳年とってからのがいいもん書けるぞと言いたいw

高田郁の「銀二貫」読み終わった。
お正月にぴったりの清々しい気分になれた。
図書館で借りてた本だけど、これは買おうっと。

冲方は今年はアニメの仕事と時代小説の連載で手いっぱいそうだしsfの新刊はまだ無理だろうなあ
去年完結させるといったのに...

＞ラノベ＝文字情報の多い漫画。

上手い！

京極夏彦の「厭な小説」読んだだけで京極夏彦はご無沙汰だったんだけど
今回読んだ「嗤う伊右衛門」はなかなか面白かった。

ラノベも相性あうのと合わないのがあるね（あたりまえだが）。
うそつきまーくんみーちゃんシリーズは苦手。入間人間は苦手。
でも、借りれば読む。
漫画もしかり。白泉系は苦手。でも、借してくれる人がいるので読む。

同じく漫画みたいなんだけど、大富豪同心シリーズにはまった。
早く続きが読みたい。
大金持ちが出てくる小説大好きなんだけど、見落としてた。

そーいえば藤本ひとみが銀バラを再開して一年で完結させる予定だよ。
ソースは一時ファンクラブに登録してたので
今でも時々送ってくれる案内をかねた年賀状。

ひょえー懐かしい。イラストレーターさんとかまだ活動してるのかな。

三津田信三 「のぞきめ」
怖いし不気味だったけど、呪われた廃村、因習、村八分…てんこ盛りで面白かった。
最後はかなりのパズルピースがカチリとはまり、ミステリー好きとしても楽しめた。

宮部みゆき「ソロモンの偽証」
長かった…。相変わらず、ちょっとずれた優等生気味の中学生たちだったが、長さと筆力は相変わらずすごい。が。
最大の要の三章の決定的な理由に一気に気持ちが萎えた。何ていうつまらん理由…

高村薫「冷血」
文が頭に入ってこない…。後、気持ち悪くなりそうで、上巻でギブ。シリーズものも読んだことないので、警部の心情とかどうでもよかった

図書館戦争、脳男、プラチナデータ、藁の楯、
芸人交換日記、舟を編む
映画化原作本どれから読もうか…

>>272
えええ！？ちょっと本スレ行ってくる、教えてくれてありがとう！

>>275
公開先だけど「100回泣くこと」が良かったよ

図書館戦争読破したけど設定のあたりを斜め読みしたせいで
図書隊の内容ほとんど頭に入らなかったｗ

今年こそ私の前に予約してる人が返却してくれますように…
１人だけなのに、もう２ヶ月待たされている
(期限は２週間)

正月休みは「和菓子のアン」「舟を編む」を読んだ。
どっちも肩凝らず楽しめた。
生菓子が食べたくなり、手持ちの辞書を読みたくなった。

>>279
いるよね。そういう人。
私は三ヶ月ほど待たされたあげく図書館から電話があって、
「とても手ごわい相手で、督促の電話をしても切られてしまうからあきらめて」
と言われたことがあるよ。

>>281
へーそんなことあるんだ

それきいて思いついたんだけど図書館司書の苦悩的な本ないですか？
なんとなく面白そうｗ

>>281
「あきらめて」って、そんなことあるんだ…ひどいね
279さんのケースがそんな人じゃないことを祈るよ

>>282
ぱっと思いついたのは「お探しの本は」「れんげ野原のまんなかで」
でも、どちらも超オススメと言えるほどではなかったw

>>275
「脳男」私はとてもとてもつまらなかったです

>>281
そんな対応されるんだ、びっくり。
でも、その対応はひどくないかとも思う。

「図書館はラビリンス」内野安彦
著者は鹿島と塩尻で図書館長をしてた人。
図書館は貸し出し冊数を競うのではなく、蔵書をどう魅力的なものにするかを
考えるべきとか、出版社に対して、年間7万点もの本を出版してもそのほとんどが
出版冊数が少なく、売れないから即本屋から返本されてることについて、
本が読者の手に届くようにもっと考えろと言ってたり、うなずくことが多かった。

>>281
いやー
できれば図書館の人には他の図書館からとりよせてほしいな
予約は市立にしてるんだけど、近くの県立も見てみるわ

学校から借りればはやいですよ。

>>283　>>285
でもありがとうございますー
見かけたら借りてみよう

ロクヨン読んだばっかりでチノパンの事件があったから、
事件報道について、新聞記者達はどんな風に思ってるのかな、と思いを馳せてしまったわ

そういえばチノパンの事件ニュースでみないね

ちょっと気にある本があって図書館で予約しようとしたら、
先客が524人もいた。市内ならどこの図書館からも取り寄せてくれるとはいえ、
これなら買ったほうが絶対いいよね。ちなみに「旅猫リポート」読んだ方どうでしたか？

黒川博行「繚乱」
競売にかかるかもという不動産物件に元警察官ややくざが群がり入り乱れ、
関西弁がそれに拍車をかけてどす黒い世界がひろがる話だった。
なのに主人公二人が使用する車がイプサムｗｗｗ
暴力沙汰当たり前の状況と車のギャップがたまらん。

主役二人が頻繁にそばとか食べてるんだけど、最後のほうで
主人公自身がよく食べてる気がするとか独白していて笑った。
黒川の小説はやくざとかあくどい連中が多く出てくるハードな話なのに
どことなくコメディタッチなのがいい。

>>292
>>158さんですか？感想ありがとうございます。
やっぱり面白そうですねー！

大田光の「しごとのはなし」を読んだ。
はっきり言って、今まで読んだタレント本の中で一番つまらなかった。
たいていのタレント本はゴーストライターが書くせいか、文章もそれなりに整ってるし、知らない世界の
ことがいろいろ知れてけっこう読めるんだけど、これはダメだった。

ダメな理由として
�@　文章力がない。それも山田祐介みたいなネタ的におもしろがれるような下手さじゃなくて、なんていうか
　新聞の投書欄にありがちな感じの下手さ。

�A　内容がつまらない。大田の熱狂的ファン以外の人間が呼んで面白いと思えるような要素が何もない。はっきり言って
　ここに書かれているのはテレビで見る大田そのもの、それ以上でもなければそれ以下でもない。

�B　物書きとしての客観的視点の欠如。上記２つにつながることだけれど、彼は自分が本気で作家としての才能があると
　考えているんだろうかというのが最大の疑問。例えば「ホームレス中学生」書いた田村は、自分に文才がないことや
　文章が稚拙であることをちゃんと自覚していたし、自分が芸人でなかったら本が出せなかったであろうことをわかって
　いたけど、大田にはたしてそういう視点があるのかどうか。

最近参考文献で挙げられた本の題名が実はミスってるってことがあって
きちんと校正してくれよ、失礼だろ、と思わずにいられない。

参考文献の中に気になる本を見つけて検索してもヒットしないので
著者名で検索すると微妙に違った題名で出てきて脱力する。
参考文献では「○○と△△」という題になっていたのに実際は
「△△と○○」だったり。

>>294
しっかり酷評されると逆に読んでみたくなるね。
個人的に１が気になる。ちょっと作文上手な中学生みたいな感じ？

批判の文章で人名間違えてるからなあ
まあ内容はもっともだけど

今月の後半に垣谷美雨と乃南アサの新刊が出るのが楽しみ。
特に乃南の刑務所帰りの二人の続編はいつ出るんだろうってずっと待ってたからうれしい。
これって上戸彩と飯島直子でＮＨＫでドラマ化するんだね。
飯島直子のほうは結構いい感じにはまりそう。

図書館戦争が面白かったから今年はラノベに手を出すことにする。
とりあえずブクオフに行けば過去の名作は揃うのかな。本屋には全然だった。

>>275
私のなかでは舟を編む＞＞＞藁の楯＞図書館戦争＞プラチナデータ＝脳男

でも舟を編むは三浦しをんの小説のなかでは中の上レベルというか、
一連のお仕事小説の流れに初出が女性誌だったから恋愛要素も入れてみました
的で、それほど素晴らしいとは思わなかった。ライト層の本好きの興味をひく
辞書って題材を上手く取り込んでキャッチ―な内容に仕上げて、読んだ人が
語りたくなる内容にまとめる力は流石だし、それが出来るだけでも凄いけど。

有川浩直木賞ノミネートかあ
そういうイメージなかったな

そうかな？直木賞なら十分ありそうな>有川

それよりも芥川賞ノミネートの舞城王太郎はどう考えても新人ではないような…

他スレをコピーしときます。
あのさ、君達の大嫌いな在日だが俺在日３世だけど別に嫌われようが何されよ うが
こっちはどうでもいいよｗ
日本という国における「楽して稼げる職業」は全て在日・帰化人が握ってるしw
金あるから在日でも日本人女と やりまくりwあと数年で日本の参政権も取得できるし（爆）
日本の中に、俺たち朝鮮韓国人の血を増やして在日 を増やす。んでこの国を乗っ取る。
今はもうその最終段階に入ってるわけ。
平和ボケした危機感ゼロのアホ 日本人は気づいてないがｗ
例えば韓流ブームやパチンコ産業や消費者金融あれは在日が作ったって知ってる？
あ れだけ大規模なブームを作れるくらい、もう日本の中で在日の力は最強なんだよ。
パチンコにはまるアホ日本人 のおかげでパチンコ産業は儲り消費者金融会社も潤った。
韓流ブームのおかげで韓国へのイメージもよくなった し韓国人や在日の男と結婚する日本人女も多くなった。
たった100万人の在日に使われる1億の日本人w糞日 本人に一生地獄の生活を見せてやるよ。どう？ムカムカする？(爆)
ほんとお前ら糞日本人見てると家畜の豚に 見えるよwそうやってこれからも我々の為に尽くしてくたらいいよ(爆)?

阿部和重の例もあるから…
舞城はノミネートだけでこのまま受賞しない方が良い気がする

>>303
同じことを思った。

有川の直木賞候補についても自分もそんなイメージないわ。
他に候補にする作家がいるだろうと思った。誰かって言われたら
名は思いつかないが。

今更だけど百田尚樹の「永遠の０」読了。
止まらなくなって夜中の3時過ぎまで一気読み。
久々に本を読みながら号泣した。他の作品も読んでみようと決意。

第１４８回芥川賞・直木賞の候補作発表　「最年長」なるか、７５歳の黒田夏子さん
2013.1.7 08:03

第１４８回芥川賞・直木賞（日本文学振興会主催）の候補作が７日付で発表された。芥川賞候補は５作で、直木賞候補は６作。
芥川賞では７５歳の黒田夏子さんが初ノミネートされ、受賞すれば、森敦さん（故人）の６１歳１１カ月（昭和４９年）を大幅に上回り、史上最年長となる。
２０歳の京都大医学部２年、高尾長良（ながら）さんも初めて選出された。

　高尾さんと、前回に続いて直木賞候補に入った朝井リョウさん（２３）は、受賞が決まれば平成生まれでは初めての芥川賞、直木賞作家となる。
選考会は１６日、東京・築地の料亭「新喜楽」で。候補作は次の通り（敬称略）。

　【芥川賞】小野正嗣（まさつぐ）「獅子渡（ししわた）り鼻（ばな）」（群像１１月号）▽北野道夫「関東平野」（文学界９月号）▽黒田夏子「ａｂさんご」（早稲田文学５号）
▽高尾長良「肉骨茶（にくこつちゃ）」（新潮１１月号）▽舞城（まいじょう）王太郎（おうたろう）「美味（おい）しいシャワーヘッド」（新潮８月号）

　【直木賞】朝井リョウ「何者（なにもの）」（新潮社）▽安部龍太郎「等伯（とうはく）」（日本経済新聞出版社）▽有川浩（ひろ）「空飛ぶ広報室」（幻冬舎）
▽伊東潤「国を蹴った男」（講談社）▽志川（しがわ）節子「春はそこまで　風待ち小路（こみち）の人々」（文芸春秋）▽西加奈子「ふくわらい」（朝日新聞出版）

ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/130107/art13010708040003-n1.htm

森博嗣はラノベ？
数年ぶりに読んでみたけど会話がいちいち腹立たしいｗ
初めて「すべてがFになる」を読んだときはこんなに
どきどきわくわくしたの初めて！と興奮したのになー

ダヴィンチの三浦しをんインタビューで、しをんさん「今も
山本周五郎賞がほしいと思う、好きな作家さんがたくさん受賞してるし」
みたいなことを冗談っぽく言ってた。直木賞先に取れちゃったのねー。
確かに私も山周賞で好きな作品多いかも。と頷きながら読んだ。

有川さんは「植物図鑑」とか「阪急電車」とかで狙ってたっぽいけど
今回の候補作は面白いけど軽すぎてなんだかな。幻冬舎から直木賞って
松井今朝子の吉原手引草もそうだったよねたしか。唯川恵は
マガジンハウスからの作品でとってびっくりした（コバルト出身で
集英社がメインなイメージあったし）。

漱石の全集未収録随筆を発掘　作家の黒川創さんが小説に
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130107/art13010714090006-n1.htm

文豪、夏目漱石（１８６７〜１９１６年）が新聞に寄稿した全集未収録の
随筆が見つかったことが６日、分かった。初代韓国統監を務めた伊藤博文
の暗殺などに触れた内容で、研究者は「初めて見る貴重な資料だ」と評価
している。作家の黒川創（そう）さん（５１）が国立国会図書館などから
発掘した。７日発売の文芸誌「新潮」２月号に、随筆の執筆背景などを盛
り込んだ黒川さんの小説「暗殺者たち」の一部として全文掲載される

>>310
直木賞は「この２、３つ前の作品でやれよー」と思うんだよね
作品じゃなく作家に対する賞になってると思う

>>312
わかる。
北村薫が「鷺と雪」で受賞したとき
「それじゃないだろう」って強く思った

十二国記のオリジナル短編集が12年ぶりに出るそうです

文庫の新刊コーナーを見ていたら
カラマーゾフの兄弟の新訳版の帯に市原隼人の写真が・・・
フジテレビでドラマ化と書いてあったので腰抜かしそうになったw
日本人で？しかも市原隼人で？フジテレビで？と色々な疑問が。

彼女がその名を知らない鳥たち

序盤で気分悪くて投げてたが、光浦靖子がお勧め本として新聞で紹介してたので
暇だし読了
主人公の夫への暴言が嫌過ぎて、しばらくは関西弁は聞きたくないと思った程の嫌悪感
人物描写もこれでもかというくらい気持ち悪い
それでも途中から惹き込まれ読み続けられたのは、その嫌悪感ゆえのような不思議な感じ
ラストはまんまと泣かされ少し悔しい
初沼田まほかるだったけど、他のに手を出すか迷う…

>>312
>>313
個人的には浅田次郎は蒼穹の昴で、東野圭吾は白夜行でいいじゃん
（浅田が鉄道員で東野が容疑者エックス（エックス嫌いじゃないけど））
と思ってる。
角田さん好きだけど対岸の彼女は長くて退屈だったのでこれ？えー！
って思った記憶がある（私の読み方センスに問題があるんだったら
ごめんだけど）

>>316
沼田まほかるは「猫鳴り」と「痺れる」は良かった。
「九月が永遠に続けば」は普通。「ユリゴコロ」はいろいろ突っ込みどころ満載。
「アミダサマ」はわけわからないまま終わった印象。

>>315
ドラマ化と知ったときにはびっくりした。
今週末から始まるんだよね。
主役が市原なのが気に食わないんだけど、原作未読だし、
とりあえずみてみる。

三浦しをんのまほろもドラマ化でそれも気になっている。
話はBLっぽいんだけど、話のゆるゆるな雰囲気が気に入っている。
バスが間引かれて走ってると疑ってる爺さんがとうとう暴走したときには
大笑いした。たまんないわ、あの話はｗ

まほろ、どうにもこうにも助手のキャラがマンガっぽくてはまれなかったなあ
三浦しおんのBL嗜好が強く出ちゃってるというか
バツイチ設定がまた「ゲイカップルじゃないのにｳﾌﾌ」臭きつくさせてあざといという
作者の作品は「特別な男＋彼に接する男達」の設定はどれもそんな感じ
「ごく普通の男＋周囲」の神去なあなあ日常は、構われまくる主人公が当たり前で
（過疎の村に来る若い新米なんてさ…）であざとさがなくて一番好き

……作者の描くキャラはジジババが一番好きだからってのもあるなｗ

>>318
ほぼ同感。
「猫鳴り」は個人的に猫大好きなので色々と泣けた。
「九月が〜」は気持ち悪かったし
「ユリゴコロ」にしても、なぜこれが書評で評価が高いのか不思議でならなかった。
「アミダサマ」は、これお金取っていいんですか？とマジで思った。
多分私は沼田まほかるは合わないんだってだけの事なのかもしれないけど。

>>320
しをんさんの描くジジババ私も好きだ。「風が強く吹いている」の
やくたたずの大家さんもちょい役だけどなんか可愛かったし。
三浦しをん大好きなんだけど今回のダ・ヴィンチの特集でBL好きの
編集者と対談とかさせて、自分の作品のカップリングがどうしたとか
語らせるのは企画としてどうかと思った。
市販されているBLに萌えてる三浦しをんも平気だし、
BL好きなのねーって感じもちらつきつつも物語力のある
三浦しをんの小説も好きなんだけど、作家当人が自作で
ホモ語りはやっぱり受け入れがたい。

「復活ボロネーゼ」
センセーショナルで問題作⁉って思いながら読み始めたけど、どんどんラノベ色が強くなってがっかり。
同じテーマで篠田節子あたりに書いて欲しいけど、設定がきわどすぎて圧力かかっちゃうかもw

>>315
まじですか
予約しなくっちゃ
12国記に限ってHWの装丁好きだったんだけど、確か出版社変わったんだよね

>>315
え？
とりあえずラノベ板行けばいいの？　ソースは…？
もう素直に喜べない…。

>>324
いま出てる新潮文庫はイラスト書き下ろしなんで、WH全部持ってるけど買ってる。
けど、こないだの海神の表紙は、正直一見ではどこが違うのか分からなかった…。

>>322
それはイヤw
私はお仕事小説に出てくる女性が好きになれない
文楽のも神去も、美人だけど女子力低くていわゆるオンナオンナはしてなくて
ちょっと変わってて何を考えてるかわからない、な造形
いっそ女出さなきゃいいのに、と思う

連投ごめん
多分私自身が腐で喪女だから気になるんだと思う
飾らない素の自分がいい、男受けする格好とかありえない、と考えてた時期がある
その自分が考える｢理想の女キャラ｣を見せつけられてるようで落ち着かないんだよねw
エッセイとか、お仕事部分は素直に楽しめる

>>325
315では無いけど、十二国記の新潮社公式サイトに出てるよ。
yom yomに掲載された短編2つ＋新作短編2つだそう。
7月1日が楽しみだ。

>>329
新潮社サイトいってみた。本当だ。
7月って…。しかも短編集って…。
嬉しいより悲しいが大きい気がする。

短編1作目はyomyom買ったけど、次は買わなかったんだよなー。
1作目がアレだったんで。
短編集かー…。

ラノベ板いってみた。

悲嘆しかなかった…。
えぇ!?　これで新作とはないだろう？（yomyom1作目だけ読んだ）。

既刊の短編があって、半分がこれから書くとして、7月刊行って。

今更、イラストを変えるわけじゃないだろうし、
新作って全然書けてないんじゃ？

>>274
宮部みゆき「ソロモンの偽証」
長かった…けど、久しぶりに続けてあんな量の本読んだ満足感あり。
3巻が失速ってアマでも言われてたので覚悟してたせいか、まったく期待してなかったせいか、最後はわりと感動したよ。
それにしても、個人的に、ヒロインの優等生・涼子が苦手。なんか、こういう子が周りにいたら
表面仲よくしても、内心敬遠しそうだ。男性には受けるタイプなのかな。

弁護人コンビはよかったけど、最後あそこまでやらなくてもいいのに・・・神原君がかわいそうすぎる。
被害者が可愛げなさすぎと言ったら悪いけど、宇宙人みたいで共感できない、もう少し、人間味がほしかった
でも、この小説、最近の宮部作品では一番の力作で評価高いんだよね？

>>272
銀バラ？ ……ってどこで終わってたっけ。
まあ火狩さんファンだった私は、ユメミと鈴影さんが
いい感じになったらしい辺りでそっと去ったんですけどね。

どっちかというとマリナ、てか赤いモルダウ…………
でももうあれはマエタマの埋もれた人同様、もうほっといてやれ
といいたい物件。今更作者が続き書いてもこれじゃない感
半端ないと思うから。

篠田節子「コンタクト・ゾーン」読了
集中して読みたくてお正月まで取っておいた甲斐があった
読みごたえあったわー

この季節になると本の帯が「このミス○位！」とかに変わるのが嫌だ。
あの帯になってから買うのは何か負けた気がするというか、変なプライドがあるわ。
その前に買っておけばいいんだけどねｗ
「解錠師」もう文庫化か。最近ポケミスが文庫になるの早いなー。

>>336
私は帯は捨てるタイプだから気にはならないけど、
映画化とかドラマ化で表紙がソレ仕様になった時の負けた感は半端ないわよ

しかも最近じゃ最初から表紙が漫画絵ぽかったりするのもあるし
そんな表紙だったら最初から「マンガで読む○○！」のほうが潔くて好きだｗ

.

>>335
コンタクト・ゾーン面白いのか…。
手に取って買おうか迷った１冊だ。
読んでみようかな。

似たような話でシャーリー・コンランの「悪夢のバカンス」
これはすごく面白かった。

若竹七海のみんなのふこう、面白かった。
僕のミステリな日常みたいな、最後にいくにつれてピタッと謎が解ける感じ。
コメディなのにちょっとゾクゾクした。

在日カルト宗教団体は、信者や敵対者に対して組織的な威圧、監視、嫌がらせを行い
マインドコントロールしなければ組織を維持、拡張することができません

そのため証拠を残さず、訴えられないように、集団で威圧、監視、嫌がらせを行う「ガスライティング」という手法が必要なのです

在日カルト教団がどのように信者のマインドをコントロールしているのか知って下さい
[ガスライティング　集団ストーカー　カルト]などで検索を！

靖国参拝、皇族、国旗国歌を嫌う人間が多いのは神社神道を嫌うカルト信者が含まれているから。
10人に一人はカルトか外国人
異常に気づけ！

>>333
私も涼子ちゃんは好きじゃないんだよね。かといって、あの
根暗な汚肌さんもヤダし、DQN女の和美ってこもウザかった。
他の作品でもそうだけど、私は宮部さんとの相性が悪いのか
宮部さんが「いい子」として書いてる少年少女がたいてい
「鬱陶しいタイプだなあ」と読んでて胸焼けしてきちゃうんだよねー
今回もそういう意味では楽しい小説ではなかったし読み終えると
大した内容ではなかった気もするけど…長い小説を読んだ！最後まで
見届けた！という嬉しさはあった。

エピローグはない方がよかったな。

>>336
ポケミスは読むときに握力がいるというか
グっと力を入れないと背表紙に近い部分が読めないのが辛い。
文庫と同時発売した作品もあったし、そのうちなくなるのかな。

>>334
いまだにマリナを待ってしまってる
さらに金の大地銀の海が読みたいなと思うけど、氷室さん亡くなったんだなと思い出す
あのあたりのコバルト文庫は売り払うんじゃなかったわ

このスレでは人気なので、反感買いそうだけど、
図書館戦争の主人公の女の子が苦手
がさつで粗暴で意地っ張りで単純で、実際に
身のまわりにいたら面倒そう
図書隊の成り立ちとかもややこしくて、頭に入らなかった
感情移入できなかった

>>342
涼子は良い子じゃなく「ウザい良い子ちゃん」として書かれてるんじゃないの、元々。
どうなるのか見届けたくてぐいぐい読めたけど、ちょっと期待外れだったね。

最後にタイトルがバチっとはまったら格好良かったんだろうけど。

>>345
主人公苦手だけどルームメートも本性見せないとこが苦手。
というか話はキライじゃないけど好きなキャラがいない。

>>347
私は「キケン」で主人公が先輩に向かって「あんた」って言うのがやだった。
時々出るよね。「あんた」

>>345
私も図書館戦争だめだった。ついでにとなり町戦争も。
人気作でも自分好みでない本はあるよね。

ここではﾌﾙﾎﾞｯｺだけど湊かなえの夜行観覧車は面白かった。
ヒロイン主婦のイタさと高級住宅地の金持ちだけど変人、みたいな婆さんの対比とか
ちょっとコミカルな味もあって、湊作品の中じゃいい出来だと思う。

高村薫の『冷血』読んだ
「とまれ、」「否、」がとても多かった

>>350
そういうの気になり出すとすごくなるよね、しまいには出て来ると吹き出しちゃったりしてｗ
私は大江健三郎の長編に「汗みずく」が２、３回出ただけで吹き出物を探り当てたみたいにじわっと来たな

篠田節子は個人的にハズレがあまりない作家。
音楽とか絵画系の芸術ネタはあまり好きじゃないけど、そのほかは
どれもこれも面白かったな。
コンタクトゾーンもそこそこ面白かったけど、弥勒の方が読み応えはあった。

丁度今篠田節子の『仮想儀礼（上）』を読んでいるところ。
まだ上の前半だけど、ちょっと都合の良すぎる始まりかたって気がするけど
これから盛り上がるのだろうか・・・

>>353
下巻になると盛り上がるよ。
上巻はいんちき教義がだるかったので、その部分は斜め読みしたｗ

曽野綾子作品で「修道院/修道士/修道女/聖書」
三浦綾子作品で「タコ部屋」
小松左京作品で「楚々とした女」
村上春樹作品で「精液」
村上龍作品で「半島」「在日」が突然出てくると吹いちゃうんだよな……ほんとに好きなんだなーって

コンタクトゾーンは予備知識なしで読み始めたから
展開にぶっとんだｗ

篠田節子は絹の変容、夏の厄災、神鳥とか面白かったな。
弥勒やゴサインタン辺りから重厚すぎて読み切るのに体力使うようになった。

>>353
でも、上巻読んでおかないと下巻のカタルシスが足りない罠…。

>>349
夜行観覧車はあやかだっけ？
ドルオタっぽい中学生にすごく腹立った

連投だけど皆さん月々何冊ぐらい買ってる？
やっぱり図書館で試し読みしてよかったような作品を買うとか
作家買いするとかかな？

山本周五郎、最近立て続けに3冊読んで、長編の｢ながい坂」読んでるんだけど
何この主人公。全然感情移入できない。
このまま変わらないまま終わるのか、それとも変化があるのか。

>>354
>>358
ありがとう！
取りあえず下巻を楽しみにしてます！

仮想儀礼は、下巻より上巻の方がだいぶ面白かったなぁ
私は。

>>345
図書館戦争というか有川浩自体がここでは叩かれてない？
私も実際、有川苦手。植物図鑑とか、恋愛してる人たちみんなセリフや行動がカユイ。

「きみはいいこ」読了。
読むのが辛かった。
どこか身に覚えのある、虐待まではいかないけど、してしまった子供への仕打ちを思い出して猛省した。
子供への苛立ちとか、独居老人の日々とか、老いる母との生活とか、
この板にいるような年齢の人なら何かしら感じるんじゃないかな。
柔らかい描写があたたかくて、この作者好きだな。小川洋子や瀬尾まいこを思い出したんだけど、瀬尾まいこと同じ坊ちゃん文学賞の受賞者だった。

有川浩、本編はそこそこ面白くていいんだけどあとがきでげんなりするわ
あとがき読まなきゃいいのかしら…

山白朝子（乙一）読み終えたけどうすっぺら〜

>>342
>>346
宮部作品の女の子が特に苦手。
涼子って、一目置かれる存在なんだろうけど、なんか男たちが皆ヘイコラしてい嫌だｗ

それにしてもあんな理想と正義に燃える中学生達いたら、怖いわ。教師になりたくないだろうな。
あの判事、大学生でもないわ。

仮想儀礼の前編は、ジェットコースターが落ちる前にギリギリと登っていくような恐ろしさを感じたよ。
弥勒や聖域を読んでいたので、順風満帆なまま終わる訳ないと予想できた。
篠田節子さんの宗教観はとても好きだ。あとオカルト観も。

>>365
山白朝子はどの作品もなんだか本当に薄っぺらい。
中田永一はものによるかな。
百瀬こっちを向いて、と朝比奈くんは乙一のストーリー書き方そのままで好きだけど、くちびるに歌をはイマイチ合わなかった。
やっぱり乙一本が読みたい。
なんか集英社とのトラブルで乙一名義つかえないんだっけ。

>>361
就職してすぐの苦しい時期にバイブルのように読んだ
有能な主人公に感情移入しまくりｗ
最後の方は少し思ってた方向とは違う方にいったような記憶がかすかに

>>364
私は逆に、きみはいい子はダメだったよ。
胸くそ悪くて。
口当たりよく、きれいに書かれてるのが、
偽善ぽくて。
そんな綺麗事ですますなよごるぁっていらいらした。
他人事な視線がすごくいやだった。

この本を、すごく感動したと支持してる私の周囲の人達は若かったり、独身男性がおおいの。
キジョは感想ボロクソ、フルボッコだった。
だから、364さんの感想が意外性があって興味が湧きます。

>>365
あとがきにうんざり、私は坂木司だわ。
和菓子のアンも面白かったのに、あとがきで何か作者のイタさを感じてしまった。

>>370
世代によるかもしれないね
私は作者と同世代だけど、すごくよかったと思ったよ
子育ての話とか、確かにありがちではあるけど
ちょっと年上の作家さんたちの、アタシと仕事とアクセサリーとしての子供と不倫みたいな話に飽き飽きだったので
リアルに感じられて心地よかった

お涙頂戴の展開も、ずるいけど、ワザだなあと感じられた次第

また、ラストの母親との葛藤の物語
これは後味のよくない終わり方をしていて
本来、この作家さんはこうしたお話が書きたいんじゃないかと思った
普通に良作だと感じたかな

眠れない夜に退屈したら、自分が昔読んだ本の感想をググってみる
私は純文学好きなんだけど、すごくレベルの高い感想が多くて、自分が全く気づかなかった伏線とか仕掛けとか解って、嬉しいような悲しいような(気づかなかった自分の頭の悪さが)
で、専門家の解説より読みやすいし、分かりやすいし、簡潔で助かる
そんでまた再読しよう！って気持ちになる

山本甲子「わらの人」

小心者のちゃぶ台返し
短編集だけど、面白かった
買うほどじゃないけど

昭和、平成なりたて頃の本って文字の大きさも値段も手頃でいいね
今の本って文字はやけに大きく値段も高くて・・・

有川、図書館戦争の色んな台詞入ったポップを本屋で見たけど
それ見ただけでも全く受け付けなかったなぁ
台詞が寒い痒いって思うのよくわかる

今更ながら宮部みゆきの「小暮写眞館」読んだんだけど
なんか文体ちょっと変わった？
最初の方、あんまり宮部読んでる気がしなかった
主人公も今までの作品よりは今時っぽい感出てたしちょっと若返った・・・のか？

本棚を整理して見つけた

パーカーパイン登場
アガサクリスティ著

中学生くらいの頃買ってそのまんまだったけど
かなり面白かった。

>>363
下巻はかなり話が動くよね。
正直、上巻の時点であの展開は思いもつかなかった。
かなりグサッと来る。

けど、まあ篠田作品だし、といわれればそれまで。

>>307
あの小説は戦争や特攻を単なる主人公讃歌の道具として使ってるだけ
当時を生きた人への敬意が全く感じられない、つまらないというより不愉快で大嫌いな小説だ。
百田の糞みたいな創作より、戦時下の事実に基づいた資料や手記を読んだ方がよっぽど号泣出来るよ。

>>379
307さんは別に戦争資料や手記を読みたいわけではない。全くジャンルが違うよ。
なんか的外れな指摘だ。
永遠の０未読だけど、二人の意見が真っ二つなので読んでみる。
私は資料じゃなく小説を読みたいからこっちにするわ。

百田は「永遠の０」より蜂の本が面白そうだよ

ここの奥様の「アンナ（ウロ）頑張るのよ！」とかいうレビューで沢山の人が
読みたくなったと思うわ
永遠の〜は感動して泣くには狂言回し的な大学生がつまらない
普通に書いた方が面白かったのでは？

>>381
「マリア」でござるよ
あれだけは評判良いね


「東京プリズン」読み始めたんだけど、予想と違った
直木賞だと思ってたら芥川賞だった、みたいな
（賞とは関係ないけどイメージがそんな感じ）
いま体力的に直木賞系を読みたかったので
コレジャナイ感でなかなか読み進められない

永遠の0は主人公の姉がライターの設定なのに
小学生並みの無知さで引いた

女のライターなんてこの程度ｗと思って書いたんだろうなー

>>380
いや、百田さんの小説への姿勢には私も疑問を感じるから
379さんの言いたいことはなんとなくわかるよ
モンスター読んだけど、カスみたいな話だったし

ちなみに、特攻隊のエース、坂井三郎さんを描いた「大空のサムライ」は面白いよ
現代でも、どこかの国の空軍で、資料として読まれているんだとか

私も379さんの言いたいことはわかる
けど、永遠のゼロは感動して読みました
私は恥ずかしながらあまり戦争ものを読んでこなかったので、そうじゃない人には陳腐に感じるんでしょうかね

大空のサムライ、この間買ってきてあるので今読んでるのが終わったら読むんだー

永遠の０は途中は面白くなかったけど読むのが苦痛というほどではなかった
最期のあの打明話みたいな部分はよかった

風の中のマリアはここをみてなかったら買わなかった
紹介してくれた奥様に感謝

永遠のゼロ、「きけ、わだつみのこえ（正・続）」「大空のサムライ」（坂井三郎）「戦艦大和の最期」（吉田満）
「零式戦闘機」「零戦燃ゆる」「マリコ」（柳田邦男）あたりを学生時代読んでたので
作中老人の述懐シーンのデジャヴったらなかった…ｗ

あまりにもそっくりそのままなので、「ご老人、あなた戦没学生の手記からご自身の体験だっつってパクったでしょｗ
亡くなられた方に失礼だからそういうことしちゃいけませんよｗ」と姉弟がいつツッコむかと思ったぐらい
失礼なのは作者なんだけどね……

私は特に戦争に興味しんしんだったわけでもジャーナリスト志望だったわけでもなかったので
姉の無知ぶり、それを誰も指摘しない不自然さにはひどくびっくりした

うん、私も引っかかる点や稚拙な点を言いたいのは分かるけど、
「永遠の0」は途中から最後まで号泣しながら読んだ。
戦争もののとっかかりとしてはいいのでは？
現代部分の登場人物については印象にない。ただそれだけ。

>>387
誰も指摘しないっていうのは読者じゃなくて、作中のキャラが、です

ボックス！もモンスターも失笑ものだったからもういいやと思ったけど
風の中のマリアは面白いのか…読んでみようかな

kindle買いました
うれしくってつい、無料の夏目漱石とかダウンロードしてしまう
いままで後回しにしていた古典、たくさん読もうと思ったよ
とりあえずは、「こころ」を読みます

私もキンドル欲しいと思ってるけど、なんとなく踏ん切りがつかなくてまだ買ってない

電子書籍はまだ不安の方が大きいかも
端末自身の耐久力と規格とか何年使えるかわからないしね

>>387
> 作中老人の述懐シーンのデジャヴったらなかった…ｗ

自分もだ。
あまりのデジャヴっぷりにこれで泣ける人たちはそういう物を
読んだことがない人なんだろうなぁと思った。
だるくなってきて、老人の述懐部分を斜め読みするようになった。
でも、まぁ、こういうので泣ける人っていいなぁともちょっと思う部分が
無いわけじゃないｗ

青空文庫の夏目漱石の「こころ」を、kindleで無料で読みました
フォントを自在に大きくできたり、自分好みに画面の明度を変えられたり、
快適な読書でした

感想です
「私」と「先生」の関係を穏やかに描いた前半よりも、「K」との関係に焦点を
絞った「先生」の後半の独白が、とにかく圧倒的でした
「お嬢さん」を間に挟んだ葛藤がとてもリアルで、読んでいて心臓が痛かった
怒涛の心理戦、手に汗握りました
明治のインテリの恋愛・人生が現代に読んでも違和感なく、普遍的に書かれている
ところに漱石の偉大さを感じました
女人のやわ肌に触れることなく、覚悟はある、と呟いて逝った「K」が不憫でなりません
遺された「先生」が生きた地獄も重たい
描かれていませんが、「先生」の遺書を読んだ後の「私」は、一気に老成した
顔をしていたでしょうね

>>328
ここ既女板ですけど…

ID:cX5IXrRo0は三時間ちょいでこころを読了したのだろうか

斎藤美奈子の書評で興味を持って、『屠場文化 語られなかった世界』を借りてみた。
（漫画だけど）『百姓貴族』とか『吟の匙』が好きなので興味を持って読めそう。

>>394
私は今になって思うと先生の妻（お嬢さん）がかわいそうだと思う
結婚してからずっと距離をおかれて、子供もできず、なんとなく理由を
察してはいるものの、打ち明けられることもなく、勝手に苦しんで、
突然現れた書生にだけすべて打ち明けて、身勝手に死ぬってひどい

われらが背きし者っておもしろい？
誰か読んだ人いないかな

こころは夏目漱石の作品の中では愚作だと思う
もっといいのがあるよ

>>380
>全くジャンルが違うよ

全くは違わないでしょ。
永遠のゼロ自体、戦争体験者の手記や当時の資料をベースにしているし。
自分も期待して読んだけど外れだと感じた。
小説よりも当時のノンフィクションを読んだ方が感動するという意見はよくわかる。
百田さんによって追加されたフィクション部分やキャラが余りにもダメすぎるから
わざわざ小説にした意味が感じられないんだよね。

資料、手記とフィクションはジャンルが違うのでは
フィクションとして成功してるかどうかは別として

>百田さんによって追加されたフィクション部分やキャラが余りにもダメすぎるから
>わざわざ小説にした意味が感じられないんだよね。

これにつきると思う
例えば「大黒屋光大夫」の生涯について
吉村昭「同上タイトル」と井上靖「おろしや国酔夢譚」があるけど
吉村の方が史実にのっとって正確なんだけど
小説として感動するかというと、そうではないという感じ
筆力と想像力が百田に不足しているから、小説として物足りないの

>>400
>>380さんは、
単純に事実を元に起こしたフィクションと
ドキュメントとしてのノンフィクションでは
全く違うと言ってるんだと思う。

>>402
あー！羆嵐読みたくなってきた！
来月出産予定なんで、赤さん出してから読むつもりなんだけど
知ってるんだしもういいかな
(臨月の奥さんが殺されるシーンが怖いので自粛中)

映画だけど、プロメテウスも延期中なの

>>379の書き方は
その小説に感動した人はおかしいみたいな書き方だから
百田の小説がどうであれ何だか嫌な感じがする
本を読む事が好きな人だったらもうちょっとレスをもらった人が
「だったらノンフィクションも読んでみようかな」って感じのレスをすればいいのにと思った

羆嵐は怖い怖いと散々きいてたから期待しすぎたのか、読んだ感想は
特に怖くはないなあ・・・だった。

あぁぁ〜なんかスッゴイ面白い本を読みたいよぉーでも無いよー
色々読み過ぎて、既視感を毎回感じる。
どらえもーん。面白い本ください。

>>407
筒井康隆 驚愕の曠野 旅のラゴス
この辺どうかな？

>>407
北杜夫の奇病連盟
中学時代大笑いして、友だちに勧めたら彼も大笑いしたと言ってた
ぐぐってヒットした２つ目のブログに、中学時代大笑いして、１５年経って読み返したら昔ほどは笑えなかった
とあるので、そこがちょっと心配ではあるけど

>>407
そんなになるまで沢山読んでるなんて凄いですね
逆に奥様のお勧めを教えて欲しいw

「禅寺モノ語り」玄侑宗久編

もともとは臨済宗妙心寺派の機関誌に、36回にわたり連載されていた
文章を一冊にまとめた本。
禅寺にまつわるモノ（鳴らすもの、着るもの、行ずるもの、かざるもの）を
ひとつひとつ、その成り立ちから紐解き、その変遷を追うことで自ずと見えて
くる禅の世界の一面を描いている。
執筆者は8名の精鋭の学僧で、平明な文章はやさしく読みやすいと思った。
私たちが暮らす俗世界と、禅の精神世界を結ぶ多様なモノたち。
そのモノの歴史と成り立ちの背後に、豊かな文化を読み解くことは、とても
静かで幸せな時間だった。

有川の「3匹のおっさん」軽い感じで読み終わった。
高齢父の理想の娘が、なんというかモロに男性の夢的な設定で微妙にこそばゆいw
（妻は亡くなっていて）
年頃の見た目も可愛い娘が父親の心配をしながら家事を完璧にこなし
性格も良く・・・そんなにあれもこれも盛らなくてもwというくらいだった。
若妻＆年頃になっても離れて行かない娘像をミックスさせたような設定。
性的表現はレイプ未遂で他人経由の表現しているという抜け目無さw

「チカーノになった日本人」　KEI著

ヤクザの構成員だったKEI氏が、FBIのおとり捜査にひっかかり、北米で服役し、
刑務所のなかでサバイバルする過程でチカーノ（メキシコ系アメリカ人）の
ギャングスタと濃く熱く交流。
出所後はヤクザと縁を切り、日本でチカーノ文化（近年、若者に人気）の
店を開くまでの手記。
北米の刑務所のなかの、独特のカルチャーや人種間抗争、アウトロー特有の
価値観が面白い。
豊富な写真が、いかつくてリアル。
危機に際した時の、KEI氏のサバイバル能力は大したものだと思った。
語り口は終始、率直で飾り気がない。
修羅場を語る際の何でもない口調には、淡々とした凄みさえ感じた。

「ティンカー･テイラー･ソルジャー･スパイ」　ジョン・ル・カレ著　菊池光訳

70才の老スパイ・スマイリーが主人公の滋味あふれる老いの風景…とはいかない、
入れ子細工のように込み入った謎解きの、特別なスパイスリラー小説。
英外務省直属の諜報機関サーカス（ピカデリーサーカスにあることから
そう呼ばれる）が舞台。
登場人物はみな、陰影に富んで忘れ難い。
同じ英国人スパイの007とは正反対の、地味で目立たない主人公スマイリーが、
読み終わる頃には、数十年来の知己に思える。
抑えた筆致で淡々と事実を積み上げていき、それが最後の最後にかっちりと
歯車が噛みあって、大団円を迎えるカタルシスは病みつきになりそうなほど。

>>407
読んでる最中「うわー、どうしよう面白すぎる」って思い続けた本として
真っ先に思い出すのは、小林恭二の「ゼウスガーデン衰亡史」だなー
想像力と描写の奔流！という意味ではミルハウザーに似てるかもしれないけど、
もっと徹底してエンターテインメント、で、皮肉も効いてる

「一度記憶を失くしてからもう一度味わえたら！」って思う本ってあるよね
特にミステリ
「魍魎の匣」とか「風の古道」とか「クリスマスに少女は還る」とか、
初読の衝撃というか喜びをこれから味わえる人が本当に羨ましい

マークスの山を読み始めたが、いきなり躓いた。
登場人物をフルネームで呼んでいたのに
いきなり「男は」に変わったりするので、
混乱する。この作家とは相性悪いのかも。

あるねそういうの
私は中上健次がちんぷんかんぷん

高村薫の文章はいつも「○○でもなく○○でもない、なにものかだ」の言い回しが
気になるｗ
何者なんだよ、とツッコみたくなる

>>417
自分も中上健次の文章が全くダメだ。字面を必死で追っているのに内容が全く頭に入って来ない。あれを何冊も
読破して、考察や研究までできる評論家ってすごい。

>>418
高村薫は高校時代まで国語が大嫌いで国語が入試科目にないという理由でＩＣＵを受けたんだよね、確か。
そんな高村薫の名言が「私は小説を個人的に楽しみのために読んだことは１回もない」

では何のために読むのかな。
自分の書く小説をより高めるための参考書として？ 面白いな

>>416
高村薫がジョン・ル・カレの「パーフェクト・スパイ」の文庫版の解説をしていて
この作品を手放しで激賞しているんだけど、この「パーフェクト・スパイ」がまた、
主人公の人称が途中でころころ変わるややこしい小説なんだ
主人公が一人称で語っているかと思ったら、次の章では三人称で彼と呼ばれていたり
そういう実験的な書き方の物語が好きなのかもしれない

>>419
たしか高村薫は、以前、中上健次の小説や文体を褒めていた
難読の作家同士、ウマがあうのかな

>>406
わたしもだw
期待が大き過ぎたせいか、冷静な目で読んでしまって、まるで
シートン動物記か何かのヒグマの生態を読んでる気になってしまったよ〜

ゴメン・・・sage間違えてしまった。

>>414
ジョン・ル・カレって読んだことなくて
菊池光の訳なら読んでみたいのだけど
フリーマントル好きの自分に楽しめるでしょうか？

>>417
私は高村薫は最初のうちこそ真面目に文章をおっていくものの、途中から目が滑るようになって
でもストーリーは気になるんで、読み飛ばしながら最後まで読むって感じなんだけど、
中上健二は大好きで、好きな音楽を聴いているような気持ち良さがあって何度も読み返して楽しい
本当に人それぞれだね〜
ちなみに何度トライしても最後まで読めたためしがないのが、ガルシアマルケスの「族長の秋」
「百年の孤独」のほうはしんどいながら意地になってがんばったけど、ラストが素晴らしかったので報われた

羆嵐よりドキュメント本の「慟哭の谷」の方が面白かったな

羆嵐みたいに小説仕立てにされているより、実際の三毛別の事件のwikiの記述を読むほうが怖い
「慟哭の谷」面白いなら読んでみよう

>>427
書いてあることは羆嵐とほぼ同じですよ
wiki読むのとそう変わらないかもｗ

執筆時にまだ生存していた関係者への聞き取りによる図解とかあるので
羆嵐より生々しく感じました

中上健次はリズムに乗れるととたんに読みやすくなるよ。
秋幸三部作はリズムに乗れないとかなり読むの辛いけど、「鳳仙花」は他の話より文体にくせがなくて読みやすかったと思う。

>>426
「慟哭の谷」も読んだけど、小説の方は面白すぎて怖すぎて、何度も読み返している。
羆と対決する猟師の造形や描写など小説独自の脚色が素晴らしく
ノンフィクションにはない面白さがある。
それ以外は当時の文献に基づいた事実の列記なんだろうけど、
淡々とした筆致なのでかえって鬼気迫る怖さがあった。
ジャンル違いだけど、矢口高雄の漫画も凄かったな。

>>422
わかる。
羆嵐は怖かったり興味深かったりして好きなんだけど
読んでいる間、子供の頃に読んだシートン動物記の
ハイイログマの一生だったかな？そういう熊物語が
ずっと頭に浮かんでいたｗ

森に眠る魚を読み始めたけど、いまいちのれない。
これから面白くなるのかなあ。

>>432
私もその微妙にのれないかんじが最後までずっと続いたな。
全体的にジメジメした陰湿さというか。
あっさり読めたけど感情移入も感動もしないしスッキリもしない。

女同士のママ友グループって、結局のところ見栄の張り合いや
上っ面だけの付き合いが多いんだろうな。くらいの感想。

角田光代は読み易くてすらすら読めるけど、何も残らない感じだよね
実際の事件をヒントに書き散らしたみたいな…
「八日目の蝉」はわりと良かったけど、森〜も対岸の〜も薄っぺらい

有吉佐和子「針女」
お針子以上養女未満で仕立屋に暮らす女の戦中戦後
面白かった

貴志祐介
クリムゾンの迷宮

貴志祐介はあんまし好きじゃなかったんだけど
読んでみたら良かった。
一気読みしてしまった。

>>424
フリーマントルがお好きならば、きっとジョン・ル・カレも
お気に召すんじゃないかと思いますよ
おっしゃる通り、「ティンカー、テイラー、ソルジャー…」は、
菊池光さんの翻訳を強くおすすめします
2012年に出た村上博基さんの新訳は、残念ながらあまり良い訳
ではありませんでした
年をとって衰えられたのか、お弟子さんに丸投げされたのか、
仔細はわかりませんが、惜しいことです
（1987年の「スマイリーと仲間たち」の村上博基さんの翻訳は
本当に素晴らしかったので、余計に…）

>>432
読み始めは登場人物が多くてとっちらかるけど
中盤辺りから面白くなるよ。わたしの去年のベスト１だよ

>>432
その本、育ちの悪い某が他の誰かの部屋に入って
冷蔵庫勝手にあけて、入ってた飲み物に口つけて飲んだ描写しか覚えてない。

>>435
面白いよね。小学生の時に流行ったゲームブックを思い出してしまった。

「クリムゾンの迷宮」私も好きだ。
ちょっとエグい所もまたゾクゾクしていい。

>>432
私てきには結末が微妙でモヤモヤしたけど（白黒ハッキリつけたい性格なので）
でも時間が経ってから、この結末・展開の良さがジワジワ分かって来た。

>>430
吉村昭の文ってクセになるよね。
うまいわけじゃないのに引き込まれてしまう。

吉村昭は漂流物ではまった。ドラマチックじゃなくてそこが良いんだよね。
あの淡々とした文章が素材を活かすというか。
短篇集、秋の街」もよかったよ。

クリムゾンは冒頭でガッカリするが、
展開を期待して読み進めれば
満足する。ダークゾーンは、冒頭が全く同じで
展開を期待して読み進めると、壁に
投げつける結果に。

>>443
私の中の怖い小説ベスト１が吉村の漂流だわ。
読むのが、しんどかったけど。
世界中の人が全員死んでしまって、自分だけ生き残ったら・・・を地で行くような小説だものね。
実話だし。

市立図書館が新しくなったんだ。棚に余裕があって、これからほんとにまだまだ蔵書増えるのね〜と嬉しくなったｗ
いままで、古〜い建物で天井が低くてこじんまりとしてて、棚にぎっちぎちに本が詰まってる図書館に30年近く通い続けた身としては、
急に最新式になってこそばゆいのと同時に、妙に感慨深い。

しかし難点は駅ビルなので、車でいくと長居できないとこ。
一人がけチェアが陽当たりよくて座り心地よさげで、あそこで読書がしてみたい。
でも家の方が飲み物もあるし寝転べるし、落ち着けるかなぁ。
寝転ぶと目が悪くなるよね。みなさんどんな体制で読んでる？

>>437
まさに今そんな感じ。
登場人物がごちゃごちゃでなんかよくわからんしのめりこめない。
繭子って人が変な若い主婦っていうのしか覚えてないＷ
でも面白くなるの期待して頑張って読もう。

>>444
ダークゾーンはほんと酷かった。
貴志は大好きな作家だけど、ガラスのハンマーとか推理物と
ダークゾーン、悪の教典は嫌い。

推理物は貴志が書かなくてもいいんじゃ？とは思うけど別にいい
悪の教典はハスミンのキャラ立ちぶりで面白く読めた（コメディとして）
でもダークゾーンだけはほんとに壁本だったな…

硝子のハンマーシリーズとダークゾーンは私も好きじゃなかった。
悪の教典は主人公が好きなこともあって楽しめたんだけど、
防犯探偵（だっけ？）シリーズはヒロインと主人公がすごく嫌いで。
貴志作品のキャラなんて基本類型的なのに、（ヒロインなんて特にそうだ）
なんでこの二人だけこんな苦手なんだろう。

ハスミンの声がルー大柴で再生されて
全く入りこめなかった。悪の教典。

>>449
＞防犯探偵（だっけ？）シリーズはヒロインと主人公がすごく嫌い
わかる。全く魅力が感じられない。
貴志作品はキャラの魅力よりストーリーで読ませる方だと思うけど
肝心のストーリーが興味を惹かない…

「悪の経典」「ダークゾーン」は結構面白かったけどな。
「新世界より」は色ボケ少年少女のエロが苦手で途中で投げ出した。

>>451
そう？新世界よりは今までの総まとめって感じ
色ぼけっていうよりそれが日常になるほどストレスを受けてるという歪曲的な表現が上手いと思う

一部分だけ否定したくような箇所ならどんな本にも何かしらあるもんでしょ。

ストレス発散方法として一番ベストな方法がスキンシップというだけだし
色ボケというのは違うんじゃ…

「新世界より」のあの世界では必然なんだと分かってはいたものの
こういうのを書きたいだけだったんじゃという思いも拭えなかったｗ
いや、面白く読んだんだけどね。

>>452>>453
＞色ボケ
いや…あくまでも自分が受けた印象がそんな感じだったってだけで。
まあそういう世界観を狙ってるんだろうけど、描き方がね…
スキンシップってよりも、いかにも中年オヤジ的イメージのエロさでなんか気持悪かった。
必然性の無いウケ狙いって感じ。
好きか嫌いかで言ったら、自分は嫌い。
エンタメ的には一部面白かったから最後まで読みたかったんだけど、どうにも受け付けなかった。

貴志の推理物は自分の中では壁本。
新刊が出たーと思って喜んで借りたら、推理物でものすごいがっかり来た。

追加

自分は貴志作品のなかでは初期の「黒い家」「天使の囀り」が一番好きだから
>>452さんのように「新世界より」が貴志作品の総まとめとされるのはちょっと違和感。

私は「黒い家」「天使の囀り」「新世界より」がマイベスト３貴志だわ
次点で「クリムゾンの迷宮」
「ダークゾーン」は壁ｗ

総まとめといえるのかはわからないけど
貴志のSFルーツとか生物知識薀蓄とかホラーとかアクションとかエロとかｗ
総ぶち込みの大作ではあると思うよ＞新世界

「新世界より」は子供向けなので、ある程度のエロ要素は要るのよ
世界を構築するのにエロ無しは可笑しいでしょうに…
歪んだ空間に飲み込まれる描写が上手い

結末はちょっと泣いた
「黒い家」がベストワンなのは同意だけれど
天使〜は虫苦手なので嫌い、ハスミンは下らないけど面白い
ダークゾーンが壁本と言うのも、わかるわ〜

>>459
いやいや奥様。あれが子ども向けっつーのもどうかと思いますのよ

子供がコミュニケーションのひとつとしてエロ行為、には何とも思わないけど
（そういう世界としてちゃんと描写があるので）
「少年少女エロの正当な理由思いついたエヘヘヘ」な貴志がチラつくと嫌かもｗ

>>461
> 「少年少女エロの正当な理由思いついたエヘヘヘ」な貴志がチラつくと嫌かもｗ

悪の教典のエロシーンのときに貴志がちらついて気持ち悪くなった。

>>461
新世界のエロは一応必然性があるけど、必然性があるとこがムカつくのかもｗ
エロ書きたいがためにそういう設定にしやがって！みたいなｗ
一回しか読んでないからそんなに覚えてないけど、女子同士の行為には設定的に必然だったけど、
主人公同士の初体験にはそんなことしてる場合なのお前らと思った覚えがある
単に貴志が切羽詰まった状態での濡れ場が好きなのかな…
（悪の教典の修学旅行とかISORAとかクリムゾンの迷宮）

あと青の炎の主人公の無駄な非童貞設定にイラッときた
どうでもよすぎて人には言えない感想ｗ

>>455さんはどこまで読んだのかしら
図書館が出てくるあたりから面白くなってくるんだけどなぁ
それまでは、エロより何より
「これがあの悲劇の原因となるなんて、その頃の私たちは
思ってもいなかった」的な、火サスかよ！と
突っ込みたくなる独白の繰り返しが気になって仕方なかったw
でも、最後のオチは気づいてなかったので
素でびっくりしてちょっと泣けたわ

>>436
遅くなりましたが、ありがとう！
読んでみるわ。

貴志は青の炎と新世界とISORAしか読んでないけど、
評判の良い黒い家と天使の囀りとクリムゾンの迷宮あたりを読んでみようか
迷い中。
グロやホラーが苦手なんだけど既読のもの程度は大丈夫だった。
私は貴志作品を読み進めても大丈夫でしょうか？

>>464
私も思いながら読んでましたｗ
＞火サスかよ！
そしてオチに気付かず素でびっくりしたｗ
考えながら読んでたのにー

「新世界」自体は好きな人も多いけど嫌いな人が多いのも頷ける。
でも、>>459さんの子供向けだからエロ要素がいるという意見には賛成できないな。
その言い方だと、子供も作者も、さらに作品を好きな大人も馬鹿にされてるような気がする。
エロが無くても、子供にも大人にも読める面白い作品はたくさんあるし。