【本当は】既女的韓国談義part268【極寒流】

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淋病 (りんびょう) やクラミジアなどの性感染症は、性器だけでなく、のども温床になって
いることが、厚生労働省研究班などの調査でわかった。自覚症状がないまま、オーラルセッ
クス (口を使った性行為) で広がる危険がある。性感染症は不妊症にもつながりかねず、研
究班はのどへの感染の広がりを本格的に調べ始めた。

研究班のメンバーで東京女子医大の余田敬子准教授らは、2005〜09年、同大の東医療センタ
ー耳鼻咽喉 (いんこう) 科 (東京都荒川区) と、川崎市の性感染症専門のクリニックで調査
した。男性335人と女性519人の淋菌やクラミジアへの感染を調べた。患者は、風俗店の従業
員や利用者が多かったという。

淋菌は、のどだけに見つかった女性は54人で、性器だけに感染していた20人より多かった。
このほか20人が両方に感染していた。男性は、性器だけが75人、のどだけが19人、両方が33
人だった。

クラミジアは、女性でのどが21人で、性器が103人、両方感染している人が32人いた。男性は
のどが6人、性器が81人、両方が3人だった。

クラミジアと淋菌は性感染症で1、2番目に多い。女性は子宮頸 (けい) 管炎や尿道炎、男性
は前立腺や精巣上体の炎症を起こすことがあり、不妊の原因や、HIV(エイズウイルス) な
どの病気にもかかりやすくなる。

のどに感染しても多くは痛みなどの自覚症状がなく、見た目では医師でも判断がつかないこ
ともある。夫婦の10組に1組は不妊に悩んでいるとも言われ、研究班は性感染症をできるだ
け早く見つける必要があると指摘する。

研究班は昨年11月から東医療センターや、千葉、静岡、滋賀県の耳鼻咽喉科3カ所に来た人
に無料で検査を始めた。1月中に700人のデータを集める予定だ。余田さんは 「性感染症の拡
大を食い止めるために、のどの検査が必要なのか明らかにしたい」 と話している。

朝日新聞(2011年1月8日20時18分)
http://www.asahi.com/science/update/0107/TKY201101070233.html