皇室御一行様★part1961

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957可愛い奥様
超・天皇論 DISC-2「論客決戦!西尾幹二×所功」から再び抜粋します。
テーマは 皇室とメディア です。
西尾:NHKを含むマスメディアは皇后にスポットを当てすぎている。皇后陛下はすばらしい
お方であり、民間から嫁いで深い努力をされたことに我ら国民も敬意を抱いてはいるが、マス
コミも民間の価値判断を当てはめて、そこばかり強調している。このような報道は、皇室を
人格主義の枠組みに当てはめてしまうことになる。皇后を人格的にすばらしいという枠組みに
当てはめ、皇太子妃を裏返しの意味での人格的な枠組みを当てはめて非難することになる。
本来の皇室報道とは「天皇陛下の血統の神秘さと尊厳を暗黙のうちに知らしめる」ものであった。
昭和天皇の代まではそうなっていて、香淳皇后が前にでることはほとんどなかった。
ところが今は、「国民のウケがいい」と今上陛下よりも皇后陛下をメインに出すことが多くなっ
ている。これは報道の堕落である。
マスコミは、皇太子が天皇になられたとき、何をメインに出すのか? 皇后陛下を前に出すこと
はできないんですよ。天皇家は、人格とか努力とか無関係に血統の尊厳ということが大事なので
あって、そのことをメインとする(国民への)教育もなされてないし、報道もしていない。
今、(マスコミが)やっていることは「破壊行為」なんです。皇后陛下を過度に持ち出すのは
皇室に対する”破壊行為”なんです。これは逆説的な言い方ですよ。私は皇后陛下を大変評価
しているし、何度も皇后陛下論を書いている。その人間が申し上げるが、マスコミのやり方は
皇室を破壊する行為だ。
続きます