>>142 DNA(RNAも)には最終的にはたんぱく質にならない、機能を持っていないように見える、非コーディング領域というのがあるの。
いろいろ機能をもってる場合もあるし、ウィルスが隠れていたり、本当になんの機能もない場合もあるのだけど、
コーディング領域よりは重要ではなくて、普通、この部分は多少壊れても問題ないの。
その割合が、鳥では他の動物より少ないから、DNAが傷ついたときに大切な部分に当たる可能性が高くて、致死になる可能性が高くなると言われているわ。
あと、その非コーディング領域はDNAの安定性にも寄与していると言われていて、多いほど放射線に強いというデータもある。
あとは重複した遺伝子の数ね。
鳥は小さいゲノムに詰め込んでいるから、重複した遺伝子が少ないの。
重複があれば一個傷ついても問題なく生きて行けるけど、余裕がないとすぐに死んでしまう。
なんで鳥のゲノムサイズが小さいのかは…不明。
恐竜の時代から小さかったようなので、飛ぶためではないはずだけれど。