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可愛い奥様:
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月刊誌レポ。
※昭和天皇のお歌に込められた激動の時代を読み解いていく記事です。
長い記事ですので、ごく一部分だけのレポです。詳細は皆様各自でご確認ください。
文藝春秋2011.2月号
御製でわかる昭和天皇の喜びと嘆き
10頁の記事。保阪氏と辺見氏の対談形式。
・昭和天皇は、美智子さまに向けられたあたたかい視線のお歌を詠まれている。
・しかし、香淳皇后が詠まれたお歌には、美智子さまだけでなく、浩宮さまのことを詠んだ歌というのが、いくら探しても出てこない。
古くからの侍従に聞いても、「さあ、存じ上げませんね」。
・昭和天皇には浩宮さまのことを詠まれた歌がたくさんあるのに、香淳皇后にそういった歌がないというのは不自然。
・侍従から聞いた話でとても不思議な歌がある。
昭和天皇が昭和57年に詠まれたお歌だが、「わざわひ多き」という表現が入っていて、
お側に仕えた侍従でも、何について詠まれたのかわからない。
「わざわひ多き」とは他のお歌では見られない強い表現。
・昭和天皇が詠まれたテーマというのは、今でも重要な問題であり続けていることに改めて驚く。
・皇室の内々のこと、たとえば雅子妃の問題も、昭和天皇がいたら、状況は変わっていたかもしれないと思わせるものがある。
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可愛い奥様:2011/01/09(日) 07:51:40 ID:zmwKsYlE0
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同じく文藝春秋2011.2月号。
こちらもごく一部分だけのレポです。詳細は皆様各自でご確認ください。
死の床より申し上げます 学習院教授として皇族と接してきた立場から諫言する
誰よりも深く愛子さまの教育を憂う/学習院大学名誉教授・篠沢秀夫
11頁の記事。
・自宅の一室に昭和末期撮影の皇太子殿下(今上陛下)と一緒に写っている写真を置いてある。
私はこの写真の前に来るとピアノに両手をついてお辞儀をするが、訪問看護師は、人によって「あっ、天皇陛下!」と叫び、私の真似でお辞儀をする人もある。
中年だと、「皇太子さまね」と当時の称号が出る。
・ところが、ごく若い女性看護師は「ああ、テレビによく出ている人ね」。
翌週、同じ看護師が来て、少しマシな反応。「あ、天皇陛下ね」。が、その後に「今は皇太子っていうんだっけ」。
・根本の理解が不足している。皇室については、女性週刊誌を見出しでチラチラ見るだけなのだ。こういう人は男女年齢を問わず、案外多いのではないか。
・最近のマスコミの話題は愛子さまの不登校問題。
雅子さまの付き添い登校について批判の声もあるようだが、じょじょに出席時間は増え、決定的な不登校に落ち込んでいるわけではないので、何とかなりそうではないか。
・優秀な雅子さまには心配でならないとは思うが、お気を楽にと申し上げたい。
・皇族の第一の役割は宮中祭祀であり、それを次代に滞りなく伝えていくこと。
それ以外のことは「まあまあ」で良い。
・皇族というのは生まれながらにして皇族なのではなく、ご自身の覚悟と努力である時“皇族”になられるというのが私の実感。
・今上陛下、皇太子さま、秋篠宮さまも成年式を迎えられると、みるみる姿勢が変わった。
皇族としての責任を痛感、それを背負う覚悟をするからだろう。
・学習院は皇族を特別扱いしない。私も、皇族には丁寧に挨拶すれば、あとは普通に接していた。
・今上陛下に初めてお会いしたときか、クイズダービー出演中の年。
陛下がお子さまたちと一緒に見ていると仰り、「問題、難しいですねえ」とお笑いに。
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可愛い奥様:2011/01/09(日) 07:52:57 ID:zmwKsYlE0
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・学習院について。
一つ目。入学についての特別扱いや裏口入学はない。
入試の結果だけで判断を下す。幼稚園や初等科では保護者の面接試験もあるが、これは学校の成り立ちやそれに賛同する親御さんの意見を伺うのが必要なためではないか?
幼稚園や初等科の試験に立ち会ったわけではないので、ハッキリしたことは言えないが、幼稚園でもそうだと思う。
多分、皇族児童が今まで皆受かっているのは、成績が良いということと、たまたま、幼稚園の試験は皇族児童にはやりやすいからだ。
教員の指示で色々な動作をする時も、皇族児童は教員を別の女官くらいに思って平然と言う通りに動作するだろうから、丸が沢山つくのでは?
二つ目。上級の学校へ上がるのは、完全な「エスカレーター式」ではない。
進学にあたって、外される者がある。初等科から中等科、中等科から高等科、高等科から大学へと、それぞれ関門がある。外しが激しいのは高等科から大学への場合。
三つ目。皇族生徒についての学校の対応を、自分勝手に出来るとは皇族の親は考えていない。それは正しいし、勝手には出来ない。
美智子さまも皇太子が在籍中に勝手に思うままを要求など決してなさらなかった。
・帝王教育の本質とは。
昭和天皇も今上陛下も、美智子皇后陛下も宮中祭祀に熱心であられる。これこそ、次の世代の皇族に対する「帝王教育」。
・天皇陛下は祭祀を行うとき、国民のことを「大御宝(おおみたから)」と言っておられるそうだ。
・国民の安泰、発展を祈るのを最大の責務とする日本の皇室は世界に類の無い得意な存在であり、しかも世界最古王朝。
・皇族自身が日本の伝統を重んじる姿勢を示し、それを国民が敬意を持って支える、これこそが理想的なあり方。
〆は愛子さまもこれからそれを体現していかれることだろう―
以上です。