田中三彦氏(元日立グループ社員で4号機設計)と後藤政志氏(東芝で原子炉格納容器の耐性研究グループ長)の講義
地震で配管破断→冷却材漏れ→水位低下→炉心露出→水素発生→水素爆発 に至ったという
http://www.ustream.tv/recorded/13414000 (1〜3号機の水素爆発に至る過程)
・地震の揺れで圧力容器まわりの配管が損傷・破断した
・配管損傷により圧力容器内の水位低下と、格納容器内の急な圧力上昇が起きた
・2号機は、圧力抑制室上部の配管が壊れて水素が漏れて水素爆発した
・1号機、3号機は主蒸気配管、給水配管、再循環配管あたりの破断・亀裂。
・損傷・破断した配管から冷却材漏れ→燃料棒露出→水素発生→漏れて水素爆発
(1〜5号機(マーク1)の欠陥)
・格納容器と圧力抑制室の体積が小さく圧力上昇しやすく、壊れてしまう可能性高い
・10何トンとか20トンの非常に重い大きい再循環ポンプ。安全性をめぐる裁判で、再循環ポンプの耐震性への疑問がよく取り上げられた
・最新のABRWでは、再循環配管は危険なのでなくなっている。
・1972年から米国(NRC)から非常に危険であると指摘されていた