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可愛い奥様:
イスラエル建国については、
イギリス外交の二枚舌の責任が大きい。
1917年 バルフォア宣言(英外相バルフォアの書簡)
「イギリス政府は
パレスチナにユダヤ人の民族的郷土を設立することに賛成し
この目的の達成を容易ならしめるため最善の努力を払うであろう」
第1次世界大戦中、イギリスは、オスマン・トルコ領のパレスチナに関して
一方ではアラブの独立を約束しながら
他方ではユダヤ人国家の建設に協力するという
「2枚舌外交」を展開していました。
1918年に第1次世界大戦が終わり
オスマン・トルコ帝国が敗北。
そして、旧オスマン領のパレスチナは、イギリスの委任統治領となり
以後、ユダヤ人の移住が増えました。