■TPPの参加交渉に反対の奥様★10■

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965可愛い奥様
>>941
上の方は今となってはガセです。
それは今年の春の自民党の考え方です。安倍新総裁以降の今選挙の公約は
(1)政府が「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り交渉参加に反対する。
のみです。
安倍も自民党幹部もこれ以外を絶対に口しませんでした。

TPP参加にあたり、以前は問題化していた
(2)自由貿易の理念に反する自動車などの工業製品の数値目標は受け入れない。
(3)国民皆保険制度を守る。
(4)食の安全安心の基準を守る。
(5)国の主権を損なうような投資家・国家訴訟(ISD)条項は合意しない。
(6)政府調達・金融サービスなどは、わが国の特性を踏まえる。
については公約ではないので自民党は守る必要も義務もありません。

民主党を嘘つきとさんざん攻撃してきたので
自分達が嘘つきと呼ばれることだけは絶対に避けたいでしょう。
TPP参加反対を謳いながらその反対に条件付けしておけば
TPPに参加しても条件さえクリアしておけば嘘にはなりません。

>「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り交渉参加に反対する。

例えば日本の特殊性で泣き付いてお米の関税を確保できたら
参加条件クリアで公約違反にはならないようになっています。
これってその先の(2)から(6)を引き換えにすれば簡単ですよね。
相手国側もこんなつまらないことで日本を逃がしますか?

ここから先は本当の交渉力です。
もしかしたらもっと関税聖域を増やしたり(2)から(6)のどれかも守れるかもしれません。
しかし何も進展が無く参加のギャラの関税聖域を一つ得ただけでも
大手を振って自民党は公約を守りましたと言えます。