【原発】放射能\汚染対策スレッド 76【被曝】

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190可愛い奥様
>>186
高田松の件で
> 「検出された放射性物質の量なら健康には影響しない。」(朝日新聞8月13日付)と憤る。
 http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/thisperson/110818.html
と紹介された放射線生物学が専門の内海博司・京都大学名誉教授。

公益財団法人体質研究会の主任研究員 http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901016739706558
とのことだったので、そこにいってみると、 http://www.taishitsu.or.jp/
「高自然放射線地域住民の疫学調査研究」をしている研究機関だった http://www.taishitsu.or.jp/HBG/ko-shizen-4.html

結論から言うと、対称群と比較した癌死亡率と被ばくの関係は解明されていませんが、
中国の高自然放射線地域の染色体研究では、年 10mSv 以下程度の低線量被ばくで
染色体異常が割とおきていることが確認されています。

染色体の異常は二動原体異常で、普通は染色体にひとつしかない括れが2つできてしまう
異常で、
> 高自然放射線地域の線量率ではどの細胞も数ヶ月に 1 飛跡しか放射線を浴びない程度
  です。これは観察された 2 動原体のほとんどが1飛跡の放射線により出来たことを意味し、
  放射線の染色体異常誘発線量には閾値が無いことを示しています。

転座については、対照地域と差が無いことが確認されました。

> 最近、大規模な研究が行われ、リンパ球中の転座の頻度ががんや白血病のリスクを反映
  することが解ってきました。
> 染色体異常の多かった人は、その後、がんや白血病になることが多いことが明らかになり、
  リンパ球中に出現する染色体異常が健康影響の指標となることが明らかになってきました。
> 普通の環境の 3〜5 倍程度の放射線の被曝による健康影響は、種々の変異原より受ける
  環境影響の個人差の範囲内であり、この程度の被曝では、がんや白血病や先天異常の有意
  な増加は、いくら調査人数を増やしても検出できないと予測されます。

政府が長期間居住困難と判断したくらいですから、異常は起こるのでしょうね。