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可愛い奥様:
三笠宮さまが語る夫妻の絆「家内は私の前見人です」 工藤美代子(ノンフィクション作家)
・8月31日、三笠宮は聖路加国際病院をご退院。お元気な姿を見て安心
・三笠宮ご夫妻と初めてお会いしたのは6年前、貞明皇后の本のためのインタビューをお願いした
・三笠宮のおそばにはいつも百合子さまのお姿があった。御年を召して始めた日本舞踊も二人三脚
・「世間では後見人という言葉があるが、うちの家内は前見人なんです」
・意味をお聞きすると、「私が踊る時は家内が前方から見てアドバイスしてくれるから、前見人」とにっこり
・インタビューを終え、帰る時もお二人でお見送り、門で振り返るとまだこちらをご覧になっていて胸が熱くなった
「福祉の現場監督」から届いたドライシャンプーと瓶詰食品 白江浩(重度障害者自立支援団体常務理事)
・6月13日、宮邸でのお通夜で寛仁殿下にお別れをした
・殿下とは福祉を通じ、40年近いお付き合いだった
・常々「自分は福祉の現場監督でありたい」とおっしゃっていた
・私の関わる自立支援施設は仙台にあり、東日本大震災の翌日には殿下からご連絡があった
・「ライフラインが機能していないので頭も洗えず、冷蔵庫も使えない」と言うと、
すぐにドライシャンプーや瓶詰食品が送られてきた。
・2カ月後には仙台の施設まで来てくださり「また手術するんだ」と軽くおっしゃって愚痴めいた言葉はなかった
永井貴子記者。5ページ。詳しくは本誌をどうぞ。