958 :
可愛い奥様:
【皇室ウイークリー】
(175)両陛下、膝をつき、手を握ってお見舞い 愛子さまもご黙祷
2011.4.16 07:00 (2/5ページ)
野村東宮大夫によると、愛子さまは震災から1カ月となる11日、皇太子ご夫妻と同様に黙●(=示へんに寿の旧字体)(もくとう)
をささげられたという。愛子さまは、ご自身でつけられている日程に「黙●(=示へんに寿の旧字体)」と書くなど、
意識して臨まれたという。書かれた文字が漢字かどうかは明らかになっていない。
また、野村東宮大夫は、皇太子妃雅子さまが避難所を訪問されたことについて、雅子さまの担当医が
「(雅子さまにとって)よかったのではないか」という感想を話していたことを明らかにした。
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ここからは、前回の【皇室ウイークリー】(174)がアップされた3月5日から4月8日までの、
休載していた1カ月余りのご動静を振り返りたい。
震災以降は、外出を伴う両陛下や皇族方の予定の多くが中止になった一方で、
現地に入った政府、医療、自衛隊などの関係者から説明を聞かれるといった、震災関係の予定が多数追加されている。
天皇、皇后両陛下は3月5日、国立劇場(東京都千代田区)で、
琉球芸能公演「組踊と創作舞踊」の第2部として上演された組踊「二童敵討(にどうてぃちうち)」を観賞された。
陛下は3月9日、セルビアのタディッチ大統領と皇居・宮殿で会見し、
午餐(昼食会)に臨まれた。午餐には皇太子さまと常陸宮さまが同席された。
宮内庁では今回から、会見と午餐の間に10分間の休憩を設けるようになった。
会見と午餐を合わせると2時間を超える“長丁場”となるが、これまでは続けて行われていたという。
皇室の国際親善を担当する式部職は「賓客のためにも調節時間が必要と判断したもので、
去年から検討していた。陛下のご負担軽減が主たる目的ではない」と強調した。
「調節時間」とは「お手洗い休憩」を意味するといい、これまでもゲスト側から午餐の前に休憩したいという申し出がたびたびあったそうだ。
「余計なことを考えずに、心おきなく食事ができるように」との配慮だという。
宮内庁は3月14日、4月28日に東京・元赤坂の赤坂御苑で開催予定だった春の園遊会を取りやめると発表した。
震災を受け、主催する両陛下が決定されたという。