595 :
可愛い奥様:
>>588 のディレクターズカット おさない勝利編
地面に座った(尻もち付いた)モリーゾに銃を向けつつ
おさない「俺は…メイプルストーリーに帰る」
おさない「……ッ」
モリーゾを蹴り飛ばす。
おさない「お前のそういうところが……ガキのくせに諦めのいい所がッ!気に食わないんだよッ!!」
涙目でモリーゾ
モリーゾ「しょうがないじゃないか!レヴィ、いないんだ!もう、どうしていいか、僕ッ」
おさない「お前だけだと思ってんのかよ」
うなだれて座り込むおさない
おさない「アイツを犠牲にしてまで生き延びたのに」
モリーゾ「レヴィに貰った命……僕たちがしなきゃいけないのは、こんなんじゃないのに」
モリーゾ力なく顔を上げ言い、顔を伏せる。
おさない「じゃあ!何すりゃいいんだよ!……俺には使命なんてない。アイツみたいになんて生きられねェよ」
モリーゾ「レヴィはもういないんだ!僕たちが考えなきゃ」
おさないがモリーゾの胸ぐらをつかみ上げる。
おさない「どうやって!?」
モリーゾ「誰も決めてくれないんだって!」
おさないを振りはらい、うつむく。
モリーゾ「誰も、もう僕たちのやる事に責任なんて取ってくれないんだ」
おさなお「!……ッ」
一瞬眼を見開くおさない。
モリーゾ「おさないは…偽物の使命に生きたとしても、それでも、自分の命をかけて責任を取ったんだよ。……できるできないじゃない、やるかやらないかだよ」
横になったまま静かに聞いていたレイアが安心したように眼を伏せ、気を失う。
おさない「お前にッ(息を吸い込む)」
銃を持ちあげ、モリーゾに向ける。
おさない「なんでお前が、なんで!そうやって先に行くんだよッ!」
銃声 おさないに撃たれて倒れるモリーゾ
おさない「ッ……くっ!い…今のは…あ、当てるつもりじゃなかった モリーゾ…お前がっ! 俺はあいつを失ったのか?ちっぽけな自己満足のために…俺は壊れてる狂っているのか?」
ここでエンディングに入る
596 :
可愛い奥様:2012/05/30(水) 18:36:56.28 ID:WpN0pGrB0
テイルズ・オブ・ドッグデイズ キャラクター紹介
モリーゾ 男性 / 15歳 / 身長163cm / 武器:ナックル / 戦闘タイプ:拳法使い
主人公。のビスコッティの医学生。恩師の教授を迎えに行ったところ、研究所内部で軍の最高機密を知ってしまい、国から追われる身となった。
その成り行きでミルヒとおさないと共に亡命する事となる。
お人好しとおせっかいを絵に描いたような性格で、幼いころから読書が趣味の、勤勉なしっかり者。
主体性がなく、ミルヒの意志に依存する形で自分の行動を決めている節があるが、ミルヒを喪った後、己の意志での行動し責任を負うようことを心がける。
リコッタによれば、前述のお人好し加減は、仕事人間の両親を持っていることから孤独を恐れ無意識に人との関わりを持とうと躍起になっているからだという。
ミルヒオーレ・F・ビスコッティ 女性 / 13歳 / 武器:剣 / 戦闘タイプ:術剣士
主人公。
使命のためには自らの身の危険も顧みないまっすぐな女性。その揺るぎない強い意志は、思い悩んで立ち止まることの多い仲間たちを勇気づけ、導いていく。
高い知性を感じさせる立ち居振る舞いだが、なりふり構わず使命を遂行しようとする無鉄砲さがある。13年間祀られながら箱入り同然として育ったために世間知らずで、天然ボケをかますことも多い。
おさないかずひさ 男性 / 26歳 / 身長182cm / 武器:両刃大剣+銃 / 戦闘タイプ:銃剣士
自称・フリーの傭兵。軍に追われていたモリーゾとミルヒの窮地を報酬目当てに救った。当初の依頼であった「ミルヒをビルコッティまで送る」という仕事を終えた後も、「報酬のお釣り」としてモリーゾとミルヒの旅に同行するようになる。
人当たりが良く面倒見がよい兄貴分で、何かと仲間たちの世話を焼く。だが飄々とした態度の裏では非常にドライで現実的な価値観を持ち、自分のことは全く話さずにはぐらかし、常に他人と一定の距離を置いている。
己の目的の為には仲間を裏切る事も厭わず、物語の裏で常に暗躍している。そのため度重なる離反や敵との内通によって仲間たちとの溝を深めていくことになる。
利き手は左だが、両利きに矯正している。右手で大剣、左手で銃を使う独特な戦闘スタイルをとり、必要時にはこれらを合体させて技を強化する。
597 :
可愛い奥様:2012/05/30(水) 18:50:11.33 ID:WpN0pGrB0
star 男性 / 32歳 / 身長185cm / 武器:長剣 / 戦闘タイプ:剣士
黎明王とも呼ばれる真紅の甲冑に身を包んだア・ジュールの若き王。本作のラストボス。
超人的な戦闘能力と圧倒的カリスマを持つ傑物で、威風堂々とした佇まいとストイックな風格を漂わせる青年。
部族と部族の争いが続いていた混沌のフロニャルドを一代で纏め上げた覇王。全てをその背に負い、民を導かんとする使命感と責任感は、民から絶大な信頼を勝ち取っている。
しかし傑物であるがゆえに理想を後継する者が現れないであろうことを危惧されてもいる。
四象刃(フォーヴ)
勝太郎 男性 / 42歳 / 身長250cm/ 武器:大槌 / 戦闘タイプ:槌使い
不動の勝太郎。圧倒的な体躯の持ち主で、巨大なハンマーを操る。
かつては凶暴な野盗だったが、starとの出会いを通じて丸くなった。
霧子 男性 / 28歳 / 身長175cm/ 武器:剣 / 戦闘タイプ:術剣士
革命の霧子。黒ずくめの青年で、刀を操る。
starに敗れてからstarの側に仕える軍師となり、その天才的な頭脳をして「フロニャルドの黒き片翼」と呼ばれる。
レイン 女性 / 15歳 / 身長153cm/ 武器:仕込み杖 / 戦闘タイプ:術杖士
無影のレイン。赤黒いドレスに身を包んだそばかすの少女で、鋏を想起させる形状の仕込み杖を操る。
他人に陰険につっかからずにはいられず、口を開くたびに罵倒や嘲笑が飛び出してくる。味方であるはずのレヴィを「ババア」と呼ぶが、コンビネーションは抜群。
レヴィ 女性 / 22歳 / 身長168cm/ 武器:本 / 戦闘タイプ:精霊術士
百術のレヴィ。本を持ち歩き、露出度の高いスーツに身を包んだグラマラスな女性で、手にした本を操って術を繰り出す。獣のような尻尾が生えており、伸縮可能で攻撃にも使用できる。
フロニャルドに潜入していたときにおさないと出会い恋人となった。しかし敵対組織に属し、彼女を疑ったおさないの偽情報によって敵に捕まり酷い仕打ちを受けた。
現在では自分を裏切ったおさないを強く憎んでいるものの、同時に未練も残しており、彼が自分の居場所を見つけることを祈っていた。それと同時に自分を裏切らず、信頼してくれるstarへ強い忠義を貫いている。
598 :
可愛い奥様:2012/05/30(水) 20:18:35.10 ID:WpN0pGrB0
テイルズ・オブ・ドッグデイズ モリーゾ・おさないVS四象刃(レヴィ、レイン)
モリーゾ「レイン! ミルヒを返せ!」
レイン「ミルヒミルヒミルヒミルヒ…… 馬鹿みたい」
モリーゾ「ふざけるなぁ!!」
レイン「ふふっ、楽しいねぇ」
レヴィ「おさない、なんで!」
おさない「もう裏切るのも飽きちまったんでな」
勝太郎の最期
橋の上で背を向け合うstarと勝太郎
star「長年世話になった」
ゆっくり歩くstar
霧子が勝太郎に一度だけ頭を下げstarの隣を歩く
勝太郎「抜けるものなら抜いてみろ わしは不動の勝太郎だぞぉ!」
ビスコッティの兵団が弓の一斉射で勝太郎を射抜く
勝太郎に刺さる10数本の矢 しかしかつ太郎は倒れなかった
ビスコッティ指揮官「あれだけの矢を受けて立っているとは化物か…!ええい何をしておるか 早く攻撃を続けろ」
勝太郎に気迫に腰を抜かし誰一人として橋に近づこうとしなかった
勝太郎「ゲート…開放…」
勝太郎の魔力が爆発し辺り一帯が光に呑み込まれる
勝太郎「殿、一足先にあちらで待っております」
599 :
可愛い奥様:2012/05/30(水) 20:35:51.49 ID:WpN0pGrB0
VSレヴィ・霧子
レヴィ「私を置いて先に行くなんて、そんなやつ滅多にいないわよ」
ミルヒ「レヴィさん…まさかstarの部下だったなんて…」
ミルヒ「ビスコッティを脱出した私たちは、始めから狙われていたわけですね」
レヴィ「ビスコッティじゃ、おさないが陛下にあなたたちの情報を売ったのよ」
モリーゾ「おさないは…最初からあなたたちの仲間だったんだね」
レヴィ「やめて。あんな男…仲間でもなんでもないわ」
レヴィ「……ふふ、私たちの関係はご想像にお任せするわ」
レヴィ「おさないは組織を渡り歩く、根無し草の一匹オオカミよ。誰にも心を許さない。信じた方が悪いわ、お嬢さん」
霧子「戦になればソーディアンが、最たる脅威となるのは明白。それがわからぬ姫様ではないだろう」
ミルヒ「あなたたちの縄張り争いに手を貸すつもりはありません。あれをあなたたち外界人が手にしても、持っているのは悲惨な結末だけです」
霧子「ずいぶん、上から見られたものだな」
キラ「やめてよね。戦巧者と名高いあなたでも、その誉、剣で得たものではないはずだ!」
霧子「キラ・ヤマト。それがあなたの限界。古い。…故に間違い。」
モリーゾ「結局戦うことになるのか」
600 :
可愛い奥様:2012/05/30(水) 20:53:33.82 ID:WpN0pGrB0
最終決戦前
モリーゾ「だって、こんなのってないよっ」
モリーゾ「僕はおさないを追ってここまでずっと生きてきたんだっ」
モリーゾ「そのおさないがいかないでよっ」
隠していた弱さが…涙のように溢れて、こぼれてくる。
おさない「ったく困った奴だな…」
おさない「おまえは、いつまで俺を困らせるんだよ…」
モリーゾ「そんなのいつまでもだよっ」
モリーゾ「強くなったとか、ソーディアンとか、そんなことどうだっていいっ」
モリーゾ「僕はおさないが好きだからっ」
モリーゾ「だから、ずっと一緒にいたいんだよっ」
モリーゾ「当然でしょ!?」
おさない「あのなぁ…」
おさない「そんなの、俺のほうが嫌に決まってんだろぉぉ!!」
おさない「なんで、おまえらを置いていかなきゃいけないんだよ!!」
おさない「俺だって、おまえたちと居てぇよ!!」
おさない「ずっとずっと居たかったんだよ!!」
おさない「なんで、こんな理不尽なんだよ!!ちくしょう!!」
おさない「ずっとずっと、そばにいたかった!!」
おさない「俺のほうが、ずっとずっとおまえたちのことが好きなんだよ!!」
おさない「なのに…おまえたちを置いていくなんて…」
おさない「そんなの…ねぇよ…」
おさない「なんでだよ…」
おさない「わけわかんねぇよ…」
おさない「くそぉ…」
おさない「行ってくれ」
モリーゾ「でも…」
おさない「ミルヒを頼んだ」
モリーゾ「うん…」