読書好きの奥様　55冊目

>>935
閉鎖病棟だけでいいと思います、どうしても別作品読みたいなら
九州観光案内的恋愛小説「空夜」かな
「臓器農場」は社会小説にもなれないし、サスペンスとしても中途半端

自分もそう思う。
閉鎖病棟が面白かったので、あと２、３作読んだけど、どれも途中で投げた。
主人公が優等生ばっかりで個性が無い。
ただ長いだけで、山場が無くてつまんない。
この人の作風合わないから、二度と手に取らない。

そういえば最近、ここに感想書きたい！と思えるほど面白い本に巡り合ってないなー

自分も、閉鎖病棟が面白かったので他に数冊読んだけど、記憶に残ってない。
帚木蓬生といえば、前スレのレビューが秀逸だった。
一部抜粋。

>何気なく帚木蓬生の「受精」を読み始めたら、開始早々芝居がかった変な男にヒロインが引っ掛かって
>彼が死んだと思ったら超あやしげな宗教に引っ掛かって
>外国人の宗教家に見守られながら死んだ彼との淫夢に耽り
>ブラジルに行けば死んだ男との赤ん坊が産めますよと言われて韓国に行き
>韓国では一度の食事にキムチが3皿＋おつゆ＋ご飯だと知って、そのゆたかな文化に感動し
>韓国美人に出会ったと思ったらニッテイの所業をすまながって心から謝罪し
>彼女の野性的でたくましい恋人との悲恋に涙し
>やっとブラジルへ飛んだと思ったら
>日本はブラジルと違ってウミガメを殺すんだわと反省しだした（ここまでで約100ページ）

>物語のネタバレはしない。が、
>>>330で言ったヒロインがコロッコロ目の前の異性に引っ掛かり続けるのも
>なぜか執拗に続く韓国ageも、その韓国がとても牧歌的で美しく親切で豊かであるという描写も
>なぜか執拗に続くヒロインの日本sageも

>物語とぜんぜん関係なかった

>というのが物語の「驚愕の展開」「衝撃のラスト」とかより断然衝撃的だった
>そういう人だったか……

>>936
残念ながら、篠田さんはわりとああいう風な
狂い始めて崩れていって追い詰められ・・・って展開は多い気がする
読み終わってカタルシスを得られないなら合わないのかもね

私個人は、読み終わってなんだか泣いてしまったので
すっきりしたんだけどw
力技でぐいぐい進める篠田さんの筆力を感じるのは痛快

だけど、短編とか初期のころのエンタメはまたちょっと違うのがあるし、
気が向いたら手を出してみたらいいのではないかと思う

>>935
帚木蓬生は閉鎖病棟以外もおもしろい本あるよ
あたりはずれはあるけど自分の中では安定感がある作家さんだ

みなさんありがとう

閉鎖病棟（初版）の作者紹介で初期の作品が挙がってるので気になって
（三たびの海峡　白い夏の墓標　臓器農場　など）
期待し過ぎず幾つか読んでみます

中村文則の掏摸、王国、遮光の３冊をもらいました。
なかなか手つかずですが、中村文則ってどんな感じなんだろう。

>>938
文庫で読んだけど、やはり尻切れとんぼでしたよ。
なんだか、胡散臭い安っぽい男に次から次へと引っかかって(というかお願いしてセックスしてもらって)、本人は自立していってるつもりでいるのがなんとも痛々しいお話だった。
自伝的といわれてるダブルファンタジーと放蕩記の主人公、いずれもナツがつく名前だけど、何かイミがあったのかな。

>>947
中村文則の三部作とも言える　摸掏、王国、遮光

私は中村文則が好きで、ALL購入、読み続けて来たわけですが
どうもこの三部作・近作は、叙情的と言うか、ロマン色が強いように感じ、
特にバタバタとセンチメンタルに畳み込み過ぎな印象を受けています。
BL(同性愛）物語を読んでいる錯覚にも陥らせる程の浪漫じゃん、と。

その辺りが気分に添わないので、すぐ手放してしまいました。
中村文則の何が中村文則らしいかは、それぞれでしょうが、
彼の短編集「世界の果て」辺りが、個人的には自分にとって、彼らしいような気がします。
BLモドキが好きな人なら、掏摸、王国、遮光は嵌まると思いますよw

林望さんのイギリスはおいしいを読んで
食エッセイって初めてのジャンルだけど、なかなか面白いなあと思った。
おすすめの食エッセイってありますか？

>>948
天使の卵のヒロインもナツがついてたな…

食エッセイも日常の軽いめのか高級グルメ嗜好とか、文体とかで好みが別れると思うけど、
自分はこの辺りが好きだ。

パリ仕込みお料理ノート
今日もごちそうさまでした
旅行者の朝食
御馳走帖

あとは玉村豊男さんの本とか。

森茉莉にまつわる食べ物っておいしそげに思える
「コオルド・ビイフの入った馬鈴薯入りのサラドゥ」

…単にポテトサラダなんだけどね

>>949
詳しい解説をどうもありがとう。
とても参考になりました。
センチメンタルかつロマン的なのは苦手ですが、
BLもどきwという言葉に興味が湧いたので今日から読んでみます。

イギリスはおいしい、懐かしいな
もう20年以上？前の作品だから、今の英国の食事情も色々変わってるだろうなー

赤朽葉家の伝説、今ごろ読んだ。
もう少し重いもの期待してたけどかなり軽く、さらさら読めた。
第二部がもうちょっと面白ければなぁ。

私は ありきたりだけど
高山なおみ、平松洋子、こぐれひでこ、阿川佐和子、飛田和緒なんかの
食エッセイが好き。
特に飛田和緒の「お料理日記」は、何気ない日々のエッセイとレシピが
ほのぼのしていて、読むたび優しい気持ちになれます。

>>953
サラドゥ、って口に出したくなるね
今ＰＣ前で数回言ってしまったｗサラドゥ

食べ物エッセイというよりも料理の作り方の本だけど
壇一雄『壇流クッキング』

元が1年分の新聞連載なので好きなとこからぱっと読める
池田弥三郎「私の食物誌」。もう絶版だと思うけど、著者は銀座の
てんぷら屋が生家で慶応の国文学の先生だった。
同じタイトルで吉田健一のもあるけど、それもいい。

料理人の書いたものだと辻嘉一やたいめいけん初代のも好き。

『テレビ料理人列伝』は、「きょうの料理」に出てきた先生とかレシピの話で
昭和なつかし話が好きな人は一度読んでほしい。

昔のもののほうが好きなんだよなあ。苦手なのは平松洋子。

私は結構好きだけど平松洋子が苦手な人 多いよね。
忘れてたけど 池波正太郎の食エッセイも好き。
おじいちゃんの話を聞いているみたいで 懐かしい感じがいい。

平松洋子は私にとっては文章が致命的につまらんイメージ
ほっこりの匂いがするのに本人文学ぶってる
起承転結がまるでない
マジなんでエッセイ書いて、しかもそれが受けているのかわからない
なんかアンアンとか文春とかに適当に一ページもらってて、
読者はグラビアやゴシップやタレントやセックスにしか興味ないので許されてるのかと思ってた
何かコネがあると睨んでいる

料理研究家としての平松洋子は気に入っているだけれど、文章はなあ…
3冊ほどエッセイを読んだけど、飽きてしまいました

彼女のレシピは自分の好みに合うんだけどな

明日はみをつくし料理帳の発売日でしてよ奥様方
楽しみだわ〜

>>963
待ち切れずに紹介文を読んでしまった私は、ここで奥様方の感想を見てから買う予定

忍者の話が読みたいけどおすすめないですか？
くのいちがレイプされるとかそういう展開なしで

高山なおみの日記本は全部読んでるけど、読めば読むほど
夫のスイセイって偉そうなものいいと言いじじむさい方言と言い
なおみの留守中に作るご飯が気持ち悪くて不潔な感じだし
どんどん嫌いになっていく。あと、高山なおみ、今日は生理なので、
とか、生々しいことをいきなりドカンと書いたり、酔っぱらったときも
凄そうだし、結構ＤＱＮぽくてただのほっこりじゃないね。

銀色の絆を読んだけどとても面白かったよ
フィギュアスケーターのお話

>>966
高山なおみって最近気持ち悪い。
社会性のないただのDQNな気がしてきた。
なので、最近は敬遠気味。

食べ物エッセイと言われて思い出すのは東海林さだおの丸かじりシリーズ。

料理そのものというより料理道、料理界物だけど
海老沢 泰久の「美味礼賛」

その「美味礼賛」を読んだあとで「辻静雄コレクション」全３巻（ちくま文庫）で仕上げ！
高校生の時にフレンチレストランでテーブルマナーを習ったけど、
私には辻さんの本が一番の、本当の意味でのマナー本になったような気がする。

あと食関係ではやはり開高健の「最後の晩餐」は外せない。

石井好子の「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」も好き。
時々、ふと読みたくなる

食べ物エッセイの流れ面白いな〜
タイトルに惹かれて平松洋子の『夜中にジャムを煮る』を買ったけど、私は選ばれなかったみたいで残念。
別につまらないとかムカつくってわけじゃないけど、面白さも感じないし、読み返そうとも思わないというか。
あと、韓国料理が好きみたいで韓国行ったよ話とか韓国の食文化話とかがよく出てくるので、
私は韓国料理に特に興味ないから、平松洋子の本はもういいかなと思った。

おいしそう・作りたくなるで言ったら小林カツ代の『小林カツ代のおいしい大阪』と『おなかがすく話』が好きだなあ。
ただのホットケーキの話なんだけど、「よく練ったタネを鉄板の上に落としてこんがりキャラメル色になるまで焼いて、
その上にハチミツではなくシロップを…」みたいに書かれると、食べたくて食べたくて。
他に皆さんが挙げてるもの以外だと、森村桂の『お菓子とわたし』とか、柴田元幸の『つまみぐい文学食堂』も大好き。

村上春樹の「辺境・近境」に四国のうどん店巡りが出てくるけど
食べに行きたくなるよ
「遠い太鼓」のワインも飲みたくなる

山田詠美の熱血ポンちゃんシリーズ
食べ物の話は面白い。

熱血ポンちゃんシリーズ、懐かしい。
ブラザーの夫と離婚する前まではよく読んでた。
実家の話も意外性があって面白いよね。

>>965
和田竜の「忍びの国」

>>965
覇王の番人

六道慧の奥方様は仕事人シリーズを２冊読んだ
面白いんだけど、主人公が余りにも美形でモテモテ設定が
なんとなくイヤw
歳をとったのかなー

食エッセイじゃなくてレシピ本そのままでスマソだがマドモアゼルいくこの「秘密のケーキづくり」
子供の頃、30年くらい前に買ってもらったもので写真が全くない文字と下手糞なイラストだけのレシピ。
いまだにこれが自分の中でNo.1で活用してる。
この前Amazonみたら版重ねてて笑ったわｗ

みをつくし料理帖がもう出てた
ねたばれ






面白かったが
予想外の人が去ってしまって寂しい。
なんかえらい急な退場だったけど、これが後の展開に大きく関わってくるんだろうか。
みをつくしレシピの文庫が5月に出るそうで嬉しい。

>>965
米村圭伍の「面影小町伝」
お気に召したらシリーズの「退屈姫君伝」もどうぞ

>>980
次スレよろしくお願いします。

みをつくし〜、
私の在住地ではおそらく発売日から2日後だな。
ネットで注文しても2日後なのは何故なんだ？
こういう時にはもう電子書籍でいいのでは、って思うんだよね。
で、何度も読み返したい本はちゃんとした本でも買う。

>>980
復刊ドットコムで復刊してたの買ったよ〜
結婚したらしいあの著者はまだ元気なのかな？

みをつくし、次巻は来年だって。







前半で第一部が終わって、後半から第二部って感じ。
今回は料理より人物メインだった気が。

ごめん、Lv足りなくて次スレ立てられませんでした。
どなたかお願いします。

やってみるﾉｼ

ごめん、ホスト規制されていた。
テンプレ置くのでどなたかお願いします。

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たててきます

すみませんレベル不足でした