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平成23年12月教育委員会定例会会議録3:
昼頃に、A君の保護者から学校へ「公表してほしくない」「そっとしておいてほしい」旨の
電話連絡が入り、その旨、校長から市教育委員会へ電話連絡が入りました。
午後から、校長が記者取材を受け、「これという原因は思い当たらない」「いじめは現時点では
把握していない」と答えました。
夜に、臨時PTA本部会議と臨時学校協力者会議を開催いたしました。緊急保護者会を開催すべき
との意見もありましたが、ご遺族の意向を尊重し、開催しないことに決定しました。
10月12日(水)、スクールカウンセラーの終日配置を決定し、不安定な生徒へのケアに努めました。
一部の生徒から、A君に対する暴力やけんか等に関する情報が寄せられ、学校は調査の必要性を
認識し、10月13日(木)には、A君の保護者が「いじめがあったのではないか」との思いを持たれ、
学校と市教育委員会を訪問して、、調査を要請されました。学校としても調査の必要性を
感じていたことから、その方法等について保護者と話をいたしました。
以後、翌日にかけてアンケートの実施方法等について、学校と市教育委員会が協議を行い、
10月17日(月)〜19日(水)にかけて全校生徒を対象としたアンケート調査を実施いたしました。
10月19日(水)に臨時教育厚生常任委員会を開催し、10月21日(金)からは、アンケート
集計に基づき、聴き取り調査を始め、聴き取り結果を整理した後、関係生徒への事実確認を行いました。
10月24日(月)には、学校、市教育委員会が専門家から助言を得ました。
10月25日(火)には、学校が地域支援会議を開催し経過を報告いたしました。
10月26日(水)、一部生徒について、事実確認の結果、いじめ行為があったと学校が判断いたしました。
10月27日(木)、市教育委員会が専門家から助言を得ました。その後、残りの生徒について、
事実確認の結果、いじめ行為があったと学校が判断いたしました。ただし、死亡事故との
因果関係は判断できません。
10月28日(金)、学校がA君の保護者にいじめ行為について報告を行い、翌日の10月29日(土)、
学校がいじめた生徒の保護者に説明を行いました。
以後、家庭訪問、電話、来校を要請するなどして話し合いを継続しております。