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可愛い奥様:
『週刊新潮』買ってきた。実に良く構成された記事だね。
まず、冒頭に2005年に陛下が仰った
「女性皇族の存在は実質的な仕事に加え、公的な場においても私的な場においても、
その場の空気に優しさと温かさを与え、人々の善意や勇気に働きかけるという、
非常に良い要素を含んでいると感じています」
を掲げて、「女性皇族とはどうあるべきか」を定義している。
次に両陛下の慰問スケジュールをおさらいして、皇后陛下と紀子さまの避難所での
エピソードを列記。
そしてそのパラグラフの最後を「そして、雅子さま。」と止め、「続く話は、これまでの
心温まる話とは違うんですよ」と読者に暗示した上で、レポにもあった「むしろ避難民に
『申し訳ない』という気持ちを抱かせてしまった」と続く。
警備についても、両陛下の場合が先に書かれているので、いかに異様かが際立つ。
で、最後に冒頭の陛下のお言葉の続き
「その意味でも皇太子妃の健康が現在徐々に快方に向っていることは喜ばしく、一層の
回復を待ち望んでいます」
を掲げたうえで「国民の思いも、まさに陛下と同じなのである」で〆。
つまり、だ。
新潮は「マサコの回復」とは、「マトモな女性皇族になる」ことだと主張してるんだね。
佐々さんはもっと直截的に、「女性皇族として傅育することが必要」と書いたけど。