皇室御一行様★part2449

週刊朝日2012年11月２日号
10月20日　皇后さま78歳に
“国母”となった美智子さまの円熟味

・10月13日、除染作業視察のため福島県川内村を訪ねた両陛下
・「ありがとう。子供たちのことをよろしくお願いします」
　　と女性教員らに語りかけた美智子様
　　わが子のめんどうを見てくれる相手への母としての感謝の言葉のようだった

・被災地で話をする相手は、年齢・性別・被災状況がそれぞれ違う
　美智子様はそうした状況を素早く把握、相手によってかける言葉を変えている
・元国際看護士協会会長・現高知県立大学長の南裕子氏へ「災害ボランティアナース」
　の始動状況について、震災翌日問い合わせた美智子様
　「どこの災害であっても強く心を寄せておられる」南裕子
・被災地の子供に本を届ける活動をしている末盛千枝子氏には、４冊の本を届けた
　（三がつひなのつき・龍の子太郎、を２冊づつ）
　　その後も３回に渡って本が送られてきた

・美智子様と被災地を語る上で欠かせないキーワードは「花」
・昨年の美智子様の誕生日、宮内庁は皇居に咲くハマギクと両陛下の写真を公開
・このハマギクは97年、両陛下が岩手県大槌町訪問の際贈られた種を植えたもの
・同町町立図書館・城山図書室の責任者・佐々木健氏はハマギクの花言葉を調べ驚く
　「花言葉は『逆境に立ち向かう』復興に頑張る町民への美智子様からのメッセージだと感じた」
・美智子様は今年の誕生日の文書でも被災者を気遣った
・美智子様の言葉からにじむ優しさは、皇太子妃・皇后として長い歳月を経て生み出されたものだろう

２ページ・永井貴子記者。