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可愛い奥様:
週刊朝日2012年6月1日号
日英ロイヤルファミリー 重なり合う歴史と思い
天皇陛下 心臓手術乗り越え英女王と再会
・5月18日、エリザベス女王即位60周年を祝う午餐会に両陛下のお姿があった
・結婚から半世紀に渡り、陛下とともに各国との交流を深めて来た美智子様は、
ファッションを通じて相手国・国民にメッセージを伝えてきた
・たとえば92年の中国訪問では国旗に合わせて赤、03年の在日ブラジル人との交流では、
ブラジルの国花イッペーをあしらった帽子をかぶって相手国への親愛の情を示した
・「今回の訪英に関して特段の注文はなかった」美智子様の帽子デザイナー・平田暁夫氏
・この変化の背景には、今回の訪英の主役は天皇陛下だ、との美智子様の思いが、と推測する石井勤氏(元朝日新聞宮内庁担当記者)
・53年の初訪英、当時皇太子だった陛下は、英国民の冷たい目にさらされた
・「陛下は批判の声にも耳を傾ける方、日本や皇室への厳しい目が外にある、と感じた経験は、陛下の象徴天皇像を形作る上での出発点になったはず」石井氏
・女王と陛下は、体験や家族の歴史など重なり合う部分も少なくない
・第二次大戦中、疎開を経験し、ともに国と国民のために自身を捧げている
・子供の結婚生活が順風満帆でない点も重なる
・女王の4人の子供のうち3人が離婚経験者、ダイアナ問題による批判
・陛下も長男である皇太子の妻雅子妃が適応障害と診断され、療養生活9年目で回復の兆しは見えない
・家族のことで頭を悩ます親の心情、という点でも重なる部分があるかも
・女王と同じテーブルでの食事の席、ふたりはどんな会話を交わしたのだろう
永井貴子記者・3ページ(うちほぼ1ページが日英ロイヤルファミリーの歴史をたどった表)
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