【保存のみ】大津いじめ重要レス6【貼るだけ】

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47可愛い奥様
しまい込んだメッセージ 大津・いじめ事件A
「殺人者に仕立て上げられる」 加害者の「烙印」に反発

 健次が自殺した2日後。同級生のてっちゃんの母は健次の父にメールを送った。
「ご自分を責めないで。少し歯車が違えばどの家にも起こり得ること。
私もひどい親。周囲のフォローで今までやってこられた」
 当時はPTA役員。健次の父とは連絡を取りはじめたばかりで、健次一家の別居を気に掛けていた。
もう少し互いの家庭の様子を把握していれば、と後悔を伝えた。
四つの小学校区の生徒が集まるマンモス校。
集会では「クラス通信を発行するなど親同士が知り合う工夫が必要」と提案した。
 だが、わが子が健次をいじめたとは考えもしなかった。
健次の父からの返信で疑いの目が向けられている、と悟った。
健次が家に遊びに来たり、泊まったりしたとき、てっちゃんと床やソファで折り重なるようにごろごろして笑い合う様子を見て、
仲良しの友人同士としか映らなかった。
 いじめのうわさは瞬く間に広がった。周囲に避けられたてっちゃんは、学校に来られなくなった。
ほかの2人も同じだった。「黙っていれば、わが子が殺人者のように仕立て上げられていく」。
息子が社会的に抹殺される、と危機感を募らせると、今度はいらだちを込めたメールを送った。
「いじめかどうかは健次君にしか分からないはず。
仮に死を選ぷほどのいじめを受けていたとして、察知し助ける役目を担う家庭はどうだったのか。
責任転嫁としか言いようがない」