本日の衆議院予算委員会で福島県住民の内部被ばく調査に活かす為
他府県から作業以外で立ち寄った原発作業員の内部被ばくを調査の
結果を公開するよう質問がありました。
質問 みんなの党 柿澤未途議員
内容 3月11日以降、福島県内に原発作業以外で立ち寄った他府県の
原発作業員が職場に戻り、放射線管理区域の入域登録のため
ホールボディーカウンターによる全身測定の全ケースで、精密検査
によるスクリーニングが必要な1,500cpmを超えた作業員の数と
10,000cpmを超えた作業員の数を教えてほしい。
回答 原子力安全・保安委員会 寺坂委員長
内容 電気事業者から聴取した数字の集計
1,500cpmオーバーのケース
全国で 4,956件
3月11日の事故後、福島県に立ち寄ったケース 4,766件
10,000cpmを超えたケース 1.193件
柿澤議員は政府に住民のホールボディーカウンタでの内部被ばく調査を迫りましたが、
菅首相は勉強したい、厚労大臣は外部被ばくの調査と子供の甲状腺被ばくのサンプリングを
したので必要ないと答えました。
さらにツイッターで外部被ばくの基準値が変わっていたという書き込みが。
■厚生労働省健康局総務課地域保健室 事務連絡 平成23年3月21日
> 住民の方々への対応の流れの例では、サーベイメータによるサーベイを行った場合に、
> 除染が必要となるレベルは 13,000cpm としていました。今般、原子力安全委員会より、
> 除染のためのスクリーニングレベルを100,000cpm へ変更することが示されたこと(別添
> 参照)を受け、当該事務連絡別紙1における除染が必要となるレベルについても、13,000cpm
> から 100,000cpm へ変更する
> 100,000cpm未 → 保健師が心のケア等を実施し、説明後帰宅
ttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015ox9-img/2r98520000015pqe.pdf